JP3186333U - 魚釣り用ルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレードの大きさや数について、水流の限界による制限がなくなり、極めて小さなブレードであってもきわめて良く回る魚釣用ルアーを提供する。
【解決手段】ラインアイ9を支持するための支持棒にあたる、ラインアイ用アーム1を設け、T字型のスピナーベイトとする。T字の上の横棒の一方の端をラインアイ9、別の端をフックアイ8としてその近傍にウエイト7を配置する。T字の縦棒の上にスイベル5を介して回転ブレード4を配置する。こうすることでリトリーブ時の水中での姿勢は、回転ブレードがはいちされたワイヤーが斜めとなり、前方から見たときに回転ブレードが重なることがなくなり、後方の回転ブレードにあたる水流が阻害されることがなくなる。
【選択図】図1
【解決手段】ラインアイ9を支持するための支持棒にあたる、ラインアイ用アーム1を設け、T字型のスピナーベイトとする。T字の上の横棒の一方の端をラインアイ9、別の端をフックアイ8としてその近傍にウエイト7を配置する。T字の縦棒の上にスイベル5を介して回転ブレード4を配置する。こうすることでリトリーブ時の水中での姿勢は、回転ブレードがはいちされたワイヤーが斜めとなり、前方から見たときに回転ブレードが重なることがなくなり、後方の回転ブレードにあたる水流が阻害されることがなくなる。
【選択図】図1
Description
本考案は釣り具のルアーの一種であり、ワイヤー上にウエイトや回転ブレードを配置する構成はスピナーベイトと共通である。
スピナーベイトの構造と特性を背景技術とする。
従来のスピナーベイトで複数の回転ブレードを有するものは、ワイヤーの末端にスイベルを介して回転ブレードを配置し、別の回転ブレードは同一のワイヤー上にクレビスを介して配置される。結果としてリトリーブ時の水中での姿勢は、回転ブレードが配置されたワイヤーはおよそ水平となり、二つのブレードは進行方向から見た時に重なる位置関係となり、後方のブレードにあたる水流は前方のブレードで阻害され、回転を確保するためには後方のブレードは大型のものとせざるを得なかった。また、ブレードの数もクレビスを介するブレードは1個が通常であり、それ以上となると回転が鈍くなる傾向がある。ブレードを小さくして回転を確保することは従来の形状では困難であり、回転の勢いを阻害することなくブレードの数を増やすことも困難であった。本考案においては、ブレードの大きさと数によらず回転が阻害されない機能をシンプルな形状で実現することを課題とする。
従来のスピナーベイトはワイヤーフレームがくの字型であったのに対して、本考案においてはT字型とする。T字の上の横棒の一方の端をラインアイとし、別の端をフックアイとしてその近傍にウエイトを配置する。T字の縦棒の上におよそ等間隔でスイベルを介して回転ブレードを配置する。こうすることでリトリーブ時の水中での姿勢は、回転ブレードが配置されたワイヤーが斜めとなり、前方から見たときに回転ブレードが重なることがなくなり、後方の回転ブレードにあたる水流が阻害されることがなくなる。
すなわち、ラインアイを支持するための支持棒にあたる部分のワイヤーを設けることで課題を解決する。
すなわち、ラインアイを支持するための支持棒にあたる部分のワイヤーを設けることで課題を解決する。
すべての回転ブレードに水流があたることにより、ブレードはより良く回り、またブレードの大きさや数も水流の限界による制限がなくなる。極めて小さなブレードであってもきわめて良く回る。実際に今まで多数の回転ブレードを持つスピナーベイトで回転が良好なものを作ることは困難であった。本考案により、ブレードの大きさも数も自在となる。
比較的コンパクトなサイズでブレードの回転が良好でアピール力も高いルアーの実現が可能となり、多くの魚種やサイズの魚がより良く釣れるようになる。
比較的コンパクトなサイズでブレードの回転が良好でアピール力も高いルアーの実現が可能となり、多くの魚種やサイズの魚がより良く釣れるようになる。
ワイヤーをおよそT字型の形状とする。T字の上の横棒の一端をループ状にしてラインアイ9とする。T字の横棒の反対の一端をループ状にしてフックアイ8としその近傍にウエイト7を配置する。T字の縦棒上にスイベル5を介して複数の回転ブレード4を配置する。T字の横棒と縦棒の長さはおよそ同じくらいか、横棒が若干短い程度がバランスが良い。T字の縦棒にあたる部分のワイヤーをブレード用アーム3、T字の横棒の片側半分をラインアイ用アーム1、T字の横棒の反対側の半分をフックウエイト用アーム2と呼ぶことにすると、ラインアイ用アーム1はブレード用アーム3の半分程度の長さか、それより若干短い程度がバランスが良い。ラインアイ用アーム1が短かすぎると、リトリーブ時にブレード用アーム3が水平に近い状態となりブレードどうしが接触して回転を阻害することとなる。逆にラインアイ用アーム1が長過ぎるとブレード用アーム3は垂直に近い状態となり水中での姿勢が安定しないと同時にブレードが縦にならぶことでやはり接触しやすくなる。また、ラインアイ用アーム1とフックウエイト用アーム2はおよそ直線状であることが強度的には最良であるが、ブレードとフック、あるいはブレードとウエイトが接触するような場合には、フックウエイト用アーム2をブレード用アームから遠ざける側に曲げる。フックウエイト用アーム2の長さについては、ラインアイ用アーム1と同程度にすることがバランスが良いが、ウエイトが重い場合などについては短くても大丈夫であり、極端な形状としてはブレード用アーム3とラインアイ用アーム1の交点付近にウエイトおよびフックを配置することで、フックウエイト用アーム2は不要ともなる。その場合、ウエイトが軽い場合にはルアーの挙動が不安定となる傾向があるので、やはりフックウエイト用アーム2はあったほうが良い。フックウエイト用アーム2の長さの分だけ重心を下にすることでルアーの挙動は安定する。
