JP3184645U - 雪の自重を利用した転落防止装置 - Google Patents

雪の自重を利用した転落防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3184645U
JP3184645U JP2013001346U JP2013001346U JP3184645U JP 3184645 U JP3184645 U JP 3184645U JP 2013001346 U JP2013001346 U JP 2013001346U JP 2013001346 U JP2013001346 U JP 2013001346U JP 3184645 U JP3184645 U JP 3184645U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
lifeline
ridge
snow
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013001346U
Other languages
English (en)
Inventor
哲司 谷
Original Assignee
哲司 谷
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 哲司 谷 filed Critical 哲司 谷
Priority to JP2013001346U priority Critical patent/JP3184645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3184645U publication Critical patent/JP3184645U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract


【課題】凍結による「重し」容器の破損がなく、簡単確実に命綱の固定ができる雪下ろし時の転落防止装置を提供する。
【解決手段】屋根8の棟に、例えばコンクリートの塊等または粒状物質の入った袋等、複数の重し2を棟の両側に別れて置く。これ等と繋ぎ材5とで緊結した、棟を保護する座板4を有する柱1を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱3を緊結する。この親命綱の所定位置に、作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業する。重し等の重量やその上に積った雪の重量が親命綱の「重し」となる。
【選択図】図1

Description

本考案は雪下し時の転落防止の為、雪の自重の利用をした装置に関するものである。
従来の技術は、雪下し時の転落防止の為に、屋根の棟にへの字に曲げた平らな形状の水の入った袋を跨いだ状態で置き、この袋の棟の頂部相当位置に棒を立て、この棒の先端に親命綱を固定し、この親命綱の適当な位置に、作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにし、袋の重量とその上に積った雪の重量とで親命綱の重しとなるよう構成していた(特許文献1参照)。
実用新案登録第3180513号公報
従来は屋根の棟にへの字に曲げた平らな形状の水の入った袋を設置して、親命綱の「重し」としていた。厳寒地にも設置するので凍結して容器が破損する恐れがあり、容器の材質の選定が難しかった。本考案では凍結する可能性のある水の使用を止め、重しとして、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の塊等又は粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った袋等を使用する。親命綱を簡単に、且つ確実に固定する事の出来る「重し」が常に設置されている。この親命綱に子命綱を簡単に固定する事が出来て、多発していた転落事故の防止が可能となる。
この考案は、雪下し時の転落防止の為に、への字に曲げた水の入った袋の代わりに、棟の両側に別れて置かれた複数の重しを置く。この重しには例えば、コンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の塊等または粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った袋等を利用する。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さ(10、50又は100cm程度)に親命綱を緊結する。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにする。重し、例えばコンクリートの塊等または粒状物質の入った袋等の重量とこれ等の上に積った雪の重量とが親命綱の「重し」となる。この装置に依り雪下し時の転落事故を防止しようとしている。これらの転落事故防止装置は建物新築中に予め何らかの処置をしておく必要はなく、新築後の古い建物でもただこの装置を置くだけで簡単に設置可能である。又継続して長い期間設置しておいて、その間毎冬に断続的に利用する事が可能である。
従来は「重し」の容器が凍結して破損の恐れがあり、容器の材質の選定が難しかった。本考案では、屋根に棟の両側に別れて置かれた、凍結・破損の恐れのない重し、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の塊等または粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った袋等を置く。それ故に厳寒地でも使用可能になる。それらの上に積った雪の重量をも合わせて親命綱の「重し」としている。簡単且つ確実に親命綱の緊結が可能であるので転落事故を防止出来る。
雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数の重しを置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。 雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数のコンク リートの塊等を置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。 雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数の粒状物質の入った袋等を置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。
棟の両側に別れて置かれた複数の重し、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の塊等または粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った袋等を置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さ(10、50又は100cm程度)に親命綱を緊結する。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に、作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業する。
