JP3185849B2 - インクタンク - Google Patents
インクタンクInfo
- Publication number
- JP3185849B2 JP3185849B2 JP23761395A JP23761395A JP3185849B2 JP 3185849 B2 JP3185849 B2 JP 3185849B2 JP 23761395 A JP23761395 A JP 23761395A JP 23761395 A JP23761395 A JP 23761395A JP 3185849 B2 JP3185849 B2 JP 3185849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink tank
- tank
- passage
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タのような、液体インクを用いて記録書込みを行なう形
式のプリンタに用いるインクタンクに関する。
タのような、液体インクを用いて記録書込みを行なう形
式のプリンタに用いるインクタンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】記録ヘッドと連通するようキャリッジに
搭載する形式のインクタンクでは、インクタンクの取付
け位置や、インク中の気体の体積膨張によって生じるイ
ンクの漏れを抑えるために種々の手立てが構じられる。
搭載する形式のインクタンクでは、インクタンクの取付
け位置や、インク中の気体の体積膨張によって生じるイ
ンクの漏れを抑えるために種々の手立てが構じられる。
【０００３】本出願人が特開昭５６−６７２６９号公報
において提案したインクタンクもこのような手立てが講
じられたものの１つで、内部に設けたバネによりインク
タンクを内側から拡開変形させることによって、タンク
内に生じた負圧をノズル先端のインクの表面張力と常時
釣合わせるように構成したものであるが、この種のイン
クタンクでは、タンク自体を拡開変形させる必要がある
ため、キャリッジへの装着に制約があるほか、他物との
接触によってズルからインクが漏れ出しかねないといっ
た点でさらに改善すべき余地が残されている。
において提案したインクタンクもこのような手立てが講
じられたものの１つで、内部に設けたバネによりインク
タンクを内側から拡開変形させることによって、タンク
内に生じた負圧をノズル先端のインクの表面張力と常時
釣合わせるように構成したものであるが、この種のイン
クタンクでは、タンク自体を拡開変形させる必要がある
ため、キャリッジへの装着に制約があるほか、他物との
接触によってズルからインクが漏れ出しかねないといっ
た点でさらに改善すべき余地が残されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
インクタンクの配設等に制約がなく、しかも、インクの
洩れを確実に抑えることのできる新たなインクタンクを
提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
インクタンクの配設等に制約がなく、しかも、インクの
洩れを確実に抑えることのできる新たなインクタンクを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインクタンクとして、下端
部に外気と連通する開口部を設けた縦型筒状をなすイン
クタンクの一側に、記録ヘッドへのインク供給部を備え
たインク通路をインクタンクの上部で連通するように配
設するとともに、このインクタンクの内部に、自重によ
り該インクタンク内を負圧にするピストンを摺動自在に
配設するようにしたものである。
ような課題を達成するためのインクタンクとして、下端
部に外気と連通する開口部を設けた縦型筒状をなすイン
クタンクの一側に、記録ヘッドへのインク供給部を備え
たインク通路をインクタンクの上部で連通するように配
設するとともに、このインクタンクの内部に、自重によ
り該インクタンク内を負圧にするピストンを摺動自在に
配設するようにしたものである。
【０００６】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図１は本発明の第１の実施例を示したものである。
る。図１は本発明の第１の実施例を示したものである。
【０００７】図において符号１で示したインクタンク
は、縦型の筒体として形成され、またこのインクタンク
１の内部は、縦の仕切り４によりインク室２とインク通
路３とに区画されていて、インク室２には後述するピス
トン１０が上下に摺動自在に配設され、また、インク室
２の上端と連通したインク通路３は、インクタンク１の
一側に設けたインク供給孔６と連通していて、ここに挿
通した針を介してインク室２内のインクを図示しない記
録ヘッドに供給するように構成されている。
は、縦型の筒体として形成され、またこのインクタンク
１の内部は、縦の仕切り４によりインク室２とインク通
路３とに区画されていて、インク室２には後述するピス
トン１０が上下に摺動自在に配設され、また、インク室
２の上端と連通したインク通路３は、インクタンク１の
一側に設けたインク供給孔６と連通していて、ここに挿
通した針を介してインク室２内のインクを図示しない記
