JP3184464U - プリント基板取付け構造 - Google Patents

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泰行 木下
美弘 奥山
敦 大吉
勝彦 長谷川
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Shimadzu Corp
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Abstract

【課題】取付け作業の効率化・容易化を図るとともに、安定かつ堅固にプリント基板を取付け部材に固定して組み付けることができるプリント基板取付け構造を提供する。
【解決手段】プリント基板10の取付け部材11とスペーサー12を削り出し加工により一体部材として形成するとともに、スペーサー12にネジ穴を穿設して、プリント基板10をスペーサー12に固定用ネジ13によりネジ止めする。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば航空機搭載の制御機器などに内蔵されるプリント基板の取付け構造に関する。
プリント基板を制御機器の筐体やブラケットなどの取付け部材にネジ止めにより固定して組み付ける場合、プリント基板と筐体などの取付け部材との間に所定のクリアランスを確保するために、通常、複数のスペーサーを介して取り付けている(例えば、特許文献1、図5および段落番号0005参照)。
また、一般的に、取付け部材自体にプリント基板の固定用ネジに螺合するネジ穴を穿設することは、比較的厚みの薄い板状の取付け部材では難しく、通常、プリント基板、スペーサー、取付け部材に固定用ネジ(ボルト)を貫通させ、ナットで挟み込んで締め付けることにより固定している。
特開2012−69570号公報
しかしながら、従来のプリント基板取付け構造では、スペーサーを所定の位置に保持しながらネジ止めする作業には手間がかかる。とくに、激しい震動などをともなう航空機やその他の乗り物の制御機器に内蔵されるプリント基板の取り付けにあたっては、より強固に固定するために必然的にネジ止め箇所が多くなるが、その結果、ネジ止め作業の煩雑さは比例して増加する。
また、所定の面積を有するプリント基板の撓みなどを防止するためにその四隅や周辺のほか中央部にもスペーサーを介設する場合には、煩雑さよりも取付け作業自体が非常に困難なものになる。また、スペーサー、固定用ネジ(ボルト)およびナットの数だけ部品点数が多くなり、多数の部品管理に多くの時間を要する。
本考案は、上記した従来のプリント基板取付け構造の課題を解決するもので、プリント基板の取付け作業の効率化・容易化を図るとともに、安定かつ堅固にプリント基板を取付け部材に固定して組み付けることができるプリント基板取付け構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本考案のプリント基板取付け構造は、プリント基板を取付け部材にスペーサーを介して固定用ネジによりネジ止めする構造であって、取付け部材とスペーサーを一体的に形成するとともに、スペーサーに固定用ネジに螺合するネジ穴を穿設し、プリント基板をスペーサーに固定用ネジによりネジ止めするようにしたものである。
取付け部材とスペーサーを一体的に形成するには、削り出し加工のほか、プレス加工や鋳造など種々の加工法を用いることができる。
また、請求項2記載の本考案のプリント基板取付け構造は、請求項1記載のプリント基板取付け構造であって、取付け部材とスペーサーを削り出し加工により一体部材として形成するものである。
削り出し加工とは、素材の加工において機械の部品などを均一な塊から圧延を行わずに旋盤やフライス盤などを用いて切削することにより製作するものである。
さらに、請求項3記載の本考案のプリント基板取付け構造は、請求項1または請求項2記載のプリント基板取付け構造であって、スペーサーが形成された取付け部材の裏面の一部または全部にヒートシンクを一体的に形成するものである。
ヒートシンクとは、発熱する電子部品などに取り付けて、熱の放散によって温度を下げることを目的とする部品であり、熱が伝導しやすい金属を材料として用いる。ヒートシンクはその用途により、大きさ、形状は千差万別であるが、とくに板状のものは放熱板ともいう。
請求項1記載の本考案のプリント基板取付け構造によれば、取付け部材とスペーサーを一体的に形成するとともに、スペーサーに固定用ネジに螺合するネジ穴を穿設し、プリント基板をスペーサーに固定用ネジによりネジ止めしているので、固定用ネジのみで、しかもプリント基板の中央部にスペーサーを介設する場合であっても容易にプリント基板をスペーサー(取付け部材)に固定して取り付けることができる。
したがって、プリント基板組立時の作業工数が削減・効率化され、また部品点数が少なく部品管理に多くの時間を費やすこともなくなる。
さらに、スペーサーと取付け部材を一体的に形成することにより取付け部材の剛性が向上し、耐振動に対しての強度も向上する副次的効果もある。
