JP3186469U

JP3186469U - ロールペーパーホルダーの取り付け具

Info

Publication number: JP3186469U
Application number: JP2013004558U
Authority: JP
Inventors: 憲治宮下
Original assignee: 憲治宮下
Priority date: 2013-07-19
Filing date: 2013-07-19
Publication date: 2013-10-10
Anticipated expiration: 2023-07-19

Abstract

【課題】ロールペーパーホルダーを壁面の側面、又前面あるいは間欠的に屈折移動させるロールペーパーホルダーを簡単容易に取り換え可能なロールペーパーホルダーの取り付け具を提供する。
【解決手段】ロールペーパーホルダーを壁面に取り付けてなる固定部を横Ｖ字状に折り曲げ、一方を壁面取り付け部２、他面部をロールペーパーホルダー取り付け面３とする金属板１に壁面取り付け用の横長穴４と縦長穴５、又ロールペーパーホルダー取り付け用の横長穴と縦長穴を各々Ｔ字状に形成し、壁面あるいはロールペーパーホルダーとビス又はねじ止め固定するよう構成したことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案はトイレット用のロールペーパーホルダーの取り付け具に関するものである。

従来からトイレット用ロールペーパーホルダーの取り付け具としては図４で示されるように、ロール状のトイレットペーパーを取り付けるためのホルダーとして保持棒１６と固定部１７とをトイレ室内の壁面に取り付け保持捧１６をロール状のトイレットペーパーの芯に通し、保持棒１６の両端を一対の固定具１７に形成された取り付け穴１８に嵌合されてロールペーパーを保持している。１９は壁面に取り付けるためのビス穴である。
（登録実用新案第３０１９２６５号公報）
このロールペーパーホルダーをベースに多くのデザイン変更や改善・改良が加えられている。

特に、身体の不自由な方や老人、子供などの手がとどき難い人たちのためにトイレ室内の壁面に取り付けるロールペーパーホルダーの固定部を支点としてロールペーパーのホルダー部が移動するように構成されたものも特開２０００−２６２４３２号公報で公知となっている。

以下、図３により従来のトイレット用ロールペーパーホルダーの取り付け具について説明する。
図３はロール状のトイレットペーパーホルダー１１にアーム１２と当り１３、支点１４そしてロールキャッチ１５からなっており、支点１４は蝶番式に加工されロールペーパーホルダー１１が水平に自由に動くようになっておりロールキャッチ１５はトイレット用ロールペーパーホルダー１１の移動を当り１３ででストップさせるようにしている。
しかし、ロールキャッチ１５でトイレット用ロールペーパーホルダー１１が確実に固定されてないとトイレット用ロールペーパーホルダー１１がフリーとなり、逆に使い難いものとなっている。

登録実用新案第３０１９２６５号公報（第２頁、図１）特開２０００−２６２４３２号公報（第２頁、図１、図２）

本考案は、従来から使用されている図４に示されるトイレット用ロールペーパーホルダーが正面又は、側面の壁面に取り付けられているもの、また図３の如くトイレット用ロールペーパーホルダーを移動するものが一般的に多く使用されているものを改善しようとするで、実際にロールペーパーホルダーを設置する位置が使用の都度変更することなく、かつトイレの広さ、狭さによって角度を変更固定できること、あるいは新規なものと取り換えることなくトイレット用ロールペーパーホルダーを壁面に取り付けることを可能にすることにある。

本考案は、ロールペーパーホルダーを壁面に取り付けてなる固定部を横Ｖ字状に折り曲げ、一方を壁面取り付け部、他面部をロールペーパーホルダー取り付け面とする金属板に壁面取り付け用の横長穴と縦長穴、又ロールペーパーホルダー取り付け用の横長穴と縦長穴を各々Ｔ字状に形成し、壁面あるいはロールペーパーホルダーとビス又はねじ止め固定するよう構成したロールペーパーホルダーの取り付け具である。

