JP3185692U

JP3185692U - Ｌａｎケーブル

Info

Publication number: JP3185692U
Application number: JP2013003424U
Authority: JP
Inventors: 大河伊藤
Original assignee: 大河伊藤
Priority date: 2013-06-17
Filing date: 2013-06-17
Publication date: 2013-08-29
Anticipated expiration: 2023-06-17

Abstract

【課題】コンピュータやネットワーク機器のＬＡＮポートに設置されたＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を、目視確認できるＬＡＮケーブルを提供する。
【解決手段】ＬＡＮケーブル１におけるコネクタ部２が、コンピュータやハブ等のネットワーク機器のＬＡＮポートに接続された時、光誘導部４ａと４ｂの断面がＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等に近接し、そのランプの光をケーブル３に沿って誘導する。これにより、ＬＡＮケーブル１を目視することで、ＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を確認することができる。
【選択図】図１

Description

本考案は、コンピュータやハブ等のネットワーク機器同士を接続するためのＬＡＮケーブルに関する。

ＬＡＮケーブルに関する技術がいくつか知られている。例えば、複数のコンピュータを接続してネットワークを構成する場合、各コンピュータとハブ等とをＬＡＮケーブルによって接続することが行われている。

また、ＬＡＮケーブルに関する他の技術として、電源供給を受けて発光し、複数のＬＡＮケーブルが一箇所に集中している場合に任意のＬＡＮケーブルを容易に探し出すことができるＬＡＮケーブルが知られている。

特開２００２−１９８９８５号公報特開２００７−２６５６８１号公報

例えば、従来のＬＡＮケーブルを用いてコンピュータがネットワークに接続されている構成において、コンピュータからネットワークに接続できなくなった場合、コンピュータとハブ等のネットワーク機器同士の接続状態を確認する。

しかしながら、ＬＡＮケーブルには接続状態を表示する機能が無いという問題がある。

また、デスクトップ型のコンピュータのＬＡＮポートは、背面についている場合が多く、ＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等を目視で確認するのは困難である場合が多いという問題もある。

１つの側面で、本考案はＬＡＮケーブルにコンピュータやネットワーク機器のＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を表示することを目的とする。

上記目的を達成するために、開示のＬＡＮケーブルが提供される。このＬＡＮケーブルは、コネクタ部とケーブル部と光誘導部とを有している。

コネクタ部は、コンピュータやハブ等のネットワーク機器のＬＡＮポートに接続する。ケーブル部は、導体を絶縁体によって被覆した複数の芯線を有し、ＬＡＮケーブルの両端間での通信を行う。光誘導部は、コンピュータやネットワーク機器のＬＡＮポートにあるＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の光をＬＡＮケーブルに誘導する。

一態様では、コンピュータやネットワーク機器のＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を、ＬＡＮケーブルを目視することで確認することができる。

実施の形態のＬＡＮケーブルを示す図である。

以下、実施の形態のＬＡＮケーブルを、図面を参照して詳細に説明する。
＜実施の形態＞
図１は、実施の形態のＬＡＮケーブルを示す斜視図である。

実施の形態のＬＡＮケーブル１は、コネクタ部２と、ケーブル部３と光誘導部４ａ、４ｂを有している。

なお、図１にはＬＡＮケーブル１の一端のみが示されているが、ＬＡＮケーブル１の他端にもコネクタ部２が取り付けられている。

ケーブル部３は、両端に接続されたコネクタ部２を介して、コンピュータやハブ等のネットワーク機器間での通信を行う従来のＬＡＮケーブルを構成する。

光誘導部４ａと４ｂは、光ファイバー等の光を通す素材で構成され、コネクタ部２に固定されており、コネクタ部２がコンピュータやハブ等のネットワーク機器のＬＡＮポートに接続された時、光誘導部４ａと４ｂの断面がＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等に近接することで、そのランプの光をケーブル３に沿って誘導する。
そして、誘導された光によって、光誘導部４ａと４ｂの他端もしくは側面、またはその両方が発光することにより、ＬＡＮケーブルを目視することで、ＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を確認できる。

なお、本実施の形態では、光誘導部４ａと４ｂが、コネクタ部２に固定されているものについて説明した。しかし、これに限らず、コネクタ部２を保護するカバーなどに固定されている形態でも良い。

また、本実施の形態では、光誘導部４ａと４ｂがコネクタ部２の左右に対を成している形態について説明した。しかし、これに限らず、どちらか一方のみ有している形態でも良い。

さらに、本実施の形態では、ＬＡＮケーブル１の一端のみ示されているが、光誘導部４ａと４ｂは、ＬＡＮケーブル１の他端も同様の形状でも良いし、一端のみが本実施の形態でも良い。そして、ＬＡＮケーブル１の他端も同様の形状である場合、光誘導部４ａと４ｂは、他端側と一体である形状でも良いし、独立している形状でも良い。

また、本実施の形態では、光誘導部４ａと４ｂは、ケーブル部３に沿わせた形状を図１に示しているが、ケーブル部３と一体化している形状でも良いし、それぞれが独立している形状でも良い。

以上、本考案のＬＡＮケーブルを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本考案に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。

また、本考案は、前述した各実施の形態のうちの、任意の２以上の構成（特徴）を組み合わせたものであってもよい。

１ＬＡＮケーブル
２コネクタ部
３ケーブル部
４ａ、４ｂ光誘導部

Claims

コンピュータやネットワーク機器のＬＡＮポートに設置されたＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の光を誘導する光誘導部を有することを特徴とし、ＬＩＮＫランプやＡＣＴランプ等の状態（光）を、目視確認可能としたＬＡＮケーブル