JP3186312U - 透析器具又は注射器具固定用テープ - Google Patents

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恵理 上村
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Abstract

【課題】留置針やチューブなどの透析器具や注射器具を皮膚に容易に固定し、皮膚への負担を最小限にし、長時間に亘り安全かつ確実に固定できる透析器具又は注射器具固定用テープを提供する。
【解決手段】基材3の一面に粘着剤層を形成したテープ片2を用意する。このテープ片2の長手方向の一部に上記粘着剤層を皮膚表面に貼付してその基材3の上面に留置針12やチューブなどの透析器具や注射器具を載置する本体部5を設ける。この本体部5からテープ片の長手方向に沿って分岐して延び、皮膚表面に交差状に貼付して上記透析器具又は注射器具を固定する複数の分岐片6を形成する。この透析器具又は注射器具固定用テープ1において、上記分岐片6は上記本体部5の長手方向の一方向に延びるように形成したり、又は両方向に伸びるように形成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、血液透析に用いる透析器具や点滴などを行う際の注射器具を固定するための固定用テープに関するものである。
透析や点滴を行う場合には、留置針を皮膚に挿入後、長時間に渡って留置針及びチューブなどの透析器具又は注射器具を皮膚に固定しておく必要がある。特に、腎臓病などの血液透析療法を要する患者では、一般的に1日に4時間、週に3回程度の透析治療を必要としている。血液透析において、穿刺した留置針と共に、留置針と透析機器を連結するチュ−ブも、皮膚表面へ粘着テ−プによって固定しておくことが、その安全確保のために必要不可欠である。
上記透析器具又は注射器具を生体に固定する方法として、粘着テープを留置針やチューブの上から皮膚表面に貼付する方法が一般的であり、いわゆるオメガ固定方法やアルファ固定方法が知られている。
オメガ固定方法は、図10に示すように留置針やチューブ30の表面に沿ってΩ状を描くように固定用テープ31を貼り付けるようにするものであるが、テープによる固定方向が1方向であり、強固な固定には不十分であるという問題があった。
また、アルファ固定方法は、図11に示すように留置針やチューブ30の表面に沿って固定用テープ32を巻き付けて貼り付けるようにするものであり、上記オメガ固定方法よりも確実に固定できるものの、直線状のテープを注射器具に1回転以上回旋して固定する必要があり、回旋する際に注射器具が浮く危険性があるため、一方の手で透析器具又は注射器具を押さえながらテープを貼るという面倒な作業が必要であって、貼付に手間が掛かるという問題があった。
本考案は、留置針やチューブなどの透析器具や注射器具を皮膚に固定する際に、固定作業が容易であって、皮膚に与える負担も最小限に留めつつ、長時間に亘り安全かつ確実に固定することができるような改良された透析器具や注射器具固定用テープを提供しようとするものである。上記透析器具は、具体的には血液透析に用いる留置針と血液回路用チューブなどの医療器具を指し、注射器具は、留置針と点滴に用いるチューブなどの医療器具を指す。
本考案は、基材の一面に粘着剤層を形成したテープ片を用意し、このテープ片の長手方向の一部に上記粘着剤層を皮膚表面に貼付してその基材上面に留置針やチューブなどの透析器具や注射器具を載置する本体部を設ける。この本体部からその長手方向に沿って延び、上記透析器具や注射器具を両側から交差するようにして皮膚表面に貼付して固定する分岐片を形成して透析器具又は注射器具固定用テープとするものである。
また、上記分岐片は、上記本体部の長手方向の一方向又は両方向に延びるように形成することができる。
本考案によれば、本体部の基材の上面に透析器具又は注射器具を載せ、分岐片を用いることによって固定用テープを透析器具や注射器具の周りに回旋させることなく、両側から交差するようにして貼り付けて固定をすることが出来るため、容易に使用することができ、皮膚へ与える負担を最小限に留めながら、透析器具又は注射器具を長時間に亘って安全且つ確実に固定することができる。
