JP3184490U - 打上花火用外皮及び打上花火用飛翔体 - Google Patents

打上花火用外皮及び打上花火用飛翔体 Download PDF

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Abstract

【課題】打ち上げ用火薬の設置作業性と花束花火用火薬体の量産性を向上させる打上花火用外皮及び打上花火用飛翔体を提供する。
【解決手段】打上花火用外皮1は、厚紙の円筒体2と、複数の穴3が形成され、円筒体2の底に取着された厚紙の底蓋4と、を有し、円筒体2の底に底蓋4を嵌合させて接着する構造であり、円筒体2の上部に薄紙を接着し、打上花火用外皮1に火薬を充填し、薄紙を捻ることで封緘し、飛翔体とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、打上花火の火薬を包む部材に関し、特に、中低空の高度で打ち上げられるもので、観客からは、筒からいきなり火が出て、まるで花束のように見える花火(以下、花束花火という。)に適用される打上花火用外皮及び打上花火用飛翔体に関する。
従来、花束花火は、火薬を球状体に充填し、これを打上筒内に置き、筒内底部の打上用火薬に点火することで、球状体に推進力を与えて、これを打ち上げていた。打ち上げ花火の中には、特許文献1に記載の考案の通り、特殊な形状の打ち上げ花火もある。
米国特許第7278355号公報
しかしながら、従来の球状玉では、筒内底部の打上用火薬の上に置くと、振動などで、だんだんと下に入ってしまい、打上用火薬が横に広がってしまう問題がある。そのため、花火業者が打上用火薬をビニール袋に入れて平均にいくように、せんべい状にする均し作業が必要であり、作業が煩雑であった。また、打ち上げた花火を花束のように見せる演出効果が低い。また、火薬容量に合わせて球状体の直径を調整することが面倒であった。花束のように見せる花火は非常に人気があるため、シーズン前に大量に用意をしておかなければならず、量産性が不十分である。なお、特許文献1のような特殊な形状は量産が困難であるし、花束花火には不向きである。
そこで、本考案は、打上用火薬に関する作業性を向上し、花束花火用火薬体の量産性を高め、火薬量の調整を容易とし、花束のように見せる視覚効果を演出することを課題とする。
上記課題に鑑み、本願考案は、厚紙の筒体と、穴が形成され、前記筒体の底に取着された厚紙の底蓋と、を有する打上花火用外皮である。筒体は丸筒、角筒等が例示できる。
底蓋は円筒板に短円筒が接続されたものであることが好ましい。厚紙をプレスで成形し、底蓋とすることが好ましい。
穴の個数は1個以上であればよく、適宜に設定できるが、3個乃至5個が好ましい。穴の形状は丸穴、角穴等が例示できる。
前記円筒体の上部にカバーを設けることが好ましい。カバーは、薄紙でも接着テープ(例えば、クラフトテープ等)等でも良い。このカバーは、円筒体の上部から火薬が出ないようにする封緘用のカバーである。薄紙の場合、例えば、和紙等が好ましく、予め筒体に接着しておき、火薬を入れた後に、和紙を捻ることで封をする。接着テープの場合には火薬を入れた後で筒体に接着する。
前記打上花火用外皮の前記円筒体に火薬を充填し、カバーで封をすることが好ましい。このカバーを接着したり、或いは、捻ったりすることで、封をすることが好ましい。
請求項1〜3の考案により、筒内底部の打上用火薬の上に置いても、安定性に優れているので、打上用火薬の均し作業が不要となり、作業性が高くなる。また、打ち上げた花火を花束のように見せる演出が高くなる。また、火薬容量に合わせて高さを調整することが容易である。量産性が高い。
請求項2の考案により、前記筒体の上部にカバーを設けたので、低空での演出性が高くなる。
請求項3の考案により、打上花火用外皮に火薬を充填し、前記薄紙で円筒体の上部を封緘したので、火薬容量が大きくなり、製造が一層容易になる。
(a)(b)は、本考案の一実施形態の打上花火用外皮の斜視図である。 (a)は同じく打上花火用外皮の底蓋の斜視図、(b)は比較例の火薬玉容器である。 (a)(b)は一実施形態の飛翔体の正面図である。 同じく打上筒に打上用火薬を収容し、飛翔体を載置した状態を示す断面図である。 複数の打上容器を固定した発射台の正面図である。
以下に、本考案の好適な一実施形態である打上花火用外皮1について、図1、図2を参照して説明する。
打上花火用外皮1は、厚紙の円筒体2と、複数の穴3が形成され、円筒体2の底に取着された厚紙の底蓋4と、を有する。打上花火用外皮1は、無天井、有底の円筒形状である。製造工程は簡素であり、必要な強度を保った上で、非常に安価に生産できる。
図2(a)に示す円筒体2の直径は、1寸5分、2寸、2.2寸、2寸5分等の適宜のサイズである。花束花火に適合するサイズであれば寸法は限定されない。
