JP3186470U - 光反射ボタン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面に凹入部2を有するボタン基材3において凹入部の内部に、再帰性反射層4と、その表面を覆う透明な保護層5を凹入部の底面からこの順に形成し、保護層の表面からボタン基材の裏面にわたって貫通する複数個の縫糸用の小孔6を設ける。
【選択図】図2
Description
、スラックスなど、種々の衣服に糸で縫い付けて使用される糸付けボタンに関する。
に見られるように、夜間の交通整理等に従事する作業員が着衣するチョッキのような安全
着衣として用いられており、具体的には、安全着衣の前装部と後装部を再帰性反射シート
で作製したり、帯状の再帰性反射シートを下方に行くほど左右対向間隔が狭くなるV字状
に対設したV字反射部や腰周りに配置したベルトとして作製されている。
衣に付いての使用形態であり、外観上、一般人の衣服には適していない。
射シートの外周を止め金具で押えることにより、再帰性反射シートをボタン基材と止め金
具の間に挟み込み、再帰性反射シートでボタン基材を被覆した光反射ボタンも特許文献2
によって提案されている。
どの化粧外皮でくるんだ足つきボタン)の化粧外皮として、再帰性反射シートを使用した
足つきボタンであるため、用途が狭く、防寒衣、雨具などのボタンとして利用できても、
ブラウス、ワイシャツ、スポーツシャツ、アロハシャツ、スカート、スラックスなど、種
々の衣服に使用できる汎用性を有していない。
外観上、一般的な穴ありの糸付けボタンと変わりがないため、ブラウス、ワイシャツ、ス
ポーツシャツ、アロハシャツ、スカート、スラックスなど、種々の衣服に使用できる汎用
性を有し、それでいて、夜間には、自動車や自転車のライトなどの光が当たると反射して
、運転者や歩行者による視認性が高く、夜間の歩行時の安全確保にも役立つ光反射ボタン
を提供することにある。
求項1に係る考案の光反射ボタンは、表面に凹入部を有するボタン基材における前記凹入
部の内部に、再帰性反射層と、その表面を覆う透明な保護層とが凹入部の底面からこの順
に形成され、保護層の表面からボタン基材の裏面にわたって貫通する複数個の縫糸用の小
孔が形成されて成るものである。
製の円形のボタン基材における前記凹入部の内部に、再帰性反射層と、その表面を覆う透
明な合成樹脂製の保護層とが凹入部の底面からこの順に形成され、保護層の表面からボタ
ン基材の裏面にわたって貫通する複数個の縫糸用の小孔が形成されて成るものである。
用の小孔が形成された光反射ボタンであり、外観上、一般的な穴ありの糸付けボタンと変
わりがないため、ブラウス、ワイシャツ、スポーツシャツ、アロハシャツ、スカート、ス
ラックスなど、種々の衣服に使用できる汎用性を有し、それでいて、夜間には、自動車や
自転車のライトなどの光が当たると反射して、運転者や歩行者による視認性が高く、夜間
の歩行時の安全確保にも役立つ効果がある。
再帰性反射層の損傷を防止でき、光反射ボタンとしての機能を長期間維持できる効果があ
る。
射ボタン1の一例を示す。この光反射ボタン1は、表面に円形の凹入部2を有する不透明
な合成樹脂製の円形のボタン基材3における前記凹入部2の内部に、再帰性反射層4と、
その表面を覆う透明な合成樹脂製の保護層5とが凹入部2の底面からこの順に形成され、
保護層5の表面からボタン基材3の裏面にわたって貫通する2個の縫糸用の小孔6が形成
されて成るものである。
に示すように、表面に円形の凹入部2が形成された円形のボタン基材3を合成樹脂の射出
成形法等により作製する。
性反射層4の形成は、既製の再帰性反射シートを所定寸法に裁断して凹入部2に嵌め込む
ことによって行ってもよく、微小なガラスビーズが練り込まれた再帰性反射インキを凹入
部2に塗布することによって行ってもよい。
部2を埋め、再帰性反射層4を覆う保護層5を形成する。次いで、保護層5の表面からボ
タン基材3の裏面にわたって貫通する2個の縫糸用の小孔6を穿設して、図1、図2に示
した光反射ボタン1を得るのである。
複数個の縫糸用の小孔6が形成された光反射ボタンであり、外観上、一般的な穴ありの糸
付けボタンと変わりがないため、ブラウス、ワイシャツ、スポーツシャツ、アロハシャツ
、スカート、スラックスなど、種々の衣服に使用できる汎用性を有する。
反射の機能を有するので、図5に示すように、ブラウス等のボタンとして使用しても、夜
間には、自動車や自転車のライトなどの光が当たると反射することになり、運転者や歩行
者による視認性が高く、夜間の歩行時の安全確保にも役立つ効果がある。
る再帰性反射層4の損傷を防止でき、光反射ボタン1としての機能を長期間維持できるこ
とになる。
より低くした点に特徴がある。この構成によれば、光反射ボタン1を衣服に縫い付ける縫
糸がボタン基材3の上方に突出せず、縫糸のほつれ防止に効果がある。尚、図示の例では
縫糸用の小孔6が4個形成されているが、小孔6は2個でもよく、3個でもよい。その他
の構成、作用は、先の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図8の(A)、(B)、(C)は、各々、本考案の他の実施形態を示す。図8の(A)
に示す実施形態は、保護層5の中央部に縫糸用の小孔6と連通する横溝8を形成した点に
特徴がある。この構成によれば、光反射ボタン1を衣服に縫い付ける縫糸を横溝8に納め
ることができ、縫糸のほつれ防止に効果がある。保護層5の表面は、図8の(A)に示す
ように、ボタン基材3の外周部より上方へ突出した凸曲面、図8の(B)に示すような平
面、図8の(C)に示すように、ボタン基材3の外周部より下方へ入り込んだ凹曲面の何
れであってもよい。
2 凹入部
3 ボタン基材
4 再帰性反射層
5 保護層
6 縫糸用の小孔
7 光源
8 横溝
Claims (2)
- 表面に凹入部を有するボタン基材における前記凹入部の内部に、再帰性反射層と、その
表面を覆う透明な保護層とが凹入部の底面からこの順に形成され、保護層の表面からボタ
ン基材の裏面にわたって貫通する複数個の縫糸用の小孔が形成されて成る光反射ボタン。 - 表面に円形の凹入部を有する不透明な合成樹脂製の円形のボタン基材における前記凹入
部の内部に、再帰性反射層と、その表面を覆う透明な合成樹脂製の保護層とが凹入部の底
面からこの順に形成され、保護層の表面からボタン基材の裏面にわたって貫通する複数個
の縫糸用の小孔が形成されて成る光反射ボタン。
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ID=50430130
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JP (1) | JP3186470U (ja) |
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2013
- 2013-07-26 JP JP2013004317U patent/JP3186470U/ja not_active Expired - Lifetime
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