また、使用後において、貼付した固定用テープの取り外しも容易に行うことができる。
本考案の実施例を示す斜視図である(分岐片の一部を剥離紙から剥離した状態を示している)。 図1に示す透析器具又は注射器具固定用テープの側面図である。 図1に示すものを透析器具のチューブの固定に使用する場合の説明図である。 図1に示すものを透析器具の留置針部分の固定に使用した場合の説明図である。 本考案の他の実施例を示す平面図である。 本考案の更に他の実施例を示す平面図である。 本考案の他の実例を示す平面図である。 本考案の更に他の実例を示す平面図である。 図8に示すものを透析器具のチューブの固定に使用した場合の説明図である。 透析器具のチューブの固定する場合の従来例を示す斜視図である。 透析器具のチューブの固定する場合の他の従来例を示す斜視図である。
透析器具又は注射器具固定用テープ1を形成するテープ片2の基材3は、透析器具や注射器具及び皮膚表面に沿うことが出来るような適度の可撓性と伸縮性を持っているものが好ましく、織布、プラスチックフィルム、不織布などを用いることができるが、更に通気性があるものが好ましく、例えば、ポリオレフィン不織布は好適に使用することができるものの一つである。また、基材の表面をエンボス加工処理したり、基材に穿孔加工処理を施すようにしても良い。
この基材3の一面には、粘着剤層4を形成しており、この粘着剤層を形成する粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系、ビニルエーテル系その他の粘着剤を用いることができる。この場合、透析器具や注射器具を固定するのに十分な粘着力を示し、皮膚に対する刺激性が少なく、かつ汎用的に使用できるものとしては、アクリル系の粘着剤を用いることが好ましい。
この粘着剤層4は、通常、基材3の片面の全面に設けるようにするが、場合によってパターンコートなどにより部分的に設けることも出来る。部分的に設けた場合には、通気性や透湿性を一層向上させることができて、発汗によるムレやかぶれ等を予防することに有効なことがある。
上記テープ片2の大きさは、使用部位に応じて種々の大きさのものとすることができるが、通常、長さは約5〜20cm程度、好ましくは約6〜15cmである。幅は、約1〜7cm程度、好ましくは2〜4cm程度の細長いものにとするとよい。
このテープ片2の長手方向の一部に本体部5を設け、この本体部5から長手方向に延びる分岐片6を形成している。この本体部5は、皮膚表面に貼付して、その基材2の上面に透析器具や注射器具を載置させる部位であり、分岐片6は、透析器具や注射器具を両側から交差するようにして皮膚表面に貼付し、透析器具や注射器具を固定するようにするものである。
この分岐片6の長さは、本体部5の長さとも関係し、本体部5の長さの約1/3〜5倍程度、好ましくは約1/2〜4倍程度、更に好ましくは約2〜2.8倍程度にするとよい。分岐片6,6は、通常同じ幅にすることが多いが、異なる幅にしてもよい。
図1、2に示すものでは、テープ片2に設けた本体部5から長手方向の一方向に延びる同じ幅の分岐片6,6を設けており、分岐片6の長さを本体部5の長さの約2.5倍程度に形成している。
この透析器具又は注射器具固定用テープ1の粘着剤層4は、剥離紙7で覆うようにするとよい。この剥離紙7は本体部5の粘着剤層を覆う剥離紙と、各分岐片6を覆う剥離紙に分割して各別に覆うようにすることができる。
また、図1、2に示すように、本体部5及びこれに連続する分岐片6の一部を覆う剥離紙71と、残余の分岐片6を各別に覆う剥離紙72,72に分割して覆うようにすることもできる。そして、上記剥離紙71、剥離紙72,72は、手で簡単に切り離せる程度に部分的に連結してもよく、そうすれば貼付時などにおける使用、取り扱いが一層容易になることがある。
図3を参照し、図1、2に示すものによって透析器具や注射器具のチューブ11を固定する場合の一例について説明すると、固定用テープ1の本体部5の粘着剤層4を覆っている剥離紙71を剥がし、チューブ11の下方に差し入れて皮膚表面に本体部5を貼付ける(図3−A)。