録ヘッドに供給するように構成されている。
【０００８】このインクタンク１には、その下端に設け
た通気孔８によってピストン１０が支障なく上下動し得
るように構成され、また、このピストン１０は、その周
面に設けた幾つかの溝１１‥‥とインク室２の内壁との
間でインクにメニスカスｍを形成させて、インク室２内
のインクをこのメニスカスｍにより保持しつつ、自己の
重みによってインク室２内に一定の負圧を生じさせるよ
うに構成され、さらに、このピストン１３の下面には凸
部１２が形成されていて、ピストン１０がインク室２の
下端に位置した状態でも通気孔８を塞がないように構成
されている。なお、図中符号５はインク供給孔６を塞ぐ
ようにして設けた多孔質体、７はパッキングをそれぞれ
示している。
た通気孔８によってピストン１０が支障なく上下動し得
るように構成され、また、このピストン１０は、その周
面に設けた幾つかの溝１１‥‥とインク室２の内壁との
間でインクにメニスカスｍを形成させて、インク室２内
のインクをこのメニスカスｍにより保持しつつ、自己の
重みによってインク室２内に一定の負圧を生じさせるよ
うに構成され、さらに、このピストン１３の下面には凸
部１２が形成されていて、ピストン１０がインク室２の
下端に位置した状態でも通気孔８を塞がないように構成
されている。なお、図中符号５はインク供給孔６を塞ぐ
ようにして設けた多孔質体、７はパッキングをそれぞれ
示している。
【０００９】このように構成された実施例において、い
まインク室２にインクが一杯まで充填された状態では、
図１に示したように、ピストン１０はその凸部１２を底
板９に当接させるようにして最下端に位置し、この状態
で、ピストン１０の周面に設けた溝１１とインク室２の
内壁との間に生じたインクのメニスカスｍにより、イン
ク室２内のインクを保持している。
まインク室２にインクが一杯まで充填された状態では、
図１に示したように、ピストン１０はその凸部１２を底
板９に当接させるようにして最下端に位置し、この状態
で、ピストン１０の周面に設けた溝１１とインク室２の
内壁との間に生じたインクのメニスカスｍにより、イン
ク室２内のインクを保持している。
【００１０】特に、この実施例においては、ピストン１
０の周面に複数本の溝１１‥‥を設けたことにより、キ
ャリッジの往復動に伴なう振動によって１段目のメニス
カスｍが破壊しても、つぎの段そのつぎの段に形成され
るメニスカスｍがインクの漏れを抑えるように作用す
る。
０の周面に複数本の溝１１‥‥を設けたことにより、キ
ャリッジの往復動に伴なう振動によって１段目のメニス
カスｍが破壊しても、つぎの段そのつぎの段に形成され
るメニスカスｍがインクの漏れを抑えるように作用す
る。
【００１１】この状態で、供給孔６に記録ヘッド後端の
針を挿通した上、このインクタンク１を図示しないキャ
リッジ上に搭載して所要の上記書込みを行うと、インク
の消費に伴って生じるインク室２内の負圧により、最下
端に位置したピストン１０は重力に抗して徐々に上昇し
て、インク室２内の負圧を常に一定に保つ。
針を挿通した上、このインクタンク１を図示しないキャ
リッジ上に搭載して所要の上記書込みを行うと、インク
の消費に伴って生じるインク室２内の負圧により、最下
端に位置したピストン１０は重力に抗して徐々に上昇し
て、インク室２内の負圧を常に一定に保つ。
【００１２】そして、このピストン１０の自重に相当す
る負圧は、インク供給孔６を経て記録ヘッドの各ノズル
に作用し、ノズル内のインクを若干後方に引戻すように
してノズルからのインクの洩れを抑える。
る負圧は、インク供給孔６を経て記録ヘッドの各ノズル
に作用し、ノズル内のインクを若干後方に引戻すように
してノズルからのインクの洩れを抑える。
【００１３】なお、使用途中でインクタンク１をキャリ
ッジから取外しても、多孔質体５のメニスカスをピスト
ン１０によって発生する負圧より強くしておくことで、
インク室２内を負圧に保っておくことができる。
ッジから取外しても、多孔質体５のメニスカスをピスト
ン１０によって発生する負圧より強くしておくことで、
インク室２内を負圧に保っておくことができる。
【００１４】このようにしてインクの消費がさらに進む
と、これに伴ってピストン１０は図１（ｂ）に示したよ
うに、インク室１内を上昇してゆき、最後にインク室２
の天板近くに達してインクの供給を終える。
と、これに伴ってピストン１０は図１（ｂ）に示したよ
うに、インク室１内を上昇してゆき、最後にインク室２
の天板近くに達してインクの供給を終える。
【００１５】ところで、上述した実施例は、ピストン１
０がインク室２の上端に達したあとでは、インクの消費
に伴ってインク通路３内の負圧が高まっていくため、実
質的にインク通路３の容積に相当する量のインクが使用
し得ないことになる。
０がインク室２の上端に達したあとでは、インクの消費
に伴ってインク通路３内の負圧が高まっていくため、実
質的にインク通路３の容積に相当する量のインクが使用
し得ないことになる。
【００１６】図２に示した実施例は、特にこのような問
題を解消すべくなされたもので、このインクタンク２１
は、インク供給孔２６に連通するインク通路２３の上端
開口部２５を、天板２４の一部からインク室２２に臨ま
せる一方、インク通路２３の下端とインク室２２の底板
２９とにそれぞれ開口部２７、３０を設けて、これらの