以下、添付図面に従って実施の形態を説明する。 1は屋根8の棟を保護する為に金属等で作製された座板4を有する、屋根8の棟の頂部相当位置に立てられた金属等で作製された柱(高さ1メートル程度)である。2は柱1を支持する為に、金属又はワイヤー等で作製された繋ぎ材5でつながれた、棟の左右に別れて置かれた複数の重しである。3は柱1の所定高さ(10、50又は100cm程度)に緊結された親命綱である。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにする。重しとその上に積った雪の重量とで親命綱の「重し」となるよう構成した雪の自重を利用した転落防止装置である。
6は重しとして、複数のコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の塊等を利用する。それらは合計面積1.5平方メートルで200Kg程度である。
7は重しとして、複数の粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った、耐久性の合成樹脂等素材又は帆布等で作製された袋等をを利用する。それらは合計面積1.5平方メートルで200Kg程度である。
1 柱
2 重し
3 親命綱
4 座板
5 繋ぎ材
6 重し (コンクリート等の塊)
7 重し (粒状物質の入った袋)
8 屋根
本考案は雪下し時の転落防止の為、雪の自重の利用をした装置に関するものである。
従来の技術は、雪下し時の転落防止の為に、屋根の棟にへの字に曲げた平らな形状の水の入った袋を跨いだ状態で置き、この袋の棟の頂部相当位置に棒を立て、この棒の先端に親命綱を固定し、この親命綱の適当な位置に、作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにし、袋の重量とその上に積った雪の重量とで親命綱の重しとなるよう構成していた。(特許文献1参照)
実用新案登録第3180513号公報
従来は屋根の棟にへの字に曲げた平らな形状の水の入った袋を設置して、親命綱の「重し」としていた。厳寒地にも設置するので凍結して容器が破損する恐れがあり、容器の材質の選定が難しかった。本考案では凍結する可能性のある水の使用を止め、重しとして、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)の又は粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入ったを使用する。親命綱を簡単に、且つ確実に固定する事の出来る「重し」が常に設置されている。この親命綱に子命綱を簡単に固定する事が出来て、多発していた転落事故の防止が可能となる。
この考案は、雪下し時の転落防止の為に、への字に曲げた水の入った袋の代わりに、棟の両側に別れて置かれた複数の重しを置く。この重しには例えば、コンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)のまたは粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入ったを利用する。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さ(10、50又は100cm程度)に親命綱を緊結する。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにする。重し、例えばコンクリートのまたは粒状物質の入ったの重量とこれ等の上に積った雪の重量とが親命綱の「重し」となる。この装置に依り雪下し時の転落事故を防止しようとしている。これらの転落事故防止装置は建物新築中に予め何らかの処置をしておく必要はなく、新築後の古い建物でもただこの装置を置くだけで簡単に設置可能である。又継続して長い期間設置しておいて、その間毎冬に断続的に利用する事が可能である。
従来は「重し」の容器が凍結して破損の恐れがあり、容器の材質の選定が難しかった。本考案では、屋根に棟の両側に別れて置かれた、凍結・破損の恐れのない重し、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)のまたは粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入ったを置く。それ故に厳寒地でも使用可能になる。それらの上に積った雪の重量をも合わせて親命綱の「重し」としている。簡単且つ確実に親命綱の緊結が可能であるので転落事故を防止出来る。
雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数の重しを置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。 雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数のコンクリートのを置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。 雪下し時の転落防止の為に、棟の両側に別れて置かれた複数の粒状物質の入ったを置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さに親命綱を緊結した状態図である。
棟の両側に別れて置かれた複数の重し、例えばコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)のまたは粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入ったを置く。これ等と繋ぎ材とで緊結した、棟を保護する座板を有する柱を棟の頂部相当位置に立てる。この柱の所定高さ(10、50又は100cm程度)に親命綱を緊結する。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に、作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業する。
以下、添付図面に従って実施の形態を説明する。 1は屋根8の棟を保護する為に金属等で作製された座板4を有する、屋根8の棟の頂部相当位置に立てられた金属等で作製された柱(高さ1メートル程度)である。2は柱1を支持する為に、金属又はワイヤー等で作製された繋ぎ材5でつながれた、棟の左右に別れて置かれた複数の重しである。3は柱1の所定高さ(10、50又は100cm程度)に緊結された親命綱である。この親命綱の所定位置(1メートル程度間隔)に作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにする。重しとその上に積った雪の重量とで親命綱の「重し」となるよう構成した雪の自重を利用した転落防止装置である。
6は重しとして、複数のコンクリート(現地で打設されるか又は工場で製作されたもの)のを利用する。それらは合計面積1.5平方メートルで200Kg程度である。
7は重しとして、複数の粒状物質(鉄若しくは鉱滓の粒又は砕石若しくは砂等)の入った、耐久性の合成樹脂等素材又は帆布等で作製されたを利用する。それらは合計面積1.5平方メートルで200Kg程度である。
1 柱
2 重し
3 親命綱
4 座板
5 繋ぎ材
6 重し (コンクリートの塊)
7 重し (粒状物質の入った袋)
8 屋根

