JP3184736U - 鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】別途部材を必要とせず、簡単な構成かつ操作で、左右両利き用として使用可能な鋏を提供する。
【解決手段】切刃部を有する刃部10,11及び該刃部の基端側に設けられた柄部14を備える一対の鋏片20,21が、前記刃部に設けられた連結部14を中心に互いに開閉動可能に連結支持されている。また、少なくとも一方の鋏片20,21の柄部14が、該鋏片の刃部に対して回動可能に連結支持されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、鋏に関し、特に、柄部を改良した鋏に関する。
従来より、対象物を切断するための種々の鋏が利用されている。そして、一般的な鋏では、使用者が右利きであるか、左利きであるかによって、使用者が鋏の向きを変えて(鋏を反転させて)使用するようにしている。また、一般的な鋏では、右利き用として構成されているものが多く、左利きの使用者が右利き用の鋏を使いにくい場合がある。そのため、左利き用の鋏も利用されているが、例えば、右利き、左利きを含む複数の使用者が鋏を使用する場合、使いやすさを考慮して、右利き用、左利き用の鋏をそれぞれ用意する必要がある。そこで、使用者が右利きであるか、左利きであるかに拘らず、左右両利き用で使用可能な鋏が提案されている(例えば、実用新案登録第3171509号公報参照)。
かかる鋏は、切刃部を有する刃部及び該刃部の基端側に設けられた柄部を備える一対の鋏片が、刃部と柄部との間に設けられた連結部を中心に互いに開閉動可能に連結支持された鋏において、一対の鋏片の柄部のそれぞれに、指掛部が設けられている。
この種の鋏では、切刃部は、各刃部の幅方向の両側に設けられている。また、指掛部は、可撓性を有する材料によって形成されており、各柄部の長手方向の両側に設けられた止め部によって各柄部に連結支持されている。より具体的には、指掛部は、一端を、各柄部の一端側(連結部から遠い端部側)に設けられた一方の止め部(固定止め部)によって連結固定されているとともに、他端を、各柄部の他端側(連結部に近い端部側)に設けられた他方の止め部(可動止め部)に連結されている。また、各柄部には、長手方向に延びるように案内孔が形成されている。そして、可動止め部は、各柄部の案内孔に挿嵌された状態で、各柄部の長手方向に沿って、案内孔を移動可能となっている。
すなわち、指掛部は、止め部同士が最も離間された場合、各柄部の長手方向に棒状に引き延ばされた状態になっており、この状態から、可動止め部が固定止め部に対して接近されるにつれて、指掛部は、各柄部の幅方向の外側に次第に移動されるようになっている。これにより、両指掛部は、両柄部の幅方向の両側にそれぞれ突出するように形成されている。
また、上述のように、指掛部は、可撓性を有する材料によって形成されているため、両柄部の幅方向の両側にそれぞれ突出したままの形状を維持されることができる。そうすると、各柄部と、各柄部に設けられた各指掛部との間に空間(指用挿入孔)が形成されるようになる。この状態で、使用者の手(指)に応じて、可動止め部を固定止め部に対して位置決めし、空間(指用挿入孔)の大きさを、親指用及び親指以外の4本の指用挿入孔として適宜調整した後、可動止め部をボルト、ナット等によって各柄部に固定するようにしている。
かかる鋏を用いて、右利きの使用者が対象物を切断する場合、まず、止め部同士が最も離間された状態で(指掛部が棒状に引き延ばされた状態で)、各刃部の両切刃部のうち、一方の切刃部同士が対向するように刃部を開動させるとともに、各柄部の可動止め部を固定止め部に対して接近するように移動させ、各指掛部を各柄部の幅方向の外側に突出させるようにする。そして、各柄部と、各柄部に設けられた各指掛部との空間(指用挿入孔)を、使用者の手(指)に応じて適宜調節し、可動止め部をボルト、ナット等によって各柄部に固定した後、一方の空間(指用挿入孔)を親指用挿入孔とするとともに、他方の空間(指用挿入孔)を親指以外の4本の指用挿入孔とし、それぞれの指用挿入孔に各指を挿入して各柄部を把持することで、右利きの使用者が両柄部を把持して対象物を切断するようにすることができる。
