JP3185293U - リハビリ用車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で動作の確実性、量産性、機能性、利便性に優れ、介護者に頼らずに一人でもリハビリを行え、介護者の負担を軽減して積極的にリハビリに取り組むことができ、効果的に機能回復を図ることが可能な実用性に優れたリハビリ用車椅子を提供する。
【解決手段】車椅子本体2の左右いずれかの側部フレーム3に配設される支持部11と、支持部の前後方向に摺動自在に配設される摺動部12と、摺動部の後端側から垂設される駆動片14と、摺動部と車椅子本体又は支持部を連結し摺動部を後方に付勢する付勢手段と、を有する摺動肘掛部10と、摺動肘掛部が配設される側の駆動輪5のリム5a又はハンドリム6のいずれかに配設され駆動輪を前進方向に回転させた時に駆動片に当接する当接部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、走行時に自動的に肘掛部分を前後動させることにより、麻痺した腕を動かしてリハビリを行うことができるリハビリ用車椅子に関するものである。
従来、怪我や病気などにより自力で歩行できない患者の移動手段として車椅子が利用されている。そして、利用者や介護者の負担を軽減するために、様々な工夫が施された車椅子や多機能な車椅子が開発されている。また、利用者の筋力強化や機能回復を目的としたリハビリ機能を有する車椅子も提案されている。
例えば、(特許文献1)には、本体、走行車輪、着座シートおよび足置き台で構成され、電力や人力により駆動する車椅子において、足置き台が駆動力により上下・前後・左右の少なくとも一つの方向に作動することを特徴とする車椅子が開示されている。
また、(特許文献2)には、車椅子の前部の車体フレームに設けた左右のペダル軸受に互い違いの両ペダルを有するペダル回転軸の両端を軸承させ、該ペダル回転軸に設けた傘歯車と、車椅子の駆動車輪の車輪軸に設けた傘歯車とを駆動シャフトで連結させたリハビリ用車椅子が開示されている。
特開2011−177340号公報 特開2005−52383号公報
(1)(特許文献1)の車椅子は、足置き台に乗せた足を上下、前後、左右の選択した方向に動作させることができ、車椅子が動いていない時でも足置き台を動作させてリハビリや筋力強化のために足を動かすことができるが、手の運動については全く考慮されていなかった。
(2)(特許文献2)のリハビリ用車椅子は、自らが手で回転させるか又は他人が車椅子を押すことにより、障害のある足に力がなくても足を載せたペダルを強制的に回転させることができ、足のリハビリ運動を行うことができるが、手の運動については全く考慮されていなかった。
(3)以上のように、足のリハビリを行うことができる車椅子は種々検討されているが、手のリハビリを行うことができる車椅子について検討したものはなかった。特に、片麻痺の患者は麻痺していない手だけを使用し、麻痺した手を動かさないため、機能が回復し難いという課題があった。また車椅子での移動は介護者に頼っており、自分で車椅子を操作する楽しみがなく、能動性に欠けるという課題があった。
本考案は上記課題を解決するもので、簡単な構造で、大掛かりな改造などを必要とせず、既存の車椅子を有効に利用してリハビリ機能を追加することができ、動作の確実性、量産性に優れ、リハビリ施設などに行かなくても、走行時に自動的に麻痺した腕を動かして日常的にリハビリを行うことができるため、手軽に利用することができ、リハビリ効果が高く、機能性、利便性に優れ、麻痺していない手で簡単に操作することができ、介護者に頼らずに一人でもリハビリを行うことができるため、介護者の負担を軽減することができ、利用者(患者)も積極的にリハビリに取り組むことができ、効果的に機能回復を図ることが可能な実用性に優れたリハビリ用車椅子の提供を目的とする。
課題を解決するための手段及びそれによって得られる作用、効果
