JP3184167U - 書類挟み兼用の防弾盾 - Google Patents

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Abstract

【課題】防弾盾としての防護範囲を比較的広く取れ、かつ防護範囲を可変にでき、操作も用意で、持ち運びも簡単な書類挟み兼用の防弾盾を提供する。
【解決手段】袋状の本体部2に一対の袋状のフラップ部3、4を取り付け、これらに防弾材5を収納可能とする。本体部2と一方のフラップ部3とを合わせ、他方のフラップ部4をそれらの間に位置させて書類挟み状の形態を取り得る構成とする。本体部2からフラップ部3、4の一方又は両方を開き出して平坦状の盾としての形態を取り得る構成とする。本体部2にフラップ部3、4を取り付ける部位を、本体部2の端部が余る部位とし、この余った本体部の端部2に面ファスナー11、13を設けるとともに、一対のフラップ部3、4の対応する部位にそれぞれ面ファスナー12、14を設ける。これら面ファスナーを結合可能とし、盾としての形態を強固なものに形成可能とする。
【選択図】図4

Description

本考案は、弾丸や刃物などから身体を防御するための防弾盾に書類挟みを兼用させたものに関する。
特許文献1には、偽装防弾用手提げ鞄状盾体が護身用盾体として開示されている。この護身用盾体は、携帯に便利で、突発的状況下でも瞬時に防護用として使用できるようにしたもので、一動作でほぼ人体の上半身をカバーできるよう、盾体を二つ折り状とし、下辺部を折り曲げて上辺部の中央位置で片方の把手部と他方の把手部が合致するよう構成し、いずれか一方の把手を開放すると、他方は自動的に下方へ落下し、鞄状の盾体は、一枚の板状盾体に変体、展開するようになっている。
また特許文献2には、弾丸や破片などの高速飛弾片からの防弾具としても使える物品搬送用組合せ容器が開示されている。この組合せ容器はバックパック、ハンドバッグ、コンピューター携帯ケ−スまたは類似のバッグ状の道具であって、間に房室を有した前後の壁を有しており、一方または両方の壁には少なくとも1個の防弾具が取付け可能である。バッグにとりけられた上下のフラップは防弾具からの展開可能な保護を提供する。ハンドルは展開された延在フラップとバッグを直立させる手段として機能し、高速飛弾片に対して使用者の広い範囲を保護する。
しかしながら特許文献1に開示されているものは、人体の上半身をカバーできるとはいっても、胴部のみ、あるいは頭部と胴部上半分程度にとどまるもので、防護範囲が少し狭いという問題があった。また、特許文献2に開示されているものは、房室のサイズの関係から、鞄状にした際には比較的サイズが大きく、持ち運びが容易でないことも考えられえ、また所要時に防弾体へ形態を変化させるのが特許文献1のものと比べても比較的面倒で時間が掛かる可能性もあるという問題があった。
そこで本考案は、防護範囲を比較的広く取れ、操作も用意で、持ち運びも簡単な書類挟み兼用の防弾盾を提供することを目的とする。
本考案の書類挟み兼用の防弾盾は、袋状の本体部に一対の袋状のフラップ部を取り付け、これらの少なくとも一つに防弾材を収納可能とし、前記本体部と前記フラップ部の一方とを合わせ、前記フラップ部の他方をそれらの間に位置させて書類挟み状の形態を取り得る構成とし、前記本体部から前記フラップ部の一方又は両方を開き出して平坦状の盾としての形態を取り得る構成としたことを特徴とする。
本考案によれば、防弾盾に書類挟みを兼用させ得るようになることはもちろん、防弾盾としての防護範囲を比較的広く取れ、かつ防護範囲を可変にでき、操作も用意で、持ち運びも簡単なものとすることができる。
本考案の実施形態1に係る書類挟み兼用の防弾盾を上方から見た斜視図 同正面図 同背面図 同構造を示す斜視図 同展開状態の上面図 展開状態の上面図 盾とするために一つのフラップ部を開いた状態の背面図 同正面図 一つのフラップ部が中仕切り状に本体部と他のフラップ部の間に位置状態を示す斜視図 書類挟みとして用いている状態から防弾用の盾に変形させる動作を説明するための斜視図 防弾用の盾としての使用状態を説明するための正面図
