JP3185110B2 - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JP3185110B2
JP3185110B2 JP20413491A JP20413491A JP3185110B2 JP 3185110 B2 JP3185110 B2 JP 3185110B2 JP 20413491 A JP20413491 A JP 20413491A JP 20413491 A JP20413491 A JP 20413491A JP 3185110 B2 JP3185110 B2 JP 3185110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉塵を多量に発生する
セメント、石灰等の発塵性粉体に、防塵処理を施す混合
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント,石灰等の粉体は、風に吹
ばされやすく作業性を悪化させるため、粉体と熱可溶性
合成樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレン)とを
加熱しつつ攪拌混合させることにより、粉体の発塵を防
止できるようにしている。かかる粉体と合成樹脂とを攪
拌混合する混合装置の従来例として、以下のようなもの
がある。
【0003】すなわち、上部開放のケースにはシャフト
が一対回転自由に取付けられ、これらシャフトには攪拌
混合用の羽根が多数取付けられている。ケースの上壁に
は板状の上蓋が取付けられている。そして、例えば粉体
と合成樹脂とを羽根により一方向に搬送しつつ攪拌混合
し、前記合成樹脂を繊維状に溶解して粉体を付着させる
ことにより粉体の発塵を防止できるようにしている。こ
こで、合成樹脂は生石灰と水とに混合されて水和発熱反
応により加熱され、高温雰囲気場を形成する
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粉体と合成
樹脂とを攪拌混合するときにそれらに所定の圧縮剪断力
を作用させると、合成樹脂の繊維化が促進されて粉体の
防塵性を高めることができる。しかし、従来の混合装置
において大量処理を行うためには、ケースを大型にし、
更に、ケース内にて材料の流動性を良くするために、ケ
ース上部に中空状の空間を形成するようにしている。こ
のため、攪拌混合時に、粉体と合成樹脂とが飛散して上
方に逃げ易く、それらに所定の圧縮剪断力を作用できな
いので、粉体の防塵処理を充分に行えず充分な防塵効果
を確保できないという不具合がある。この点、攪拌混合
時間を長くすれば合成樹脂の繊維状化が高められるので
防塵性は向上されるが、処理量が制限されるし、長時間
連続して攪拌混合を繰返すと、水和発熱反応させるため
の水が生石灰とではなくセメントと反応して硬化し、製
造に不具合が発生する。又、従来の混合装置では、水和
反応と粉体の混合という2つの処理が、1つの攪拌混合
装置内にて同時に行われるので、双方の処理が効果的に
行われるよう、材料の配合比率及び処理時間の微妙な調
節が必要であった。更に、混合される全ての粉体を一度
に攪拌混合装置内に投入し攪拌するという大量バッチ処
理方式なので、混合物を少量ずつ連続的に製造すること
が不可能であった。
【0005】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たもので、粉体の防塵性を充分に確保できると共に、
ッチ処理でも、バッチ処理のない連続処理でも可能に
し、バッチ処理の場合でも、処理量及び処理速度を向上
させ、比較的連続的な処理も可能な混合装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、発塵性粉体と熱可溶性の合成樹脂とを所定の
高温雰囲気中にて攪拌混合することにより、所定の圧縮
剪断力により前記合成樹脂を繊維状化し、該合成樹脂に
前記発塵性粉体を付着させるようにした混合装置におい
て、攪拌混合装置本体を複数段と、該段数に応じた粉体
供給装置と、を設け、第1段の攪拌混合装置本体は、第
1の発塵性粉体と前記合成樹脂とを攪拌混合する構成と
し、後段の攪拌混合装置本体は、前段の攪拌混合装置本
体から供給される混合物と、対応する前記粉体供給装置