上記課題を解決するために本考案のリハビリ用車椅子は、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載のリハビリ用車椅子は、(a)車椅子本体の左右いずれか一方の側部フレームに配設される支持部と、前記支持部に前記車椅子本体の前後方向に摺動自在に配設され利用者の前腕部を保持する摺動部と、前記摺動部の後端側から下方に向かって垂設される駆動片と、前記摺動部と前記車椅子本体又は前記支持部を連結し前記摺動部を前記車椅子本体の後方に付勢する付勢手段と、を有する摺動肘掛部と、(b)前記摺動肘掛部が配設される側の前記車椅子本体の駆動輪のリム又は前記駆動輪を回転させるためのハンドリムの少なくともいずれか一方に配設され前記駆動輪を前進方向に回転させた時に前記駆動片に当接して前記摺動部を前記車椅子本体の前方に摺動させる当接部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)摺動肘掛部が、車椅子本体の左右いずれか一方の側部フレームに配設される支持部と、支持部に車椅子本体の前後方向に摺動自在に配設され利用者の前腕部を保持する摺動部を有するので、利用者に合わせて左右いずれか一方の側部フレームを選択して取付けることにより、麻痺した側の前腕部を摺動部で保持し、摺動部と共に前後方向に摺動させてリハビリを行うことができ、コンパクト性、量産性に優れる。
(2)摺動肘掛部が、摺動部の後端側から下方に向かって垂設される駆動片を有し、駆動輪を前進方向に回転させた時に駆動片に当接して摺動部を車椅子本体の前方に摺動させる当接部が、摺動肘掛部が配設される側の車椅子本体の駆動輪のリム又は駆動輪を回転させるためのハンドリムの少なくともいずれか一方に配設されているので、走行(移動)のために利用者がハンドリムを操作して駆動輪を前進方向に回転させるか、介助者が車椅子本体を前方に押して駆動輪を前進方向に回転させるだけで、当接部によって駆動片を前方に移動させ、摺動部を車椅子本体の前方に摺動させることができ、摺動部に保持された前腕部を摺動部と共に前方に移動させて自動的に運動させることが可能で、動作の確実性に優れる。
(3)摺動肘掛部が、摺動部と車椅子本体又は支持部を連結し摺動部を車椅子本体の後方に付勢する付勢手段を有することにより、駆動輪が回転して当接部が駆動片の位置を通過した後は、前方に移動した摺動部が付勢手段によって車椅子本体の後方に付勢されて自動的に元の位置に戻るため、駆動輪の回転に連動させて摺動部を繰返し前後動させることができ、利用者はリハビリ用車椅子に乗って移動している間は自然にリハビリを行うことが可能で、リハビリ施設などに行かなくても、手軽に日常的にリハビリを行うことができ、リハビリ効果が高く、機能性、利便性に優れる。
(4)駆動輪の回転に連動して摺動肘掛部の摺動部が前後動するので、介護者に頼ることなく、利用者がハンドリムを操作して駆動輪を回転させるだけで、一人でも能動的にリハビリを行うことができ、介護者の負担を軽減して、利用者が積極的にリハビリに取り組むことができ、効果的に機能回復を図ることが可能で、実用性、使用性に優れる。
ここで、支持部は車椅子本体の左右いずれか一方の側部フレームに螺子止めなどにより固定することができる。摺動部は支持部の上面に摺動自在に保持されるものが好適に用いられる。支持部の上面に、その長手方向と平行に1乃至複数の凸条又は凹条の案内部を形成し、摺動部の底面に、案内部に遊嵌される溝部又は突起部を形成した場合、摺動部を案内部に沿って確実に移動させることができ、動作の確実性に優れる。また、支持部の上面又は摺動部の底面にコロなどの回転体を取付けた場合、接触抵抗を減らして摺動部を小さな力でスムーズに移動させることができ、動作の安定性、省力性に優れる。
摺動部の形状は適宜、選択することができるが、必要に応じて、利用者の前腕部を固定するためのバンドやベルトなどの固定手段を設けることにより、前腕部が摺動部から脱落することがなく、前腕部の固定の確実性、安全性に優れる。
当接部は、駆動輪を前進方向に回転させた時に、一定の期間だけ駆動片の後端面に当接するように配設すればよく、その数や配置は、駆動片の形状や位置などに応じて、適宜、選択することができる。当接部が駆動片の後端面に当接することにより、駆動輪の回転に伴って駆動片が垂設された摺動部を前方に移動させることができる。また、当接部は駆動輪のリム又はハンドリムに配設することができるが、駆動輪のリムとハンドリムを連結するように形成してもよい。尚、既存の車椅子本体の駆動輪のリムとハンドリムを連結する連結部を当接部として利用してもよい。
また、駆動片と当接部との接触面をゴムなどで覆うことにより、駆動片と当接部との接触時に騒音が発生することがなく、使用性に優れる。
