JP3185339U - 鍵盤楽器練習用補助具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対の指に挟んで使用するアーチ形の鍵盤楽器練習用補助具10であって、鍵盤楽器練習用補助具の、アーチ部本体の左右両外側面に、一対の指で挟持するための左右複数対をなす窪みが複数対設けられており、練習者は自分の手のサイズや、練習する指の組合せに合った一対の窪みを選んで、使用することができる。また、練習用補助具の両脚端面に、球体の一部をカットした部材を固着させたボール付練習補助具とし、練習効果を向上させた練習用補助具とした。
【選択図】図7
Description
図1は文献1の考案で、和音を弾く時の手、指、腕の動作感覚を習得させる補助用具である。図1の補助用具では、鍵盤にタッチするのは補助具であり、練習者は練習用の補助用具を介して間接的に打鍵する。この補助用具を用いて打鍵する手、指、腕の動作感覚と同じ手首、指先感覚を維持し、補助具を使用しなくても、同様の感覚を維持して打鍵できれば、正しい演奏技能が習得できるとするものである。
この鍵盤楽器練習用補助具のアーチ部本体の外周には、一対の指で挟持するための対をなす窪みが階段状に複数対設けられている。練習者は自分の手のひらサイズに合った一対の窪みを選び一対の指の間に練習用補助具を挟持する。次いで練習者は、練習用補助具の両脚部で鍵盤を押すように指、手首、腕、上半身を動作させる。この打鍵動作では、練習用補助具なしの状態で自由に打鍵する場合に比べ、指、手首、腕が望ましい姿勢に矯正され、演奏者は正しいとされる演奏感覚を容易に実感できる。また、練習用補助具をはずした打鍵動作に於いても、練習用補助具ありの状態の感覚が実感・体得できているで、理想状態の感覚に近づくよう自分自身で打鍵姿勢をコントロールできる。
また、プレートの練習補助具については、プレートが横通しに配置される従来技術では、打鍵でボールが押し下げられたとき、両側の鍵盤で支えられたプレートがそのままの高さに留まり、親指による打鍵や、手が小さく指の短い人の運指では、指がプレートに接触し位置ズレを起こすなどのトラブルがあった。しかし、本願発ではプレートは鍵盤毎に個別に載置されるので、白鍵が打鍵により下げられるとき、プレートも鍵盤と一体に下がり指がプレートに接触することはない。従って、従来技術で問題となった指がプレートに接触する問題は完全に回避できる。
大人女性用と試作した練習用補助具の一例では、外形幅W=94mm、高さH=63mm、厚さは10mmとしている。
左右の各階段対R1・L1、R2・L2、R3・L3、R4・L4間の幅寸法は夫々、85mm、75mm、65mm、45mmとしている。また各階段の段差高さ寸法は指の太さに応じて変更する場合もあるが13mmを標準とし、各階とも同一寸法としている。また、R1・L1の鍵盤面からの高さとなるD寸法は、人差し指と薬指の間に挟んで打鍵するとき、折り曲げられる人差し指、中指、薬指のそれぞれの先端が鍵盤に触れることのない高さとする必要があり、大人の女性用では14mmを標準としている。
シリコンゴムを用いる場合、シリコンゴムはゴム弾性により指に馴染みやすく、しかも摩擦係数が大きく滑り難いので、指間への装着性に優れる。また、形状保持のためシリコンゴムの中心部に適宜、骨材を埋め込んでモールド成型により作成してもよい。
材料に木を採用した場合、木材は比重が小さいので、貫通穴が無くても十分軽量な練習補助具の作製ができる。
外形幅W=75mm、高さH=55mm、厚さは10mmとしている。
鍵盤との接触面の幅はT=10mmで図4の練習補助具と同一寸法としている。また、両脚の間隔はM=55mmであり、鍵盤2個を挟み両側の鍵盤が打鍵できる寸法としている。左右の階段対の段数は3で、R1・L1、R2・L2、R3・L3、R4・L4間の幅寸法は夫々、67mm、57mm、47mmとしている。また左右各階段の段差高さ寸法は図4の場合と同じ標準の13mmとし、各階とも同一寸法としている。
また、鍵盤からの高さになる一段目の高さD寸法も図4と同じ14mmとしている。
なお、試作品の製作は図4同様透明アクリル板を使用しており、重量は9.3gであった。なお、図5に示すような両脚部にボールを取り付けた練習補助具とすることも容易である。
練習補助具10は、右手20の人差し指と薬指の間に挟まれ使用されている。練習者は右手人差し指と薬指の間に挟む練習補助具10の感覚を確認しながら打鍵練習を行っている。
白鍵盤用プレートは3種類の鍵盤形状と、ボールを位置決めする4種類の穴位置との組み合わせで決まる12種類がある。
図8に3種類鍵盤形状S1、S2、S3を示す。また、図9に穴31の位置や穴個数の異なる4種類の白鍵盤用プレートP1、P2、P3、P4の平面図を示す。これらのうち、プレートP1、P2、P3に設けられる穴31の個数は何れも1つであるが、穴の位置は異なる。これらの位置の違いは練習目的に応じた運指に合わせて選択される。また、運指の都合により1つの白鍵に2つの穴を設ける必要が生じる場合がある。プレートP4は1つのプレートに干渉の起こらない2つの穴を形成させたものである。