から供給される第2の発塵性粉体と、を攪拌混合する構
成とした。 請求項2に係る発明は、発塵性粉体と熱可溶
性の合成樹脂とを所定の高温雰囲気中にて攪拌混合する
ことにより、前記合成樹脂を繊維状化し、該合成樹脂に
前記発塵性粉体を付着させるようにした混合装置におい
て、前記合成樹脂と第1の発塵性粉体とを、所定の圧縮
剪断力により前記合成樹脂を繊維状化しつつ攪拌混合す
る第1攪拌混合装置本体と、前記第1攪拌混合装置本体
に前記合成樹脂を供給する装置と、前記第1攪拌混合装
置本体に前記第1の発塵性粉体を供給する第1粉体供給
装置と、前第1攪拌混合装置本体から供給される前記
合成樹脂と 記第1の発塵性粉体との混合物と追加さ
れた第2の発塵性粉体とを所定の圧縮断力により
合成樹脂を繊維状化しつつ攪拌混合する第2攪拌混合
装置本体と、該第2攪拌混合装置本体に前記第2の発塵
を追加供給する第2粉体供給装置と、を少なくと
も備えるようにした。
【0007】
【作用】請求項1に係る混合装置においては、高温雰囲
気場で熱可溶性の合成樹脂を溶解させつつ、第1段の
拌混合装置本体にて合成樹脂と比較的少量の第1の発塵
粉体とを攪拌混合することにより、第1段の攪拌混合
装置本体内における所定の圧縮剪断力によって合成樹脂
を繊維状化し、該繊維状の合成樹脂に第1の発塵性粉体
付着させる。この際の所定の圧縮剪断力は、従来のバ
ッチ処理よりも少量の第1の発塵性粉体が供給されるか
ら、圧縮剪断力によって熱可溶性の合成樹脂の繊維状化
が効率よく進行させ、防塵性を充分に発揮し得る状態で
あって尚且つ発塵性粉体が充分に混合された状態の合成
樹脂と第1の発塵性粉体との第1の混合物が形成され
る。この第1の混合物をその後段の攪拌混合装置本体に
供給し、追加供給された第2の発塵性粉体と更に混合す
る。この場合、既に第1段の第1攪拌混合装置本体内で
第1の発塵性粉体が攪拌混合されているので、追加され
た第2の発塵性粉体と熱可溶性の合成樹脂とが良好に混
合され、所定の圧縮剪断力にて合成樹脂の繊維状化が進
められて合成樹脂への第2の発塵性粉体の付着が促され
る。このように、第1段の攪拌混合装置本体と後段の攪
拌混合装置本体とを分離させたことにより、第1段の攪
拌混合装置本体で、熱可溶性の合成樹脂と比較的少量の
第1の発塵性粉体を充分に繊維状化させ、防塵効果が充
分に発揮され得る状態の第1の混合物を形成すること
と、その後、後段の攪拌混合装置本体において、第1の
混合物と第2の発塵性粉体とを、別にパラレル的に分離
混合することが可能となる。この為処理速度が増大さ
れ、バッチ処理でありながら従来よりも比較的連続的に
攪拌混合処理を行うことが可能である。尚、本発明は、
第1段の攪拌混合装置本体とその後段の攪拌混合装置本
体とを分離すれば足り、後段の攪拌混合装置本体は、必
ずしも1段に限ることがないこ とは当然である。段数が
多くなれば、1段が負担する第2の発塵性粉体の量を少
なく出来、従って若し同一合成樹脂処理量であれば、従
来の如く1つの攪拌混合装置のみで処理する場合に比べ
て、各攪拌混合工程における防塵性が高い上、混合状態
も良好となり高品質な混合物を形成できる。請求項2に
係る混合装置によれば、第1攪拌混合装置本体と第2攪
拌混合装置本体との2つの装置により、分離して混合作
業を行う。このため先ず、第1攪拌混合装置本体におい
て、少量の第1の発塵性粉体との間で熱可溶性の合成樹
脂の繊維状化が充分に進められるので、防塵処理が効果
的に行われ、ついで第2攪拌混合装置本体において、更
に第2の発塵性粉体が追加供給されて、混合攪拌される
ので、最終混合物の混合状態も良好となり、処理速度も
増加する。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は本考案である混合装置第1
施例を示す。図1において、円筒状の第1ケース1には
投入口2が一端側上部に形成されると共に排出口3が他
端側下部に形成されている。第1ケース1にはシャフト
4が回転自由に取付けられ、このシャフト4には攪拌混
合用羽根5がスパイラル状に取付けられている。前記シ
ャフト4はモータ6により回転駆動される。ここでは、
第1ケース1とシャフト4と攪拌混合用羽根5とモータ
6により第1攪拌混合装置本体を構成する。
【0009】前記第1ケース1には投入口2を介して反
