JPS6314238Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314238Y2 JPS6314238Y2 JP5492783U JP5492783U JPS6314238Y2 JP S6314238 Y2 JPS6314238 Y2 JP S6314238Y2 JP 5492783 U JP5492783 U JP 5492783U JP 5492783 U JP5492783 U JP 5492783U JP S6314238 Y2 JPS6314238 Y2 JP S6314238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- flying toy
- paper tube
- explosives
- toy firework
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002360 explosive Substances 0.000 claims description 19
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
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- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
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Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空中を飛翔する玩具花火に関するもの
ある。
ある。
従来の飛翔物といわれる玩具花火は、火薬の燃
焼の推進力を利用して空中へ飛ばすもので、花火
は長い竹棒の先端に取付けたり或いは台上に取付
けたりしたものを、前者の細口のびん等に立て、
また、後者は地上に真直に起立させ、点火すると
ロケツトのように火の粉を吹きながら上がつてい
くもので、流星ロケツトや笛ロケツトといつた名
称でよく知られている。
焼の推進力を利用して空中へ飛ばすもので、花火
は長い竹棒の先端に取付けたり或いは台上に取付
けたりしたものを、前者の細口のびん等に立て、
また、後者は地上に真直に起立させ、点火すると
ロケツトのように火の粉を吹きながら上がつてい
くもので、流星ロケツトや笛ロケツトといつた名
称でよく知られている。
出願人は、従来のこのような長い竹棒に取付け
たり、打上台を必要としない、簡単な構造でしか
も火薬類の爆発時に発生する爆発ガスを推進力に
変換して飛翔する新規な飛翔玩具花火を考案して
先に実願昭57−193822号により出願しているが、
この出願に係る考案は内部を空洞に形成した外殻
体に合成樹脂,紙等により形成された管(以下紙
管という)を装着すると共に、該紙管内に火薬類
を装填し、さらに該外殻体の一端に開口を設けて
構成し、火薬類の爆発に伴ない発生して外殻体内
に充満する爆発ガスが、前記開口から噴出する力
を推進力として飛翔させることができる如くなし
ているため、前記開口が外殻体の外面に露出して
いて見栄えが悪く、さらにはこの開口から紙管に
填められている火薬類がこぼれてしまうことがあ
る。また、この開口を薄紙等で塞いで体裁よくす
るようにしたものではこの薄紙を破損させないた
めに取扱かいに必要以上に注意を払わなければな
らないといつたように幾つかの難点がある。
たり、打上台を必要としない、簡単な構造でしか
も火薬類の爆発時に発生する爆発ガスを推進力に
変換して飛翔する新規な飛翔玩具花火を考案して
先に実願昭57−193822号により出願しているが、
この出願に係る考案は内部を空洞に形成した外殻
体に合成樹脂,紙等により形成された管(以下紙
管という)を装着すると共に、該紙管内に火薬類
を装填し、さらに該外殻体の一端に開口を設けて
構成し、火薬類の爆発に伴ない発生して外殻体内
に充満する爆発ガスが、前記開口から噴出する力
を推進力として飛翔させることができる如くなし
ているため、前記開口が外殻体の外面に露出して
いて見栄えが悪く、さらにはこの開口から紙管に
填められている火薬類がこぼれてしまうことがあ
る。また、この開口を薄紙等で塞いで体裁よくす
るようにしたものではこの薄紙を破損させないた
めに取扱かいに必要以上に注意を払わなければな
らないといつたように幾つかの難点がある。
本考案は前記出願に係わる如き外殻体に開口を
設けることなく密閉状とし、該外殻体の底面に面
状或いは連続線状に肉薄部を設けたり、また、ミ
シン線状に切れ目或は単なる切れ目を設けること
により、脆弱部を形成し、これらの脆弱部が火薬
類の爆発時に発生する爆発ガス圧で破裂し、花火
を飛翔させるようにしたものである。
設けることなく密閉状とし、該外殻体の底面に面
状或いは連続線状に肉薄部を設けたり、また、ミ
シン線状に切れ目或は単なる切れ目を設けること
により、脆弱部を形成し、これらの脆弱部が火薬
類の爆発時に発生する爆発ガス圧で破裂し、花火
を飛翔させるようにしたものである。
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は外観がUFO型をし、かつ内
部が空洞をなした外殻体である。該外殻体1の一
側面には一般にフアイヤクラツカー,スモークク
