JP3185955B2 - 画像データ伝送システム - Google Patents

画像データ伝送システム

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JP3185955B2
JP3185955B2 JP9018693A JP9018693A JP3185955B2 JP 3185955 B2 JP3185955 B2 JP 3185955B2 JP 9018693 A JP9018693 A JP 9018693A JP 9018693 A JP9018693 A JP 9018693A JP 3185955 B2 JP3185955 B2 JP 3185955B2
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雅芳 清水
隆 森原
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データ伝送システム
に係り、特に、符号化した画像データを伝送する画像デ
ータ伝送システムに関する。
【0002】近々、データ量が非常に大きい画像データ
を効率良く扱うために、画像データを符号化により圧縮
して伝送することが行われている。符号化により得られ
た画像データは、画像を圧縮して得られた圧縮コード
と、符号化時の条件等を記録したヘッダの2つの部分か
らなる。
【0003】画像データ伝送システムでは、ヘッダのデ
ータ量が大きい場合でも、効率的に画像データの伝送が
できることが必要とされている。
【0004】
【従来の技術】近々、データ量が非常に大きい画像デー
タを効率良く扱うために、画像データを圧縮する符号化
技術が利用され始めている。画像データを圧縮する符号
化技術には数多くの方式があるが、例えば、雑誌インタ
フェース91年12月号の特集記事「画像データ圧縮の
理解と応用(160頁〜203頁)」や、「JPEG,
DIS10918-1 DIGITALCOMPRESSION
AND CODINGOF CONTINUOUS-
TONE STILL IMAGES PARTIRE
QUIRE- MENTS AND GIDELINE
S」に記載されているJPEG方式のような複雑かつ高
度な方式が用いられ始めている。
【0005】このような複雑な符号化方式によって得ら
れた符号データは,画像を圧縮して得られた圧縮コード
(以下コードセグメントと記す)と、符号化時に使用し
た条件、パラメータ等を記録したヘッダ部分(以下ヘッ
ダと記す)の二つの部分からなる。
【0006】符号データを復元処理する際には、ヘッダ
に記録された条件を用いて復元処理を行うことになるた
め、ヘッダの情報もコードセグメントと同様に重要であ
る。
【0007】画像データベースにおいては、種々の条件
で符号化された画像データを扱い、ヘッダの種類が多数
あるため、ヘッダとコードセグメントを共に保存しなけ
ればならない。
【0008】図12は、従来の一例の画像データ伝送シ
ステムの構成図を示す。図12は、送信装置211に予
め格納されている画像データの中からユーザーが指定し
たものを、受信装置221に伝送する画像データ伝送シ
ステムを示す。
【0009】符号データ格納部212には、ヘッダとコ
ードセグメントからなる各符号データが格納されてい
る。ユーザーが、キーボード等により伝送データ指定部
213で伝送データを指定すると、伝送データ指定部2
13は、符号データ読み出し部214に、指定された伝
送データのデータ番号を供給する。
【0010】符号データ読み出し部214は、伝送デー
タ指定部213から供給されたデータ番号を符号データ
格納部212に供給して、このデータ番号に対応する符
号データのヘッダとコードセグメントを読み出す。
【0011】符号データ読み出し部214により読み出
されたヘッダとコードセグメントは、送信部217によ
り、伝送回線を介して受信装置221へと送られる。
【0012】図13は、従来の画像データ伝送システム
の別の例の構成図を示す。図13の例では、図12の例
とは、符号データ格納部232の構成が異なる。通常、
コードセグメントは画像データ毎に異なるが、ヘッダは
複数の画像データで共通のものを用いる場合も多い。こ
のような場合には、ヘッダとコードセグメントを別に格
納することで、符号データ格納部の容量を節約できる。
【0013】図13の例では、ヘッダとコードセグメン
トを別に格納し、各コードセグメント毎に設けたポイン
タによってヘッダを参照する構成としている。ユーザー
によって、伝送データが指定されると、データ番号が符
号データ格納部232に供給される。符号データ格納部
232は、供給されたデータ番号に対応するコードセグ
メントと、このコードセグメントに対応するポインタが
示すヘッダとをリンクして、符号データ読み出し部21
4に供給する。
【0014】符号データ読み出し部214により読み出
されたヘッダとコードセグメントは、送信部217によ
り、伝送回線を介して受信装置221に送られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般には、符号化方式
が複雑になる程、ヘッダに記録すべきデータが増えるた
め、各符号データのヘッダのデータ量が多くなる。しか
るに、図12、図13に示した従来の画像データ伝送シ
ステムでは、各符号データの、ヘッダとコードセグメン
トを共に伝送している。このため、符号化方式が複雑に
なる等によりヘッダのデータ量が多くなると、伝送しな
くてはならないデータ量が多くなり、伝送時間及び伝送
コストが増大するという問題がある。
【0016】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ヘッダのデータ量が多い場合でも、効率的に伝送が
できる画像データ伝送システムを提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、画
像データを符号化して得られたヘッダとコードセグメン
トからなる符号データを符号データ格納手段に複数格納
し、上記符号データを上記符号データ格納手段から読み
出して、送信手段により送信する符号データ送信装置
と、上記符号データを伝送回線を介して受信する符号デ
ータ受信装置とを有する画像データ伝送システムにおい
て、上記符号データ送信装置に、送信対象となっている
符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と直前に送信し
た符号データのヘッダ又はヘッダの一部分とを比較する
ヘッダ比較手段を備え、上記比較の結果、上記送信対象