付勢手段は摺動部を車椅子本体の後方に付勢するものであればよいが、コイルバネが好適に用いられる。付勢手段としてコイルバネを用いる場合、コイルバネを摺動部の後端側に配置し、摺動部が前方に移動した時にコイルバネが伸張し、収縮によって摺動部を後方(元の位置)に移動させるようにしてもよいし、コイルバネを摺動部の前端側に配置し、摺動部が前方に移動した時にコイルバネが収縮し、伸張によって摺動部を後方(元の位置)に移動させるようにしてもよい。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のリハビリ用車椅子であって、前記摺動肘掛部が、前記摺動部に配設され前記駆動片の上端側を回動自在に支持する回動支持部を有する駆動片保持部と、前記駆動片保持部に延設され前記駆動片の前端面に当接するストッパー部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)摺動肘掛部が、摺動部に配設され駆動片の上端側を回動自在に支持する回動支持部を有する駆動片保持部と、駆動片保持部に延設され記駆動片の前端面に当接するストッパー部を有することにより、駆動輪を前進方向に回転させて当接部を駆動片の後端面側から当接させた時には、駆動片の前端面にストッパー部が当接して駆動片の回転を防止し、摺動部を確実に前方に移動させることができると共に、駆動輪を後退方向に回転させて当接部を駆動片の前端面側から当接させた時には、駆動片が回動支持部を中心に後方側に回動して当接部を通過させることができるので、駆動片や摺動部に負荷がかかることがなく、駆動片や摺動部などの破損を防止することができ、動作の安定性、信頼性に優れる。
ここで、駆動片は、駆動片保持部に対し、上端側の回動支持部を中心にして振り子状に回動自在に支持されるが、駆動片保持部が、駆動片の前端面に当接するストッパー部を有するので、駆動片が鉛直下向きにぶら下がった初期状態から前方には回動しないが、後方には回動することができる。これにより、駆動輪を前進方向に回転させて当接部を駆動片の後端面側から当接させた時には、駆動輪の回転力を駆動片を介して確実に摺動部に伝達し、摺動部を前方に移動させることができるが、駆動輪を後退方向に回転させて当接部を駆動片の前端面側から当接させた時には、駆動片を後方側に逃がすことができ、駆動輪の回転力が駆動片や摺動部に伝達されることはなく、駆動輪のみを回転させて車椅子を後退させることができる。
尚、リハビリを行わない時は、駆動片を取外すか、駆動輪を前進方向に回転させた際に、当接部が駆動片に当接しない位置まで駆動片を後方に回転させて(持ち上げて)固定することにより、容易に摺動肘掛部の動作を止めることができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載のリハビリ用車椅子であって、前記摺動肘掛部が、前記摺動部の上面に横断面が下に凸な円弧状に形成され前記利用者の前記前腕部が載置される載置部と、前記摺動部の前端側上方に突設されたグリップ部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)摺動肘掛部が、摺動部の上面に横断面が下に凸な円弧状に形成され利用者の前腕部が載置される載置部を有することにより、前腕部を載置部に載置するだけで、前腕部を安定して保持することができ、前腕部の保持安定性、使用性に優れる。
(2)摺動肘掛部が、摺動部の前端側上方に突設されたグリップ部を有するので、利用者がグリップ部を把持して前腕部を固定できると共に、指先の機能回復や筋力の強化を図ることができ、機能性、使用性に優れる。
ここで、載置部の長さや曲率などは利用者の体格に応じて、適宜、選択することができる。摺動部に対して載置部が着脱自在に配設されている場合は、載置部のみを交換するだけで様々な体格の利用者に対応することができるので、載置部以外の部品を共通化することができ、部品点数の管理が容易で量産性、汎用性に優れる。
グリップ部の形状や寸法も利用者の体格等に応じて、適宜、選択することができる。また、弾力性を有する素材でグリップ部を形成したり、バネの弾性力などで変形するハンドグリッパーなどをグリップ部として使用したりすることにより、腕だけでなく、握力や指先のトレーニングを同時に行うことができ、汎用性、機能性に優れる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のリハビリ用車椅子であって、前記摺動肘掛部が、前記摺動部の前記載置部の外周に配設され前記利用者の前記前腕部に巻着される前腕固定部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)摺動肘掛部が、摺動部の載置部の外周に配設され利用者の前腕部に巻着される前腕固定部を有することにより、摺動部と前腕部を簡単かつ確実に固定して摺動時の前腕部の揺れや脱落を防止することができ、前腕部の固定の確実性、安全性に優れる。
ここで、前腕固定部は前腕部に巻着できるものであればよいが、ワンタッチで簡単に取付け取外しができる面ファスナーが好適に用いられる。
尚、前腕固定部の数や配置は適宜、選択することができるが、前腕固定部を載置部の長手方向にスライド自在に配設した場合、前腕固定部を容易に任意の位置に移動させることができ、汎用性、使用性に優れる。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載のリハビリ用車椅子であって、前記摺動肘掛部が配設される側と反対側の前記車椅子本体の前記側部フレームの前方に配設される操作部と、一端が前記操作部に連結され他端が前記操作部の下方に旋回自在に配設されたキャスターに連結された旋回動力伝達部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)摺動肘掛部が配設される側と反対側の車椅子本体の側部フレームの前方に配設される操作部と、一端が操作部に連結され他端が操作部の下方に旋回自在に配設されたキャスターに連結された旋回動力伝達部を有するので、利用者が麻痺していない手で操作部を操作することにより、操作部からキャスターに旋回動力を伝達して、キャスターを所望の角度(向き)に旋回させて進行方向を調整することができ、操作性に優れる。
(2)利用者が麻痺していない手で操作部を操作することにより、自分で車椅子を操作する楽しみを感じながら能動的に活動することができ、脳や神経を刺激してリハビリ効果を高めることができる。
ここで、操作部は片手で操作できるものであればよく、レバーやハンドルが好適に用いられる。特に、ハンドルは車を運転しているような感覚を味わうことができ、操作が直感的に分かり易く、操作性に優れるので好ましい。
旋回動力伝達部は操作部の回転を旋回動力としてキャスターに伝達できるものであればよく、フレキシブルシャフトやユニバーサルジョイントなどが好適に用いられる。また、角パイプや丸パイプなどを用いて操作部とキャスターの取付部を直結してもよい。
実施の形態1のリハビリ用車椅子の左側端面模式図 実施の形態1のリハビリ用車椅子の要部正面模式図 (a)実施の形態1のリハビリ用車椅子の摺動肘掛部の前方移動動作を示す要部平面模式図(b)実施の形態1のリハビリ用車椅子の摺動肘掛部の前方移動動作を示す要部側面模式図 実施の形態1のリハビリ用車椅子の後退時の動作を示す要部側面模式図 実施の形態1のリハビリ用車椅子の右側端面模式図
(実施の形態1)
本考案の実施の形態1におけるリハビリ用車椅子について、以下図面を参照しながら説明する。なお、本考案は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は実施の形態1のリハビリ用車椅子の左側端面模式図であり、図2は実施の形態1のリハビリ用車椅子の要部正面模式図である。
図1中、1は実施の形態1におけるリハビリ用車椅子、2はリハビリ用車椅子1の車椅子本体、3は車椅子本体2の左右に配設される側部フレーム、4は各々の側部フレーム3の前方側下端に旋回自在に配設されるキャスター、5は各々の側部フレーム3の外側に回動自在に配設された駆動輪、5aは駆動輪5のリム、6は各々の駆動輪5の外側に駆動輪5を回転させるために配設されるハンドリム、7は駆動輪5のリム5aとハンドリム6を連結する4箇所の連結部であって、駆動輪5を前進方向に回転させた時に後述する駆動片14の後端面に当接して摺動部12を車椅子本体2の前方に摺動させる当接部、10は左側の側部フレーム3の上面部に配設された摺動肘掛部、11は前後2箇所の固定部11aで側部フレーム3に固定された摺動肘掛部10の支持部、12は支持部11上に車椅子本体2の前後方向に摺動自在に配設された摺動肘掛部10の摺動部、12aは前後2箇所の支持板12bを介して摺動部12の上面に固定され横断面が下に凸な円弧状に形成されて利用者の前腕部が載置される載置部、13は摺動部12の後端側に配設された駆動片保持部、13aは駆動片保持部13の側部に配設され後述する駆動片14の上端側を回動自在に支持する回動支持部、14は摺動部12の後端側から下方に向かって垂設された摺動肘掛部10の駆動片、14aは駆動片14の下端の前端面側に曲線状に形成された切り欠き部、15aは駆動片保持部13に連設され摺動部12の外側に突出したバネ上端保持部、15bは回動支持部13aの下方で駆動片14の外側に配設されたバネ下端保持部、16は両端部がバネ上端保持部15a及びバネ下端保持部15bに連結され駆動片14を鉛直下向きに保持する連結バネ、17は駆動片保持部13の下端側に延設され駆動片14の長手方向中央部の前端面に当接するストッパー部、20は摺動部12の前端側上方に突設されたグリップ部、21は摺動部12の上面に配置された載置部12aの外周に配設され載置部12aに載置される利用者の前腕部に巻着される面ファスナーを用いた前腕固定部である。
