JP3113991U - 濡れた布を片手で絞る用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢化社会を迎え、脳梗塞や身体障害者等で片手が不自由な人が多くなってきている。この人たちが体などを洗ったあと、その濡れたタオルなどを絞る為に介護人に頼るなどそれぞれのやり方はあるのだろうが、濡れた布などを不自由な片手で思いどおりの硬さに絞るという行為は大変やりにくい行為である。安価な物で片手でも楽に絞れる用具が求められている。本考案は動力を用いず人力を使用するため、濡れた布を思いどおりの硬さに絞ることもでき、高齢者などの福祉用具やリハビリ用具としても役立つものである。
【解決手段】本考案は、本体部分を壁面に取り付け、タオルなどを濡れた布を掛ける部分１の部に掛けてその布の両端を健全な方の片手で握ったまま、濡れた布を掛ける部分１の軸の周囲を回し、濡れた布にねじれた状況を作り出させる。絞り加減は布の回転させる数を変える事や、下向きに引っ張るなど荷重を掛ける事により絞り強さの調整ができ、片手でも簡単に思いどおりの硬さに絞る事ができるような機能を持った用具ができた。
【選択図】 図１
【解決手段】本考案は、本体部分を壁面に取り付け、タオルなどを濡れた布を掛ける部分１の部に掛けてその布の両端を健全な方の片手で握ったまま、濡れた布を掛ける部分１の軸の周囲を回し、濡れた布にねじれた状況を作り出させる。絞り加減は布の回転させる数を変える事や、下向きに引っ張るなど荷重を掛ける事により絞り強さの調整ができ、片手でも簡単に思いどおりの硬さに絞る事ができるような機能を持った用具ができた。
【選択図】 図１
Description
本考案は、濡れたタオルなどを絞る事ができる様にした、絞り用具に関する分野に属するものである。
近年高齢化が進み、脳梗塞や身体障害者等で片手が不自由な人が多くなってきている。この人たちが体などを洗ったあと、その濡れたタオルなどを絞る為に介護人に頼るなどそれぞれのやり方はあるのだろうが、濡れた布などを不自由な片手で思いどおりの硬さに絞るという行為は大変やりにくい行為である。電動力を使ったものなどは、装置が大きく電源管理や回転部に巻き込まれる恐れ、又、思いどおりの硬さに絞りにくいなど取り扱いが難点である。本考案は動力を用いず人力を使用するため、濡れた布を思いどおりの硬さに絞ることもでき、絞りにくい行為の不自由さから発生するストレスも解消できるのである。高齢者などの福祉用具やリハビリ用具としても役立つものである。
片手の不自由な人は、濡れた布を絞ろうと思っても思いどおりに絞れない。その為には簡単に絞れる機能を持った用具の開発をする必要がある。
本考案は、本体部分２を壁面に取り付け、タオルなど濡れた布を濡れた布を掛ける部分１の部に掛けてその布の両端を健全な方の片手で握ったまま、濡れた布を掛ける部分１の軸の周囲を回し、濡れた布にねじれた状況を作り出させる。絞り加減は軸の周囲の回転させる数を変える事で行い、そのことが両手で絞るのと同じ状態になり、片手でも簡単に思いどおりの硬さに絞る事ができるような用具図１を造る。本体を壁面に取り付ける方法には、本体部分２に吸盤を付ける、両面接着テープなどで取り付ける、又は、壁面に埋め込むかの方法をとる。
濡れた布を片手で簡単に思いどおりの硬さに絞れ、又絞る動作がリハビリの道具としても使えストレスも解消できる。
壁面に取り付け出来るように、板に吸盤や接着剤を付け、その板の部分に濡れた布を掛ける部分１の様な形状の回転できる軸を取り付ける。
（イ） 図１のように、軸を固定する本体部分２、濡れた布を掛ける部分１、壁面固定部３で構成
（ロ） 濡れた布を掛ける部分１の形状は、凹部型や直線型
本用具を使用するときは、まず、本体を浴室などの壁面に固定する。それには、壁面が平滑な場合は吸盤を取り付けたもので行い、粗い面は両面接着テープを貼ったもので固定した。絞り用具の、濡れた布を掛ける部分１の凹部分に濡れたタオルを掛けてタオルの端を健全な方の片手で握ったまま、軸の周囲を大きく回転させる事で絞り状態を造り出す。タオルを回転させる数や、下向きに引っ張るなど荷重を掛ける事により絞り強さの調整ができ、片手で簡単に思いどおりの固さに絞る事ができた。
（ロ） 濡れた布を掛ける部分１の形状は、凹部型や直線型
本用具を使用するときは、まず、本体を浴室などの壁面に固定する。それには、壁面が平滑な場合は吸盤を取り付けたもので行い、粗い面は両面接着テープを貼ったもので固定した。絞り用具の、濡れた布を掛ける部分１の凹部分に濡れたタオルを掛けてタオルの端を健全な方の片手で握ったまま、軸の周囲を大きく回転させる事で絞り状態を造り出す。タオルを回転させる数や、下向きに引っ張るなど荷重を掛ける事により絞り強さの調整ができ、片手で簡単に思いどおりの固さに絞る事ができた。
本考案は、新築住宅では設計段階から浴槽など必要な所に設置できる。
大衆浴場などでは、身障者専用洗い場などに設置する事などで福祉に貢献できる。
小型軽量化させ、携帯化させることで旅行などに持っていける。
１ 濡れた布を掛ける部分。
２ １の回転軸を保持する本体部分。
３ 壁面に固定する部分。
４ 割りピン
５ 平ワッシャー
６ 先端ゴムカバー
２ １の回転軸を保持する本体部分。
３ 壁面に固定する部分。
４ 割りピン
５ 平ワッシャー
６ 先端ゴムカバー
Claims (1)
- 図１の本体部分２に、濡れた布を掛ける部分１が回転できるような構造を備え、濡れた布を掛ける部分１の部分に濡れた布を掛けて、健全な手の方で布の端を握ったまま、濡れた布を掛ける部分１の軸の周囲を回す事によって、濡れた布を絞る事ができるようにした用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004007899U JP3113991U (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 濡れた布を片手で絞る用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004007899U JP3113991U (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 濡れた布を片手で絞る用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3113991U true JP3113991U (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=43276329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004007899U Expired - Fee Related JP3113991U (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 濡れた布を片手で絞る用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3113991U (ja) |
-
2004
- 2004-12-16 JP JP2004007899U patent/JP3113991U/ja not_active Expired - Fee Related
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