の符号データのヘッダ又はヘッダの一部分が上記直前に
送信した符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同一
の場合は、上記送信対象の符号データのヘッダ又はヘッ
ダの一部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区別手段と、
上記送信対象の符号データから上記不要ヘッダを削除し
て上記送信手段に供給するヘッダ削除手段とを備え、符
号データ受信装置に、最後に上記符号データ送信装置か
ら受信したヘッダ又はヘッダの一部分の情報を用いて、
上記ヘッダ削除手段により削除されたヘッダ又はヘッダ
の一部分を補足するヘッダ情報補足手段を備える構成と
する。
【0018】請求項2の発明では、前記符号データ送信
装置は、ヘッダを複数に分割した部分ヘッダを生成する
ヘッダ分割手段を備え、前記ヘッダ区別手段は、上記ヘ
ッダ分割手段から供給される部分ヘッダについて、不要
な部分ヘッダかどうかを判断し、前記ヘッダ削除手段
は、不要な部分ヘッダを削除し、前記ヘッダ情報補足手
段は、部分ヘッダの情報を補足する構成とする。
【0019】請求項5の発明では、画像データを符号化
して得られたヘッダとコードセグメントからなる符号デ
ータを符号データ格納手段に複数格納し、上記符号デー
タを上記符号データ格納手段から読み出して、送信手段
により送信する符号データ送信装置と、上記符号データ
を伝送回線を介して受信する符号データ受信装置とを有
する画像データ伝送システムにおいて、上記符号データ
送信装置に、1以上のヘッダ又はヘッダの一部分をヘッ
ダ識別番号と共に格納する第1のヘッダ管理手段と、送
信対象となっている符号データのヘッダ又はヘッダの一
部分と同じヘッダ又はヘッダの一部分が、上記第1のヘ
ッダ管理手段に存在するかを検索するヘッダ検索手段と
を有し、上記検索手段による検索の結果、送信対象とな
っている符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同じ
ヘッダ又はヘッダの一部分が、上記第1のヘッダ管理手
段に存在する場合は、上記送信対象の符号データのヘッ
ダ又はヘッダの一部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区
別手段と、送信対象の符号データのヘッダ又はヘッダの
一部分が不要ヘッダである場合、不要ヘッダを削除する
と共に、上記ヘッダ区別手段5 から供給されるヘッダ識
別番号を付加するヘッダ削除手段とを備え、上記符号デ
ータ受信装置に、1以上のヘッダ又はヘッダの一部分
を、ヘッダ識別番号と共に格納する第2のヘッダ管理手
段を有し、ヘッダ又はヘッダの一部分の無い符号データ
及びヘッダ識別番号を受信した場合は、上記第2のヘッ
ダ管理手段から上記ヘッダ識別番号により指定されるヘ
ッダ又はヘッダの一部分を読み出して補足するヘッダ情
報補足手段を備える構成とする。
【0020】
【作用】請求項1の発明では、送信対象の符号データの
ヘッダ又はヘッダの一部分が、直前に送信した符号デー
タのヘッダ又はヘッダの一部分と同一の場合、このヘッ
ダ又はヘッダの一部分を不要ヘッダとして送信しない
で、符号データ受信装置側で最後に受信したヘッダ又は
ヘッダの一部分の情報を補足する。このため、送信する
ヘッダのデータ量を削減でき、符号データの効率的な伝
送を可能とする。
【0021】請求項2の発明では、ヘッダを分割した部
分ヘッダについて、直前に送信した不要な部分ヘッダか
どうかを判断し、不要な部分ヘッダは送信しないで、符
号データ受信装置側で部分ヘッダの情報を補足する。こ
のため、送信しない部分ヘッダの比率が高くなり、符号
データの更に効率的な伝送を可能とする。
【0022】請求項5の発明の符号データ送信装置と符
号データ受信装置では、1以上のヘッダ又は部分ヘッダ
をヘッダ識別番号と共に格納し、送信対象の符号データ
のヘッダ又はヘッダの一部分と同一のヘッダが格納され
ている場合は、不要ヘッダとしてヘッダ又はヘッダの一
部分を送信しないで、符号データ受信装置側で、ヘッダ
又はヘッダの一部分の情報を補足する。このため、複数
種類のヘッダを繰り返し用いる場合でも、不要ヘッダの
比率を高くして、送信するヘッダのデータ量を削減で
き、符号データの効率的な伝送を可能とする。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の画像データ伝送
システムの構成図を示す。図1に示す画像データ伝送シ
ステムは、送信装置11と受信装置21が伝送回線を介
して接続されて構成される。この画像データ伝送システ
ムは、送信装置11に予め格納されている符号化された
画像データの中から、ユーザーが指定したものを受信装
置21に伝送し、受信装置21側で元の画像データを復
元する例である。
【0024】送信装置11は、符号データ格納部12、
伝送データ指定部13、符号データ読み出し部14、ヘ
ッダ区別部15、ヘッダ削除部16、及び送信部17か
ら構成される。また、受信装置21は、受信部22、ヘ
ッダ情報補足部23、及び画像復元部24から構成され
る。
【0025】送信装置11は、図12の従来の送信装置
211に、ヘッダ区別部15とヘッダ削除部16が加わ
った構成である。また、受信装置21は、図12の従来
の受信装置221に、ヘッダ情報補足部23が加わった
構成である。
【0026】第1実施例では、ヘッダ区別部15で、送
信対象の符号データのヘッダが、直前に送信した符号デ
ータのヘッダと同じかどうかを判断し、同じヘッダの場
合は、ヘッダ削除部16にてヘッダを削除してコードセ
グメントのみを送信する。
【0027】受信装置21のヘッダ情報補足部23で
は、コードセグメントのみの符号データを受信した場合
は、最後に受信したヘッダをコードセグメントに補足す
る。画像復元部24は、ヘッダ情報補足部23から供給
されるヘッダとコードセグメントから、元の画像データ
を復元する。
【0028】初めに、送信装置11について説明する。
図2は第1実施例のヘッダ区別部の構成図を示す。ヘッ
ダ区別部15は、送信対象の符号データのヘッダが格納
されるヘッダ格納バッファ31、直前に送信した符号デ
ータのヘッダが格納されるヘッダ格納部32、ヘッダ比
較部33から構成される。
【0029】符号データ格納部12には、ヘッダとコー
ドセグメントからなる各符号データが格納されている。
ユーザーが、キーボード等により伝送データ指定部13
で伝送データを指定すると、伝送データ指定部13は、
符号データ読み出し部14に、指定された伝送データの