開口部２７、３０を、底板２９の下面に添設した多孔質
部材３１を介して連通させるようにしたものである。な
お、図中符号２８はインク室２２の下端一側に設けた通
気孔を示している。
題を解消すべくなされたもので、このインクタンク２１
は、インク供給孔２６に連通するインク通路２３の上端
開口部２５を、天板２４の一部からインク室２２に臨ま
せる一方、インク通路２３の下端とインク室２２の底板
２９とにそれぞれ開口部２７、３０を設けて、これらの
開口部２７、３０を、底板２９の下面に添設した多孔質
部材３１を介して連通させるようにしたものである。な
お、図中符号２８はインク室２２の下端一側に設けた通
気孔を示している。
【００１７】この実施例では、ピストン１０の自重によ
って生じるインク室２２内の負圧がインク通路２３を通
してその下端開口部２７にも作用するが、開口部２７に
臨む多孔質部材３１にはインクが含浸しているため、こ
こに負圧が作用しても、多孔質部材３１中で形成された
インクのメニスカスにより、底板開口部３０を通して外
気がインク通路２３内に入り込むことはない。
って生じるインク室２２内の負圧がインク通路２３を通
してその下端開口部２７にも作用するが、開口部２７に
臨む多孔質部材３１にはインクが含浸しているため、こ
こに負圧が作用しても、多孔質部材３１中で形成された
インクのメニスカスにより、底板開口部３０を通して外
気がインク通路２３内に入り込むことはない。
【００１８】そして、インク室２２内のインクが全て消
費され、図２（ｂ）で示したように、ピストン１０が天
板２４に当接してインク通路２３の上端開口部２５を閉
塞すると、インク通路２３内は、記録書込みのためのイ
ンク滴の吐出に伴う負圧が徐々に増大し、この負圧があ
る程度まで高まった段階で多孔質部材３１中のインクの
メニスカスが破壊され、その結果、消費されたインクの
量に相当する量の外気が底板開口部３０を通してインク
通路２３中に流入し、ここに残存しているインクの全て
を使用可能にする。
費され、図２（ｂ）で示したように、ピストン１０が天
板２４に当接してインク通路２３の上端開口部２５を閉
塞すると、インク通路２３内は、記録書込みのためのイ
ンク滴の吐出に伴う負圧が徐々に増大し、この負圧があ
る程度まで高まった段階で多孔質部材３１中のインクの
メニスカスが破壊され、その結果、消費されたインクの
量に相当する量の外気が底板開口部３０を通してインク
通路２３中に流入し、ここに残存しているインクの全て
を使用可能にする。
【００１９】一方、本発明は、ピストン１０の自重を利
用してインク室２内を負圧にすることにより、ノズルか
らのインクの洩れを抑えるようにしたものであるが、こ
のインクタンク１をキャリッジから取外して逆さに載置
したような場合には、ピストン１０の自重が逆に作用し
てインク室２内の圧力を高めることになる結果、内部の
インクをインク供給孔６から溢出させてしまうことにも
なる。
用してインク室２内を負圧にすることにより、ノズルか
らのインクの洩れを抑えるようにしたものであるが、こ
のインクタンク１をキャリッジから取外して逆さに載置
したような場合には、ピストン１０の自重が逆に作用し
てインク室２内の圧力を高めることになる結果、内部の
インクをインク供給孔６から溢出させてしまうことにも
なる。
【００２０】図３はこのよう事態を抑えるべく構成した
本発明の第３の実施例を示したもので、このインクタン
ク３１は、インク室３２と連通するインク通路３３の上
端部分に弁室３４を設け、インクタンク３１を、図に示
したように逆さにした場合には、弁室３４内のボール弁
３５を弁座３７に着座させてインク通路３３を閉塞する
ようにしたものである。
本発明の第３の実施例を示したもので、このインクタン
ク３１は、インク室３２と連通するインク通路３３の上
端部分に弁室３４を設け、インクタンク３１を、図に示
したように逆さにした場合には、弁室３４内のボール弁
３５を弁座３７に着座させてインク通路３３を閉塞する
ようにしたものである。
【００２１】この実施例では、インクタンク３１を逆さ
にした場合にのみインク通路３３を閉塞して、インク室
３２の圧力がピストン１０の自重により増大した場合で
も、その圧力をインク通路３３に作用させないようにし
て、インクの漏れを抑えるようにしたものである。
にした場合にのみインク通路３３を閉塞して、インク室
３２の圧力がピストン１０の自重により増大した場合で
も、その圧力をインク通路３３に作用させないようにし
て、インクの漏れを抑えるようにしたものである。
【００２２】他方、本発明では、ピストンとインク室の
内壁との間にメニスカスを形成してインクを保持するよ
うにしている関係上、ピストンの形成精度をさほど高め
る必要がない。図４は、この点を利用して、イエロー、
マゼンタ、シアンの各インクを収容するカラープリンタ
用のインクタンクを可能な限り小型化するように構成し
た実施例に関するものである。
内壁との間にメニスカスを形成してインクを保持するよ
うにしている関係上、ピストンの形成精度をさほど高め
る必要がない。図４は、この点を利用して、イエロー、
マゼンタ、シアンの各インクを収容するカラープリンタ
用のインクタンクを可能な限り小型化するように構成し
た実施例に関するものである。
【００２３】すなわち、この実施例では、共通のインク