また、かかる鋏を用いて、左利きの使用者が対象物を切断する場合、まず、止め部同士が最も離間された状態で(指掛部が棒状に引き延ばされた状態で)、各刃部の両切刃部のうち、他方の切刃部同士が対向するように刃部を開動させるとともに、各柄部の可動止め部固定を止め部に対して接近するように移動させ、各指掛部を各柄部の幅方向の外側に突出させるようにする。そして、各柄部と、各柄部に設けられた各指掛部との間の空間(指用挿入孔)を、使用者の手(指)に応じて適宜調節し、可動止め部をボルト、ナット等によって各柄部に固定した後、一方の空間(指用挿入孔)を親指以外の4本の指用挿入孔とするとともに、他方の空間(指用挿入孔)を親指用挿入孔とし、それぞれの指用挿入孔に各指を挿入して各柄部を把持することで、左利きの使用者が両柄部を把持して対象物を切断するようにすることができる。
実用新案登録第3171509号公報
上述の鋏では、使用者の利き手に応じて、一方又は他方の切刃部同士が対向するように一対の鋏片を回動させるとともに、可動止め部と固定止め部との間隔を適宜調節することで、各柄部と各指掛部との間の空間を調節し、可動止め部を固定止め部に対して位置決めしてボルト、ナットで固定し、指用挿入孔として使用することで、左右両利き用の鋏として使用することは可能である。しかしながら、指掛部、止め部(可動止め部、固定止め部)、ボルト、ナット等といった部材が別途必要であり、構成が複雑になるといった問題があった。
また、使用者の利き手や手(指)の大きさに応じて、ボルト、ナット等による可動止め部の固定を一旦緩めた後、各柄部の可動止め部と固定止め部との間隔をその都度調節し、ボルト、ナット等で各柄部に可動止め部を再度固定することで、指用挿入孔の大きさをその都度変更(微調整)する必要があり、操作が煩雑になるといった問題もあった。
そこで、本考案は、斯かる実情に鑑み、別途部材を必要とせず、簡単な構成かつ操作で、左右両利き用として使用することができる鋏を提供することを目的とする。
本考案に係る鋏は、切刃部を有する刃部及び該刃部の基端側に設けられた柄部を備える一対の鋏片が、刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動可能に連結支持された鋏において、少なくとも一方の鋏片の柄部が、該鋏片の刃部に対して回動可能に連結支持されていることを特徴とする。
上記構成の鋏によれば、少なくとも一方の鋏片の柄部を、該鋏片の刃部に対して回動させるといった簡単な操作で、少なくとも一方の鋏片の柄部と、少なくとも他方の鋏片の柄部との間を任意の位置で離間させることができるとともに、両柄部における互いの相対位置を変更することができる。これにより、使用者の利き手に応じて、両柄部の相対位置を適宜変更し、両柄部を把持した状態で、一対の鋏片を、刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動させることで、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。そのため、別途部材を必要とせず、簡単な構成かつ操作で、左右両利き用として使用することができる。
本考案の一態様として、一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、柄部が互いに重なり合う第一の位置と、互いに重なり合わない第二の位置とに配置可能であるのが好ましい。
上記構成によれば、鋏を使用しない場合には、一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、柄部を互いに重なり合う第一の位置に配置するようにすれば、一対の鋏片を、コンパクトに収納することができる。また、鋏を使用する場合には、使用者の利き手に応じて、柄部を、互いに重なり合わない第二の位置に配置した状態で両柄部を把持し、一対の鋏片を、刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動させることで、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。
本考案の他態様として、第二の位置は、柄部が鋏片の刃部に対して一方側に配置される第三の位置と、他方側に配置される第四の位置とを含んでもよい。
上記構成によれば、使用者が右利きである場合、例えば、一方の柄部を、鋏片の刃部に対して、第三の位置に配置した状態で両柄部を把持し、一対の鋏片の両刃部を、連結部を中心に互いに開閉動させることで、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。また、使用者が左利きである場合、例えば、一方の柄部を、鋏片の刃部に対して、第四の位置に配置した状態で両柄部を把持し、一対の鋏片を、刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動させることで、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。