データ番号を供給する。
【0030】符号データ読み出し部14は、伝送データ
指定部13から供給されたデータ番号を符号データ格納
部12に供給して、このデータ番号に対応する符号デー
タのヘッダとコードセグメントを読み出す。
【0031】符号データ読み出し部14により読み出さ
れたヘッダとコードセグメントは、ヘッダ削除部16に
供給される。また、ヘッダが、符号データ読み出し部1
4からヘッダ区別部15に供給される。
【0032】ヘッダ区別部15に送信対象の符号データ
のヘッダが供給されると、先ず、ヘッダ格納バッファ3
1から直前に送信した符号データのヘッダが読み出され
て、ヘッダ格納部32に格納される。この後、送信対象
の符号データのヘッダが、ヘッダ格納バッファ31に格
納される。
【0033】ヘッダ比較部33は、送信対象の符号デー
タのヘッダと、ヘッダ格納部32から供給される直前に
送信した符号データのヘッダとを比較する。この比較の
結果、上記2つのヘッダが同一の場合、ヘッダ比較部3
3は、送信対象の符号データのヘッダを不要ヘッダとし
て、ヘッダ削除部16にヘッダの削除を指示する信号を
供給する。
【0034】この比較の結果、上記2つのヘッダが異な
る場合、ヘッダ比較部33は、送信対象の符号データの
ヘッダを必須ヘッダとして、ヘッダ削除部16にヘッダ
の削除をしないよう指示する信号を供給する。
【0035】なお、最初に符号データを送信する場合
は、ヘッダ格納部32には、なにも格納されておらず、
ヘッダ比較部33は、ヘッダの削除をしないよう指示す
る信号をヘッダ削除部16に供給する。
【0036】ヘッダ削除部16は、ヘッダ区別部15か
らヘッダの削除を指示する信号を供給された場合は、送
信対象の符号データからヘッダを削除してコードセグメ
ントのみを送信部17に供給する。また、ヘッダ削除部
16は、ヘッダ区別部15からヘッダの削除をしないよ
う指示する信号を供給された場合は、送信対象の符号デ
ータの必須ヘッダとコードセグメントを共に送信部17
に供給する。
【0037】上記のようにして、送信対象の符号データ
のヘッダが、直前に送信した符号データのヘッダと同一
の場合は、ヘッダを不要ヘッダとして、コードセグメン
トのみが送信される。送信対象の符号データのヘッダ
が、直前に送信した符号データのヘッダと異なる場合
は、必須ヘッダとして、ヘッダとコードセグメントの両
方が送信される。
【0038】次に、受信装置21について説明する。図
3は第1実施例の受信装置の構成図を示す。受信装置2
1のヘッダ情報補足部23は、ヘッダ有無判定部35、
ヘッダ情報格納部36、マルチプレクサ(MPX)37
から構成される。
【0039】受信部22は、送信装置より受信した符号
データをヘッダ有無判定部35に供給する。この符号デ
ータは、必須ヘッダとコードセグメントの両方の場合
と、コードセグメントのみの場合がある。
【0040】ヘッダ有無判定部35は、受信部22から
供給される符号データにヘッダが有る場合は、ヘッダ情
報格納部36にヘッダを格納し、コードセグメントをM
PX37を介して画像復元部24に供給する。
【0041】画像復元部24は、ヘッダ情報格納部36
に格納されているヘッダを参照して、ヘッダ有無判定部
35より、MPX37を介して供給されたコードセグメ
ントから、画像データを復元する。受信した符号データ
にヘッダが有る場合は、受信した符号データのヘッダを
そのまま用いることになる。
【0042】また、ヘッダ有無判定部35は、受信部2
2から供給される符号データにヘッダが無い場合は、コ
ードセグメントをMPX37を介して画像復元部24に
供給する。画像復元部24は、ヘッダ情報格納部36に
格納されている、最後に受信したヘッダを参照して、ヘ
ッダ有無判定部35より、MPX37を介して供給され
たコードセグメントから、画像データを復元する。
【0043】上記のように、第1実施例では、連続して
送信する符号データのヘッダが同じ場合は、ヘッダを送
信しないで、受信装置21で以前に受信したヘッダを用
いる。通常、同じヘッダを持つ多数の符号データを伝送
する場合が多いので、第1実施例では、伝送するデータ
の量が削減されて、効率的な伝送を行うことができる。
【0044】なお、本実施例では、ヘッダそのものをヘ
ッダ情報格納部36に格納している。しかし、ヘッダに
対して何らかの処理を加えて、ヘッダの情報を抽出した
後、画像復元部24において復元処理に使用する符号化
方法ならば、ヘッダの情報を抽出した後、ヘッダ情報格
納部36に格納するようにしてもよい。この場合は、ヘ
ッダ情報格納部36に、ヘッダの情報を抽出する機能も
必要になる。本実施例では、ヘッダの情報を抽出する機
能は、画像復元部24が有する。
【0045】図4は本発明の第2実施例の受信装置指定
部の説明図を示し、図5は第2実施例のヘッダ区別部1
2 の構成図を示す。第1実施例では、送信装置11、
受信装置21夫々一つずつの場合を示した。第2実施例
は、受信装置が複数有る場合である。第2実施例では、
図4に示す受信装置指定部42を送信装置に設けてお
り、また、図5に示すヘッダ区別部152 、送信部17
が第1実施例と異なる。なお、夫々の受信装置は、第1
実施例の受信装置21と同一である。第1実施例と同一
部分に付いては、適宜説明を省略する。
【0046】図4に示すように、受信装置指定部42で
ユーザーにより指定された受信装置の番号である受信装
置識別番号を、後述するヘッダ区別部152 と送信部1
7へ供給する。送信部17は、受信装置識別番号により
指定された受信装置へ符号データを送信する。
【0047】図5に示すヘッダ区別部152 は、符号デ
ータ読み出し部14から供給されるヘッダと受信装置指
定部42から供給される受信装置識別番号を格納するヘ
ッダ・受信装置識別番号格納バッファ45、受信装置毎
に受信装置識別番号と直前に送信したヘッダを格納する
ヘッダ格納部46、及びヘッダ比較部47から構成され
る。
【0048】ヘッダ区別部152 に、送信対象の符号デ
ータのヘッダと受信装置識別番号が供給されると、先
ず、ヘッダ・受信装置識別番号格納バッファ45に格納
されていた、直前に送信した符号データのヘッダと受信
装置識別番号が読み出されて、ヘッダ格納部46に格納
される。この後、送信対象の符号データのヘッダと受信
装置識別番号が、ヘッダ・受信装置識別番号格納バッフ
ァ45に格納される。
【0049】ヘッダ比較部47は、受信装置識別番号を
ヘッダ格納部46に供給して、対象受信装置に対して直
前に送信したヘッダを読み出し、送信対象の符号データ
