JP2006231434A - 回転軸体の連結構造 - Google Patents

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【課題】連結すべき双方の回転軸体の連結及び切り離し操作を簡単容易に行える回転軸体の連結構造を提供すること。
【解決手段】双方の回転軸体1,2の外周面に軸方向に沿って断面略V字状の開口溝を形成し、一方の回転軸体1の連結端部に径小の連結用軸部1bを形成し、他方の回転軸体2の連結端部2aには連結用軸部1bに対しインロー嵌合する連結用穴部9を形成し、連結用軸部1bの基端部と連結用穴部9の先端部とには、連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合する時に周方向に対面し、双方の回転軸体1,2の何れか一方を回転軸体1,2の所定回転方向に回すことによって両回転軸体1,2を引き付けるように互いに楔係合する係合斜面部11,12を設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば深穴切削に使用されるガンドリルやリーマ等の回転軸体の連結構造に関するもので、径の比較的小さい回転軸体に好適な連結構造に関する。
従来におけるこの種の回転軸体の連結構造として、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、例えば、ガンドリルのドリルヘッドとシャンクとを連結したり、複数に分割構成されるシャンクどうしを連結するのに、従来では、主として、ネジによる連結構造が採用されている。
例えばドリルヘッドとシャンクとを連結する場合のネジによる連結構造として最も簡単な構造は、ドリルヘッドの連結端部をボルト状の雄ねじ部に形成し、シャンクの連結端部をナット状に形成し、しかしてシャンクのナット状連結端部をドリルヘッドのボルト状連結端部に螺合して締め付けるようにしたものである。
ネジによる連結構造は、ガンドリルのドリルヘッド側をシャンクに対し、回転方向と同じ右回りに回転させることにより両者を締め付けて、一体的に連結するようにしたものであるが、その連結操作時にドリルヘッドをシャンクに対し締め過ぎることが多々あって、ドリルヘッドの刃先が破損するなどしてドリルヘッドを交換する時にネジ部が緩まなくなり、ドリルヘッドの取り外しが非常に困難となる不都合があった。
本発明は、連結すべき双方の回転軸体の連結操作及び互いに連結した両回転軸体の切り離し操作を簡単容易に行える回転軸体の連結構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の回転軸体の連結構造は、連結すべき双方の回転軸体1,2の少なくとも連結端部外周面に軸方向に沿って断面略V字状の開口溝5,8を形成し、一方の回転軸体1の連結端部に当該軸体1よりも径小の連結用軸部1bを形成し、他方の回転軸体2の連結端部2aには連結用軸部1bに対しインロー嵌合する連結用穴部9を形成し、連結用軸部1bの基端部と連結用穴部9の先端部とには、連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合する時に周方向に対面し、双方の回転軸体1,2の何れか一方を回転軸体1,2の所定回転方向に回すことによって両回転軸体1,2を引き付けるように互いに楔係合する係合斜面部11,12を設けてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の回転軸体の連結構造において、連結用軸部1bの外周面に凹段部7又は凸段部を形成し、連結用穴部9の内周面には連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合する時に連結用軸部1bの凹段部7又は凸段部に対しインロー嵌合する凸段部10又は凹段部を形成してなることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の回転軸体の連結構造において、各係合斜面部11,12は回転軸体1,2の中心軸線Oを中心とするつる巻き線に沿って形成してなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、双方の回転軸体1,2を連結するには、一方の回転軸体1の連結用軸部1bを、他方の回転軸体2の連結端部2aにある連結用穴部9に開口溝8を利用して嵌め入れることによりインロー嵌合し、しかして双方の回転軸体1,2の何れか一方を回転軸体1,2の所定回転方向に回すと、両係合斜面部11,12の楔係合によって、両回転軸体1,2の相対回転が阻止されると共に回転軸体1,2相互の軸方向移動が阻止され、これによって両回転軸体1,2が一体的に連結される。