また、請求項2記載の本考案のプリント基板取付け構造によれば、取付け部材とスペーサーを削り出し加工により一体部材として形成しているので、制御機器に内蔵されるプリント基板取付け構造に求められる高い寸法精度や表面の平滑性にも十分に対応することができる。
さらに、請求項3記載の本考案のプリント基板取付け構造によれば、スペーサーが形成された取付け部材の裏面の一部または全部にヒートシンクを一体的に形成しているので、
取付け部材とスペーサーの一体成形にもまして取付け部材はより剛性が向上し、航空機や乗り物に特有の振動に対してもより強度が向上し、振動によってプリント基板の機能を損なうおそれがなくなり信頼性を高める。
本考案のプリント基板取付け構造の実施形態の一例を示す断面図である。 本考案のプリント基板取付け構造におけるプリント基板、スペーサー、取付け部材の関係を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本考案のプリント基板取付け構造の実施形態の一例を説明する。
図1および図2において、プリント基板10は、周知のとおり、集積回路、抵抗器、コンデンサーなどの多数の電子部品を表面に固定し、その部品間を配線で接続することで電子回路を構成する板状のものであるが、図示のプリント基板10は基板の片面のみに電子回路を実装した片面実装基板である。
プリント基板10を制御機器の筐体やブラケットなどの取付け部材11に固定して取り付けるにあたっては、スペーサー12を介してプリント基板10と取付け部材11との間に所定のクリアランスを確保する。
スペーサー12は、用途に応じて適宜の材料のものが必要な箇所に必要な数だけ用いられ、図2に示すとおり、本実施例では、スペーサー12はプリント基板10の中央部1箇所および周辺部6箇所に対応する計7箇所に、取付け部材11と一体部材として形成されている。このようなスペーサー12は取付け部材11の剛性を向上する補強部材としても機能する。
取付け部材11とスペーサー12を一体部材として形成するためには、削り出し加工が好適である。すなわち、取付け部材11とスペーサー12を一つの部材から圧延を行わずに旋盤やフライス盤などを用いて切削することで一体的に形成する。これにより、プリント基板10が内蔵される制御機器に求められる高い寸法精度や表面の平滑性にも十分に対応することができる。
また、スペーサー12の各々には、プリント基板10を固定するための固定用ネジ13に螺合するネジ穴(図示省略)が穿設されている。したがって、プリント基板10を固定するにあたっては、プリント基板10に穿設した取付け穴14を通して固定用ネジ13をスペーサー12にねじ込むことにより容易に行うことができる。とくにプリント基板10の撓みなどを防止するためにその中央部にスペーサー12が配設される場合であっても、プリント基板10の取り付け作業に格別の困難性をともなうこともない。
さらに、本考案の実施形態の一例では、取付け部材11の電子回路が実装されていない裏面にヒートシンク15が一体的に形成されている。ヒートシンク15もまたスペーサー12と同じく削り出し加工により一体部材として形成するのが好ましい。図示のヒートシンク15は板状の放熱板として作用する。
ヒートシンク15は、放熱の目的に応じて大きさ、形状を適宜選択して形成することができるが、取付け部材11の裏面の一部に形成してもよいし、裏面全部に形成しても構わない。このようなヒートシンク15は、スペーサー12とともに取付け部材11の剛性を向上する補強部材としての役割にも貢献する。
したがって、航空機や乗り物に特有の激しい振動に対してもより強度が向上し、振動によってプリント基板が破損したり、その機能が損なわれるおそれもなくなり、信頼性を高めることにもなる。
10 プリント基板
11 取付け部材
12 スペーサー
13 固定用ネジ
14 取付け穴
15 ヒートシンク

Claims (3)

  1. プリント基板を取付け部材にスペーサーを介して固定用ネジによりネジ止めする構造であって、前記取付け部材と前記スペーサーを一体的に形成するとともに、前記スペーサーに前記固定用ネジに螺合するネジ穴を穿設し、前記プリント基板を前記スペーサーに前記固定用ネジによりネジ止めすることを特徴とするプリント基板取付け構造。
  2. 前記取付け部材と前記スペーサーを削り出し加工により一体部材として形成することを特徴とする請求項1記載のプリント基板取付け構造。
  3. 前記スペーサーが形成された前記取付け部材の裏面の一部または全部にヒートシンクを一体的に形成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプリント基板取付け構造。
JP2013002196U 2013-04-17 2013-04-17 プリント基板取付け構造 Expired - Lifetime JP3184464U (ja)

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