タンク４１に設けた各インク室４２ｙ、４２ｍ、４２ｃ
を角筒状に形成するとともに、これらの各インク室４２
ｙ、４２ｍ、４２ｃに摺動自在に配設するピストン１０
ｙ、１０ｍ、１０ｃをも角筒状に形成したもので、この
ように構成することにより、インクの収容量に対するイ
ンクタンク４１の配設スペースを可能な限り小さくする
ようにしたものである。
タンク４１に設けた各インク室４２ｙ、４２ｍ、４２ｃ
を角筒状に形成するとともに、これらの各インク室４２
ｙ、４２ｍ、４２ｃに摺動自在に配設するピストン１０
ｙ、１０ｍ、１０ｃをも角筒状に形成したもので、この
ように構成することにより、インクの収容量に対するイ
ンクタンク４１の配設スペースを可能な限り小さくする
ようにしたものである。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
ク通路を介して記録ヘッドと連通する筒状のインクタン
クにピストンを上下動自在に配設したので、ピストンの
自重により常時インクタンクの内部を負圧にして、イン
クタンクの配設位置やタンク内の気体の体積膨張の如何
に拘りなく、ノズルからのインクの漏れを未然に抑える
ことができるばかりでなく、内部圧力の変動をピストン
の上下動により吸収して、インク室内の負圧を常に一定
に維持することができる。
ク通路を介して記録ヘッドと連通する筒状のインクタン
クにピストンを上下動自在に配設したので、ピストンの
自重により常時インクタンクの内部を負圧にして、イン
クタンクの配設位置やタンク内の気体の体積膨張の如何
に拘りなく、ノズルからのインクの漏れを未然に抑える
ことができるばかりでなく、内部圧力の変動をピストン
の上下動により吸収して、インク室内の負圧を常に一定
に維持することができる。
【００２５】しかも、インク通路の下端とインクタンク
の底板に設けた各開口部を多孔質部材を介して連通させ
ることにより、インクのエンド時には、多孔質部材を介
して外気をインク通路内に導びいて、インク通路内に残
存するインクをも余すことなく使用に供させることがで
き、さらには、インクタンクと連通するインク通路の連
通部に逆止弁を設けることにより、例え取り外したイン
クタンクを逆さにした場合でも、インク供給部等からイ
ンクを溢出させるといった不都合をも未然に防ぐことが
できる。
の底板に設けた各開口部を多孔質部材を介して連通させ
ることにより、インクのエンド時には、多孔質部材を介
して外気をインク通路内に導びいて、インク通路内に残
存するインクをも余すことなく使用に供させることがで
き、さらには、インクタンクと連通するインク通路の連
通部に逆止弁を設けることにより、例え取り外したイン
クタンクを逆さにした場合でも、インク供給部等からイ
ンクを溢出させるといった不都合をも未然に防ぐことが
できる。
【図１】本発明の一実施例をなすインクタンクについて
の断面図で、（ａ）はインクの満タン状態を、（ｂ）は
インクエンドの状態をそれぞれ示したものである。
の断面図で、（ａ）はインクの満タン状態を、（ｂ）は
インクエンドの状態をそれぞれ示したものである。
【図２】（ａ）（ｂ）はインクの満タン状態とインクの
エンド状態をもって示した本発明の第２の実施例をなす
インクタンクの断面図である。
エンド状態をもって示した本発明の第２の実施例をなす
インクタンクの断面図である。
【図３】本発明の第３の実施例をなすインクタンクの断
面図である。
面図である。
【図４】カラープリンタ用のインクタンクとして構成し
た本発明のささに別の実施例を示した上面図である。
た本発明のささに別の実施例を示した上面図である。
１、２１、３１、４１ インクタンク ２、２２、３２、４２ インク室 ３ ２３、３３ インク通路 ６、２６、３６ インク供給孔 ８、２８ 通気孔 １０ ピストン ２７、３０ 開口部 ３１ 多孔質材よりなる遮板 ３５ 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−318756（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−187448（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−246924（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−57900（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−338198（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 2/175
Claims (3)
- 【請求項１】 下端部に外気と連通する開口部を設けた
縦型筒状をなすインクタンクの一側に、記録ヘッドへの
インク供給部を備えたインク通路を上部で連通するよう
に配設し、かつ前記インクタンクの内部に、自重により
該インクタンク内を負圧にするピストンを摺動自在に配
設したインクタンクにおいて、 前記インク通路の下端部と前記インクタンクの底板とに
それぞれ開口部を設けて、該両開口部を覆う共通の多孔
質部材を介して該両開口部を互いに連通させたことを特
徴とするインクタンク。 - 【請求項２】 下端部に外気と連通する開口部を設けた
縦型筒状をなすインクタンクの一側に、記録ヘッドへの