プレートP1の穴の中心位置は端部(図中上辺より)15mmであり、プレートP2の穴の中心位置は端部より25mmであり、プレートP3の穴31の中心位置は端部より31mmである。また、プレートP4の2つの穴31の中心位置は端部(図中上辺より)12mmと36mmである。
練習者は、これらボールの頂部を指先でバランスよく抑える動作により指、手首、腕、上半身の正しい動きを体得する練習を実施できる。
図4のアーチ形練習用補助具10の頂部下面には図示しない突起が設けられており、また図6の小形アーチ練習用補助具12の頂部上面には図示しない窪みが設けられている。これら突起と窪みは挿脱自在に嵌合し、一体化して使用することも、分離して別々に使用することもできる。図12の和音練習用補助具40は、アーチ形練習用補助具10と、小形アーチ練習用補助具12を互いに直交させて嵌合させ組立てた状態を示す。この組立練習用補助具は3本指を用いて演奏する和音の練習に好適な練習用補助具として活用される。
11 ボール付練習補助具
12 小形練習補助具
13 貫通穴
14 両脚端面
15 ボール
31 穴
32 黒鍵盤用プレート
33 穴
35 ボール
40 和音練習用補助具
S1、S2、S3 鍵盤形状
P1、P2、P3、P4 プレート
Claims (4)
- 鍵盤楽器演奏時の指、手首、腕、上半身の動作感覚を習得するため、一対の指に挟んで使用するアーチ形の鍵盤楽器練習用補助具であって、
前記鍵盤楽器練習用補助具の、アーチ部本体の左右両外側面に、一対の指で挟持するための左右複数対をなす窪みが複数対設けられており、
前記練習用補助具の両開口端面が、打鍵部として用いられることを特徴とする鍵盤楽器練習用補助具。 - 前記練習用補助具の両開口端面に、それぞれ球面を有する部材が固着されて使用されることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器練習用補助具。
- 前記鍵盤楽器練習用補助具の、アーチ部本体に複数の貫通穴若しくは、窪みが設けられ、鍵盤楽器練習用補助具の重量が軽減されていることを特徴とする請求項1若しくは2の何れか1項に記載の鍵盤楽器練習用補助具。
- 1又は2のボール位置決め保持用貫通穴が設けられたホルダープレートであり、白色鍵
盤と略同一形状で、白色鍵盤に重ね載置されて使用されることを特徴とする鍵盤楽器練習用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013001243U JP3185339U (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | 鍵盤楽器練習用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013001243U JP3185339U (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | 鍵盤楽器練習用補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3185339U true JP3185339U (ja) | 2013-08-15 |
Family
ID=50429117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013001243U Expired - Lifetime JP3185339U (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | 鍵盤楽器練習用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3185339U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105300251A (zh) * | 2015-12-03 | 2016-02-03 | 广州珠江钢琴集团股份有限公司 | 钢琴键子触感测量块和钢琴键子触感测量方法 |
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2013
- 2013-03-07 JP JP2013001243U patent/JP3185339U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105300251A (zh) * | 2015-12-03 | 2016-02-03 | 广州珠江钢琴集团股份有限公司 | 钢琴键子触感测量块和钢琴键子触感测量方法 |
CN105300251B (zh) * | 2015-12-03 | 2018-05-11 | 广州珠江钢琴集团股份有限公司 | 钢琴键子触感测量块和钢琴键子触感测量方法 |
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