ラインアイ9と回転ブレード4とウエイト7の位置関係で水中での姿勢が決まるものであって、その間をつなぐワイヤーの形状については自由度が高いのであるが、T字型がシンプルであり強度的にも良好である。また、3本のアームは一つながりのワイヤーで形成することが可能であり、そうすることが強度的にも製作の容易さにおいても良い。
回転ブレード4の数については原理的にはいくらでも増やせる。本考案の特性を活かした形態として小さめの回転ブレード4をたくさん並べるなどの形態がある。
ラインアイ9と回転ブレード4とウエイト7の位置関係で水中での姿勢が決まるものであって、その間をつなぐワイヤーの形状については自由度が高いのであるが、T字型がシンプルであり強度的にも良好である。また、3本のアームは一つながりのワイヤーで形成することが可能であり、そうすることが強度的にも製作の容易さにおいても良い。
回転ブレード4の数については原理的にはいくらでも増やせる。本考案の特性を活かした形態として小さめの回転ブレード4をたくさん並べるなどの形態がある。
図1に示す。ワイヤーをおよそT字型の形状として、T字の上の横棒の一端をループ状にしてラインアイ9とし、反対の一端をフックアイ8とする。フックアイ8の手前のワイヤー上にウエイト7を配置する。T字の縦棒にスイベル5を介して回転ブレード4を配置する。ストッパー6によりスイベル5の位置を制限する。ワイヤーを通したスイベルのリングの上下にビーズなどをベアリング用に配置するとスイベルとワイヤーとの絡まり防止に効果がある。ワイヤーの曲げ方や形状については自由度が高いのであるが、図1に示すような形状とワイヤーの曲げ方がシンプルで強度的にも良い。すなわち、1本の真直ぐなワイヤーをラインアイ9のところでループを作ると同時に2本が合わさる形で曲げて、2本のうちの片方は真直ぐなままにしてその末端をフックアイ8として、もう1本はラインアイ9とフックアイ8の中間付近でおよそ直角に曲げてブレード用アーム3とする。
フックアイ8を設ける代りにフックとウエイトを一体化した形状とする。
リボンないしゴム紐を束ねた形状のスカートをウエイト部に設ける。スピナーベイトで広く用いられているものであり、この場合はフックとウエイトを一体化することでフックとスカートの絡まりのトラブルを防止できる。
ブレード用アーム3を二又に分けておよそV字型の形状とする。より多くのブレードを配置することが可能となる。さらにV字の両端をワイヤーで結んで三角形を形成することでさらに多くのブレードを配置することが可能となる。
回転ブレードの数と大きさ、およびその組み合わせにつていは制限はないのであるが、大型のブレードの間に小さなブレードを挟むなどの配置とすることで、比較的コンパクトな形状の中に多数のブレードを配置することができる。その場合さらにスイベルの長さを調節することでブレードどうしの接触を回避できる。
水流による回転を利用するという観点から、発電などに用いる回転の動力源としての利用可能性が考えられる。
1 ラインアイ用アーム
2 フックウエイト用アーム
3 ブレード用アーム
4 回転ブレード
5 スイベル
6 ストッパー
7 ウエイト
8 フックアイ
9 ラインアイ
2 フックウエイト用アーム
3 ブレード用アーム
4 回転ブレード
5 スイベル
6 ストッパー
7 ウエイト
8 フックアイ
9 ラインアイ
Claims (2)
- 一つの交点から三方向にワイヤーを伸ばし、一方向のワイヤーの末端をリング状のラインアイとし、別の方向のワイヤーの末端をフックアイとしフックアイの近傍にウエイトを配置し、さらに別の三つ目の方向のワイヤー上にスイベルを介して複数の回転ブレードを配置したルアー。
- ワイヤーをおよそT字型の形状とし、T字の上の横棒の一方の端をラインアイとし、もう一方の端をフックアイとしフックアイの近傍のワイヤー上にウエイトを配置し、T字の縦棒にあたる部分のワイヤー上にスイベルを介して複数の回転ブレードを配置した請求項1に記載のルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004274U JP3186333U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 魚釣り用ルアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004274U JP3186333U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 魚釣り用ルアー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3186333U true JP3186333U (ja) | 2013-10-03 |
Family
ID=50430005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013004274U Expired - Fee Related JP3186333U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 魚釣り用ルアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186333U (ja) |
-
2013
- 2013-07-08 JP JP2013004274U patent/JP3186333U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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