インク供給部を備えたインク通路を上部で連通するよう
に配設し、かつ前記インクタンクの内部に、自重により
該インクタンク内を負圧にするピストンを摺動自在に配
設したインクタンクにおいて、 前記インク通路と前記インクタンクとの連通部に、前記
インク通路側へのインクの流出のみを許容する逆止弁を
設けたことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項３】 下端部に外気と連通する開口部を設けた
縦型筒状をなすインクタンクの一側に、記録ヘッドへの
インク供給部を備えたインク通路を上部で連通するよう
に配設し、かつ前記インクタンクの内部に、自重により
該インクタンク内を負圧にするピストンを摺動自在に配
設したインクタンクにおいて、 前記ピストンと前記インクタンクの内壁面との間にイン
クを保持するメニスカスを形成するようにしたことを特
徴とするインクタンク。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23761395A JP3185849B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクタンク |
| US08/701,597 US5889543A (en) | 1995-08-23 | 1996-08-22 | Ink tank |
| DE69601845T DE69601845T2 (de) | 1995-08-23 | 1996-08-23 | Farbstoffbehälter |
| EP96113559A EP0761451B1 (en) | 1995-08-23 | 1996-08-23 | Ink tank |
| HK98112490A HK1011324A1 (en) | 1995-08-23 | 1998-11-30 | Ink tank |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23761395A JP3185849B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクタンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958004A JPH0958004A (ja) | 1997-03-04 |
| JP3185849B2 true JP3185849B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17017918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23761395A Expired - Fee Related JP3185849B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクタンク |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5889543A (ja) |
| EP (1) | EP0761451B1 (ja) |
| JP (1) | JP3185849B2 (ja) |
| DE (1) | DE69601845T2 (ja) |
| HK (1) | HK1011324A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6935730B2 (en) * | 2000-04-03 | 2005-08-30 | Unicorn Image Products Co. Ltd. Of Zhuhai | One-way valve, valve unit assembly, and ink cartridge using the same |
| US20030107626A1 (en) * | 2000-08-16 | 2003-06-12 | Xiao Qingguo | Ink cartridge having bellows valve, ink filling method and apparatus used thereof |
| EP1186423B1 (en) * | 2000-09-12 | 2004-08-11 | Riso Kagaku Corporation | Ink container |
| US20050243147A1 (en) * | 2000-10-12 | 2005-11-03 | Unicorn Image Products Co. Ltd. | Ink cartridge having bellows valve, ink filling method and apparatus used thereof |
| ATE398023T1 (de) * | 2000-10-20 | 2008-07-15 | Seiko Epson Corp | Tintenpatrone für tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
| JP4259158B2 (ja) * | 2003-03-26 | 2009-04-30 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