ラツカーと称される花火の紙管2を挿通して支持
させる短筒部3を突設している。該短筒部3に挿
通し支持させる紙管2には第2図に示したように
先端から順に点火薬4、延時薬(煙薬)5、音薬
6及び中栓7が夫々填められている。また、外殻
体1の底面8には中央部に段差9を周設し、該段
差9より内側全面に肉薄の脆弱部10を形成す
る。該脆弱部10の肉厚は燃焼により短筒部3に
形成される点火口(図示せず)が小径であるため
前記火薬の爆発で生じる瞬間的なガス圧により瞬
時に破裂する程度に薄く形成するものとし、ガス
圧ひいては燃焼ガスがたとえ前記点火口などから
もれるとしてもきわめて微量なようにする。さら
に底面8の周縁部に複数の脚片11を突出させて
外殻体1を地面に置いたときに地面Eと底面8と
の間に適当な間隔が保たれるようにしている。
る。図において1は外観がUFO型をし、かつ内
部が空洞をなした外殻体である。該外殻体1の一
側面には一般にフアイヤクラツカー,スモークク
ラツカーと称される花火の紙管2を挿通して支持
させる短筒部3を突設している。該短筒部3に挿
通し支持させる紙管2には第2図に示したように
先端から順に点火薬4、延時薬(煙薬)5、音薬
6及び中栓7が夫々填められている。また、外殻
体1の底面8には中央部に段差9を周設し、該段
差9より内側全面に肉薄の脆弱部10を形成す
る。該脆弱部10の肉厚は燃焼により短筒部3に
形成される点火口(図示せず)が小径であるため
前記火薬の爆発で生じる瞬間的なガス圧により瞬
時に破裂する程度に薄く形成するものとし、ガス
圧ひいては燃焼ガスがたとえ前記点火口などから
もれるとしてもきわめて微量なようにする。さら
に底面8の周縁部に複数の脚片11を突出させて
外殻体1を地面に置いたときに地面Eと底面8と
の間に適当な間隔が保たれるようにしている。
このように形成された本考案の飛翔玩具花火の
使用について説明するに、第2図のように各脚片
11を地面Eに接地され、外殻体1を安定し、こ
の状態で点火薬4に着火し、延時薬(煙薬)5及
び音薬6を燃焼爆発させ、これに伴ない発生する
爆発ガスが空間をなす外殻体1の内部に充満す
る。
使用について説明するに、第2図のように各脚片
11を地面Eに接地され、外殻体1を安定し、こ
の状態で点火薬4に着火し、延時薬(煙薬)5及
び音薬6を燃焼爆発させ、これに伴ない発生する
爆発ガスが空間をなす外殻体1の内部に充満す
る。
このとき火薬の燃焼により短筒部3内には外殻
体1内部と連通する小径の点火口が形成される
が、脆弱部10は前記の如き薄さに形成されるた
め、爆発時の瞬間的なガス圧は直ちに前記大径の
脆弱部10を破裂させるほど高圧となる。このた
め実際には前記点火口からもれ出す燃焼ガスは問
題とならないほど極く微量である。
体1内部と連通する小径の点火口が形成される
が、脆弱部10は前記の如き薄さに形成されるた
め、爆発時の瞬間的なガス圧は直ちに前記大径の
脆弱部10を破裂させるほど高圧となる。このた
め実際には前記点火口からもれ出す燃焼ガスは問
題とならないほど極く微量である。
そして、空洞内に充満した爆発ガスはそのガス
圧により外殻体1の底面8の肉薄に形成された脆
弱部10を破裂させ、この破裂で形成される開口
より下方へ抜ける推進力に変換し、地面Eに向け
て噴出する力で飛翔玩具花火を空中に飛翔させる
ものである。従つて、外殻体1は底面8が地面E
に接しているよりも、底面8に脚片11を突設し
て、地面Eと間隔を保たせるようにした方が強い
ジエツト推進力が得られて高い飛翔力が発揮され
る。
圧により外殻体1の底面8の肉薄に形成された脆
弱部10を破裂させ、この破裂で形成される開口
より下方へ抜ける推進力に変換し、地面Eに向け
て噴出する力で飛翔玩具花火を空中に飛翔させる
ものである。従つて、外殻体1は底面8が地面E
に接しているよりも、底面8に脚片11を突設し
て、地面Eと間隔を保たせるようにした方が強い
ジエツト推進力が得られて高い飛翔力が発揮され
る。
また、第5図に示したものは外殻体1の底面8
の下面に段差9を設けた個所で円形状に切込線1
2を設けることにより肉薄にして脆弱部を形成し
たもので、このものも前記実施例の面状に脆弱部
10を設けたものと同様に爆発ガスにより容易に
破裂させ、ジエツト推進力を得ることができる。
の下面に段差9を設けた個所で円形状に切込線1
2を設けることにより肉薄にして脆弱部を形成し
たもので、このものも前記実施例の面状に脆弱部
10を設けたものと同様に爆発ガスにより容易に
破裂させ、ジエツト推進力を得ることができる。
さらに、第6図に示したものは外殻体1の底面
8の下面に設けた段差9より内側で十字状に、か
つ第7図のようにミシン線状に脆弱部10′を形
成させたもので、このものでは爆発ガス圧により
脆弱部10′の最も弱い交差部に裂目を生じさせ、
この裂目から爆発ガスを噴出しジエツト推進力を
得ることができる。
8の下面に設けた段差9より内側で十字状に、か
つ第7図のようにミシン線状に脆弱部10′を形
成させたもので、このものでは爆発ガス圧により
脆弱部10′の最も弱い交差部に裂目を生じさせ、
この裂目から爆発ガスを噴出しジエツト推進力を
得ることができる。
なお第8図は前記脆弱部10,10′,切込線
12と異なり十字状に切れ目13を設けたもので
この切れ目から爆発ガスを噴出し、ジエツト推進
力を得ることができる。
12と異なり十字状に切れ目13を設けたもので