本実施の形態では、摺動肘掛部10を車椅子本体2の左側の側部フレーム3に取付けた場合について説明するが、これは左半身が麻痺した利用者を対象としたものである。右半身が麻痺した利用者を対象とする場合は、摺動肘掛部10を車椅子本体2の右側の側部フレーム3に取付ければよい。
本実施の形態では、車椅子本体2の駆動輪5のリム5aとハンドリム6を連結する連結部を当接部7として利用したが、当接部7はこれに限定されるものではなく、駆動輪5のリム5a又はハンドリム6に別途、配設してもよい。当接部7の数(配置間隔)を選択することにより、摺動部12の前後動の時間間隔(頻度)を最適に設定することができる。
尚、駆動片14と当接部7との接触面をゴムなどで覆うことにより、駆動片14と当接部7との接触時に騒音が発生することがなく、使用性に優れる。
グリップ部20の形状や寸法は利用者の体格等に応じて、適宜、選択することができる。尚、弾力性を有する素材でグリップ部20を形成したり、バネの弾性力などで変形するハンドグリッパーなどをグリップ部20として使用したりすることにより、腕だけでなく、握力や指先のトレーニングを同時に行うことができ、汎用性、機能性に優れる。
前腕固定部21は前腕部に巻着できるものであればよいが、本実施の形態のように面ファスナーを用いることにより、ワンタッチで簡単に取付け取外しを行うことができ、着脱作業性に優れる。尚、前腕固定部21の数や配置は適宜、選択することができるが、本実施の形態では、図1に示すように、摺動部12の上面と載置部12aの底面との間に支持板12bが配設され隙間が形成されているので、隙間に挿通した前腕固定部21を載置部12aの長手方向に沿って容易にスライドさせて任意の位置に配置することができ、汎用性、使用性に優れる。
次に、摺動肘掛部の構造の詳細について説明する。
図3(a)は実施の形態1のリハビリ用車椅子の摺動肘掛部の前方移動動作を示す要部平面模式図であり、図3(b)は実施の形態1のリハビリ用車椅子の摺動肘掛部の前方移動動作を示す要部側面模式図である。
図3(a)中、11bは支持部11の上面に長手方向と平行に中空の凸条(箱状)に形成され摺動部12を摺動自在に案内する案内部、11cは支持部11の上面に配設された付勢手段後端固定部、12cは摺動部12の底面側に配設された付勢手段前端固定部、18は両端部が付勢手段後端固定部11c及び付勢手段前端固定部12cに連結され摺動部12を車椅子本体2の後方に付勢するコイルバネを用いた付勢手段、19は支持部11の上面に配設され摺動部12の底面に当接するコロなどを用いた回転体である。
本実施の形態では、案内部11bを中空の凸条(箱状)に形成した。これにより、付勢手段後端固定部11c、付勢手段前端固定部12c、付勢手段18、回転体19を案内部11bで囲むようにして保護することができ、破損を防止できる。尚、案内部11bの形状はこれに限定されるものではなく、摺動部12を摺動自在に案内できるものであればよい。
また、本実施の形態では、付勢手段後端固定部11cを支持部11の上面に配設し、付勢手段前端固定部12cを摺動部12の底面側に配設して、支持部11と摺動部12を付勢手段18で連結した。これにより、摺動部12が前方に移動した時に付勢手段18が伸張し、その後、付勢手段18が収縮することによって自動的に摺動部12を後方(元の位置)に移動させることができる。尚、付勢手段18の取付方法はこれに限定されるものではなく、摺動部12を車椅子本体2の後方に付勢できるものであればよい。例えば、付勢手段後端固定部11cは車椅子本体2の側部フレーム3などに直接配設してもよい。また、付勢手段18を摺動部12の前端側に配置し、摺動部12が前方に移動した時に付勢手段18が収縮し、その後、付勢手段18が伸張することによって摺動部12を後方(元の位置)に移動させるようにしてもよい。
尚、回転体19の数や配置は、適宜、選択することができる。本実施の形態では、回転体19を支持部11の上面側に配設したが、摺動部12の底面側に配設してもよい。
次に、キャスターの旋回方向を操作する操作部について説明する。
図5は実施の形態1のリハビリ用車椅子の右側端面模式図である。
図5中、3aは車椅子本体2の右側の側部フレーム3の上方に配設された通常の肘掛部、4aはキャスター4の上端に配設された旋回軸を有する取付部、25は摺動肘掛部10(図1)が配設される側と反対側の車椅子本体2の右側の側部フレーム3の前方に配設されたハンドル状の操作部、25aは操作部25の上面に回動自在に突設された把持部、26は操作部25を側部フレーム3に螺子止めなどで固定する固定フレーム、27は一端が操作部25に連結され他端が操作部25の下方に旋回自在に配設されたキャスター4に連結されたフレキシブルシャフトを用いた旋回動力伝達部、28はキャスター4の取付部4aと旋回動力伝達部27の下端部との間に配設され旋回動力伝達部27から伝達される旋回動力によりキャスター4を左右に旋回させる連結部である。
操作部25がハンドル状に形成されていることにより、操作時に車を運転しているような感覚を味わうことができ、操作が直感的に分かり易く、操作性に優れる。また、操作部25に回動自在な把持部25aが配設されているので、把持部25aを握って片手で容易に操作することができる。尚、操作部25はこれに限定されるものではなく、片手で操作できるものであればよく、レバー状に形成されたものなどを用いてもよい。
本実施の形態では、旋回動力伝達部27にフレキシブルシャフトを用いたが、旋回動力伝達部27はこれに限定されるものではなく、操作部25の回転を旋回動力としてキャスター4に伝達できるものであればよい。例えば、ユニバーサルジョイントなどを用いてもよいし、角パイプや丸パイプなどを用いて操作部25とキャスター4の取付部4aを直結してもよい。
以上のように構成された実施の形態1のリハビリ用車椅子の使用方法について説明する。
まず、図1において、利用者はリハビリ用車椅子1に座り、麻痺した左の前腕部を摺動肘掛部10の載置部12aの上に載置する。そして、前腕部が載置部12aから脱落しないように、手の平でグリップ部20を把持すると共に、前腕固定部21を前腕部に巻着して、載置部12aと前腕部を固定する。
図1の状態から、利用者が麻痺していない右側の手で右側のハンドリム6を前進方向に回転させると、左右の駆動輪5が回転し、当接部7が駆動片14の後端面に当接する。駆動片14は回動支持部13aにより駆動片保持部13に回動自在に支持されているが、ストッパー部17が駆動片14の前端面に当接しているので、駆動片14が鉛直下向きより前方に回動することはない。よって、さらに駆動輪5を回転させると、図3に示すように、当接部7によって押された駆動片14と共に摺動部12が前方に摺動(移動)する。このとき、図3(a)に示すように、支持部11と摺動部12を連結している付勢手段18が伸張する。さらに駆動輪5が回転して当接部7が駆動片14の下方を通過し、摺動部12が前方に移動し終わると、付勢手段18が復元力により収縮し、摺動部12を車椅子本体2の後方に付勢して、摺動部12を後方(元の位置)に移動させる(引き戻す)。
駆動輪5が前進方向に回転している間は、上記の動作が繰り返され、摺動部12が前後動を行うので、載置部12aに載置された前腕部を中心に、麻痺した左腕を自動的に運動させることができ、手軽に効果的なリハビリを行うことができる。
次に、実施の形態1のリハビリ用車椅子を後退させる場合の動作について説明する。
図4は実施の形態1のリハビリ用車椅子の後退時の動作を示す要部側面模式図である。
リハビリ用車椅子1を後退させる際に、駆動輪5を後退方向に回転させると、当接部7が駆動片14の前端面側に当接するが、駆動片14が回動支持部13aにより駆動片保持部13に回動自在に支持されているので、図4に示すように、駆動片14が回動支持部13aを中心に後方に回転し、摺動部12が動くことはない。尚、このとき、駆動片14の下端の前端面側に曲線状の切り欠き部14aが形成されているので、当接部7が引っ掛かることなくスムーズに後方に移動することができる。そして、当接部7が駆動片14の下方を通過し終わると、伸張した連結バネ16が復元力により収縮し、駆動片14は鉛直下向きの元の位置に戻る。尚、連結バネ16を用いることにより、駆動片14を確実に元の位置に戻すことができ、動作の確実性に優れるが、駆動片14が自重により元の位置に戻る場合には、連結バネ16を省略することができる。また、連結バネ16を用いる代わりに駆動片14の下端部に錘を取付けてもよい。
尚、リハビリを行わない時は、駆動片14や連結バネ16のみを取外すか、駆動輪5を前進方向に回転させた際に、当接部7が駆動片14に当接しない位置まで駆動片14を後方に回転させて(持ち上げて)固定することにより、容易に摺動肘掛部10の動作を止めることができる。