| US7261398B2 (en) * | 2004-12-07 | 2007-08-28 | Lexmark International, Inc. | Inkjet ink tank with integral priming piston |
| US7607768B2 (en) * | 2006-03-21 | 2009-10-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid supply means |
| JP2008087218A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Brother Ind Ltd | インクジェットプリンタ |
| KR101065265B1 (ko) * | 2009-06-01 | 2011-09-16 | 한국기계연구원 | 잉크 공급 및 압력조절 통합장치 |
| US8529038B2 (en) | 2011-08-18 | 2013-09-10 | Xerox Corporation | System and method for pressure control of an ink delivery system |
| CN104015495A (zh) * | 2014-06-04 | 2014-09-03 | 苏州铉动三维空间科技有限公司 | 一种喷墨打印机的墨盒 |
| US20210129547A1 (en) * | 2018-11-08 | 2021-05-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Aerate print material particles |
| CN111660638B (zh) * | 2020-05-25 | 2022-08-02 | 佛山小代装饰材料有限公司 | 一种pvc薄膜印刷机 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4079384A (en) * | 1975-10-09 | 1978-03-14 | Nippon Telegraph And Telephone Public Corporation | Integrated ink liquid supply system in an ink jet system printer |
| JPS5667269A (en) * | 1979-11-06 | 1981-06-06 | Seiko Epson Corp | Ink tank |
| US4383263A (en) * | 1980-05-20 | 1983-05-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejecting apparatus having a suction mechanism |
| US4571599A (en) * | 1984-12-03 | 1986-02-18 | Xerox Corporation | Ink cartridge for an ink jet printer |
| JPH01244862A (ja) * | 1988-03-26 | 1989-09-29 | Canon Inc | 加圧式インク回復系付きインクカートリッジ |
| US5182581A (en) * | 1988-07-26 | 1993-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording unit having an ink tank section containing porous material and a recording head section |
| JP2840482B2 (ja) * | 1991-06-19 | 1998-12-24 | キヤノン株式会社 | インクタンク及びインクジェットヘッドカートリッジ、並びにインクジェット記録装置 |
| JPH05318756A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-03 | Canon Inc | インク容器 |
| JPH05338198A (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-21 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド用インク容器 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP23761395A patent/JP3185849B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-22 US US08/701,597 patent/US5889543A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-23 DE DE69601845T patent/DE69601845T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-23 EP EP96113559A patent/EP0761451B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-30 HK HK98112490A patent/HK1011324A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69601845D1 (de) | 1999-04-29 |