この切れ目から爆発ガスを噴出し、ジエツト推進
力を得ることができる。
前記実施例の場合は火薬類を装填した紙管2を
1本装着した状態を示すものであるが、この紙管
を複数本装填しても同様の作用効果を生ずる。
1本装着した状態を示すものであるが、この紙管
を複数本装填しても同様の作用効果を生ずる。
以上に述べたように本考案の飛翔玩具花火は、
紙管に充填した火薬類の燃焼爆発により発生する
爆発ガスが外殻体内に充満し、そのガス圧で外殻
体底面に設けた脆弱部を破裂させ開口を形成し、
該開口からガス圧が下へ抜け出ようとする力を推
進力にして空中へ飛翔させるものであり、このと
き脆弱部は所定の内厚に薄く形成してあるため該
ガス圧により直ちに破裂し、点火口からは殆ど燃
焼ガスはもれない。また外殻体には予かじめは開
口が無くて取扱かい時に危険がなくて取扱かい易
く、外観的に見栄えも良い。そして、使用に際し
ては脚片を接地させれば簡単にセツトでき、外殻
体から突出する短筒部に臨む点火薬に着火するこ
とで簡単に、しかも安全に花火遊びを楽しむこと
ができるものである。
紙管に充填した火薬類の燃焼爆発により発生する
爆発ガスが外殻体内に充満し、そのガス圧で外殻
体底面に設けた脆弱部を破裂させ開口を形成し、
該開口からガス圧が下へ抜け出ようとする力を推
進力にして空中へ飛翔させるものであり、このと
き脆弱部は所定の内厚に薄く形成してあるため該
ガス圧により直ちに破裂し、点火口からは殆ど燃
焼ガスはもれない。また外殻体には予かじめは開
口が無くて取扱かい時に危険がなくて取扱かい易
く、外観的に見栄えも良い。そして、使用に際し
ては脚片を接地させれば簡単にセツトでき、外殻
体から突出する短筒部に臨む点火薬に着火するこ
とで簡単に、しかも安全に花火遊びを楽しむこと
ができるものである。
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は外
観斜視図、第2図は断面図、第3図は一部拡大断
面図、第4図は底面図、第5図乃至第8図は脆弱
部の他の実施例を示すものである。 1……外殻体、2……紙管、8……底面、10
……脆弱部、11……脚片、12……切込線、1
3……切れ目。
観斜視図、第2図は断面図、第3図は一部拡大断
面図、第4図は底面図、第5図乃至第8図は脆弱
部の他の実施例を示すものである。 1……外殻体、2……紙管、8……底面、10
……脆弱部、11……脚片、12……切込線、1
3……切れ目。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部に空洞を形成した適宜形状を有する外殻
体に紙管を装着すると共に、該紙管内に火薬類
を装填し、さらに前記外殻体の底面に脆弱部を
設けて構成してなる飛翔玩具花火。 2 脆弱部は面状に内薄部を設けて形成した実用
新案登録請求の範囲第1項記載の飛翔玩具花
火。 3 脆弱部は線状に肉薄部を設けて形成した実用
新案登録請求の範囲第1項記載の飛翔玩具花
火。 4 脆弱部は切れ目を設けて形成した実用新案登
録請求の範囲第1項記載の飛翔玩具花火。 5 外殻体の底面に脚片を突設した実用新案登録
請求の範囲第1項記載の飛翔玩具花火。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492783U JPS59163800U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 飛翔玩具花火 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492783U JPS59163800U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 飛翔玩具花火 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163800U JPS59163800U (ja) | 1984-11-02 |
JPS6314238Y2 true JPS6314238Y2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=30185261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5492783U Granted JPS59163800U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 飛翔玩具花火 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163800U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6066959B2 (ja) * | 2014-05-28 | 2017-01-25 | 有限会社太田紙工 | 打上花火用外皮 |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP5492783U patent/JPS59163800U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59163800U (ja) | 1984-11-02 |
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