JP3186543U - 男性用尿垂れ防止ネット - Google Patents

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【課題】使い勝手の良い男性用尿垂れ防止ネットを提供する。
【解決手段】筒状体をなし伸縮可能な網状体10でできており、その一端11が閉塞されその他端12が開口される。閉塞された一端11及びその周辺領域11aは、男性用尿垂れ防止ネット1を装着する装着者の男性器50先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパー100で覆った状態でこのトイレットペーパー100が脱落しないように男性用尿垂れ防止ネット1でトイレットペーパー100を覆いながら保持されるとともに、その他端12開口部はその伸縮力を介して男性器50の周囲にずれないように装着される。装着者は男性用尿垂れ防止ネット1の網目を介して男性器50と周囲との十分な通気性を確保できるとともに、その装着者が装着中に男性器50の動きや大きさの変化を阻害しないのに十分な伸縮性を有している。
【選択図】図1

Description

本考案は、男性特有の問題である尿垂れを防止する尿垂れ防止具に関する。
加齢や男性特有の前立腺疾患等に伴って、小用後に尿切りを完全に行なうことができず、わずかな量の尿垂れにより下着やズボン、パジャマ等を汚してしまうことが悩みの種となっている男性が増加している。そして、このような尿垂れを防止するための男性用尿漏れ防止具が知られている(例えば特許文献1参照)。この男性用尿漏れ防止具は、成形された外郭体が指形をなし、内部に空胴部を備えた成形製品であって、尿用具の後部開放部の横断方向に、長さ調整可能なバンドを備え、空胴部の少なくとも底部に、尿吸収用の吸収体を差し込んだり取り外したりする吸収体を差入れできる構造を有している。
特開2013−48681号公報
しかしながら、特許文献1に記載の尿漏れ防止具は、サックと吸収体とリング体の多部品からなり、かつそれぞれ特有な構造を有しているため各部品のコストが高くつき、製品全体の価格が高くなる。特に成形品であるサックについては男性器全体に完全に被せるようになっており、衛生上頻繁に交換しなければならないが、サック自体の製造コストがかかるため、長期間の使用に伴って使用コストが高くつく。
また、男性器全体にサックを被せるようになるため通気性が悪くなり、ただでさえ日常において下着を履いている状態で通気性が低下している男性器の部分全体の通気性を更に悪化してしまい、衛生上好ましくないばかりか、男性器自体がサックとの間で蒸れて装着者に不快感を与える。
また、成形品であるサック自体を男性器に被せる構造になっているので、その伸縮性が不十分となり、これを装着した際に男性器全体をこのサック内に無理に収容するようになるので、サックの装着中に男性器がずっと常に拘束された不快感を装着者に常に与え、日常の生活において装着時の快適性に欠ける。
本考案の目的は、かかる不具合を解消し、かつ使い勝手の良い男性用尿垂れ防止ネットを提供することにある。
上記目的を達成するために本考案の請求項1に係る男性用尿垂れ防止ネットは、
筒状体をなし伸縮可能な網状体でできており、その一端が閉塞されその他端が開口された男性用尿垂れ防止ネットであって、
前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際に、前記閉塞された一端及びその周辺領域が、前記男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように前記男性用尿垂れ防止ネットで前記トイレットペーパーを覆いながら保持するようになっているとともに、その他端開口部がその伸縮力を介して前記男性器の周囲にずれないように装着され、
前記男性用尿垂れ防止ネットは、装着者が下着を履いている状態において当該男性用尿垂れ防止ネットの網目を介して当該男性器と周囲との十分な通気性を確保できるようになっているとともに、その装着者が装着中に前記男性器の動きや大きさの変化を阻害しないのに十分な伸縮性を有していることを特徴としている。
また、本考案の請求項2に係る男性用尿垂れ防止ネットは、
筒状体をなし伸縮可能な網状体でできており、両端が開口された男性用尿垂れ防止ネットであって、
前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際に、前記2つの開口部のうち一方の開口部及びその周辺領域が、前記男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように前記男性用尿垂れ防止ネットの一方の開口部の伸縮力を介して前記トイレットペーパーの周囲に巻き付けながら保持するようになっているとともに、その他方の開口部がその伸縮力を介して前記男性器の周囲にずれないように装着され、