従って、双方の回転軸体1,2の連結を簡単容易に行うことができる。
また、上記のように互いに連結した状態にある回転軸体1,2を切り離す時には、何れか一方の回転軸体1又は2を、回転軸体1,2の所定回転方向と反対方向に回して、回転軸体1を開口溝8よりその側方へ引き出せばよいから、両回転軸体1,2を簡単容易に切り離すことができる。
上記のように両回転軸体1,2が同軸一体に連結されて、所要の駆動手段で回転駆動されている時のみ、回転軸体1側の係合斜面部11と回転軸体2側の係合斜面部12が互いに圧接状態にあり、しかして駆動手段により回転駆動を停止させると、係合斜面部11と係合斜面部12との圧接状態が解除されるから、回転軸体1,2の切り離し作業は、従来のネジ式連結構造などに比べると、遙かに簡単且つ容易となる。
請求項2に記載のように、連結用軸部1bの外周面に凹段部7又は凸段部を形成し、連結用穴部9の内周面には連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合する時に連結用軸部1bの凹段部7又は凸段部に対しインロー嵌合する凸段部10又は凹段部を形成したことによって、双方の回転軸体1,2をより強固に且つ安定状態に連結することができ、また一方の回転軸体1がガンドリルのドリルヘッド1、他方の回転軸体2がシャンクである場合には、ドリルヘッドで被削材の穴を貫通し終えた時にドリルヘッド側の係合斜面部11とシャンク側の係合斜面部12とが離脱状態になっても、凹段部7と凸段部10とがインロー嵌合しているために、ドリルヘッドがシャンクから抜けるようなことがなく、安全である。
請求項2に係る発明によれば、両係合斜面部11,12が殆ど全面的に密着して、回転軸体1と回転軸体2との締め付け作用を十分に発揮させることができ、両者を的確に連結することができる。
以下に本発明に係る回転軸体の連結構造を深穴切削具のガンドリルに実施した実施形態について図面を参照して説明すると、図1はガンドリル全体の側面図であり、図2の(a)
はガンドリルのドリルヘッドを示す側面図、(b) は矢印イから見たドリルヘッドの端面図、(c) はドリルヘッドを矢印ロから見た側面図、(d) はドリルヘッドを矢印ロから見た側面図、(e) は(a) のニ−ニ線断面図であり、図3の(a) はドリルヘッドを開口溝側から見た斜視図、(b) はドリルヘッドを開口溝と反対側から見た斜視図、(c) はドリルヘッドの連結端部側を開口溝と反対側から見た斜視図である。また図4の(a) はガンドリルのシャンクを開口溝側から見た側面図、(b) は矢印ホ側から見たシャンクの端面図、(c) は矢印ヘから見たシャンクの側面図、(d) は(a) のト−ト線断面図であり、また図5の(a) はシャンクを開口溝側から見た斜視図、(b) はシャンクを開口溝側と反対側から見た斜視図である。
図1〜図5において、1はドリルヘッド(回転軸体)、2はシャンク(回転軸体)、3はシャンク2の基端部に設けられたドライバー、4はシャンク2側のクーラント供給パイプである。
このドリルヘッド1は、右方向に回転して被削材に穴をあけるもので、図2及び図3に示すように、太径のヘッド本体部1aと、このヘッド本体部1aより径小で、このヘッド本体部1aの後端から同軸一体に延びる連結用軸部1bとからなり、これらヘッド本体部1a及び連結用軸部1bの外周面にはその軸方向に沿って断面略V字状の開口溝5が形成され、また連結用軸部1bの後端面からヘッド本体部1aに亘ってクーラント供給管路6が中心軸線Oに沿って形成され、この管路6の先端部はヘッド本体部1aの先端面に開口するクーラント吐出口24に連通している。また、ヘッド本体部1aの先端側には切刃を形成する超硬チップ25及びガイドパッド26が固着され、連結用軸部1bの外周面にはその軸方向中央部に凹段部7が周設されている。