応物混合装置としてのプミキサ7から生石灰と水(
可溶性の合成樹脂としてのポリテトラフルオロエチレン
を含有)との混合物が供給される。プミキサ7は、生
石灰と水を混合して水和発熱反応を発生させるための装
置であり、モータ8によりプレミキサ7のケースを高速
回転駆動させることによって、生石灰をケース内壁に膜
状に形成し、その膜状部に水吹きつける構成である
前記プレミキサ7には生石灰用サイロ9からスクリュー
コンベア10により生石灰が所定量搬送供給される。ま
た、水貯留タンク11が設けられ、ウォータポンプ12
により水貯留タンク11から水がノズル13に供給さ
ノズル13からプミキサ7内の膜状生石灰に噴
射供給される。プレミキサ7と生石灰サイロ9とスクリ
ューコンベア10とにより、攪拌混合作業における高温
雰囲気場が形成される。前記水貯留タンク11内の水に
は固体粒子のポリテトラフルオロエチレンが混入されて
おり、該ポリテトラフルオロエチレンは、水貯留タンク
11からノズル13を介し、プレミキサ7へと水と共に
供給される構成である。
【0010】また、第1の発塵性粉体としてのセメント
を貯留する第1セメントサイロ14が設けられ、第1セ
メントサイロ14からスクリューコンベア15によりセ
メントが所定量ずつ第1ケース1に搬送供給される。こ
こで、セメントはプミキサ7から供給された混合物と
合流した後第1ケース1に供給される。ここでは、第1
セメントサイロ14とスクリューコンベア15とが第1
粉体供給装置を構成する。
【0011】また、第2ケース16が設けられ、この第
2ケース16の一端部には前記第1ケース1から排出口
3を介して前記混合物とセメントとの混合物(以下、セ
メント混合物と称す)が落下供給される。前記第2ケー
ス16は図2に示すように一対の円筒部から構成され、
各円筒部にはシャフト17が回転自由に取付けられてい
る。各シャフト17には攪拌混合用羽根18がスパイラ
ル状に取付けられ、攪拌混合用羽根18の外周部は円筒
部内壁近傍に位置されて回転するようになっている。前
記シャフト17はモータ19により回転駆動される。前
記第2ケース16内にて攪拌混合されたセメント混合物
は排出口20からベルトコンベア21に排出される。こ
こで、第2ケース16の混合容量は前記第1ケース1の
混合容量より後述の第2セメントサイロ22から供給さ
れるセメント量だけ大きく設定されている。ここでは、
第2ケース16とシャフト17と攪拌混合用羽根18と
モータ19とにより第2攪拌混合装置本体を構成する。
【0012】また、第2の発塵性粉体としてのセメント
を貯留する第2セメントサイロ22が設けられ、第2セ
メントサイロ22から第2スクリューコンベア23によ
りセメントが所定量ずつ第2ケース16に搬送供給され
る。ここで、第2ケース16内はセメント等により略充
満されるようになっている。ここでは、第2セメントサ
イロ22と第2スクリューコンベア23とが第2粉体供
給装置を構成する。
【0013】ここで、前記水貯留タンク11内の水に混
入されているポリテトラフルオロエチレンの量最終
的に生産されるセメント混合物の防塵効果を得るに必要
な所定量とし、また、水は生石灰との水和発熱反応に要
する量とする。次に、作用を説明する。まず、生石灰サ
イロ9からスクリューコンベア10により生石灰をプ
ミキサ7に所定量供給し、プミキサ7にて生石灰
ース内壁に膜状に付着さる。また、水貯留タンク11
からウォータポンプ12により水をポリテトラフルオロ
エチレンと共にノズル13に供給し、ノズル13からそ
れをプミキサ7内の生石灰に噴射供給する。これによ
り生石灰と水とが水和発熱反応して発熱する。このと
き、生石灰がケース内壁に膜状に付着されているので、
少量の石灰で生石灰と水とを良好に混合させて発熱で
きる。これによって、高温雰囲気中にてセメントとポリ
テトラフルオロエチレンとの攪拌混合を行うことができ
【0014】そして、プミキサ7内にてポリテトラフ
ルオロエチレンが完全に繊維化する前に、ポリテトラフ
ルオロエチレンを加湿された生石灰と共に第1ケース1
内に供給する。また、第1ケース1内に第1セメントサ
イロ14からスクリューコンベア15により第1の発塵
性粉体としてのセメントを供給する。ここで、セメント
は、第1ケース1内に供給される直前に前記プミキサ
7から供給される生石灰等と合流された後、第1ケース