本考案は、トイレット用のロールペーパーをホルダーに固定する部分と壁面取り付け部とを一枚の金属板を横Ｖ字状に折り曲げて構成しているため、使用角度がＶ字を広げたり狭めたりできる取り付け具を用い、現在使用中のロールペーパーホルダーを取り外し本考案のロールペーパーホルダーの取り付け具を壁面に取り付け、他方に取り外した現在使用中のロールペーパーホルダーを取り付けることで、使用者家族の合意で一番使い勝手の良い角度に手の力で簡単容易に変更することができると共に、皆の心遣いにより老人、子供との和も保つことができる。また、身体の不自由な方や老人、子供など他の人の手助けを求めていた人が自分で容易にペーパーをとることもできる効果もある。

は本考案の一実施例のトイレット用のロールペーパーホルダーの取り付け具の斜視図である。は本考案のロールペーパーの取り付け具の使用例の斜視図である。は従来のトイレット用ロールペーパーホルダーの斜視図である。は従来のトイレット用ロールペーパーホルダーの一実施例を示す分解斜視図である。

以下、図１、図２に基づいて本考案の実施形態について説明する。

図１に示すように本実施形態のロールペーパーホルダーの取り付け具は、ロールペーパーホルダーの固定部と壁面に取り付けてなる固定部とを構成するための金属板１が横Ｖ字状７に折り曲げられ、一方を壁面取り付け部２、他方面部をロールペーパーホルダー取り付け面３とし壁面取り付け部には横長穴４と縦長穴５とを、又ロールペーパーホルダー取り付け面３にも横長穴４と縦長穴５とを各々Ｔ字状に形成し、壁面あるいはロールペーパーホルダー６とを各々ビス止め又はねじ止め固定できるよう構成している。

横Ｖ字状７に形成された金属板１としているが金属板に限らず樹脂板でも多少の強度を加えることで角度を変更することが容易なもの、又横長穴は１個に限らず複数個にすることで簡単に取り外し、強固に固定する具を備えることもできる。
さらに、横長穴と縦長穴をＴ字状としているが平行状にしても同様の強度が達成できれば良い。
又、壁面取り付け部２とロールペーパーホルダー取り付け面３の横長穴４と縦長穴５は対向するよう形成することで壁面取り付けのねじ止め具が扱いやすく固定が容易となる。

図２は図１ロールペーパーホルダーの取り付け具の使用例で壁面に壁面取り付け部２のネジ穴４にネジ８を通し固定する。またロールペーパーホルダー取り付け面３には、図３、図４あるいは一般に用いられている様々なデザイン、構造のものが提案され使用されているロールペーパーホルダー９を使用者の好みで選択し、ネジ８で取り付けている。

したがって、特に身体の不自由な方、老人、子供などはトイレ内で正面にペーパーホルダー６を取り付けている場合、遠くて手が届かない左右のいずれかの壁に取り付けられているので手の向きによってロールペーパー９が破けたり、取りづらいので本考案の実施例のようにロールペーパーホルダー６を身体に向き合わせるように取り付けることで手の届く範囲に多少とも近づけてペーパーを取り易くすることができる。

なお、実施例ではトイレット用のロールペーパーで説明したが、これに限らずキッチンペーパーの取り付け具としても応用できる。

以上のように本考案のロールペーパーホルダーの取り付け具は、様々のデザイン、構造のロールペーパーホルダー６を極めて簡単に取り換えたり、ロールペーパーホルダーの方向替えができると共に現在使用中のものを再使用しても気分転換できる。このように一寸した変更、ヒントで大きな気持ちの変化と期待を図るものである。

本考案のロールペーパーホルダーの取り付け具は、一般住宅や公共施設などのトイレット、キッチンに広く利用可能なものである。

１金属板
２壁面取り付け部
３ロールペーパーホルダー取り付け面
４横長穴
５縦長穴
６ロールペーパーホルダー
７横Ｖ字状
８ネジ
９ロールペーパー

Claims

ロールペーパーホルダーを壁面に取り付けてなる固定部を横Ｖ字状に折り曲げ、一方を壁面取り付け部、他面部をペーパーホルダー取り付け面とする金属板に壁面取り付け用の横長穴と縦長穴、又ペーパーホルダー取り付け用の横長穴と縦長穴を各々Ｔ字状に形成し、壁面あるいはペーパーホルダーとビス又はねじ止め固定するよう構成したロールペーパーホルダーの取り付け具。