JP3185855U - 被服 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、内部の物品の不用意な落下を確実に防止することができる被服を提供する。
【解決手段】物品14を収容するポケット22を備える。ポケット22は、外部に連通した開口部22aを有する上層収納部24と、上層収納部24に連通して設けられた下層収納部26を備える。上層収納部24と下層収納部26との間の連通空間に、その空間の一部を弾性的に絞った弾性絞り部28が設けられている。上層収納部24は、下層収納部26よりも大きく形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】物品14を収容するポケット22を備える。ポケット22は、外部に連通した開口部22aを有する上層収納部24と、上層収納部24に連通して設けられた下層収納部26を備える。上層収納部24と下層収納部26との間の連通空間に、その空間の一部を弾性的に絞った弾性絞り部28が設けられている。上層収納部24は、下層収納部26よりも大きく形成されている。
【選択図】図1
Description
この考案は、上着やズボン等の衣類の収納部分であるポケットを備えた被服に関する。
従来、ズボンのポケットの形状は、図4に示すように、筒状で断面が一定の幅の袋状のポケット10が、ズボン12のウエスト部分から下方の大腿骨の側方に形成されていた。
また、特許文献1に開示されているように、ポケットの深さに対して相対的に小さい物品がポケットの底にある場合、取り出しやすくするために、ポケットの開口部を上下二段にして、小物を取り出す際には、下方の開口部からポケット内の物品を取り出すことができるようにしたポケット構造も提案されている。
上記従来の技術の図4に示すポケット10は、例えば携帯電話等のポケット形状と比較して深さの1/2以上の物品14を収納している状態で椅子に腰掛けると、中の物品14が大腿骨と平行になり水平状態となって、ポケット10の開口部10aから落下する場合があった。特に、図4に示すように、足を組んだりしてポケットの位置が高くなると、開口部10aの位置が相対的に下方になり、物品14が落下しやすくなるものであった。
特許文献1に開示された二段ポケットは、中の物品の取り出しやすさを向上させたもので、不用意な落下を防止することができるものではない。また、特許文献1のように開口部を面ファスナにより塞げば落下を防止することができるが、ポケットの開閉操作が煩わしくポケット開口部の厚みが著しく増大し、特にズボンのポケットには、適用できないものである。
この考案は上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、内部の物品の不用意な落下を確実に防止することができる被服を提供することを目的とする。
この考案は、物品を収容するポケットを備え、このポケットは外部に連通した開口部を有する上層収納部と、この上層収納部に連通して設けられた下層収納部とを備え、前記上層収納部と前記下層収納部との間の連通空間に、その空間の一部を絞った絞り部が設けられている被服である。前記絞り部は、上層収納部と前記下層収納部との間の前記空間を弾性的に絞った弾性絞り部である。
前記上層収納部は、前記下層収納部よりも大きく形成されているものである。前記ポケットは、ズボン等の下衣の側方に設けられたものである。
この考案の被服は、簡単な構造で、ポケットの内部の物品の不用意な落下を確実に防止することができ、ポケット内からの物品の取り出しも容易なものである。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3は、この考案の一実施形態の被服の下衣であるスウェットパンツ20を示す。スウェットパンツ20には、2層ポケット22が、ウエスト部から大腿骨の両側位置に設けられている。
2層ポケット22は、図2に示すように、上層収納部24と下層収納部26からなるもので、上層収納部24と下層収納部26の間には、ゴム等により開口部を絞った弾性絞り部28が設けられている。この実施形態では、上層収納部24が下層収納部26より僅かに大きい袋状に形成され、上層収納部24は両端部が開口した筒状で、下層収納部26は有底の筒状に形成されている。上層収納部24の上端開口部22aは、スウェットパンツ20の側方で開口している。
次に、この実施形態のスウェットパンツ20の使用方法について説明する。スウェットパンツ20のポケット22に携帯電話等の物品14を収納する場合には、下層収納部26内に収納可能なものは、下層収納部26内に収納し、弾性絞り部28の開口が絞られた状態で収納しておく。これにより、物品14は、下層収納部26から出ようとしても弾性絞り部28に引っ掛かり、容易には出ない。また、下層収納部26の深さよりも長い物品を収納する際も、その物品の底部を下層収納部26の底部に届くように収納し、弾性絞り部28でその物品を保持するようにする。これにより、物品が弾性絞り部28により保持され、飛び出しにくい状態となる。さらに、椅子に座った場合等で、ポケット22が水平方向に長く位置したとしても、図3に示すように、下層収納部26が下方を向いてスウェットパンツ20内に位置するので、物品14の不用意な落下が防止される。
この実施形態のスウェットパンツ20によれば、簡単な構造で、滑りやすい物品14であっても不用意にポケット22内から脱落することを防止することができる。特に、上層収納部24と下層収納部26の間に弾性絞り部28が設けられていることにより、下層収納部26内の物品14を確実に保持するとともに、下層収納部26より長い物品であっても、弾性絞り部28で弾性的に保持することができ、ポケット22からの収納物品の不用意な落下を確実に防止することができる。
なお、この発明の被服のポケットの位置は、スウェットパンツ等のズボンに限らず、短パン等の下衣でも良く、ジャケットやコート等の上衣のポケットであっても良い。また、ポケットの上層収納部と下層収納部の大きさや適宜設定可能なものであり、絞り部は、弾性を有しない絞り部でも良く、必要に応じて弾性絞り部を設けるものでも良い。
14 物品
20 スウェットパンツ
22 ポケット
22a 開口部
24 上層収納部
26 下層収納部
28 弾性絞り部
20 スウェットパンツ
22 ポケット
22a 開口部
24 上層収納部
26 下層収納部
28 弾性絞り部
Claims (4)
- 物品を収容するポケットを備え、このポケットは外部に連通した開口部を有する上層収納部と、この上層収納部に連通して設けられた下層収納部とを備え、前記上層収納部と前記下層収納部との間の連通空間に、その空間の一部を絞った絞り部が設けられていることを特徴とする被服。
- 前記絞り部は、上層収納部と前記下層収納部との間の前記空間を弾性的に絞った弾性絞り部である請求項1記載の被服。
- 前記上層収納部は、前記下層収納部よりも大きく形成されている請求項1又は2記載の被服。
- 前記ポケットは、下衣の側方に設けられたものである請求項3記載の被服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003619U JP3185855U (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 被服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003619U JP3185855U (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 被服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3185855U true JP3185855U (ja) | 2013-09-05 |
Family
ID=50429579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003619U Expired - Fee Related JP3185855U (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 被服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185855U (ja) |
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2013
- 2013-06-26 JP JP2013003619U patent/JP3185855U/ja not_active Expired - Fee Related
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