のヘッダと比較する。この比較の結果、上記2つのヘッ
ダが同一の場合、ヘッダ比較部47は、送信対象の符号
データのヘッダを不要ヘッダとして、ヘッダ削除部16
にヘッダの削除を指示する信号を供給する。
【0050】この比較の結果、上記2つのヘッダが異な
る場合、ヘッダ比較部47は、送信対象の符号データの
ヘッダを必須ヘッダとして、ヘッダ削除部16にヘッダ
の削除をしないよう指示する信号を供給する。
【0051】なお、最初に符号データを送信する場合
は、ヘッダ格納部46には、なにも格納されておらず、
ヘッダ比較部47は、ヘッダの削除をしないよう指示す
る信号をヘッダ削除部16に供給する。
【0052】ヘッダ削除部16は、ヘッダ区別部152
からヘッダの削除を指示する信号を供給された場合は、
送信対象の符号データからヘッダを削除してコードセグ
メントのみを送信部17に供給する。また、ヘッダ削除
部16は、ヘッダ区別部15 2 からヘッダの削除をしな
いよう指示する信号を供給された場合は、送信対象の符
号データの必須ヘッダとコードセグメントを共に送信部
17に供給する。
【0053】上記のようにして、第2実施例では、複数
の受信装置がある場合に、受信装置毎に、連続して送信
する符号データのヘッダが同じ場合は、ヘッダを送信し
ないで、受信装置21で以前に受信したヘッダを用い
る。このため、複数の受信装置がある場合でも、伝送す
るデータの量を削減して、効率的な伝送を行うことがで
きる。
【0054】このように、第2実施例では、複数の受信
装置を対象にできるので、受信装置数の制約が無くな
り、運用上の自由度が高まる。
【0055】図6は本発明の第3実施例の受信装置の構
成図を示す。第1実施例では、送信装置11、受信装置
21夫々一つずつの場合を示した。第3実施例は、送信
装置11が複数有る場合である。
【0056】第3実施例では、各送信装置11は、符号
データと共に送信装置識別番号を送信する。この送信装
置識別番号は、送信装置11毎に異なる。また、図6に
示す受信装置の構成が第1実施例と異なる。第1実施例
と同一部分に付いては、適宜説明を省略する。
【0057】図6に示す受信装置213 のヘッダ情報補
足部233 は、ヘッダ有無判定部55、ヘッダ情報格納
部56、マルチプレクサ(MPX)57から構成され
る。ヘッダ情報格納部56は、送信装置11毎に、送信
装置識別番号と共に直前に受信した符号データのヘッダ
を格納している。
【0058】受信部52は、送信装置11より受信した
符号データをヘッダ有無判定部55に供給し、送信装置
11より受信した送信装置識別番号をヘッダ情報格納部
56に供給する。この符号データは、必須ヘッダとコー
ドセグメントの両方の場合と、コードセグメントのみの
場合がある。
【0059】ヘッダ有無判定部55は、受信部52から
供給される符号データにヘッダが有る場合は、ヘッダ情
報格納部56に送信装置識別番号と共にヘッダを格納
し、コードセグメントをMPX57を介して画像復元部
58に供給する。ヘッダ情報格納部56は、受信部52
から供給される送信装置識別番号により指定されるヘッ
ダを、画像復元部58に供給する。
【0060】この場合、画像復元部58は、ヘッダ情報
格納部56から供給されるヘッダを参照して、ヘッダ有
無判定部55より、MPX57を介して供給されたコー
ドセグメントから、画像データを復元する。受信した符
号データにヘッダが有る場合は、受信した符号データの
ヘッダをそのまま用いることになる。
【0061】ヘッダ有無判定部55は、受信部52から
供給される符号データにヘッダが無い場合は、コードセ
グメントをMPX57を介して画像復元部58に供給す
る。ヘッダ情報格納部56は、受信部52から供給され
る送信装置識別番号により指定されるヘッダを、画像復
元部58に供給する。
【0062】この場合、画像復元部58は、ヘッダ情報
格納部56から供給される、対象送信装置11から最後
に受信したヘッダを参照して、ヘッダ有無判定部55よ
り、MPX57を介して供給されたコードセグメントか
ら、画像データを復元する。
【0063】上記のように、第3実施例では、複数の送
信装置がある場合に、各送信装置は、連続して送信する
符号データのヘッダが同じ場合は、ヘッダを送信しな
い。受信装置213 では、送信装置毎に、最後に受信し
たヘッダを格納してヘッダの補足に用いる。このため、
複数の送信装置がある場合でも、伝送するデータの量を
削減して、効率的な伝送を行うことができる。
【0064】このように、第3実施例では、複数の送信
装置を対象にできるので、送信装置数の制約が無くな
り、運用上の自由度が高まる。
【0065】なお、送信装置を第2実施例と同様の構成
とすれば、送信装置、受信装置共に複数有る構成とする
ことも可能である。
【0066】図7は本発明の第4実施例の画像データ伝
送システムの構成図を示す。図7において、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。第
1実施例〜第3実施例では、ヘッダ全体について比較を
行い、必須ヘッダ、不要ヘッダの判断を行っている。
【0067】しかし、ヘッダ全体について比較すると、
ヘッダ中の主要部分以外の部分が異なるだけで、ヘッダ
区別部により必須ヘッダとみなされて送信される。例え
ば、ヘッダには、画像名等を記述する場合があるが、画
像名は通常、画像毎に異なるため、ヘッダ全体について
比較すると、画像名が異なるだけで、ヘッダ区別部によ
り、必須ヘッダとみなされる。
【0068】このため、ヘッダの中で、データ量が多
く、かつ、多数の画像データで同じになる場合が多い部
分を部分ヘッダとして切り出し、この切り出した部分ヘ
ッダについて、必須ヘッダか不要ヘッダかを判断するこ
とで、必須ヘッダを減らすことができる場合がある。
【0069】第4実施例では、具体的には、前述のJE
PG方式のように、ヘッダにハフマンテーブルを含む場
合を想定しており、ヘッダは、ハフマンテーブルとその
他のヘッダからなる。ハフマンテーブルは、データ量が
比較的多いが、多数の画像データで同じものを用いる場
合が多い。ハフマンテーブルは、ヘッダのデータ量中の
約8割を占める。このため、ハフマンテーブルを不要ヘ
ッダとして削除することは、データ量の削減に効果があ
る。
【0070】図7に示すように、送信装置114 には、
ハフマンテーブルを部分ヘッダとして切り出すヘッダ分
割部63が設けられている。送信装置114 では、ハフ
マンテーブルを部分ヘッダとして切り出し、この部分ヘ
ッダを、ヘッダ区別部154、ヘッダ削除部164 の処
理対象とする。また、受信装置214 では、ヘッダ情報
補足部234 の処理対象をハフマンテーブルとする。
【0071】送信装置114 のヘッダ分割部63は、符
号データ読み出し部144 から供給されたヘッダとコー
ドセグメントをヘッダ削除部164 に供給し、切り出し
たハフマンテーブルをヘッダ区別部154 に供給する。
【0072】ヘッダ区別部154 は、図1のヘッダ区別
部15と同一の構成である。ヘッダ区別部154 は、直
前に送信した符号データのハフマンテーブルと送信対象
の符号データのハフマンテーブルを比較して、必須ヘッ
ダか不要ヘッダかを区別し、不要ヘッダの場合は、ハフ
マンテーブルの削除を指示する信号をヘッダ削除部16
4 に供給する。
【0073】ヘッダ削除部164 は、ヘッダ区別部15
4 から、ハフマンテーブルの削除を指示する信号を供給
されたときは、ハフマンテーブルを削除して、送信部1
7に供給する。ハフマンテーブルが削除された場合は、
その他のヘッダとコードセグメントが送信される。
【0074】受信装置214 の受信部22は、受信した
符号データをヘッダ有無判定部65に供給する。この符
号データは、必須ハフマンテーブル、その他のヘッダ、
及びコードセグメントの組合せの場合と、その他のヘッ
ダとコードセグメントの組合せの場合がある。
【0075】ヘッダ有無判定部65は、受信部22から
供給される符号データにハフマンテーブルが有る場合
は、ヘッダ情報格納部66にハフマンテーブルを格納
し、その他のヘッダとコードセグメントをMPX67を
介して画像復元部68に供給する。
【0076】画像復元部68は、ヘッダ情報格納部66
に格納されているハフマンテーブル、ヘッダ有無判定部
65から供給されたその他のヘッダとコードセグメント
を用いて、画像データを復元する。この場合、受信した
符号データのハフマンテーブルを、そのまま用いてい
る。
【0077】ヘッダ有無判定部65は、受信部22から
供給される符号データにハフマンテーブルが無い場合
は、その他のヘッダとコードセグメントをMPX67を
介して画像復元部68に供給する。
【0078】画像復元部68は、ヘッダ情報格納部66
に格納されている、最後に受信したハフマンテーブルを
参照して、ヘッダ有無判定部65より供給されたその他
のヘッダとコードセグメントを用いて、画像データを復
元する。
【0079】上記のように、第4実施例では、連続して
送信する符号データのハフマンテーブルが同じ場合は、
ハフマンテーブルを削除して、その他のヘッダとコード
セグメントのみを送信し、受信装置214 では、以前に
受信したハフマンテーブルを補足に用いる。通常、多数
の画像データで同じハフマンテーブルを用いる場合が多
いため、第4実施例では不要ヘッダの比率が高まり、第
1実施例より更に効率的な伝送を行うことができる。
【0080】なお、第4実施例では、一つの部分ヘッダ
を用いているが、部分ヘッダを複数定義して、更に、不
要ヘッダの比率を高めて伝送効率を上げることもでき
る。例えば、前述のJPEG方式であれば、第2の部分
ヘッダとして、量子化閾値テーブルを定義することがで
きる。なお、この場合は、ヘッダ区別部、ヘッダ削除
部、ヘッダ有無判定部、ヘッダ情報補足部は、部分ヘッ
ダ毎に処理をする必要がある。
【0081】図8は本発明の第5実施例のヘッダ区別部
とヘッダ削除部の構成図を示し、図9は第5実施例の受
信装置の構成図を示す。第1実施例では、直前に送信し
たヘッダと同一のヘッダを不要ヘッダとして、削除して
いる。しかし、数種類のヘッダを繰り返し用いる場合
は、このような方法では、必須ヘッダの比率が高まり、
あまり効果的ではない。第5実施例は、複数種類のヘッ
ダを繰り返し用いる場合にも、十分な効果を上げられる
構成としている。第5実施例において、図1と同一構成
部分については、適宜説明を省略する。
【0082】第5実施例の送信装置11では、図8に示
すヘッダ区別部155 とヘッダ削除部165 が第1実施
例と異なる。ヘッダ区別部155 は、1以上のヘッダ
を、ヘッダ識別番号と共に格納する送信ヘッダ管理部7
4と、ヘッダ検索部73から構成される。また、ヘッダ
削除部165 は、ヘッダ除去部75と識別番号付加部7
6から構成される。
【0083】また、受信装置215 では、図9に示すヘ
ッダ情報補足部235 が第1実施例と異なる。ヘッダ情
報補足部235 は、1以上のヘッダをヘッダ識別符号と
共に格納する受信ヘッダ管理部86と、受信ヘッダ管理
部86から、補足するヘッダを読み出すヘッダ情報読み
出し部87を備えている。
【0084】符号データの伝送を開始する前の初期状態
では、送信ヘッダ管理部74、受信ヘッダ管理部86に
は、共に同じ内容のヘッダとヘッダ識別番号を記録して
おく。この初期状態で記録しておくヘッダは、予め、繰
り返し使用されることが分かっているヘッダである。な
お、初期状態で、送信ヘッダ管理部74と受信ヘッダ管
理部86には、なにもヘッダを記録しなくても構わな
い。
【0085】ヘッダ区別部155 のヘッダ検索部73
は、符号データ読み出し部14から供給された送信対象
のヘッダと同一のヘッダが、N個のヘッダが記録された
送信ヘッダ管理部74にあるかどうかを調べる。
【0086】送信ヘッダ管理部74に送信対象ヘッダと
同一ヘッダがある場合、ヘッダ検索部73は、そのヘッ
ダのヘッダ識別番号をヘッダ削除部165 の識別番号付
加部76に供給し、ヘッダの削除指令をヘッダ除去部7
5に供給する。
【0087】送信ヘッダ管理部74に送信対象ヘッダと
同一ヘッダが無い場合、ヘッダ検索部73は、送信対象
ヘッダにヘッダ識別番号N+1を付けて、送信ヘッダ管
理部74に格納する。
【0088】ヘッダ削除部165 は、ヘッダ区別部15
5 から削除指令を供給された場合は、ヘッダ除去部75
でヘッダを除去し、識別番号付加部76でヘッダ識別番
号を付加して、コードセグメントとヘッダ識別番号を送
信部17に供給する。この場合、コードセグメントとヘ
ッダ識別番号が送信部17により送信される。
【0089】受信装置215 の受信部22は、受信した
符号データをヘッダ有無判定部85に供給する。
【0090】ヘッダ有無判定部85は、受信した符号デ
ータにヘッダが無い場合は、コードセグメントとヘッダ
識別番号をヘッダ情報読み出し部87に供給する。ヘッ
ダ情報読み出し部87は、ヘッダ有無判定部85から供
給されたヘッダ識別番号に対応するヘッダを、受信ヘッ
ダ管理部86から読み出す。
【0091】ヘッダ情報読み出し部87は、この読み出
したヘッダを補足してコードセグメントと共に画像復元
部88に供給する。画像復元部88は、ヘッダ情報読み