Claims (3)

  1. 雪下し時の転落防止の為に、屋根の棟を保護する為の座板を有する、屋根の棟の頂部相当位置に立てられた親命綱を緊結する柱と、柱を支持する為に繋ぎ材でつながれた、棟の左右に別れて置かれた複数の重しと、この柱の所定高さに緊結された親命綱とで構成された装置で、この親命綱の所定位置に作業者の腰に巻いた子命綱を固定して作業できるようにし、重しとその上に積った雪の重量とで親命綱の「重し」となるよう構成した雪の自重を利用した転落防止装置。
  2. 雪下し時の転落防止の為に、柱を支持する為の重しとして、棟の左右に別れて置かた、複数のコンクリート塊等を特徴とする請求項1記載の雪の自重を利用した転落防止装置。
  3. 雪下し時の転落防止の為に、柱を支持する為の重しとして、棟の左右に別れて置かれた、複数の粒状物質を収容した袋等を特徴とする請求項1記載の雪の自重を利用した転落防止装置。
JP2013001346U 2013-03-13 2013-03-13 雪の自重を利用した転落防止装置 Expired - Fee Related JP3184645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013001346U JP3184645U (ja) 2013-03-13 2013-03-13 雪の自重を利用した転落防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013001346U JP3184645U (ja) 2013-03-13 2013-03-13 雪の自重を利用した転落防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3184645U true JP3184645U (ja) 2013-07-11

Family

ID=50428493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013001346U Expired - Fee Related JP3184645U (ja) 2013-03-13 2013-03-13 雪の自重を利用した転落防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3184645U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7348688B1 (ja) 2022-04-27 2023-09-21 株式会社マスタックエフ 棟固定式屋根上作業用安全補助具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7348688B1 (ja) 2022-04-27 2023-09-21 株式会社マスタックエフ 棟固定式屋根上作業用安全補助具
JP2023163117A (ja) * 2022-04-27 2023-11-09 株式会社マスタックエフ 棟固定式屋根上作業用安全補助具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205577381U (zh) 可周转组拼式超载报警悬挑卸料平台
CN102852552A (zh) 一种高水材料充填柱及其施工方法
CN108222062B (zh) 一种地下综合管廊钢筋骨架临时固定架及经纬绑扎方法
JP3184645U (ja) 雪の自重を利用した転落防止装置
CN101761037B (zh) 沙漠公路分流束风护路墙
CN104968860A (zh) 降低强风压且可以集蓄雨水的环保型结构物及其制造方法
CN205444590U (zh) 一种现浇复合保温混凝土剪力墙
CZ19160U1 (cs) Konfigurace tvorená alespon jedním slunecním kolektorem a jedním pozemním základem
CN201459742U (zh) 拱形防护系统
CN109594477A (zh) 一种独墩大盖梁支架体系施工工艺
CN207290059U (zh) 一种土木工程用管件放置架
CN202869377U (zh) 既有线石方控制爆破多元立体防护装置
CN207099802U (zh) 一种顶置式高架桥护栏绿化花盆结构
JP2014095216A (ja) ユニット化された土のう
CN203716068U (zh) 一种山坡落石防护装置
EP3129556B1 (en) Self-filling flood-protection bag
JP6239329B2 (ja) 太陽光発電設備
CN208949930U (zh) 一种封闭式水平后浇带防护装置
CN208870424U (zh) 一种新型工具式装配式结构防护围挡
CN206502297U (zh) 一种皮带机上料装置一体式走道
CN201292532Y (zh) 深基坑砂土防护装置
CN201459617U (zh) 直立悬臂式防护系统
CN207295734U (zh) 一种市政边坡防护系统
CN204919575U (zh) 路基边坡防护u型网格骨架
JP3180513U (ja) 雪の自重を利用した転落防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20130502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3184645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees