JP3186559U

JP3186559U - 飾り絵内臓枠体

Info

Publication number: JP3186559U
Application number: JP2013003191U
Authority: JP
Inventors: 雅臣畠山
Original assignee: 雅臣畠山
Priority date: 2013-05-21
Filing date: 2013-05-21
Publication date: 2013-10-17
Anticipated expiration: 2023-05-21

Abstract

【課題】バッグを装飾する飾り絵や額縁の中に入れる飾り絵を強靭にし、立体感を持たせることができる飾り絵内蔵枠体を提供する。
【解決手段】方形または円形など任意の形状からなる窓１の周囲に補強の枠体２を設け、透明膜３を窓の前面に張設し、裏面に布や合成紙からなる補強紙５を一体に重合した新聞や雑誌の切り抜きなどからなる飾り絵４を透明膜３の内側に装着し、補強紙の裏面に、薄扁平状のスポンジと押さえ布を重合した補強体６を重ねて設ける。以上よりなる飾り絵を内蔵した枠体を、バッグの表面やカードケース、額縁に装着する。
【選択図】図２

Description

本考案は、バッグやカードケースの正面や額縁に組み込むための飾り絵に関するものである。

バッグを装飾する手段は、主にバッグの生地を絵柄模様に染色したり、あるいは生地の表面に写真や図案、絵画などを飾り絵として印刷加工する方法が利用されている。額縁に飾る絵や写真は、主に平面的に仕上げられた一枚の飾り絵でできている。

バッグを装飾する絵や写真は、主にカバンの生地の表面に印刷により加工されて大量に生産されるために、カバンの所有者が自分の好みの絵や写真を自由に飾ることは不可能だった。また、カバンの正面に窓を設けて、窓枠内に雑誌や新聞から切り取った絵や写真を飾り絵として挿入する方法は知られている。しかし、飾り絵は一枚の紙であるために挿入時に破れたりシワが寄ったりして、飾り絵の美観を損ねていた。また一枚の飾り絵は、平面的であるために、立体感が乏しかった。
額縁に新聞や雑誌の切抜きを飾り絵とする場合は、一枚の紙であるために破れたりシワが寄ったりして、額縁内の飾り絵の美観を損ねていた。また一枚の飾り絵は、平面的であるために、立体感が乏しかった。
本考案は以上の問題を解決し、バッグや額縁の飾り絵を、強靭にし、また立体感がでるように仕上げるためになされたものである。

方形または円形など任意の形状からなる窓（１）の周囲に補強の枠体（２）を設け、透明膜（３）を窓（１）の前面に張設し、裏面に布や合成紙からなる補強紙（５）を一体に重合した新聞や雑誌の切り抜きなどからなる飾り絵（４）を透明膜（３）の内側に装着し、補強紙（５）の裏面に、薄扁平状のスポンジ（６ａ）と押さえ布（６ｂ）を重合した補強体（６）を重ねて設ける。以上よりなる飾り絵（４）を内蔵した枠体（２）を、バッグ（７）の表面や額縁（８）に装着したことを特徴とするバッグやカードケース、額縁に組み込む飾り絵。

バッグやカードケースを装飾する飾り絵や額縁の中に入れる飾り絵を、新聞、雑誌から切り抜いた自分の好みの写真や絵画などを使用し、その飾り絵はシワがよったり破れたりすることがない強靭に仕上げ、また立体感を持たせた飾り絵とすることができる。

本考案の正面図本考案をカバンに使用したときの分解斜視図本考案のＡ−Ａ断面図本考案を額縁に使用したときの分解斜視図

本考案を実施するための形態

以下、本考案の実施の形態を説明する。
（イ）方形または円形、あるいは楕円形など任意の形状からなる窓（１）の周囲に補強のための枠体（２）を設け、透明のビニールまたは樹脂からなる透明膜（３）を窓（１）の前面に張設する。
（ロ）新聞や雑誌の切り抜きなどからなる飾り絵（４）の裏面に飾り絵（４）と同一の大きさと形状を有する布や合成紙の補強紙（５）を重ねて糊により一体に合着する。
（ハ）補強紙（５）の裏面に、飾り絵（４）と同一の大きさと同一形状からなる補強体（６）を重ねて設ける。
（ニ）補強体（６）は、同大と同形状からなる薄扁平状のスポンジ（６ａ）と布生地からなる押さえ布（６ｂ）を重ねて構成される。
（ホ）窓（１）の内側に、補強紙（５）と一体化した飾り絵（４）が表面になるよに補強体（６）を重ねて内蔵させる。
本考案は以上の構成よりなる。
本考案を使用する場合は、バッグ（７）の正面に本考案の枠体（２）を縫い付けて加工する。額縁（８）に使用する場合は、本考案を額縁（８）の内部に装着する。
飾り絵（４）は補強紙（５）により裏打ちされており強靭性を保持できる。また補強体（６）のスポンジ（６ａ）により飾り絵（４）を表面に押し出す作用が働き、立体的にする。

１は窓、２は枠体、３は透明膜、４は飾り絵、５は補強紙、６は補強体、６ａはポンジ、６ｂは押さえ布、７はバッグ、８は額縁

Claims

方形または円形など任意の形状からなる窓（１）の周囲に補強の枠体（２）を設け、透明膜（３）を窓（１）の前面に張設し、裏面に布や合成紙からなる補強紙（５）を一体に重合した新聞や雑誌の切り抜きなどからなる飾り絵（４）を透明膜（３）の内側に装着し、補強紙（５）の裏面に、薄扁平状のスポンジ（６ａ）などの弾性材と押さえ布（６ｂ）を重合した補強体（６）を重ねて設け、飾り絵（４）を内蔵した枠体（２）をバッグ（７）やカードケースの表面、額縁（８）に装着したことを特徴とするバッグや額縁に組み込む飾り絵。