次に、実施の形態1のリハビリ用車椅子のキャスターの旋回操作について説明する。
通常、車椅子での移動は介護者に頼っているが、実施の形態1のリハビリ用車椅子1は、図5に示したように、キャスター4の旋回方向を操作する操作部25を有しているので、利用者が麻痺していない自分の手で操作部25を左右に回転させることにより、キャスター4を左右に旋回させて進行方向を決めることができる。これにより、自分で車椅子を操作する楽しみを感じながら能動的に活動することができ、脳や神経を刺激してリハビリ効果を高めることができる。
以上のように構成された実施の形態1のリハビリ用車椅子は、以下の作用を有する。
(1)摺動肘掛部が、車椅子本体の左右いずれか一方の側部フレームに配設される支持部と、支持部に車椅子本体の前後方向に摺動自在に配設され利用者の前腕部を保持する摺動部を有するので、利用者に合わせて左右いずれか一方の側部フレームを選択して取付けることにより、麻痺した側の前腕部を摺動部で保持し、摺動部と共に前後方向に摺動させてリハビリを行うことができ、コンパクト性、量産性に優れる。
(2)摺動肘掛部が、摺動部の後端側から下方に向かって垂設される駆動片を有し、駆動輪を前進方向に回転させた時に駆動片に当接して摺動部を車椅子本体の前方に摺動させる当接部が、摺動肘掛部が配設される側の車椅子本体の駆動輪のリム又は駆動輪を回転させるためのハンドリムの少なくともいずれか一方に配設されているので、走行(移動)のために利用者がハンドリムを操作して駆動輪を前進方向に回転させるか、介助者が車椅子本体を前方に押して駆動輪を前進方向に回転させるだけで、当接部によって駆動片を前方に移動させ、摺動部を車椅子本体の前方に摺動させることができ、摺動部に保持された前腕部を摺動部と共に前方に移動させて自動的に運動させることが可能で、動作の確実性に優れる。
(3)摺動肘掛部が、摺動部と車椅子本体又は支持部を連結し摺動部を車椅子本体の後方に付勢する付勢手段を有することにより、駆動輪が回転して当接部が駆動片の位置を通過した後は、前方に移動した摺動部が付勢手段によって車椅子本体の後方に付勢されて自動的に元の位置に戻るため、駆動輪の回転に連動させて摺動部を繰返し前後動させることができ、利用者はリハビリ用車椅子に乗って移動している間は自然にリハビリを行うことが可能で、リハビリ施設などに行かなくても、手軽に日常的にリハビリを行うことができ、リハビリ効果が高く、機能性、利便性に優れる。
(4)駆動輪の回転に連動して摺動肘掛部の摺動部が前後動するので、介護者に頼ることなく、利用者がハンドリムを操作して駆動輪を回転させるだけで、一人でも能動的にリハビリを行うことができ、介護者の負担を軽減して、利用者が積極的にリハビリに取り組むことができ、効果的に機能回復を図ることが可能で、実用性、使用性に優れる。
(5)摺動肘掛部が、摺動部に配設され駆動片の上端側を回動自在に支持する回動支持部を有する駆動片保持部と、駆動片保持部に延設され記駆動片の前端面に当接するストッパー部を有することにより、駆動輪を前進方向に回転させて当接部を駆動片の後端面側から当接させた時には、駆動片の前端面にストッパー部が当接して駆動片の回転を防止し、摺動部を確実に前方に移動させることができると共に、駆動輪を後退方向に回転させて当接部を駆動片の前端面側から当接させた時には、駆動片が回動支持部を中心に後方側に回動して当接部を通過させることができるので、駆動片や摺動部に負荷がかかることがなく、駆動片や摺動部などの破損を防止することができ、動作の安定性、信頼性に優れる。
(6)摺動肘掛部が、摺動部の上面に横断面が下に凸な円弧状に形成され利用者の前腕部が載置される載置部を有することにより、前腕部を載置部に載置するだけで、前腕部を安定して保持することができ、前腕部の保持安定性、使用性に優れる。
(7)摺動肘掛部が、摺動部の前端側上方に突設されたグリップ部を有するので、利用者がグリップ部を把持して前腕部を固定できると共に、指先の機能回復や筋力の強化を図ることができ、機能性、使用性に優れる。
(8)摺動肘掛部が、摺動部の載置部の外周に配設され利用者の前腕部に巻着される前腕固定部を有することにより、摺動部と前腕部を簡単かつ確実に固定して摺動時の前腕部の揺れや脱落を防止することができ、前腕部の固定の確実性、安全性に優れる。