シャンク2の外周面には、図4及び図5に示すように、ドリルヘッド1側の開口溝5と同じ様な断面略V字状の開口溝8が軸方向に沿って形成されている。そして、このシャンク2の先端部である連結端部2aには、ドリルヘッド1の連結用軸部1bに対してインロー嵌合する連結用穴部9が形成されており、この連結用穴部9の内周面には、ドリルヘッド1とシャンク2との連結時にドリルヘッド1の凹段部7に対しインロー嵌合する凸段部10が形成されている。シャンク2の内部には、クーラント供給パイプ嵌挿用の中空部13が中心軸線Oに沿って形成され、この中空部13には、図1に概略示すようなクーラント供給パイプ4が嵌挿される。
そして、ドリルヘッド1における連結用軸部1bの基端部と、シャンク2における連結用穴部9の先端部(連結端部2aの先端部)とには、連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合し且つ凹段部7と凸段部10とがインロー嵌合する時に周方向に対面し、ドリルヘッド1又はシャンク2の何れか一方をガンドリルの所定回転方向、つまり右方向に回すことによって、両回転軸体1,2を引き付けるように楔係合する係合斜面部11,12が設けられている。
ドリルヘッド1側の係合斜面部11は、図2の(a) ,(c) ,(d) 、図3の(b) 及び図7から分かるように、連結用軸部1bの基端部に隣接するヘッド本体部1aの端部に形成されたフック状部1oの内側面に設けてあって、詳しくは、ドリルヘッド1の中心軸線Oを中心とする、ねじれ角が例えば45°のつる巻き線に沿うように形成されている。
また、シャンク2側の係合斜面部12は、図4の(c) ,(d) 、図5及び図7から分かるように、連結用穴部9の先端部側(シャンク2の先端面側)に形成された、ドリルヘッド1側の前記フック状部1oに係合可能なフック状部2oの内側面に設けてあって、この係合斜面部12も、ドリルヘッド1側の前記係合斜面部11と同じく、詳細には、シャンク2の中心軸線O(ヘッド本体部1aの中心軸線と共通の中心軸線である)を中心とする、ねじれ角が45°のつる巻き線に沿うように形成されている。
ドリルヘッド1側に形成された開口溝5及びシャンク2側に形成された開口溝8は、夫々、切削屑を排出させる機能を有すると共に、ドリルヘッド1とシャンク2とを連結するにあたって図6の(a) に示すようにドリルヘッド1の連結用軸部1bをシャンク2の連結端部2aの側方に並列配置した状態から、このドリルヘッド1の連結用軸部1bをシャンク2の連結用穴部9に挿入させる機能を有するものある。そして、この開口溝5,8は、ドリルヘッド1及びシャンク2の夫々の中心軸線Oからの開き角度θが約110°になるように形成されている。
しかして、ドリルヘッド1の連結用軸部1bをシャンク2の連結用穴部9に挿入させるためには、図6の(a) 〜(c) から分かるように、各開口溝5,8の開口幅をWとし、連結用軸部1bの短径をNとした場合に、W>Nであることが必要となる。また、開口溝5,8の開き角度θは、90°〜150°の範囲であればよい。
上記のように構成されるシャンク2の先端部2a(連結端部)にドリルヘッド1の連結用軸部1bを連結するには、ドリルヘッド1をシャンク2の先端部2aに平行に持ち来して、図6の(a) に示すようにドリルヘッド1の連結用軸部1bの短径N側をシャンク2の開口溝8に臨ませた状態で、同図の矢印で示す方向にドリルヘッド1をシャンク2に平行に近づけ、ドリルヘッド1の連結用軸部1bをシャンク先端部2aの連結用穴部9に挿入して、連結用軸部1bを連結用穴部9にインロー嵌合しながら、ドリルヘッド1を同図の(b) に示す矢印方向に回転させて、連結用穴部9の凸段部10を連結用軸部1bの凹段部7にインロー嵌合すると共に、ドリルヘッド1側のフック状部1oをシャンク2側のフック状部1oに係合させて係合斜面部11,12どうしを楔係合させる。
上記のようにドリルヘッド1の連結用軸部1bがシャンク先端部2aの連結用穴部9にインロー嵌合すると共に連結用軸部1bの凹段部7と連結用穴部9の凸段部10とがインロー嵌合する時に、ドリルヘッド1側のフック状部1oとシャンク2側のフック状部2oとが係合しながら、フック状部1oの内側面に形成されている係合斜面部11とフック状部2oの内側面に形成されている係合斜面部12とが周方向に対面する状態となるから、この状態でドリルヘッド1又はシャンク2の何れか一方、この場合、シャンク2側をガンドリルの所定回転方向である右方向に回すことによって、図7に示すように、シャンク2側の係合斜面部12とドリルヘッド1側の係合斜面部11とが楔係合して両回転軸体1,2が対向方向に引き付けられ、これによってドリルヘッド1がシャンク2の先端部2aに同軸一体に連結される。
尚、図6の(a) 〜(c) において、αはドリルヘッド1側に形成されている係合斜面部11の形成範囲を示し、βはシャンク2側に形成されている係合斜面部12の形成範囲を示す。この図6の(c) は、αとβとが重なった状態となっていることから、ドリルヘッド1側の係合斜面部11とシャンク2側の係合斜面部12とが両回転軸体1,2を互いに引き付け合うように楔係合した状態を示している。
上記のように両係合斜面部11,12が楔係合することによって、両回転軸体1,2の相対回転が阻止されると共に回転軸体1,2相互の軸方向移動が阻止されるから、両回転軸体1,2は同軸一体に連結されることになるが、この実施形態では、図7から分かるように、両係合斜面部11,12が楔係合する時には連結用軸部1bの凹段部7と連結用穴部9の凸段部10とがインロー嵌合していることから、両回転軸体1,2が対向方向に引き付けられて、連結用軸部1bにある凹段部7の前端面14が、シャンク2の連結用穴部9側にある凸段部10の前端面15に圧接すると共に、連結用軸部1bの後端面が16がシャンク2の連結用穴部9の奥端面17に圧接し、これによりドリルヘッド11がシャンク2の先端部2aにより強固に一体連結される。
こうしてシャンク2の先端部1aにドリルヘッド1の連結用軸部1bが一体的に連結された状態で、シャンク2の基端部のドライバー3を右方向に回転駆動することにより、ドリルヘッド1がシャンク2と一体回転して穴あけ加工を行うようになる。また、このドリルヘッド1とシャンク2との連結によって、シャンク2の中空部13に嵌挿されるクーラント供給パイプ4と、ドリルヘッド1のクーラント供給管路6とが連通連結される。この場合、連結用軸部1bの後端面16がシャンク2の連結用穴部9の奥端面17が圧接するから、その圧接によるシール作用によって、クーラント供給管路6とクーラント供給パイプ嵌挿用中空部13との連結部分からのクーラントの漏れを防止することができる。
上記のようにしてシャンク2の先端部1aに連結したドリルヘッド1を取り外すには、このドリルヘッド1を、ガンドリルの所定回転方向と反対方向である左方向に回転して、図6の(b) に示すような状態から、このドリルヘッド1を開口溝8よりその側方へ引き出せばよいから、ドリルヘッド1を簡単に取り外すことができる。
このガンドリルでは、上記のようにドリルヘッド1がシャンク2の先端部1aに同軸一体に連結されて、シャンク2の基端部のドライバー3により回転駆動されている時のみ、ドリルヘッド1の係合斜面部11とシャンク2の係合斜面部12とが楔係合して互いに圧接された状態にあって、ドライバー3による回転駆動を停止させると、係合斜面部11と係合斜面部12との圧接状態が解除されるから、ドリルヘッド1の取り外し作業は、従来のネジ式連結構造あるいはキー式連結構造に比べると、遙かに簡単且つ容易となる。
また、ドリルヘッド1をシャンク2に連結する際のドリルヘッド1の取り付け作業も、図6の(a) 〜(c) によって説明したように、上記の取り外しと同様に簡単且つ容易に行うことができる。
以上説明した実施形態では、ドリルヘッド1側の係合斜面部11及びシャンク2側の係合斜面部12を、ドリルヘッド1及びシャンク2の中心軸線Oを中心とするつる巻き線に沿うように形成しているが、係合斜面部11,12は、直線的な斜面に形成してもよい。但し、この実施形態のようにつる巻き線に沿うような係合斜面部11,12とすることによって、両係合斜面部11,12が殆ど全面的に密着して、ドリルヘッド1とシャンク2との締め付け作用を十分に発揮させることができ、両者を的確に連結できる。
また上述の実施形態では、本発明の連結構造を深穴切削具のガンドリルに実施したものであるから、開口溝5,8をドリルヘッド1及びシャンク2の全長に亘って形成しているが、単なる回転軸体の連結構造の場合には、開口溝は、回転軸体の連結端部のみに形成すればよい。
また上述の実施形態では、連結用軸部1bの外周面に凹段部7を周設し、連結用穴部9の内周面には連結用軸部1b側の凹段部7に対しインロー嵌合する凸段部10を形成し、ドリルヘッド1とシャンク2とを連結させる際に、連結用軸部1bと連結用穴部9とがインロー嵌合すると共に凹段部7と凸段部10とがインロー嵌合するようになっているが、係合斜面部11,12の楔係合によって、両回転軸体1,2の相対回転が阻止されると同時に、回転軸体1,2相互の軸方向移動が阻止されるから、凹段部7及び凸段部10は必ずしも必要ではない。但し、このような凹段部7及び凸段部10を設けたことによって、ドリルヘッド1とシャンク2とをより強固に且つ安定状態に連結することができる一方、ドリルヘッド1で被削材の穴を貫通し終えた時にドリルヘッド1とシャンク2とが互いに逆回転するようなことがあってドリルヘッド1側の係合斜面部11とシャンク側の係合斜面部12とが離脱状態になっても、凹段部7と凸段部10とがインロー嵌合しているために、ドリルヘッド1がシャンク2から抜け出るようなことがなく、安全である。尚、凹7及び凸段部10は、夫々1箇所に限らず、2箇所又は3箇所形成してもよい。
ガンドリル全体の側面図である。 (a) はガンドリルのドリルヘッドを示す側面図、(b) は矢印イから見たドリルヘッドの端面図、(c) はドリルヘッドを矢印ロから見た側面図、(d) はドリルヘッドを矢印ロから見た側面図、(e) は(a) のニ−ニ線断面図である。 (a) はドリルヘッドを開口溝側から見た斜視図、(b) はドリルヘッドを開口溝と反対側から見た斜視図、(c) はドリルヘッドの連結端部側を開口溝と反対側から見た斜視図である。 (a) はガンドリルのシャンクを開口溝側から見た側面図、(b) は矢印ホ側から見たシャンクの端面図、(c) は矢印ヘから見たシャンクの側面図、(d) は(a) のト−ト線断面図である。 (a) はシャンクを開口溝側から見た斜視図、(b) はシャンクを開口溝側と反対側から見た斜視図である。 ドリルヘッドをシャンク先端部に連結する状態を説明する説明図である。 ドリルヘッドをシャンク先端部に連結した状態の一部断面側面図である。
符号の説明
1 ドリルヘッド(回転軸体)
1a ヘッド本体部
1b 連結用軸部
1o ドリルヘッド側のフック状部
2 シャンク(回転軸体)
2a シャンクの先端部(連結端部)
2o シャンク側のフック状部
5 開口溝
7 凹段部
8 開口溝
9 連結用穴部
10 凸段部
11 ドリルヘッド側の係合斜面部
12 シャンク側の係合斜面部

Claims (3)

  1. 連結すべき双方の回転軸体の夫々少なくとも連結端部外周面に軸方向に沿って断面略V字状の開口溝を形成し、一方の回転軸体の連結端部に当該軸体よりも径小の連結用軸部を形成し、他方の回転軸体の連結端部には連結用軸部に対しインロー嵌合する連結用穴部を形成し、連結用軸部の基端部と連結用穴部の先端部とには、連結用軸部と連結用穴部とがインロー嵌合する時に周方向に対面し、双方の回転軸体の何れか一方を回転軸体の所定回転方向に回すことによって両回転軸を引き付けるように互いに楔係合する係合斜面部を設けてなる回転軸体の連結構造。
  2. 連結用軸部の外周面に凹段部又と凸段部を形成し、連結用穴部の内周面には連結用軸部と連結用穴部とがインロー嵌合する時に連結用軸部の凹段部又は凸段部に対しインロー嵌合する凸段部又は凹段部を形成してなる請求項1に記載の回転軸体の連結構造。
  3. 各係合斜面部は回転軸体の中心軸線を中心とするのつる巻き線に沿って形成してなる請求項1又は2に記載の回転軸体の連結構造。
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