出し部87から供給されたヘッダとコードセグメントを
用いて、画像データを復元する。
【0092】ヘッダ有無判定部85は、受信した符号デ
ータにヘッダが有る場合は、そのヘッダに識別番号を付
けて、受信ヘッダ管理部86に格納し、ヘッダとコード
セグメントを画像復元部88に供給する。画像復元部8
8は、ヘッダ有無判定部85から供給されたヘッダとコ
ードセグメントを用いて、画像データを復元する。
【0093】上記のように、第5実施例では、送信対象
の符号データのヘッダが受信装置215 の受信ヘッダ管
理部86に記録されている場合は、ヘッダを送信しない
で、受信装置215 側で受信ヘッダ管理部86に記録さ
れている同一のヘッダを補足する。
【0094】また、受信ヘッダ管理部86に記録されて
いないヘッダを送信した場合は、送信ヘッダ管理部74
と受信ヘッダ管理部86にこのヘッダを記録する。
【0095】このため、複数種類のヘッダを繰り返し用
いる場合にも、送信ヘッダ管理部74と受信ヘッダ管理
部86に記録された後は、ヘッダを送信する必要がな
く、伝送するデータの量が削減されて、効率的な伝送を
行うことができる。
【0096】なお、第5実施例では、送信ヘッダ管理部
74と受信ヘッダ管理部86に、ヘッダを追加記録する
機能を設けているが、この機能は、必ずしも必要ではな
い。このヘッダの追加記録の機能が無い場合は、予め記
録されているヘッダだけを、不要ヘッダとして削除する
ことができる。
【0097】また、第4実施例の方式と第5実施例の方
式を組み合わせて、部分ヘッダを、送信ヘッダ管理部7
4、受信ヘッダ管理部86に記録する構成としてもよ
い。
【0098】また、第2実施例の複数の受信装置を有す
る構成に、第5実施例の方式を組み合わせることも可能
である。また、第3実施例の複数の送信装置を有する構
成に、第5実施例の方式を組み合わせることも可能であ
る。
【0099】図10は本発明の第6実施例の符号データ
格納部の構成図を示す。なお、第1実施例と同一部分に
付いては、適宜説明を省略する。第6実施例では、図1
0に示すように、符号データ格納部126 において、ヘ
ッダの種類毎にアドレス範囲を分けて符号データを格納
する。
【0100】図10の例では、0番地〜X1 −1番地ま
では、ヘッダ1を持つ符号データが格納され、X1 番地
〜X2 番地までは、ヘッダ2を持つ符号データが格納さ
れている。同様に、X3 番地〜X4 番地までは、ヘッダ
Iを持つ符号データが格納されている。
【0101】また、符号データ格納部126 は、符号デ
ータが格納されているアドレスの値からヘッダの種別番
号を得るための、変換テーブル92を備えている。
【0102】符号データ読み出し部14から、送信対象
の符号データのデータ番号を供給されると、符号データ
格納部126 は、データ番号に対応するヘッダとコード
セグメントを読み出す。このとき、ヘッダとコードセグ
メントが格納されているアドレスを取得し、変換テーブ
ル92によって、ヘッダの種別番号を得る。符号データ
格納部126 は、上記のようにして取得したヘッダ、コ
ードセグメント、及びヘッダ種別番号を、符号データ読
み出し部14に供給する。
【0103】符号データ読み出し部14は、ヘッダ区別
部15に、ヘッダではなくて、ヘッダ種別番号を供給す
る。ヘッダ区別部15は、このヘッダ種別番号を比較し
て、直前に送信した符号データのヘッダと送信対象の符
号データのヘッダが同じかどうかを判断し、不要ヘッダ
と必須ヘッダを区別する。
【0104】ヘッダ種別番号は、ヘッダそのものに比べ
てデータ長が極めて短い。このため、ヘッダ区別部15
でのヘッダの比較に要する時間を短縮でき、符号データ
の送信の処理をより高速に行うことができる。
【0105】なお、第4実施例に第6実施例の方式を適
用することもできる。この場合、符号データは、ハフマ
ンテーブルの種類毎に、アドレスを分けて格納し、変換
テーブルによりハフマンテーブル種別番号を得る。ま
た、ヘッダ区別部154 では、ハフマンテーブルの種別
番号を比較して、不要ハフマンテーブルと必須ハフマン
テーブルを区別する。
【0106】また、第5実施例に第6実施例の方式を適
用することもできる。この場合、ヘッダ区別部155
送信ヘッダ管理部74は、ヘッダの代わりにヘッダ種別
番号を記録する。ヘッダ種別番号で検索を行えるため、
検索に要する時間が短縮でき、符号データの送信の処理
をより高速に行うことができる。
【0107】図11は本発明の第7実施例の符号データ
格納部の構成図を示す。なお、第1実施例と同一部分に
付いては、適宜説明を省略する。第7実施例では、図1
1に示すように、図13に示す従来例と同様に、ヘッダ
とコードセグメントを分離して格納している。符号デー
タ格納部127 には、異なる種類のヘッダが、ヘッダ種
別番号を付けられて格納されている。また、各データ番
号に対応するコードセグメントが格納されている。ま
た、各コードセグメントに対応するヘッダを示すヘッダ
識別ポインタを管理しているヘッダ管理部102を備え
ている。
【0108】符号データ読み出し部14から、送信対象
の符号データのデータ番号を供給されると、符号データ
格納部127 は、データ番号に対応するコードセグメン
トを読み出す。またヘッダ管理部102のヘッダ識別ポ
インタにより、コードセグメントに対応するヘッダと、
このヘッダのヘッダ種別番号を取得する。
【0109】符号データ格納部127 は、上記のように
して取得したヘッダ、コードセグメント、及びヘッダ種
別番号を、符号データ読み出し部14に供給する。
【0110】符号データ読み出し部14は、ヘッダ区別
部15に、ヘッダではなくて、ヘッダ種別番号を供給す
る。ヘッダ区別部15は、このヘッダ種別番号を比較し
て、直前に送信した符号データのヘッダと送信対象の符
号データのヘッダが同じかどうかを判断し、不要ヘッダ
と必須ヘッダを区別する。
【0111】ヘッダ種別番号は、ヘッダそのものに比べ
てデータ長が極めて短い。このため、ヘッダ区別部15
でのヘッダの比較に要する時間を短縮でき、符号データ
の送信の処理をより高速に行うことができる。
【0112】なお、第6実施例同様に、第4実施例又は
第5実施例に第7実施例の方式を適用することができ
る。この場合、比較、又は検索に要する時間が短縮で
き、符号データの送信の処理をより高速に行うことがで
きる。
【0113】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
送信対象の符号データのヘッダ又はヘッダの一部分が、
直前に送信した符号データのヘッダ又はヘッダの一部分
と同一の場合、このヘッダ又はヘッダの一部分を不要ヘ
ッダとして送信しないで、符号データ受信装置側で最後
に受信したヘッダ又はヘッダの一部分の情報を補足する
ため、送信するヘッダのデータ量を削減でき、符号デー
タの効率的な伝送ができる特長を有する。
【0114】請求項2の発明によれば、ヘッダを分割し
た部分ヘッダについて、直前に送信した不要な部分ヘッ
ダかどうかを判断し、不要な部分ヘッダは送信しない
で、符号データ受信装置側で部分ヘッダの情報を補足す
るため、送信しない部分ヘッダの比率が高くなり、符号
データの更に効率的な伝送ができる。
【0115】請求項5の発明によれば、符号データ送信
装置と符号データ受信装置では、1以上のヘッダ又は部
分ヘッダをヘッダ識別番号と共に格納し、送信対象の符
号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同一のヘッダが
格納されている場合は、不要ヘッダとしてヘッダ又はヘ
ッダの一部分を送信しないで、符号データ受信装置側
で、ヘッダ又はヘッダの一部分の情報を補足するため、
複数種類のヘッダを繰り返し用いる場合でも、不要ヘッ
ダの比率を高くして、送信するヘッダのデータ量を削減
でき、符号データの効率的な伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像データ伝送システム
の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例のヘッダ区別部の構成図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の受信装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例の受信装置指定部の説明図
である。
【図5】本発明の第2実施例のヘッダ区別部の構成図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例の受信装置の構成図であ
る。
【図7】本発明の第4実施例の画像データ伝送システム
の構成図である。
【図8】本発明の第5実施例のヘッダ区別部とヘッダ削
除部の構成図である。
【図9】本発明の第5実施例の受信装置の構成図であ
る。
【図10】本発明の第6実施例の符号データ格納部の構
成図である。
【図11】本発明の第7実施例の符号データ格納部の構
成図である。
【図12】従来の一例の画像データ伝送システムの構成
図である。
【図13】従来の画像データ伝送システムの別の例の構
成図である。
【符号の説明】
11,114 送信装置 12,126 ,127 符号データ格納部 13 伝送データ指定部 14,144 符号データ読み出し部 15,152 ,154 ,155 ヘッダ区別部 16 ,164 ,165 ヘッダ削除部 17 送信部 21,213 ,214 ,215 受信装置 22 受信部 23,233 ,234 ,235 ヘッダ情報補足部 24 画像復元部 31 ヘッダ格納バッファ 32 ヘッダ格納部 33 ヘッダ比較部 35 ヘッダ有無判定部 36 ヘッダ情報格納部 37 MPX 42 受信装置指定部 45 ヘッダ・受信装置識別番号格納バッファ 46 ヘッダ格納部 47 ヘッダ比較部 52 受信部 55 ヘッダ有無判定部 56 ヘッダ情報格納部 57 MPX 58 画像復元部 63 ヘッダ分割部 65 ヘッダ有無判定部 66 ヘッダ情報格納部 67 MPX 68 画像復元部 73 ヘッダ検索部 74 送信ヘッダ管理部 75 ヘッダ除去部 76 識別番号付加部 85 ヘッダ有無判定部 86 受信ヘッダ管理部 87 ヘッダ情報読み出し部 88 画像復元部 92 変換テーブル 102 ヘッダ管理部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04J 3/00 H04N 7/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントからなる符号データを符号データ格
    納手段に複数格納し、記符号データを記符号データ
    格納手段から読み出して、送信手段により送信する符号
    データ送信装置と記符号データを伝送回線を介して
    受信する符号データ受信装置とを有する画像データ伝送
    システムにおいて、前記 符号データ送信装置に、 送信対象となっている符号データのヘッダ又はヘッダの
    一部分と直前に送信した符号データのヘッダ又はヘッダ
    の一部分とを比較するヘッダ比較手段と前記ヘッダ比較手段の比 較の結果、前記送信対象の符号
    データのヘッダ又はヘッダの一部分が記直前に送信し
    た符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同一の場合
    は、記送信対象の符号データのヘッダ又はヘッダの一
    部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区別手段と前記 送信対象の符号データから前記不要ヘッダを削除し
    前記送信手段に供給するヘッダ削除手段とを備え、 符号データ受信装置に、 最後に上記符号データ送信装置から受信したヘッダ又は
    ヘッダの一部分の情報を用いて、上記ヘッダ削除手段に
    より削除されたヘッダ又はヘッダの一部分を補足するヘ
    ッダ情報補足手段を備える構成としたことを特徴とする
    画像データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記符号データ送信装置は、ヘッダを複
    数に分割した部分ヘッダを生成するヘッダ分割手段を
    え、 前記ヘッダ区別手段は、上記ヘッダ分割手段から供給さ
    れる部分ヘッダについて、不要な部分ヘッダかどうかを
    判断し、 前記ヘッダ削除手段は、不要な部分ヘッダを削除し、 前記ヘッダ情報補足手段は、部分ヘッダの情報を補足す
    る構成としたことを特徴とする請求項1記載の画像デー
    タ伝送システム。
  3. 【請求項3】 複数の前記符号データ受信装置を有し、 前記符号データ送信装置のヘッダ区別手段は、 直前に送信した符号データのヘッダ又はヘッダの一部分
    を符号データ受信装置毎に格納する送信ヘッダ格納手
    備え、 記符号データ受信装置毎に、送信対象となっている符
    号データのヘッダ又はヘッダの一部分と直前に送信した
    符号データのヘッダ又はヘッダの一部分とを比較する構
    成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    画像データ伝送システム。
  4. 【請求項4】 複数の前記符号データ送信装置を有し、 前記符号データ受信装置のヘッダ情報補足手段は、 最後に受信した符号データのヘッダ又はヘッダの一部分
    を符号データ送信装置毎に格納する受信ヘッダ格納手
    備え、前記 符号データ送信装置毎に、最後に受信したヘッダ又
    はヘッダの一部分の情報を用いて、削除されたヘッダ又
    はヘッダの一部分を補足する構成としたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の画像データ伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントからなる符号データを符号データ格
    納手段に複数格納し、上記符号データを上記符号データ
    格納手段から読み出して、送信手段により送信する符号
    データ送信装置と記符号データを伝送回線を介して
    受信する符号データ受信装置とを有する画像データ伝送
    システムにおいて、 上記符号データ送信装置に、 1以上のヘッダ又はヘッダの一部分をヘッダ識別番号と
    共に格納する第1のヘッダ管理手段と、 送信対象となっている符号データのヘッダ又はヘッダの
    一部分と同じヘッダ又はヘッダの一部分が、前記第1の
    ヘッダ管理手段に存在するかを検索するヘッダ検索手
    前記 ヘッダ検索手段による検索の結果、送信対象となっ
    ている符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同じヘ
    ッダ又はヘッダの一部分が、記第1のヘッダ管理手
    存在する場合は、前記送信対象の符号データのヘッダ
    又はヘッダの一部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区別
    段と前記ヘッダ区別手段の判断結果、 送信対象の符号データ
    のヘッダ又はヘッダの一部分が不要ヘッダである場合、
    不要ヘッダを削除すると共に、記ヘッダ管理段か
    供給されるヘッダ識別番号を付加するヘッダ削除手段と
    を備え、 上記符号データ受信装置に、 1以上のヘッダ又はヘッダの一部分を、ヘッダ識別番号
    と共に格納する第2のヘッダ管理手段を有し、ヘッダ又
    はヘッダの一部分の無い符号データ及びヘッダ識別番号
    を受信した場合は、上記第2のヘッダ管理手段から上記
    ヘッダ識別番号により指定されるヘッダ又はヘッダの一
    部分を読み出して補足するヘッダ情報補足手段を備える
    構成としたことを特徴とする画像データ伝送システム。
  6. 【請求項6】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントからなる符号データを送信手段によ
    り送信する符号データ送信装置において、 送信対象となっている符号データのヘッダ又はヘッダの
    一部分と直前に送信した符号データのヘッダ又はヘッダ
    の一部分とを比較するヘッダ比較手段と、 前記ヘッダ比較手段による比較結果、前記送信対象の符
    号データのヘッダ又はヘッダの一部分が前記直前に送信
    した符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同一の場
    合は、前記送信対象の符号データのヘッダ又はヘッダの
    一部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区別手段と、 前記ヘッダ区別手段での判断結果、前記送信対象の符号
    データのヘッダ又はヘッダの一部分が不要ヘッダと判断
    されたときに、前記送信対象の符号データから不要ヘッ
    ダを削除して前記送信手段に供給するヘッダ削除手段と
    を有することを特徴とする符号データ送信装置。
  7. 【請求項7】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントからなる符号を符号データ送信装置
    から受信する符号データ受信装置において、 最後に前記符号データ送信装置から受信したヘッダ又は
    ヘッダの一部分の情報を用いて、前記符号データ送信装
    置から送信される際に削除されたヘッダ又はヘッダの一
    部分を捕捉するヘッダ情報捕捉手段を有することを特徴
    とする符号データ受信装置。
  8. 【請求項8】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントからなる符号データを送信手段によ
    り送信する符号データ送信装置において、 1以上のヘッダ又はヘッダの一部分をヘッダ識別番号と
    共に格納するヘッダ管 理手段と、 送信対象となっている符号データのヘッダ又はヘッダの
    一部分と同じヘッダ又はヘッダの一部分が、前記ヘッダ
    管理手段に存在するか否かを検索するヘッダ検索手段
    と、 前記ヘッダ検索手段での検索結果、送信対象となってい
    る符号データのヘッダ又はヘッダの一部分と同じヘッダ
    又はヘッダの一部分が、前記ヘッダ管理手段に存在する
    場合は、前記送信対象の符号データのヘッダ又はヘッダ
    の一部分を不要ヘッダと判断するヘッダ区別手段と、 前記ヘッダ区別手段による判断結果、送信対象の符号デ
    ータのヘッダ又はヘッダの一部分が不要ヘッダである場
    合には、前記不要ヘッダを削除するとともに、前記ヘッ
    ダ区別手段から供給されるヘッダ識別番号を付加するヘ
    ッダ削除手段とを有することを特徴とする符号データ送
    信装置。
  9. 【請求項9】 画像データを符号化して得られたヘッダ
    とコードセグメントとからなる符号データを受信する符
    号データ受信装置において、 1以上のヘッダ又はヘッダの一部分を、受信符号データ
    に付加されるヘッダ識別番号と共に格納するヘッダ管理
    手段と、 ヘッダ又はヘッダの一部分の無い符号データ及びヘッダ
    識別番号を受信した場合に、前記ヘッダ管理手段から前
    記ヘッダ識別番号により指定されるヘッダ又はヘッダの
    一部分を読み出して捕捉するヘッダ情報捕捉手段とを有
    することを特徴とする符号データ受信装置。
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