前記男性用尿垂れ防止ネットは、装着者が下着を履いている状態において当該男性用尿垂れ防止ネットの網目を介して当該男性器と周囲との十分な通気性を確保するとともに、その装着者が装着中に前記男性器の動きや大きさの変化を阻害しないのに十分な伸縮性を有していることを特徴としている。
本考案によると、上述した従来技術の課題をすべて解決することができる。具体的には、男性用尿垂れ防止ネット全体が伸縮性のある網状体でできているため、上述したように通気性に優れることに加えて、極端な拘束力を伴うことなく男性器全体を柔らかく包み込むように男性器全体に装着されるので、長期間装着しておくことができ、パンツやブリーフなどの下着やズボンに尿が付着して不快感を与えることをなくすとともに、これらの衣類への尿の付着による異臭の発生を防止する。また、男性用尿垂れ防止ネットを日中のみならず夜間の就寝中においても常に装着しておくことができる。その結果、就寝の合間に昼間ほど頭がすっきりとしていない状態で小用を足した後に尿垂れに気づかず再び就寝してしまい、パジャマや寝具を汚して異臭を残す虞もなくなる。
また、かなりの尿漏れを防止するために一般的に使用されているオムツタイプの大がかりな尿漏れ防止パッドと全く異なる極めて簡易な構造を有しているので、装着者に違和感を与えることなくかつこのようなコスト高の尿漏れ防止具を使用することなく低コストで長期間快適に使用し続けることができる。
また、上述した従来の男性用尿垂れ防止具の有する第1の問題、すなわち成形品からなるサックと吸収体とリング体の多部品からなりかつそれぞれ特有な構造を有していることで各部品のコストが高くつき製品全体の価格が高くなるという課題を解決できる。
また、従来の男性用尿垂れ防止具の有する第2の問題、すなわち男性器全体にサックを被せるようになるため通気性が悪くなり、ただでさえ日常において下着を履いている状態で通気性が悪くなっている男性器の部分の通気性を更に悪くしてしまい、衛生上好ましくないばかりか、男性器自体がサックとの間で蒸れて装着者に不快感を与えるという課題を解決できる。
また、従来の男性用尿垂れ防止具の有する第3の問題、すなわち成形品であるサック自体の伸縮性が不十分であるため、これを装着した際に男性器全体をこのサック内に無理に収容するようになるので、サックの装着中に常に拘束されているような不快感を装着者に与え、日常の生活において装着中の快適性に欠けるという課題を解決できる。
また、請求項1に係る男性用尿垂れ防止ネットは、閉塞された一端及びその周辺領域が、男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように男性用尿垂れ防止ネットでトイレットペーパーを覆いながら保持するようになっているので、男性用尿垂れ防止ネット装着中のトイレットペーパーの脱落を確実に防止することができる。
また、請求項2に係る男性用尿垂れ防止ネットは、2つの開口部のうち一方の開口部及びその周辺領域が、男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように男性用尿垂れ防止ネットの一方の開口部の伸縮力を介してトイレットペーパーの周囲に巻き付けながら保持するようになっているので、一方の開口部をめくるだけでトイレットペーパーを新しいものに簡単かつ迅速に交換でき、トイレットペーパー交換時の使い勝手が良い。
また、請求項3に係る男性用尿垂れ防止ネットは、請求項1又は請求項2に記載の男性用尿垂れ防止ネットにおいて、
前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際において男性器の根元側位置する開口部が、男性器の亀頭部より根元側であって当該亀頭部近くに位置するような長さを有していることを特徴としている。
男性用尿垂れ防止ネットがこのような構造を有していても、亀頭部とその先端の尿道口を覆ったトイレットペーパーごと亀頭部を優しく包み込み、装着時の快適性を維持しながらトイレットペーパーを亀頭部にしっかりとくっ付けておくことができる。また、男性用尿垂れ防止ネットの全長が短いので、これを男性器から簡単に抜き取ることができ、トイレットペーパーの交換作業を素早くかつ楽に行うことができるようになる。
本考案によると、上述した従来技術において生じていた課題を全て解決し、使い勝手の良い男性用尿垂れ防止ネットを提供することができる。
本考案の第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの斜視図である。 図1に示した男性用尿垂れ防止ネットをより詳しく説明する斜視図である。 本考案の第1の実施形態の好ましい寸法を示す図である。 本考案の第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの斜視図である。 図1に示した第1の実施形態の変形例を示す図である。 図4に示した第2の実施形態の変形例を示す図である。
以下、本考案の第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの詳細な構成について図面に基づいて説明する。図1は、本考案の第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの斜視図である。また、図2は、図1に示した男性用尿垂れ防止ネットをより詳しく説明する斜視図である。
本考案の第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネット1は、筒状体をなし伸縮可能な網状包帯(網状体)10でできており、その一端11が閉塞されその他端12が開口されている。そして、例えば2つ折りにしたトイレットペーパー100(図1のドット部及び図2参照)を男性器50の亀頭部51に巻き付けることにより男性器50の尿道口を囲むか覆った後に、男性用尿垂れ防止ネット1を男性器50に被せるようになっている。
男性用尿垂れ防止ネット1の閉塞された一端11及びその周辺領域11aは、男性用尿垂れ防止ネット1を装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパー100で囲うか覆った状態でトイレットペーパー100が脱落しないように、トイレットペーパー全体を覆いながらそのネットの伸縮力を利用して保持するようになっている。また、男性用尿垂れ防止ネットの他端12の開口部は、その伸縮力を介して男性器50の根元においてずれないように取り付けられる。
また、男性用尿垂れ防止ネット1の両端部間は、装着者が下着を履いている状態において男性用尿垂れ防止ネット1の網目を介して男性器50と周囲との十分な通気性を確保できるようになっているとともに、その装着者が装着中に男性器の動きや大きさの変化を阻害しない程度の十分な伸縮性を有している。
なお、男性用尿垂れ防止ネット1が伸縮可能な網状包帯でできている代わりに、装着者に不快感を与えない伸縮性や太さを有するゴム製や樹脂製のネットでできていても良い。
続いて、第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの具体的使用方法について説明する。例えば、図2に示すように最初にトイレットペーパー(切り取り前は図示せず)をある程度の長さで切り取り、この切り取ったトイレットペーパー100の幅方向が1/2になるようにトイレットペーパー全体を重ね合わせる。
次いで、この重ね合わせたトイレットペーパー100を男性器50の亀頭部51(尿道口付近)に巻き付ける。この際、巻き付けたトイレットペーパー100の先端が尿道口よりも更に前方に突出するように巻き付ける。これによって、尿垂れが生じても、垂れた尿はトイレットペーパー100にのみ染み込み、男性用尿垂れ防止ネット1には染み込まない。
次いで、巻き付けたトイレットペーパー100を男性器50の先端と共に片手で押さえて男性用尿垂れ防止ネット1の他端12の開口部を広げて男性用尿垂れ防止ネット1を男性器50に根元まで被せる。この際、男性器50の先端に巻かれたトイレットペーパーがずれないように、男性用尿垂れ防止ネット1の一端11及びその周辺領域11aを男性器50の亀頭部51に男性用尿垂れ防止ネット1をしっかり被せる。そして、男性用尿垂れ防止ネット1の他端12を男性器50の根元付近まで引き寄せ、男性用尿垂れ防止ネット1が男性器50から抜けないようにする。
続いて、小用を足すごとに行うトイレットペーパー100の交換の仕方について説明する。例えば男性用尿垂れ防止ネット1の装着者がトイレの便器(図示せず)に座って男性用尿垂れ防止ネット1を指で摘んで男性器50から抜き取る。この際、男性用尿垂れ防止ネットは、伸縮可能な網状包帯でできているので、片手で容易に引き抜くことができる。そして、男性器先端に巻き付けた使用済みのトイレットペーパー100を便器に流し、小用を足した後に新しいトイレットペーパーをペーパーホルダからある程度の長さだけ切り取って2つ折りにし、トイレットペーパー100を亀頭部51に巻き付けた後に先程の装着の仕方と同じ方法で男性用尿垂れ防止ネット1を男性器50に装着する。
このようにして、男性用尿垂れ防止ネットを男性器から簡単に着脱できるので、頻繁に小用を足す場合であっても、さほど苦労せず上述したトイレットペーパーの交換作業を行なうことができる。
なお、第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの寸法の一例として、図3に示すように、直径aが5cm程度、長さbが7cm程度、先端部cが4.5cm程度、内寸法の直径dが4cm程度、男性器先端に装着するトイレットペーパーは、長さ10cm程度を2つ折りにしたものを巻くのが好ましいことを考案者が確認した。しかしながら、本考案に係る男性用尿垂れ防止ネットがこの寸法に限定されるものでないことは言うまでもない。
続いて、本考案の第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットについて図面に基づいて説明する。なお、第1の実施形態と同等の構成については、図面に対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は、本考案の第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの斜視図である。本考案の第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネット2は、筒状体をなし伸縮可能な網状包帯20でできており、両端が開口している。そして、例えば2つ折りにしたトイレットペーパー100を亀頭部51に巻き付けることにより男性器の尿道口を囲むか覆った後に、男性用尿垂れ防止ネット2を男性器50に被せるようになっている。なお、第2の実施形態においても網状包帯20の代わりに第1の実施形態で説明したゴム製のネットを使用しても良い。
男性用尿垂れ防止ネット2の2つの開口部21,22のうち一方の開口部21及びその周辺領域21aは、2つ折りにしたトイレットペーパー100を男性器50の亀頭部51に巻き付けた状態、すなわち男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパー100で囲うか覆った状態でこのトイレットペーパー100が脱落しないように男性用尿垂れ防止ネット2の一端開口部21がこのトイレットペーパー100の周囲に巻かれた状態でトイレットペーパー100を保持するようになっている。また、男性用尿垂れ防止ネット2の他方の開口部22はその伸縮力を介して男性器50の根元においてずれないように取り付けられている。
そして、両端開口部間の男性用尿垂れ防止ネット全体は、装着者が下着を履いている状態において男性用尿垂れ防止ネット2の網目を介して男性器50と周囲との十分な通気性を確保するとともに、その装着者が装着中に男性器50の動きや大きさの変化を阻害しない程度の伸縮性を有している。
続いて、第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットの具体的使用方法について説明する。基本的な使用方法は第1の実施形態と同様であるのでその記載を省略する。第1の実施形態と異なる点としては、トイレットペーパー100を男性器50の亀頭部51に巻き付け、その後に男性用尿垂れ防止ネット2を男性器全体に被せる。この際、ネットの先端側開口部21を男性器50の尿道口付近を覆ったトイレットペーパー100の幅方向中央部を囲んで軽く押さえつけるように位置させる。これによって装着者が小用を足す間の通常の活動中にトイレットペーパーが脱落するのを防止する。
なお、第2の実施形態の場合、第1の実施形態とは異なりトイレットペーパーの交換作業を楽にできる特徴を有している。具体的には、小用を足す直前に男性用尿垂れ防止ネットの先端開口部を男性器50の根元側に若干ずらすだけで使用済みのトイレットペーパー100を男性器先端から抜き取り、新たにトイレットペーパーホルダからトイレットペーパー100を切り取って2つ折りにし、男性器50の亀頭部51にトイレットペーパー100を巻き付け、男性用尿垂れ防止ネットの先端側開口部を再び元の位置に戻して新しいトイレットペーパー100を男性器先端にしっかりと保持するようにする。このような簡単な作業によってトイレットペーパー100の交換を短時間で終えることができる。これによって、2つに折ったトイレットペーパー100をズボンのポケット等に事前に入れておき、男性用小便器で用を足しながらこのトイレットペーパー100の交換も合わせて行うことができる。
続いて、第1の実施形態の変形例について説明する。図5は、図1に示した第1の実施形態の変形例を示す図である。この変形例において、網状包帯30は、上述した実施形態と同質の材質でできており、その一端31及びその周辺領域31aの形態は、第1の実施形態の一端11及びその周辺領域11aと同等の形態となっている。なお、第1の実施形態と異なる点としては、網状包帯30の全長が短く、図5に示すように男性用尿垂れ防止ネット3を男性器50に装着した際に他端32が亀頭部51の基端側近傍であって、男性器50の周囲に位置するようになっている。したがって、他端32の開口部の大きさは、男性用尿漏れ防止ネット3を男性器50に装着した際に亀頭部51を完全に覆うような寸法となっている。
続いて、第2の実施形態の変形例について説明する。図6は、図4に示した第2の実施形態の変形例を示す図である。この変形例において、網状包帯40は、上述した実施形態と同質の材質でできており、その一端の開口部41及びその周辺領域41aの形態は、第2の実施形態の一端の開口部21及びその周辺領域21aと同等の形態となっている。なお、第2の実施形態と異なる点としては、網状包帯40の全長が短く、図6に示すように男性用尿垂れ防止ネット4を男性器50に装着した際に他端の開口部42が亀頭部51の基端側近傍であって、男性器50の周囲に位置するようになっている。したがって、他端の開口部42の大きさは、男性用尿漏れ防止ネット4を男性器50に装着した際に亀頭部51を完全に覆うような寸法となっている。
以上のような各変形例に係る構成によっても、亀頭部51に巻いたトイレットペーパー100を男性用尿垂れ防止ネット4でしっかりと保持することが可能となる。これは、トイレットペーパー100にある程度尿が染み込んだ状態になると、このトイレットペーパー100が亀頭部51に付着して簡単には剥がれなくなるという効果にも起因している。したがって、このような効果を利用することによって、男性用尿垂れ防止ネット4の伸縮力により亀頭部51をさほどきつく締めることなくトイレットペーパーを保持し続けることができ、装着時の快適性に優れた男性用尿垂れ防止ネット4とすることができる。
すなわち、男性用尿垂れ防止ネット3,4がこのような構造を有していても、亀頭部とその先端の尿道口を覆ったトイレットペーパーごと亀頭部を優しく包み込み、装着時の快適性を維持しながらトイレットペーパーをしっかりとくっ付けておくことができる。また、男性用尿垂れ防止ネット3,4の全長が短いので、これを男性器50から簡単に抜き取ることができ、トイレットペーパーの交換作業を素早くかつ楽に行うことができるようになる。
以上説明したように本考案に係る男性用尿垂れ防止ネットによると、男性用尿垂れ防止ネット全体が伸縮性のある網状体でできているため、上述したように通気性に優れることに加えて、極端な拘束力を伴うことなく男性器全体を柔らかく包み込むように男性器全体に装着されるので、長期間装着しておくことができ、パンツやブリーフなどの下着やズボンに尿が付着して不快感を与えることをなくすとともに、これらの衣類への尿の付着による異臭の発生を防止する。また、男性用尿垂れ防止ネットを日中のみならず夜間の就寝中においても常に装着しておくことができる。その結果、就寝の合間に昼間ほど頭がすっきりとしていない状態で小用を足した後に尿垂れに気づかず再び就寝してしまい、パジャマや寝具を汚して異臭を残す虞もなくなる。
また、かなりの尿漏れを防止するために一般的に使用されているオムツタイプの大がかりな尿漏れ防止パッドと全く異なる極めて簡易な構造を有しているので、装着者に違和感を与えることなくかつこのようなコスト高の尿漏れ防止具を使用することなく低コストで長期間快適に使用し続けることができる。
また、上述した従来の男性用尿垂れ防止具のようにサックと吸収体とリング体の多部品からなりかつそれぞれ特有な構造を有していることで各部品のコストが高くつき製品全体の価格が高くなるということがない。
また、男性器全体にサックを被せる場合のような通気性が悪化するのを防止する。このように日常において通気性を良くするため、衛生上好ましく、男性器自体が通気性の悪いサックとの間で蒸れて装着者に不快感を与えるようなことはない。
また、男性用尿垂れ防止サック自体の伸縮性が十分あるため、これを装着した際に男性器全体を無理に包み込むような常に拘束された感覚を受けることなく、日常の生活において装着時に快適性を感じさせることができる。
また、男性用尿垂れ防止ネット全体が伸縮性のある網状包帯でできているため、上述したように通気性に優れることに加えて、極端な拘束力を伴うことなく男性器全体を柔らかく包み込むように男性器全体に装着される。そのため、長期間すなわち日中のみならず夜間の就寝中においても常に装着しておくことができる。その結果、就寝の合間に昼間ほど頭がすっきりとしていない状態で小用を足した後に尿垂れに気づかず再び就寝してしまい、パジャマや寝具を汚してしまう虞もなくなる。
また、かなりの尿漏れを防止するために一般的に使用されているオムツタイプの大がかりな尿漏れ防止パッドと全く異なる極めて簡易な構造を有しているので、装着者に違和感を与えることなくかつこのようなコスト高の尿漏れ防止具を使用することなく低コストで長期間快適に使用し続けることができる。
また、第1の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットは、閉塞された一端及びその周辺領域が、男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように男性用尿垂れ防止ネットでトイレットペーパーを覆いながら保持するようになっているので、トイレットペーパーの脱落を防止することができる。
また、第2の実施形態に係る男性用尿垂れ防止ネットは、2つの開口部のうち一方の開口部及びその周辺領域が、男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように男性用尿垂れ防止ネットの一方の開口部の伸縮力を介してトイレットペーパーの周囲に巻き付けながら保持するようになっているので、一方の開口部をめくるだけでトイレットペーパーを新しいものに簡単に交換できるので、トイレットペーパー交換時の使い勝手が良い。
なお、伸縮性を有する網状包帯の一例としては、いわゆる布糸製のネットホータイが挙げられる。しかしながら、必ずしもこのような伸縮性を有する布糸製のネットホータイに限定されることはない。すなわち、本考案の作用を発揮し得る材質であれば伸縮性に富んだ樹脂製の糸材やゴムでできたネットを使用しても何ら構わない。
また、本考案に係る男性用尿垂れ防止ネットを使用するにあたって、トイレットペーパーをある程度の長さに切った後に幅が1/2になるよう2つ折りにして男性器の亀頭部に巻く代わりに、このように折ったものを男性器の上側から見て一端を亀頭部の上側に位置させ、トイレットペーパーの長手方向中央部辺りを尿道口に当て、他端を亀頭部の下側に位置した状態で男性用尿垂れ防止ネットを男性器に被せても良い。
1,2,3,3 男性用尿垂れ防止ネット
10 網状包帯(網状体)
11 一端
11a 周辺領域
12 他端
20 網状包帯(網状体)
21 開口部
21a 周辺領域
22 開口部
30 網状包帯(網状体)
31 一端
31a 周辺領域
32 他端
40 網状包帯(網状体)
41 開口部
41a 周辺領域
42 開口部
50 男性器
51 亀頭部
100 トイレットペーパー

Claims (3)

  1. 筒状体をなし伸縮可能な網状体でできており、その一端が閉塞されその他端が開口された男性用尿垂れ防止ネットであって、
    前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際に、前記閉塞された一端及びその周辺領域が、前記男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように前記男性用尿垂れ防止ネットで前記トイレットペーパーを覆いながら保持するようになっているとともに、その他端開口部がその伸縮力を介して前記男性器の周囲にずれないように装着され、
    前記男性用尿垂れ防止ネットは、装着者が下着を履いている状態において当該男性用尿垂れ防止ネットの網目を介して当該男性器と周囲との十分な通気性を確保できるようになっているとともに、その装着者が装着中に前記男性器の動きや大きさの変化を阻害しないのに十分な伸縮性を有していることを特徴とする男性用尿垂れ防止ネット。
  2. 筒状体をなし伸縮可能な網状体でできており、両端が開口された男性用尿垂れ防止ネットであって、
    前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際に、前記2つの開口部のうち一方の開口部及びその周辺領域が、前記男性用尿垂れ防止ネットを装着する装着者の男性器先端の尿道口及びこの付近をトイレットペーパーで覆った状態でこのトイレットペーパーが脱落しないように前記男性用尿垂れ防止ネットの一方の開口部の伸縮力を介して前記トイレットペーパーの周囲に巻き付けながら保持するようになっているとともに、その他方の開口部がその伸縮力を介して前記男性器の周囲にずれないように装着され、
    前記男性用尿垂れ防止ネットは、装着者が下着を履いている状態において当該男性用尿垂れ防止ネットの網目を介して当該男性器と周囲との十分な通気性を確保するとともに、その装着者が装着中に前記男性器の動きや大きさの変化を阻害しないのに十分な伸縮性を有していることを特徴とする男性用尿垂れ防止ネット。
  3. 前記男性用尿垂れ防止ネットを男性器に装着した際において男性器の根元側位置する開口部が、男性器の亀頭部より根元側であって当該亀頭部近くに位置するような長さを有する請求項1又は請求項2に記載の男性用尿垂れ防止ネット。
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