図において左右の分岐片6,6を斜め下方に折返し、一方の分岐片6(図において右側)の剥離紙72を剥がし(図3−B)、分岐片6の粘着剤層をチューブ11の表面に沿わせながら交差させて反対側(図において左側)の皮膚表面に貼付する(図3−C)。
次に他方の分岐片6(図において左側)の剥離紙72を剥がし、同様に分岐片6の粘着剤層を先に貼付した分岐片6の上からチューブ11の表面に沿わせながら交差させて反対側(図において右側)の皮膚表面に貼付し、テープがY字(時計の10時10分)を示すようにしている(図3−D)。
こうした簡単な作業によって、透析器具や注射器具のチューブ11は確実に皮膚表面の所望の位置に固定されるようになる。
図4に示すものは、血液透析用の透析器具のチューブ11の先に取り付けてある留置針12を、図1、2に示す固定用テープによって固定した状態を示したものであり、留置針12のカニューラ13の先端部は血管内に挿通されている。図4に示す留置針12は、カニューラ13、連結部14、アダプター15、チューブ16、17を含み、この留置針12に上記したのと同様にして分岐片6を交差状態にして貼付して固定する。
図5に示すものは、透析器具又は注射器具固定用テープ1において、本体部5から延びる分岐片6の基部に孔20を形成したものであり、図6のものは基部をV字部21に形成したものであり、透析器具や注射器具の種類によって分岐片6のよる固定を一層確実にすることができる場合がある。
図7に示すものは、図5と同様に本体部5から延びる分岐片6の基部に孔22を設けると共に、分岐片6の間に間隔を設けるようにしたものである。このものは分岐片6の間が離れているので、各分岐片6の貼り付けを一層容易に行うことができるようになる場合がある。
上記した剥離紙7は、本体部5の粘着剤層を覆う剥離紙と、各分岐片6の粘着剤層を覆う剥離紙に分割したものにすることもできる。
図8に示すものは、テープ片2に設けた本体部5の長手方向の両方向に延びるように分岐片6を形成したものである。
このものは、図9に示すように、上記した本体部5を皮膚表面に貼付してから、上記一方向の分岐片6を上記と同様にして貼付し、次に他方向の分岐片6も同様に貼付することによって、更に確実に固定することができるようになる。
1 透析器具又は注射器具固定用テープ
2 テープ片
3 基材
4 粘着剤層
5 本体部
6 分岐片
7 剥離紙
11 透析器具のチューブ
12 留置針
20,22 孔
21 V字部

Claims (7)

  1. 基材の一面に粘着剤層を形成したテープ片を有し、該テープ片の長手方向の一部に皮膚表面に貼付してその基材上面に透析器具又は注射器具を載置する本体部を設け、この本体部の長手方向に沿って延び、上記透析器具又は注射器具を両側から交差するようにして皮膚表面に貼付して固定する分岐片を形成した透析器具又は注射器具固定用テープ。
  2. 上記基材が、可撓性と伸縮性を有する請求項1に記載の透析器具又は注射器具固定用テープ。
  3. 上記分岐片は、上記本体部の長手方向の一方向又は両方向に延びる請求項1または2に記載の透析器具又は注射器具固定用テープ。
  4. 上記固定用テープの分岐片は、本体部の長手方向の長さに対して1/3〜5倍の長さを有する請求項1〜3のいずれかに記載の透析器具又は注射器具固定用テープ。
  5. 上記固定用テープの本体部及び分岐片の粘着剤層は、各々別個の剥離紙によって覆われている請求項1〜4のいずれかに記載の透析器具又は注射器具固定用テープ。
  6. 上記固定用テープの本体部及びこれに連続する分岐片の一部の粘着剤層は1枚の剥離紙によって覆われ、残余の分岐片の粘着剤層は各々別個の剥離紙によって覆われている請求項1〜4のいずれかに記載の透析器具又は注射器具固定用テープ。
  7. 血液透析に用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の透析器具固定用テープ。
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