1内に供給される。また、第1ケース1内にセメント、
生石灰、ポリテトラフルオロエチレン(以下セメント混
合物と称す)が略充満されるように供給される。
【0015】そして、第1ケース1内において、加湿に
より発熱状態にある生石灰とセメントとを羽根5に
より攪拌混合しつつ図中左方に搬送する。このとき、
1ケース1内のセメント混合物中には、ポリテトラフル
オロエチレンが含まれているので、該ポリテトラフルオ
ロエチレンが熱溶解してクモの巣状に繊維状化され、そ
の繊維状部にセメント混合物中のセメントが付着され
る。これにより、セメントが繊維状部に拘束されるの
で、セメントの防塵を行える。また、第1ケース1内に
セメント混合物が略充満するように供給されるので、セ
メント混合物は第1ケース1内にて飛散することなく羽
根5により充分に攪拌混合できると共に、セメント混合
物の流れ方向(図中左方)と羽根5の回転方向との速度
のずれによりセメント混合物に所定の圧縮断力を作用
できる。これによりポリテトラフルオロエチレンの繊維
化が促進されるので、防塵処理を効果的に行える。
【0016】そして、第1ケース1内にて混合されたセ
メント混合物は、第2ケース16に供給される。一方
で、第2の発塵性粉体としての新たなセメントが、第2
セメントサイロ22からスクリューコンベア23により
第2ケース16に所定量供給される。それらは、第2ケ
ース16内の羽根18により攪拌混合された後、排出口
20からベルトコンベア21に排出される。追加供給さ
れた新たなセメントと第1ケース1より供給されたセメ
ント混合物が羽根18により攪拌混合されつつ図中左
方に搬送されるときに前記と同様に所定の圧縮断力
が作用するので、セメント混合物中の溶解されたポリテ
トラフルオロエチレンの繊維化が更に促進されさらに
セメントの防塵処理を効果的に行える。また、第1ケー
ス1にて攪拌混合されたセメント混合物を第2ケースに
搬送し、第2ケース16にてセメントを追加することに
より、各段において比較的少量ずつ混合を行うので、
メントとポリテトラフルオロエチレンとの分散・混合性
を向上できる。第1の発塵性粉体としてのセメントの量
と第2の発塵性粉体としてのセメントの量の和が、混合
されるセメントの総量に相当し、段数を多くすること
で、より連続性を帯びたセメントの攪拌混合が行える。
【0017】尚、高温雰囲気場を形成する為に使用した
反応時に発熱する物質の具体例として、水和反応等によ
って相互に反応して発熱する2種類の物質の組み合わせ
が各 種挙げられるが、この一方の物質としては、例えば
アルカリ土類金属酸化物、アルカリ土類金属過酸化物、
カルシウムカーバイド、燐火石灰、カルシウムアルミネ
ート、カルシウムシリケート、石膏等も可能であり、
又、他方の物質としては、と同様、水溶液も可能であ
る。また、発塵性粉体としては、石灰、焼成土等も挙げ
られる。さらに、攪拌混合装置を複数設け、セメントを
順次追加しながら攪拌混合するようにしてもよく、また
第1ケース1と第2ケース16とに異なる種類の粉体を
供給し、それらを混合させるようにしてもよい。
【0018】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。本実施例は、第1実施例とは別の方法によ
って高温雰囲気場を形成するものであり、第1実施例と
同一要素には図1と同一符号を付して説明を省略する。
すなわち、粉体供給装置としての第1セメントサイロ1
4と第セメントサイロ22とには、サイロ内に貯留さ
れるセメントを所定の温度に保持する加熱装置(図示せ
ず)が設けられ、この加熱装置の熱源には例えば加熱さ
れた水やオイル,水蒸気,熱風等が用いられる。
【0019】ここで、高温雰囲気場形成は、ポリテト
ラフルオロエチレンの繊維化を促進可能な温度領域で攪
拌混合が行えるような構成であれば何れでもよい。
実施例として、第1攪拌混合装置本体及び第2攪拌混合
装置本体を加熱して高温雰囲気場を形成する構成や混合
装置全体を鋼製容器内に収納し、製容器外方に設けた
加熱装置から熱風等を前記容器内に供給して高温雰囲気
場を形成する構成等が挙げられる。尚、ポリテトラフ
ルオロエチレンは最終的に生産されるセメント混合物
の防塵効果を得られる所定量が水に混入され、また水は
ポリテトラフルオロエチレンがセメントに迅速に分散可
能な量が供給される。
【0020】かかる構成においても、第1実施例と同様
な効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、所定の
高温雰囲気場を形成した上で、発塵性粉体と熱可溶性の
合成樹脂とを第1攪拌混合装置本体に供給し所定の圧
断力により前記合成樹脂を繊維状化しつつ、該合成
樹脂と発塵性粉体とを攪拌混合した後、さらに第2攪拌
混合装置にて追加された発塵性粉体と所定の圧縮断力
により攪拌混合させるようにしたので、合成樹脂の繊維
状化が一層促進されて発塵性粉体の防塵処理を効果的
つ多量に行うことができる。これにより混合状態が良好
で高品質な混合物を形成することができると共に、合成
樹脂及び発塵性粉体を連続的に供給すれば、連続処理が
可能であり、勿論、バッチ処理も可能である。バッチ処
理であっても、従来の同一攪拌混合装置による一括バッ
チ処理方法に比べ、比較的連続的且つ大量に混合処理を
行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】 同上の要部断面図。
【図3】 本発明の第2実施例を示す構成図。
【符号の説明】 1…第1ケース(攪拌混合装置本体、第1攪拌混合装置
本体) 4…シャフト 5…攪拌混合用羽根 6…モータ 7…プミキサ11…水貯留タンク(合成樹脂を供給する装置) 13…ノズル(合成樹脂を供給する装置) 14…第1セメントサイロ(粉体供給装置、第1粉体供
給装置) 16…第2ケース(攪拌混合装置本体、第2攪拌混合装
置本体) 17…シャフト 18…攪拌混合用羽根 22…第2セメントサイロ(粉体供給装置、第2粉体供
給装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 28/02 C04B 28/02 28/10 28/10 C09K 3/22 C09K 3/22 Z (56)参考文献 特開 昭64−81883(JP,A) 特開 昭60−191084(JP,A) 特公 昭52−32877(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28C 7/00 B01F 3/18 B01F 7/04 B28C 5/14 C04B 24/26 C04B 28/02 C04B 28/10 C09K 3/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発塵性粉体と熱可溶性合成樹脂とを所
    定の高温雰囲気中にて攪拌混合することにより、所定の
    圧縮剪断力により前記合成樹脂を繊維状化し該合成樹
    脂に前記発塵性粉体を付着させるようにした混合装置に
    おいて、攪拌混合装置本体を複数段と、該段数に応じた粉体供給
    装置と、を設け、 第1段の攪拌混合装置本体は、第1の発塵性粉体と前記
    合成樹脂とを攪拌混合する構成とし、 後段の攪拌混合装置本体は、前段の攪拌混合装置本体か
    ら供給される混合物と、対応する前記粉体供給装置から
    供給される第2の発塵性粉体と、を攪拌混合する構成で
    ある混合装置。
  2. 【請求項2】 発塵性粉体と熱可溶性の合成樹脂とを所
    定の高温雰囲気中にて攪拌混合することにより、前記合
    成樹脂を繊維状化し、該合成樹脂に前記発塵性粉体を付
    着させるようにした混合装置において、 前記合成樹脂と第1の発塵性粉体とを、所定の圧縮剪断
    力により前記合成樹脂を繊維状化しつつ攪拌混合する第
    1攪拌混合装置本体と、 前記第1攪拌混合装置本体に前記合成樹脂を供給する装
    置と、 前記第1攪拌混合装置本体に前記第1の発塵性粉体を供
    給する第1粉体供給装置と、 前記第1攪拌混合装置本体から供給される前記合成樹脂
    と前記第1の発塵性粉体との混合物と、追加された第2
    の発塵性粉体とを、所定の圧縮剪断力により前記合成樹
    脂を繊維状化しつつ攪拌混合する第2攪拌混合装置本体
    と、 該第2攪拌混合装置本体に前記第2の発塵性粉体を追加
    供給する第2粉体供給装置と、を少なくとも備えたこと
    を特徴とする混合装置。
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