(9)摺動肘掛部が配設される側と反対側の車椅子本体の側部フレームの前方に配設される操作部と、一端が操作部に連結され他端が操作部の下方に旋回自在に配設されたキャスターに連結された旋回動力伝達部を有するので、利用者が麻痺していない手で操作部を操作することにより、操作部からキャスターに旋回動力を伝達して、キャスターを所望の角度(向き)に旋回させて進行方向を調整することができ、操作性に優れる。
(10)利用者が麻痺していない手で操作部を操作することにより、自分で車椅子を操作する楽しみを感じながら能動的に活動することができ、脳や神経を刺激してリハビリ効果を高めることができる。
本考案は、簡単な構造で、大掛かりな改造などを必要とせず、既存の車椅子を有効に利用してリハビリ機能を追加することができ、動作の確実性、量産性に優れ、リハビリ施設などに行かなくても、走行時に自動的に麻痺した腕を動かして日常的にリハビリを行うことができるため、手軽に利用することができ、リハビリ効果が高く、機能性、利便性に優れ、麻痺していない手で簡単に操作することができ、介護者に頼らずに一人でもリハビリを行うことができるため、介護者の負担を軽減することができ、利用者(患者)も積極的にリハビリに取り組むことができ、効果的に機能回復を図ることが可能な実用性に優れたリハビリ用車椅子の提供を行うことができ、要介護者の社会復帰に貢献することができる。
1 リハビリ用車椅子
2 車椅子本体
3 側部フレーム
3a 肘掛部
4 キャスター
4a 取付部
5 駆動輪
5a リム
6 ハンドリム
7 当接部
10 摺動肘掛部
11 支持部
11a 固定部
11b 案内部
11c 付勢手段後端固定部
12 摺動部
12a 載置部
12b 支持板
12c 付勢手段前端固定部
13 駆動片保持部
13a 回動支持部
14 駆動片
14a 切り欠き部
15a バネ上端保持部
15b バネ下端保持部
16 連結バネ
17 ストッパー部
18 付勢手段
19 回転体
20 グリップ部
21 前腕固定部
25 操作部
25a 把持部
26 固定フレーム
27 旋回動力伝達部
28 連結部

Claims (5)

  1. (a)車椅子本体の左右いずれか一方の側部フレームに配設される支持部と、前記支持部に前記車椅子本体の前後方向に摺動自在に配設され利用者の前腕部を保持する摺動部と、前記摺動部の後端側から下方に向かって垂設される駆動片と、前記摺動部と前記車椅子本体又は前記支持部を連結し前記摺動部を前記車椅子本体の後方に付勢する付勢手段と、を有する摺動肘掛部と、
    (b)前記摺動肘掛部が配設される側の前記車椅子本体の駆動輪のリム又は前記駆動輪を回転させるためのハンドリムの少なくともいずれか一方に配設され前記駆動輪を前進方向に回転させた時に前記駆動片に当接して前記摺動部を前記車椅子本体の前方に摺動させる当接部と、
    を備えていることを特徴とするリハビリ用車椅子。
  2. 前記摺動肘掛部が、前記摺動部に配設され前記駆動片の上端側を回動自在に支持する回動支持部を有する駆動片保持部と、前記駆動片保持部に延設され前記駆動片の前端面に当接するストッパー部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のリハビリ用車椅子。
  3. 前記摺動肘掛部が、前記摺動部の上面に横断面が下に凸な円弧状に形成され前記利用者の前記前腕部が載置される載置部と、前記摺動部の前端側上方に突設されたグリップ部と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリハビリ用車椅子。
  4. 前記摺動肘掛部が、前記摺動部の前記載置部の外周に配設され前記利用者の前記前腕部に巻着される前腕固定部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のリハビリ用車椅子。
  5. 前記摺動肘掛部が配設される側と反対側の前記車椅子本体の前記側部フレームの前方に配設される操作部と、一端が前記操作部に連結され他端が前記操作部の下方に旋回自在に配設されたキャスターに連結された旋回動力伝達部と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載のリハビリ用車椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114795690A (zh) * 2022-05-25 2022-07-29 江苏医药职业学院 一种偏瘫患者轮椅变换体位装置

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