JP3186846U - 回転偏光板ボックス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学的異方性を有する材料で作られた無色透明の立体物やシートが、材料のままの無色透明になる場面とさまざまな色に発色する場面を交互につくり出す装飾装置となる回転偏光板ボックス装置を提供する。
【解決手段】観察者5から見て、ターンテーブル3の上に置いた偏光板ボックス2と白色光光源1が一列になるように並べて設置する。偏光板ボックス2は、偶数角筒型または円筒型とし、それぞれの対面には偏光軸の方向が互いに直交するように偏光板6,7を配置する。偏光板ボックス2の中にセロハン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの光学的異方性を有する材料を用いて作られた無色透明な立体物やシートを入れて、ターンテーブル3の上で回転させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、光学的異方性を有する材料で作られた無色透明な立体物やシートを、偏光板で作られた多角形筒型のボックスの中に入れて、偏光を透過させることによって、立体物やシートに色彩を与える。また、それらを載せたターンテーブルを回転させることにより、さまざまに色彩が変化する場面と材料のままの無色透明になる場面の両場面を提供できる装置に関するものである。
光学的異方性を有する材料で作られた無色透明な立体物やシートを、2枚の偏光板の間に挟み、偏光を透過させることによって、立体物やシートに色彩を与える装置はこれまでに知られている。
特開2000−280697号公報
これまでに知られている2枚の偏光板の間に立体物やシートを挟む装置では、色彩がさまざまに変化しその美しさを味わうことができる。しかし、この装置では、材料が無色透明の物質であることを認識できる場面がなく、無色透明な物体がなぜ発色するのかという疑問とその不可思議さを味わうことができない。本考案の装置では、材料のままの無色透明の場面とさまざまに色彩が変化する場面の両場面が代わる代わる現れることが可能となる。
本考案は、
(イ) 観察者(5)から見て、ターンテーブル(3)の上に置いた偏光板ボックス( 2)と白色光光源(1)が一列になるように配置する。
(ロ) 偏光板ボックス(2)には天蓋は無く、4角形、6角形などの偶数角筒型とし 、それぞれの対面には偏光軸の方向が互いに直交するように偏光板を配置する。
(ハ) 偏光板ボックス(2)をターンテーブル(3)の上に置き、そのボックスの中 に、セロハン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの光学的異方性を有する材料 を用いて作られた無色透明な立体物やシートを入れる。
以上の構成より成り、さまざまに色彩が変化する場面と材料のままの無色透明になる場面を代わる代わる現出させることが可能となる装置である。
これまでに知られている2枚の偏光板の間に立体物やシートを挟む装置では、2枚の偏光板は偏光軸が直行するように固定されているから、立体物やシートは発色したままで色彩が変化するだけである。本考案では、偏光板ボックス(2)が回転することによって、偏光板の偏光軸が直交する場面と平行する場面が生じ、さまざまに色彩が変化する場面と材料のままの無色透明になる場面が現れる。このことによって、観察者(5)はさまざまに変化する色彩を楽しむことだけでなく、無色透明な物体がなぜ発色するのかという疑問とその不可思議さをその場で同時に味わうことができる。
本考案の実施例を示す斜視図である。 偏光板ボックス(2)の実施例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について図1を用いて説明する。これは本考案の基本的な構成であり、ターンテーブル(3)を回転させないで、図のような位置で静止させたままこの装置を使用する。まず白色光光源(1)を点灯する。すると、光は偏光板(6)を透過し、さらに偏光板ボックス(2)の中に入れた無色透明な立体物やシートを透過し、最後に偏光板(7)を透過して観察者(5)の目に届く。この時、偏光板(6)と偏光板(7)は偏光軸が直交する位置にあり、また立体物やシートは光学的異方性を有する材料であるため、光はその材質中で複屈折し、観察者(5)の目には色づいて見える。
次に、ターンテーブル(3)を回転させると、光が透過する偏光板の偏光軸の角度、及び立体物やシートを透過する光の行路長や角度が変化し、干渉色が変化する。そのため、観察者(5)の目にはさまざまに色彩が変化して見える。
偏光板ボックス(2)について説明する。偏光板ボックスは天蓋が無く、4角形、6角形などの偶数角筒型または円筒型でもよい。それぞれの対面には偏光軸の方向が互いに直交するように偏光板を配置する。また、同じ方向の偏光軸をもつ偏光板を同数ずつ連続して配置(4角形筒型では図1のように2枚ずつ連続して、6角形筒型では図2(A)のように3枚ずつ連続して、円筒型の場合は同じく図2(B)のように半円ずつ配置)すると、その境目付近に光が透過する位置になった時、ブラックウォール(偏光板の偏光軸の直交によってできた壁のように見える暗い面)が現れ、立体物やシートは元の材料のままの無色透明の状態となる。
白色光光源(1)はLED、蛍光灯、白熱電球など白色光を発するものならば何でもよい。
ターンテーブル(3)の動力は、モーターやぜんまいなどとし、ターンテーブル台(4)にソーラーパネルを貼り付けて動力源としてもよい。
偏光板ボックス(2)に入れる無色透明な立体物やシートについては、光学的異方性を有する材質なら何でもよく、セロハン、ポリプロピレン、ポリエステルなど安価な材料で個人が自由かつ容易に自作することができる。
(1)白色光光源
(2)偏光板ボックス(矢印および破線の向きが偏光軸の方向を示す)
(3)ターンテーブル
(4)ターンテーブル台
(5)観察者が見る方向
(6)偏光板ボックスのうち、光源側の偏光板
(7) 〃 観察者側の偏光板

Claims (2)

  1. 観察者(5)から見て、ターンテーブル(3)の上に置いた偏光板ボックス(2)と白色光光源(1)が一列になるように配置した回転偏光板ボックス装置。
  2. 偏光板ボックス(2)は、光学的異方性を有する材料を用いて作られた無色透明な立体物やシートを入れやすくするため天蓋が無く、4角形、6角形などの偶数角筒型または円筒型であり、それぞれの対面には偏光軸の方向が互いに直交するように偏光板を配置し、また、その偏光板は同じ方向の偏光軸をもつものを同数ずつ連続して配置(4角形筒型では図1のように2枚ずつ連続して、6角形筒型では図2(A)のように3枚ずつ連続して、円筒型の場合は同じく図2(B)のように半円ずつ配置)することを特徴とする回転偏光板ボックス装置。
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