以下に、本考案に係る書類挟み兼用の防弾盾の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)、(B)は本考案の実施形態1に係る書類挟み兼用の防弾盾の斜視図、図1(C)は上方から見た斜視図、図2は同正面図、図3は同背面図、図4(A)、(B)は構造を示す斜視図である。また図5は展開状態の上面図、図6は同下面図である。この実施形態の書類挟み兼用の防弾盾1は、主に、平坦状の本体部2、この本体部2の一面側に本体部2の両縁から少し話して一縁を取り付ける一対のフラップ部3、4とから構成される。これら本体部2やフラップ部3、4には、種々の布状素材を使用できるが、例えば防護用の胴衣に用いられるポリエチレン系のスペクトラ、ナイロン系繊維を製造したケブラ、ガラス繊維で製造したEーガラス等の防弾性、防刃性に優れた素材を使用してもよい。後述する防弾材の使用と相まって盾としての防弾性を高めることができる。
本体部2は書類挟みとしての背面部を構成する。この本体部2には、図2と図4とからよくわかるように、矩形の薄い袋状のもので、鞄としての横方向の一方の縦縁に開口2aを設けて袋状とし、そこから内部に防弾材5を挿入可能としてある。開口2aには面ファスナー6が縫いつけ着てあって開閉でき、防弾材5を出し入れ可能にしてある(図4(A)で防弾材5の脇に記載した矢印参照)。また本体部2には、外面側に物入れ部を構成するための1枚のシート材7が縫いつけてある。シート材7と本体部2の外面の間に形成される物入れ部は、本体部2の上縁に取り付けた一方の持ち手8側、すなわちバッグとして用いる場合の上側が開口している。詳細な図示は省略するが、図中9は面ファスナーの取り付け部位である。
フラップ部3は書類挟みとしての正面部を構成する。このフラップ部3には、図3と図4とからよくわかるように、矩形の薄い袋状のもので、鞄としての横方向の一方の縦縁に開口3aを設けて袋状とし、そこから内部に防弾材5を挿入可能としてある(図4(B)には防弾材5を示していないが、図4(A)と同じ形態である)。開口3aには面ファスナー6が縫いつけ着てあって開閉でき、防弾材5を出し入れ可能にしてある。またフラップ部3の上縁には他方の持ち手8が縫い付けて設けてある。図中10は持ち手8の縫い付け基部の間に渡るように両端を縫いつけた把持部である。書類挟みとして使用する場合には、傘などを引っ掛けたりする等の用途に使用できるが、盾として用いる場合にはこれを掴めるようになっている。
また本体部2のフラップ部3側に露出する下端部には面ファスナー11が縫い付けてあり、そのすぐ上のフラップ部3の下端部分には対応する面ファスナー12が縫い付けてある。これら面ファスナー11、12は、盾とするためにフラップ部3を開くと結合して図7のようになる。図8は、図7の表面側、すなわち弾が飛来する方へ向ける側を示す正面図である。
フラップ部4は書類挟みとしては特に機能部分を構成するものではないが、いわば中仕切り状に本体部2とフラップ部3の間に位置する(図1(C)、図9参照)。このフラップ部4も、図3と図4とからよくわかるように、矩形の薄い袋状のもので、鞄としての横方向の一方の縦縁に開口4aを設けて袋状とし、そこから内部に防弾材5を挿入可能としてある。開口4aには面ファスナー6が縫いつけ着てあって開閉でき、防弾材5を出し入れ可能にしてある(これも図4(B)には防弾材5を示していないが、図4(A)と同じ形態である)。またフラップ部4を本体部2とフラップ部3の間に入れる、図8に示すように、上縁側には面ファスナー13が縫い付けてあり、そのすぐ上の本体部2の上端部分にも面ファスナー14が縫い付けてある。これら面ファスナー13、14は、盾とするためにフラップ部4を開くと結合する。
なお、フラップ部3、4の開口3a、4aに設ける面ファスナー6の一方は開口3a、4aの縁に全面的に縫い付けてよいが、他方は上縁のみを縫い付けてフラップ状とし、防弾材5を入れた後に防弾材5の上端に被せて覆うようにすることが好ましい。これにより、使用者が激しく動いたり、防弾材5に強い衝撃が掛かっても、防弾材5が開口3a、4aから外部へ飛び出し難くなる。
図8、図9に示すように、本体部2の上端側と、これに対応するフラップ部3の上端側(いずれも書類挟みとして見た場合の上端側)で、書類挟みとしての内側面にはマグネット留め具15、16が設けてある。これらは、書類挟みとして使用するために本体部2とフラップ部3の上端を合わせるように用いる。もちろん、マグネット留め具以外の留め具、面ファスナ等を適宜用いることができる。
図8、図9に示すように、本体部2の上端側と、これに対応するフラップ部3の上端側(いずれも書類挟みとして見た場合の上端側)で、書類挟みとしての内側面にはマグネット留め具15、16が設けてある。これらは、書類挟みとして使用するために本体部2とフラップ部3の上端を合わせるように折上げた際に周知のように磁力で引き合って本体部2とフラップ部3の上端を留める。
次に図1示すように書類挟みとして用いている状態から防弾用の盾に変形させる動作を説明する。まず、持ち手8、8を掴んで本体部2とフラップ部3の上端を話すように引っ張り、マグネット留め具15、16を離間させる。すると図10に示す状態になり、そのまま本体部2の持ち手8を掴んで持ち上げると図11(A)に示す状態(図7に対応)になる。面ファスナー11、12は自然と結合する。面ファスナー11、12の結合により一枚の板状の形態が強固になる。この状態で盾として、詳細には2連の盾として機能する。この状態でフラップ部4は固定されずにフリーの状態であるが、盾としての機能には問題がない。また、盾として機能させるには、図7、図8に示す状態のどちらを表側に向けても良い。
ついでフラップ部3の持ち手8を掴んで防弾盾1全体を上下反転させるようにすると、フリーの状態であるフラップ部4が下方へ回転し、図11(B)に示す状態(図5対応)になる。面ファスナー13、14が結合することで状態がやはり一枚の板状の形態が強固になる。この状態で、上からフラップ部3、本体部2、フラップ部4とつながる3連の盾として機能する。
なお、盾としての形態を取っている状態からバッグとしての形態へ戻すには前記操作と逆順の操作を行えば良い。また上にする持ち手8を変えるだけでも3連の状態から2連の状態へ簡単に戻すことができ、またその逆も簡単に行える。
またなお、3連の状態では把持部10を掴むようにすると手が外へ出ず、盾の裏側へ隠すことができる。防弾のためにはこのような使い方が好ましいと言える。図示は省略するが、本体部2のシート材7を設けた側の上端や、シート材7に同じような把持部を設けてもよい。そうすれば、2連の状態でも手を外へ出さずに盾の裏側へ隠すことができる。
本考案は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本考案の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。例えば、上述した実施形態では盾として2連または3連とするフラップ部を有する例を説明したが、4連あるいはそれ以上連結したフラップ部を有する構成とすることももちろんかのうである。
1 :防弾盾
2 :本体部
2a :開口
3 :フラップ部
3a :開口
4 :フラップ部
4a :開口
5 :防弾材
6、11〜14 :面ファスナー
7 :シート材
8 :持ち手
10 :把持部
15、16 :マグネット留め具
特開平8−75397号公報 国際公開WO01/003531号公報

Claims (2)

  1. 袋状の本体部に一対の袋状のフラップ部を取り付け、
    これらの少なくとも一つに防弾材を収納可能とし、
    前記本体部と前記フラップ部の一方とを合わせ、前記フラップ部の他方をそれらの間に位置させて書類挟み状の形態を取り得る構成とし、
    前記本体部から前記フラップ部の一方又は両方を開き出して平坦状の盾としての形態を取り得る構成とした、
    ことを特徴とする書類挟み兼用の防弾盾。
  2. 前記本体部に前記フラップ部を取り付ける部位を、前記本体部の端部が余る部位とし、該余った前記本体部の端部に面ファスナーを設けるとともに、前記一対のフラップ部の前記本体部の端部に対応する部位にそれぞれ面ファスナーを設け、前記本体部の面ファスナーと結合可能としたことを特徴とする請求項1の書類挟み兼用の防弾盾。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103884239A (zh) * 2014-04-08 2014-06-25 刘敦敏 多功能防弹包箱式盾
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