図2(b)に示す比較例の半球状容器101は、半球状体の紙容器に複数の穴をあけて、和紙(図示略)を上端部周辺部に巻き付けるものである。この半球状容器101に火薬を入れて和紙で封緘するものである。半球状容器101であるので、無理をして火薬を盛って詰めなければならず、火薬容量に限界がある。これに対し、打上花火用外皮1は、半球体のものを円筒体にしたので、火薬容量が増える効果がある。また、底蓋4が平らであるので、打上用火薬8の上で、打上花火用外皮1の姿勢が安定し、打上作業が楽である。半球状容器101では、いちいち姿勢を直さなければならないので、打ち上げ作業が面倒である。半球状容器101では、打上用火薬8の圧力が打上花火用外皮1全体にかからず花束花火の上がりが悪い。打上花火用外皮1は半球状容器101と比較して、単価を安くできる。
穴3の個数は、3又は4が好ましいが、それらに限定されるわけではない。また、穴3の位置も図示に制限されず、適宜、設定可能である。
円筒体2の底に底蓋4を嵌合させて接着する構造である。底蓋4は、量産性を担保するため、厚紙の板紙をプレスで成形し、切断することが好ましい。底蓋4は円板の円周部に短円筒体が軸方向に連続し、蓋体とするものである。この底蓋4の短円筒体の内側と、円筒体2の下端部外周とに接着剤を塗布し、円筒体2の下端部外周に底蓋4を外嵌することで、円筒体2に底蓋4を接着する。
円筒体2の上部外周に薄紙5を接着している。ここでは、円筒体2の上部外周全周囲に接着剤を塗布し、薄紙5を円筒形状に円筒体2に巻き付けて接着している。この状態で、火薬を詰めるだけになっているので、球状体と比較し、余計な作業が不要である。2つの半球状体にそれぞれ火薬を装填し、嵌合させて、和紙で接着しなければならないからである。
飛翔体6は、図3(a)に示す通り、打上花火用外皮1に火薬を充填し、薄紙5を捻ることで封緘したものである。図3(b)に示す通り、接着テープ5’により火薬を充填した後に、円筒体2に接着してもよい。これにより、封緘作業が容易である。なお、封をせずに、火薬を単に充填するだけで、カバー5,5’がなくても使用可能である。打上花火用外皮1に火薬を充填する場合には、火薬をビニール袋に入れたものを打上花火用外皮1に詰めて飛翔体6としても良い。注文に合わせて、各種の高さの打上花火用外皮1を用意しておけば、バラエティに富んだ演出が可能である。
図4に示す通り、打ち上げ準備が完了した状態では、打上筒20の底に袋7に収容された打上用火薬8を入れ、この打上用火薬8に差し込まれた導火線9を打上筒20の外部に引き出している。導火線9に点火すると、打上用火薬8が発火し、穴3から火が入り、打上用火薬8の圧力で、飛翔体6が打上筒20から打ち上げられるとともに、打上花火用外皮1内に充填された火薬が発火することで、花束花火の演出が行われる。飛翔体6の長さを変えることで、中低空での花束花火の演出を豊富化することができる。なお、打上筒20の底は湾曲面(例えば下凸等)となっている。
打上花火用外皮1が小さいものになってくると、図5に示す通り、1本ではなく打上筒20を、複数本、扇状に穴30の上に並べて固定する。その場合、半球状容器101で使う場合であると、打上筒20の中でゴロゴロしてしまって安定がとても悪く、神経を使う。飛翔体6であると、そのまま打上筒20の中に装填することができる。斜めに入れる飛翔体6は特に長いものが多い。長いものになればなるほど、打上花火用外皮1の構造の方が非常に装填しやすい。これにより、打上の作業性を高め、多種多様な花束花火の演出、大量の本数の演出により、観客に感動を与えることができる。
なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本考案の技術的範囲に含まれ、技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは無論である。例えば、上記実施形態では、円筒体2は円筒形状であるが、角筒形状(例えば、四角形等)としてもよい。
1・・・打上花火用外皮
2・・・円筒体
3・・・穴
4・・・底蓋
5・・・薄紙
6・・・飛翔体
7・・・袋
8・・・打上用火薬
9・・・導火線
20・・・打上筒
101・・・半球状容器

Claims (3)

  1. 厚紙の筒体と、
    穴が形成され、前記筒体の底に取着された厚紙の底蓋と、
    を有する打上花火用外皮。
  2. 前記筒体の上部にカバーを設けた請求項1の打上花火用外皮。
  3. 請求項1又は2の打上花火用外皮に火薬を充填し、前記カバーで円筒体の上部開口に封をした打上花火用飛翔体。
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