本考案の別態様として、少なくとも一方の鋏片の柄部を所定の回動位置でロックするためのロック機構をさらに備えるのが好ましい。
上記構成によれば、使用者の利き手に応じて、少なくとも一方の鋏片の柄部を、一対の鋏片の刃部に対して、所望の回動位置で確実にロックすることができ、少なくとも一方の鋏片の柄部がロックされた状態で両柄部を安定して把持することができ、一対の鋏片を、刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動させることで、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。
本考案のさらに別態様として、ロック機構は、少なくとも一方の鋏片の刃部の基端部に形成された複数の切り欠きと、一方の鋏片の柄部に設けられるとともに、切り欠きに対してスライド自在に係合可能な係止部とで構成されているのが好ましい。
上記構成によれば、複数の切り欠きと、該切り欠きに対してスライド自在に係合可能な係止部といった簡単な構成によって、及び、複数の切り欠きと、係止部とを係合させるといった簡単な操作によって、少なくとも一方の鋏片の柄部を、一対の鋏片の刃部に対して、所望の位置で確実にロックすることができる。また、複数の切り欠きのうち所望の切り欠きに係止部を係合させることで、使用者の利き手や手(指)に応じて、少なくとも一方の鋏片の柄部を、一対の鋏片の刃部に対して、所望の角度でロックすることができ、汎用性がある。
係止部には、少なくとも一方の鋏片の柄部の上に露出する操作ボタンが設けられているのが好ましい。
上記構成によれば、操作ボタンといった簡単な構成、及び、操作ボタンを操作するといった簡単な操作によって、複数の切り欠きのうち所望の位置の切り欠きに、係止部を簡単かつ確実に係合させることができるとともに、切り欠きと係止部との係合を簡単に解除することができる。
本考案のさらに他の態様として、一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、該両刃部を着脱自在に覆うためのカバーをさらに備えるのが好ましい。
上記構成によれば、鋏を使用する場合には、両刃部を覆うカバーを外した状態で、上述のようにして、刃部の対向する切刃部によって対象物を切断することができる。また、鋏を使用しない場合には、一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、両刃部にカバーを取り付けることで、切刃部に直接触れることがなく、切刃部を保護することができるとともに、例えば、鋏を持ち運ぶ際に、切刃部によって、怪我をしたり、鋏の収納物に傷をつけたりするのを防ぐことができる。
本考案のさらに他の態様として、カバーは、一端側にクリップ部を備えるのが好ましい。
上記構成によれば、クリップ部といった簡単な構成で、一対の鋏片の両刃部が閉じられ、両刃部にカバーが取り付けられた状態で、例えば、クリップ付きペン等のように、鞄や服のポケット等に引っ掛けることができる。
以上のように、本考案の鋏によれば、別途部材を必要とせず、簡単な構成かつ操作で、左右両利き用として使用することができるといった優れた効果を奏し得る。
本考案の一実施形態に係る鋏の正面図である。 同実施形態に係る鋏の背面図である。 同実施形態に係る鋏の側面図である。 同実施形態に係る鋏の一方の柄部が、両刃部に対して一方側に回動されている状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏の一方の柄部が、両刃部に対して他方側に回動されている状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏の一方の柄部に設けられた第二の連結部の拡大斜視図である。 同実施形態に係る鋏の両刃部がカバーで覆われた状態を示す正面図である。 同実施形態に係る鋏の両刃部がカバーで覆われた状態を示す背面図である。 同実施形態に係る鋏の両刃部がカバーで覆われた状態を示す側面図である。 同実施形態に係る一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、両柄部が重なり合う第一の位置に配置した状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏を、右利き用として使用する時の状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏を、右利き用として使用する時の状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏を、左利き用として使用する時の状態を示す図である。 同実施形態に係る鋏を、左利き用として使用する時の状態を示す図である。
以下、本考案の一実施形態に係る鋏について、図面を参照して説明する。
図1〜5に示すように、本実施形態に係る鋏100は、切刃部10a,10b,11a,11bを有する刃部10,11及び該刃部10,11の基端側に設けられた柄部12,13を備える一対の鋏片20,21を備える。該一対の鋏片20,21は、刃部10,11に設けられた連結部(以下、第一の連結部という)14を中心に互いに開閉動可能に連結支持されている。なお、図1〜5では、説明の便宜上、両刃部から後述するカバーを外した状態を示している。
より具体的には、鋏100では、切刃部10a,10b,11a,11bは、各刃部10,11の幅方向のそれぞれの両側に設けられている。一対の鋏片20,21の両刃部10,11が、第一の連結部14を中心に、閉状態(例えば、図1,図11、図13を参照のこと)と、開状態(例えば、図12,図14を参照のこと)との間を互いに開閉動するようになっている。開状態では、一方の鋏片20の刃部10と他方の鋏片21の刃部11とが互いに離間し、閉状態では、両刃部10,11の切刃部10a,11a(10b,11b)が互いに噛み合いながら摺接する(重なり合う)。
両刃部10,11の切刃部10a,11a(10b,11b)は、一対の鋏片20,21が開状態(図12,14の状態)から閉状態(図1,図11、図13の状態)にある時に、互いに摺接することで、一対の鋏片20,21の刃部10,11の間に挿入された対象物(図示せず)を切断できるようになっている。なお、一対の鋏片20,21における右利き用及び左利き用のそれぞれの開閉状態については、後で詳細に説明する。
両刃部10,11は、第一の連結部14付近までは略同じ形状となるように形成されている(図3,12,14を参照のこと)。また、両刃部10,11は、先端側(連結部から遠い側)から基端側(連結部に近い側)に向けてやや幅広に形成されている。すなわち、両刃部10,11では、先端側(連結部から遠い側)が基端側(連結部に近い側)よりやや幅狭となるようになっている。本実施形態においては、両刃部10,11は、先端側(連結部に遠い側)から基端側(連結部に近い側)に向けてやや幅広に形成されているが、これに限定されるものではない。
一方の刃部10は、基端部(柄部に近い端部側)に、柄部12に向けて略円弧状に膨らむ円弧状部15を有する(図10を参照のこと)。該円弧状部15は、略中央に、後述する第二の連結部16の雄ねじ16a及び雌ねじ16bを挿入可能な軸孔15aを有する。また、円弧状部15の端部には、後述するロック機構17の複数の切り欠き(本実施形態においては、3つの切り欠き(17a,17b,17c)が形成されている。
他方の刃部11においては、基端部側(柄部に近い端部側)が、後述する他方の鋏片21の柄部13に形成された後述する孔部13c付近まで延びるように形成されている(図4,5を参照のこと)。本実施形態においては、他方の刃部11の基端部側(柄部に近い端部側)が、他方の鋏片21の柄部13に形成された孔部13c付近まで延びるように形成されているが、これに限定されるものではない。
図1〜5に戻り、第一の連結部14は、雄ねじ14aと、該雄ねじ14aに係合可能な雌ねじ14bとによって形成されている。また、一対の鋏片20,21の刃部10,11には、雄ねじ14a及び雌ねじ14bを挿入可能な軸孔10c、11cが形成されている。すなわち、一対の鋏片20,21の刃部10,11は、両刃部10,11の両側から軸孔10c、11c内に挿入された雄ねじ14aと雌ねじ14bとが係合することで回動可能に枢結されている。これにより、両鋏片20,21が第一の連結部14を中心に互いに開閉動可能となっている。
一対の鋏片の柄部12,13においては、一方の柄部12が、一端側に後述する第二の連結部16及びロック機構17を有する以外は、略同じ形状となるように形成されている。一方の鋏片20の柄部12は、刃部10の基端側に連設される支持部12aと、該支持部12aの端部側に設けられる把持部12bとで構成されている。一方の鋏片20の柄部12に設けられた把持部12bには、親指又は親指以外の4本の指を挿入可能な孔部12cが形成されている。
他方の鋏片21の柄部13は、刃部11の基端側に連設される支持部13aと、該支持部13aの端部側に設けられる把持部13bとで構成されている。他方の鋏片21の柄部13に設けられた把持部13bには、親指又は親指以外の4本の指を挿入可能な孔部13cが形成されている。
また、少なくとも一方の鋏片20(21)の柄部12(13)が、該鋏片20(21)の刃部10(11)に対して回動可能に連結支持されている。本実施形態においては、図4,5及び図10〜14に示すように、一方の鋏片20の柄部12が、該鋏片20の刃部10に対して第二の連結部16を中心に回動可能に連結支持されている。
第二の連結部16は、雄ねじ16aと、該雄ねじ16aに係合可能な雌ねじ16bとによって形成されている。前述のように、一方の鋏片20の刃部10に形成された円弧状部15は、雄ねじ16a及び雌ねじ16bを挿入可能な軸孔15aを有する。また、一方の鋏片20の柄部12は、一方の鋏片20の刃部10の軸孔15aと合う軸孔12dを有する。
すなわち、一方の鋏片20の刃部10の軸孔15aと、一方の鋏片20の柄部12の軸孔12dと、を合わせた状態で、刃部10及び柄部12の両側から軸孔15a,12d内に挿入された雄ねじ16aと雌ねじ16bとが係合することで、回動可能に枢結されている。これにより、一方の鋏片20の柄部12が、刃部10に対して、第二の連結部16(16a,16b)を中心に開閉動可能となっている。
本実施形態に係る鋏100は、一対の鋏片20,21の両刃部10,11が閉じられた状態で、柄部12,13が互いに重なり合う第一の位置(図1を参照のこと)と、互いに重なり合わない第二の位置(図4,5を参照のこと)とに配置可能である。柄部12,13が互いに重なり合う第一の位置に配置される場合、両刃部10,11と、柄部12,13とが、略直線状に配置されるようになる。
また、第二の位置は、柄部12(13)が鋏片20,21の刃部10,11に対して一方側に配置される第三の位置(図4を参照のこと)と、他方側に配置される第四の位置(図5を参照のこと)とを含むようになっている。すなわち、本実施形態に係る鋏100は、例えば、図4に示すように、柄部12が鋏片20,21の刃部10,11に対して第三の位置に配置される場合、右利き用として使用されるとともに、図5に示すように、柄部12が鋏片20,21の刃部10,11に対して第四の位置に配置される場合、左利き用として使用されることができるようにする。
本実施形態に係る鋏100は、少なくとも一方の鋏片20(21)の柄部12(13)を所定の回動位置でロックするためのロック機構17をさらに備える。本実施形態においては、図6に示すように、一方の鋏片20の柄部12を所定の回動位置でロックするためのロック機構17をさらに備える。
ロック機構17は、少なくとも一方の鋏片20(21)の刃部10(11)の基端部に形成された複数の切り欠き17a・・・と、一方の鋏片20の柄部12に設けられるとともに、切り欠き17a・・・に対してスライド自在に係合可能な係止部17dとで構成されている。
本実施形態においては、図6に示すように、ロック機構17は、一方の鋏片20の刃部10の基端部(円弧状部15)に形成された3つの切り欠き17a,17b,17cと、一方の鋏片20の柄部12に設けられるとともに、3つの切り欠き17a,17b,17cのそれぞれに対してスライド自在に係合可能な係止部17dとで構成されている。本実施形態においては、3つの切り欠き17a,17b,17cと、係止部17dとは、弾性的に係合されるようになっている。
3つの切り欠き17a,17b,17cは、断面視において略台形状となるように形成されている。また、係止部17dは、略台形状の3つの切り欠き17a,17b,17cと係合可能となるように、断面視において、略台形状に形成された頭部17eと、該頭部17eに連設され、略長方形状に形成された胴部17fとで構成されている。
また、一方の鋏片20の柄部12には、係止部17dがスライド自在に移動可能な案内孔12eが形成されている。すなわち、係止部17dは、図6に示す矢印の方向へ、案内孔12eをスライド自在に移動することで、一方の鋏片20の刃部10の基端部(円弧状部15)に形成された3つの切り欠き17a,17b,17cとの係合状態、又は係合解除状態を取ることができる。
図7に示すように、係止部17dには、少なくとも一方の鋏片20(21)の柄部12(13)の上に露出する操作ボタン18が設けられている。本実施形態においては、一方の鋏片20の柄部12の上に露出する操作ボタン18が設けられている。操作ボタン18は、一方の鋏片20の柄部12の長手方向に沿うように、断面視において、略楕円形状となるように形成されている。そして、操作ボタン18を柄部12の長手方向に沿ってスライドさせることで、操作ボタン18に連設された係止部17dが、案内孔12eをスライドできるようになっている。
また、図7〜9に示すように、一対の鋏片20,21の両刃部10,11が閉じられた状態で、該両刃部10,11を着脱自在に覆うためのカバー19をさらに備える。該カバー19は、基端側(柄部に近い側)と、両柄部12,13の一端側(第二の連結部16に近い側)とで弾性的に嵌着可能となっている。
また、カバー19は、一端側にクリップ部19aを備える。該クリップ部19aは、カバー19の一端側から基端側(柄部に近い側)に延びる形状を有している。また、クリップ部19aの先端には、カバー19に向かう方向に小突起19bが形成されている(図9を参照のこと)。
本実施形態に係る鋏100の構成についての説明は以上の通りであり、次に、本実施形態に係る鋏100を左右両利き用で用いる場合の操作について説明する。なお、図10〜図14では、説明の便宜上、両刃部10,11からカバー19を外した状態を示している。
図10は、本実施形態に係る鋏100において、一対の鋏片20,21の両刃部10,11が閉じられた状態で、両柄部12,13が重なり合う第一の位置に配置された状態を示す。なお、図10では、説明の便宜上、一方の柄部12については、案内孔12eのみを鎖線で示している。この状態では、係止部17dが、3つの切り欠き17a,17b,17cのうち、真ん中の切り欠き17bに係合されている。また、図10では、刃部10,11からカバー19が外された状態を示しているが、刃部10,11がカバー19で覆われている場合には、一対の鋏片20,21(両柄部12,13)を把持した状態で、刃部10,11からカバー19を外す。
まず、使用者が右利きの場合、操作ボタン18を、案内孔12eに沿って両柄部12,13に向けてスライドさせることで、真ん中の切り欠き17bと係止部17dとの係合を解除する。そして、図11に示すように、一方の鋏片20の柄部12を、両刃部10,11の一方側の位置(第三の位置)まで回動させる。そうすると、一方の柄部12が、他方の柄部13に対して一定の角度で離間されるようになる。そして、操作ボタン18を、案内孔12eに沿って両刃部10,11に向けて押し込むようにスライドさせることで、係止部17dを、3つの切り欠き17a,17b,17cのうち両刃部10,11の一方側にある切り欠き17cに弾性的に係合させるようにする。これにより、一方の柄部12が両刃部10,11に対して一方側で一定の角度で固定されるようになる。
この状態で、図12に示すように、一方の鋏片20の刃部10を、他方の刃部11に対して、第一の連結部14を中心に他方側に所望の角度だけ回動させる。そうすることで、一方の鋏片20の刃部10が他方の刃部11に対して離間するようになり、両柄部12,13を把持した状態で、両刃部10,11の間に対象物(図示せず)を挿入することで、一対の鋏片20,21の刃部10,11(切刃部10a,11a)によって対象物(図示せず)を切断することができる。
或いは、使用者が左利きの場合、まず、操作ボタン18を、案内孔12eに沿って両柄部12,13に向けてスライドさせることで、真ん中の切り欠き17bと係止部17dとの係合を解除する。そして、図13に示すように、一方の鋏片20の柄部12を、両刃部10,11の他方側の位置(第四の位置)まで回動させる。そうすると、一方の柄部12が、他方の柄部13に対して一定の角度で離間されるようになる。そして、操作ボタン18を、案内孔12eに沿って両刃部10,11に向けて押し込むようにスライドさせることで、係止部17dを、3つの切り欠き17a,17b,17cのうち両刃部10,11の他方側にある切り欠き17aに弾性的に係合させるようにする。これにより、一方の柄部12が両刃部10,11に対して他方側で一定の角度で固定されるようになる。
この状態で、図14に示すように、一方の鋏片20の刃部10を、他方の刃部11に対して、第一の連結部14を中心に一方側に所望の角度だけ回動させる。そうすることで、一方の鋏片20の刃部10が他方の刃部11に対して離間するようになり、両柄部12,13を把持した状態で、両刃部10,11の間に対象物(図示せず)を挿入することで、一対の鋏片20,21の刃部10,11(切刃部10b,11b)によって対象物(図示せず)を切断することができる。このようにして、本実施形態に係る鋏100は、使用者が右利きであるか、左利きであるかに拘らず、左右両利き用として使用されることができる。
以上のように、本実施形態に係る鋏100は、一方の鋏片20の柄部12を、該鋏片20の刃部10,11に対して回動させるといった簡単な操作で、一方の鋏片20の柄部12と、他方の鋏片21の柄部13との間を任意の位置で離間させることができるとともに、両柄部12,13における互いの相対位置を変更することができる。これにより、使用者の利き手に応じて両柄部12,13の相対位置を変更し、両柄部12,13を把持した状態で、一対の鋏片20,21を、刃部10,11に設けられた第一の連結部14を中心に互いに開閉動させることで、刃部10,11の対向する切刃部10a,11a(10b、11b)によって対象物を切断することができる。そのため、別途部材を必要とせず、簡単な構成かつ操作で、左右両利き用として使用することができる。
また、鋏100を使用しない場合には、一対の鋏20,21片の両刃部10,11が閉じられた状態で、柄部12,13を互いに重なり合う第一の位置に配置するようにすれば、一対の鋏片20,21を、コンパクトに収納することができる。また、鋏100を使用する場合には、使用者の利き手に応じて、柄部12(13)を、互いに重なり合わない第二の位置に配置した状態で両柄部12,13を把持し、一対の鋏片20,21を、刃部10,11に設けられた第一の連結部14を中心に互いに開閉動させることで、刃部10,11の対向する切刃部10a,11a(10b,11b)によって対象物を切断することができる。
また、使用者が右利きである場合、例えば、一方の柄部12を、鋏片20,21の刃部10,11に対して、第三の位置に配置した状態で両柄部12,13を把持し、上述のようにして、刃部10,11の切刃部10a,11a(10b、11b)によって対象物を切断することができる。
また、使用者が左利きである場合、例えば、一方の柄部12を、鋏片20,21の刃部10,11に対して、第四の位置に配置した状態で両柄部12,13を把持し、上述のようにして、刃部10,11の切刃部10a,11a(10b、11b)によって対象物を切断することができる。
また、使用者の利き手に応じて、一方の鋏片20の柄部12を、一対の鋏片20,21の刃部10,11に対して、所望の回動位置で確実にロックすることができ、一方の鋏片20の柄部12がロックされた状態で両柄部12,13を安定して把持することができ、上述のようにして、刃部10,11の切刃部10a,11a(10b、11b)によって対象物を切断することができる。
また、複数の切り欠き(本実施形態では、3つの切り欠き17a,17b,17c)と、該切り欠き17a,17b,17cに対してスライド自在に係合可能な係止部17dといった簡単な構成によって、及び、切り欠き17a,17b,17cと、係止部17dとを係合させるといった簡単な操作によって、一方の鋏片20の柄部12を、一対の鋏片20,21の刃部10,11に対して、所望の位置で確実にロックすることができる。
また、3つの切り欠き17a,17b,17cのうち所望の切り欠きに係止部17dを係合させることで、使用者の利き手や手(指)に応じて、一方の鋏片20の柄部12を、一対の鋏片20,21の刃部10,11に対して、所望の角度でロックすることができ、汎用性がある。
また、操作ボタン18といった簡単な構成、及び、操作ボタン18を操作するといった簡単な操作によって、3つの切り欠き17a,17b,17cのうち所望の位置の切り欠きに、係止部17dを簡単かつ確実に係合させることができるとともに、3つの切り欠き17a,17b,17cと係止部17dとの係合を簡単に解除することができる。
また、鋏100を使用する場合には、両刃部10,11を覆うカバー19を外した状態で、上述のようにして、刃部10,11の切刃部10a,11a(10b、11b)によって対象物を切断することができる。また、鋏100を使用しない場合には、一対の鋏片20,21の両刃部10,11が閉じられた状態で、両刃部10,11にカバー19を取り付けることで、切刃部10a,11a(10b、11b)に直接触れることがなく、切刃部10a,11a(10b、11b)を保護することができるとともに、例えば、鋏100を持ち運ぶ際に、切刃部10a,11a(10b、11b)によって、怪我をしたり、鋏100の収納物に傷をつけたりするのを防ぐことができる。
また、クリップ部19aといった簡単な構成で、一対の鋏片20,21の両刃部10,11が閉じられ、両刃部10,11にカバー19が取り付けられた状態で、例えば、クリップ付きペン等のように、鞄や服のポケット等に引っ掛けることができる。
尚、本考案の鋏100は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更し得ることは勿論のことである。
上記実施形態においては、第一の連結部14が刃部10,11に設けられているが、これに限定されるものではない。一対の鋏片20,21が第一の連結部14を中心として互いに開閉動可能に支持されるような構成であればよい。
上記実施形態においては、第一の連結部14は、雄ねじ14aと、該雄ねじ14aに係合可能な雌ねじ14bとによって形成されているが、これに限定されるものではなく、両鋏片20,21が互いに回動可能に枢結されるような構成であればよい。
上記実施形態においては、一方の鋏片20の柄部12が、該鋏片20の刃部10に対して回動可能に連結支持されるようにしたが、これに限定されるものではない。他方の鋏片21の柄部13、或いは、両方の鋏片20,21の柄部12,13が、該鋏片20,21の刃部10,11に対して互いに回動可能に連結支持されるようにしてもよい。
上記実施形態においては、第二の連結部16は、雄ねじ16aと、該雄ねじ16aに係合可能な雌ねじ16bとによって形成されているが、これに限定されるものではなく、一方の柄部12が、刃部10,11に対して回動可能に枢結されるような構成であればよい。
上記実施形態においては、ロック機構17は、少なくとも一方の鋏片20(21)の刃部10(11)の基端部に形成された複数の切り欠き17a・・・と、一方の鋏片20の柄部12に設けられるとともに、切り欠き17a・・・に対してスライド自在に係合可能な係止部17dとで構成されているが、これに限定されるものではなく、少なくとも一方の鋏片20(21)の柄部12(13)を所定の回動位置でロックできるような構成であればよい。
上記実施形態においては、3つの切り欠き17a,17b,17cが形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、少なくとも一方の鋏片20(21)の柄部12(13)がロックされる所定位置を増やしたい場合等、切り欠きの数を増やすようにしてもよい。そうすれば、刃部10,11に対する柄部12(13)のロック位置を増やすことができ、汎用性が高まる。
上記実施形態においては、3つの切り欠き17a,17b,17cは、断面視において略台形状となるように形成されているとともに、係止部17dは、略台形状の3つの切り欠き17a,17b,17cと係止可能となるように、断面視において、略台形状に形成された頭部17eを有するようにしたが、これに限定されるものではなく、3つの切り欠き17a,17b,17cと係止部17dとが係合可能な形状であればよい。
上記実施形態においては、操作ボタン18は、一方の鋏片20の柄部12に沿うように、断面視において、略楕円形状となるように形成されているが、これに限定されるものではなく、操作ボタン18は、柄部12の長手方向に沿ってスライド可能な形状であればよい。
本考案の鋏は、左右両利き用として使用する場合に有効に利用される。
10,11 刃部、10a,11a、10b,11b 切刃部、12,13 柄部、14 連結部、20,21 一対の鋏片、100 鋏。

Claims (8)

  1. 切刃部を有する刃部及び該刃部の基端側に設けられた柄部を備える一対の鋏片が、前記刃部に設けられた連結部を中心に互いに開閉動可能に連結支持された鋏において、
    少なくとも一方の鋏片の柄部が、該鋏片の刃部に対して回動可能に連結支持されていることを特徴とする鋏。
  2. 前記一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、前記柄部が互いに重なり合う第一の位置と、互いに重なり合わない第二の位置とに配置可能である請求項1に記載の鋏。
  3. 前記第二の位置は、前記柄部が前記鋏片の刃部に対して一方側に配置される第三の位置と、他方側に配置される第四の位置とを含む請求項2に記載の鋏。
  4. 前記少なくとも一方の鋏片の柄部を所定の回動位置でロックするためのロック機構をさらに備える請求項1〜3の何れかに記載の鋏。
  5. 前記ロック機構は、前記少なくとも一方の鋏片の前記刃部の基端部に形成された複数の切り欠きと、前記一方の鋏片の前記柄部に設けられるとともに、前記切り欠きに対してスライド自在に係合可能な係止部とで構成されている請求項1〜4の何れかに記載の鋏。
  6. 前記係止部には、前記少なくとも一方の鋏片の柄部の上に露出する操作ボタンが設けられている請求項5に記載の鋏。
  7. 前記一対の鋏片の両刃部が閉じられた状態で、該両刃部を着脱自在に覆うためのカバーをさらに備える請求項1〜6の何れかに記載の鋏。
  8. 前記カバーは、一端側にクリップ部を備える請求項7に記載の鋏。
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