| JPH0958004A (ja) | 1997-03-04 |
| US5889543A (en) | 1999-03-30 |
| EP0761451B1 (en) | 1999-03-24 |
| DE69601845T2 (de) | 1999-11-25 |
| HK1011324A1 (en) | 1999-07-09 |
| EP0761451A1 (en) | 1997-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3185849B2 (ja) | インクタンク | |
| JP3513377B2 (ja) | 液体収容容器への液体充填方法、該充填方法を実施するための充填ユニットと該充填方法により製造された液体収容容器、及び液体吐出記録装置 | |
| KR100487976B1 (ko) | 잉크젯 기록 장치용 잉크 카트리지 | |
| US6247803B1 (en) | Ink jet recording apparatus and method for replenishing ink in the tank cartridge | |
| US5682189A (en) | Ink supply device for an ink jet recording apparatus | |
| JP3287791B2 (ja) | 液体収容室を有する液体収容容器への液体充填方法及び液体充填装置 | |
| US6000788A (en) | Ink cartridge for ink jet printer | |
| JP3133906B2 (ja) | インクタンクカートリッジ | |
| US6854836B2 (en) | Liquid container, liquid supply system, liquid using apparatus, ink tank, ink supply system, inkjet print head and print apparatus | |
| JP2945176B2 (ja) | インクジェットペン用のアキュムレータ | |
| US7699452B2 (en) | Ink cartridge and method of ink injection thereinto | |
| US5182581A (en) | Ink jet recording unit having an ink tank section containing porous material and a recording head section | |
| US8567931B2 (en) | Ink cartridge suppressing internal pressure increase at the time of installation | |
| US20080192097A1 (en) | Ink-jet recording device and ink cartridge | |
| MXPA03001393A (es) | Cartucho de tinta y metodo para regular el flujo de fluido. | |
| JP3286210B2 (ja) | インクタンク | |
| US6276785B1 (en) | Ink-supplied printer head and ink container | |
| JPH08310003A (ja) | インク供給容器 | |
| US5812165A (en) | Leak resistant ink-jet pen | |
| JP2006199037A (ja) | 交換式インク供給源 | |
| KR100224954B1 (ko) | 주위압력보다 낮은 저장통 압력을 갖는 프린트 카트리지에 잉크를 보충하기 위한 방법 및 장치 | |
| US6474798B1 (en) | Ink supplied printer head and ink container | |
| KR100809884B1 (ko) | 프린터용 잉크 카트리지 | |
| JP3486583B2 (ja) | インクタンクカートリッジ | |
| US11912040B2 (en) | Replenishable liquid storage tank including backpressure application member, and image-forming apparatus provided with the same |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010404 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |