JP3183865U - 回転コマ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転支軸が複数軸の場合に、スイッチ機構の鉛直方向からの操作で、コマ本体に対してキャップが抜け出ることなく、簡単に振動モーターを駆動でき、しかも、多色LEDチップの発光色を拡散できる回転コマを提供する。
【解決手段】コマ本体3のコマ胴部2のフランジ2aとキャップ8の裏面で対向垂下される一対の脚8aとの係合により抜け止めが図られる。また、スイッチ機構は遠心力を介して+電極側の電路を開閉する接点部に、別系統で該電路を開閉する接点操作部6fが併設される。接点操作部6fは、キャップ8の鉛直方向に案内される押圧軸9で、弾性変形部を有するスイッチ板12をリチウム電池5の+電極に接離自在に押圧する。さらに、キャップ8の周縁部のみがレンズ体に形成される。このほか、複数の回転支軸1aが軸座を介してモーターケース1の円錐面に間接的に接合されるものもある。
【選択図】図1
【解決手段】コマ本体3のコマ胴部2のフランジ2aとキャップ8の裏面で対向垂下される一対の脚8aとの係合により抜け止めが図られる。また、スイッチ機構は遠心力を介して+電極側の電路を開閉する接点部に、別系統で該電路を開閉する接点操作部6fが併設される。接点操作部6fは、キャップ8の鉛直方向に案内される押圧軸9で、弾性変形部を有するスイッチ板12をリチウム電池5の+電極に接離自在に押圧する。さらに、キャップ8の周縁部のみがレンズ体に形成される。このほか、複数の回転支軸1aが軸座を介してモーターケース1の円錐面に間接的に接合されるものもある。
【選択図】図1
Description
本考案は、1軸での回転は勿論のこと、複数軸でも回転できる回転コマに関し、詳しくは子供達への振動モーターによる回転の原理を教えるキットとして提供できる回転コマである。
回転体の先行技術として、特許第4437279号(特許文献1)を保有する者であるが、該回転体を子供向けの教材として提供する場合、複数軸での回転を確認させるためのスイッチ機構が不十分であった。さらに、遠心力を利用したスイッチ制御では、キャップとコマ本体の垂直方向における締まり嵌めで両者を接合する抜け止め手段で十分であるが、キャップを介して押圧軸を上下方向に操作してコマ本体に垂直方向の外力を作用させ、+電極側の電路を閉じるスイッチ操作をする接点操作部を併設する場合は、垂直方向の締まり嵌め構造の抜け止め手段では、コマ本体からの反力でキャップが浮き上がり、緩みが生じてコマ本体からキャップが外れ易くなり、接点の接触が不安定になる嫌いがある。このほか、コマ胴部をレンズ体とすれば内部に収納されるスイッチ機構が目視されて外観上好ましくない上、発光色の拡散には関与しないので、改良が要望されるものである。
本考案は、先行技術としての回転体において、キャップとコマ本体との抜け止め手段を改良するとともに、回転支軸が1軸のもののスイッチ機構に加えて、複数軸でも簡単に回転駆動できるスイッチ機構を有して子供達へのキットとして有用な上、回転時の多色LEDチップの発光が拡散して、きれいな発光色が強調される回転コマを提供するものである。
本考案の請求項1に記載した回転コマは、回転支軸を一体に形成したモーターケースと、該モーターケースに一体に接合されるコマ胴部とから成るコマ本体の内部には、振動モーターと電源とスイッチ機構とが収納され、該コマ本体に抜け止め手段を介してキャップが被蓋され、該スイッチ機構を介して電源により振動モーターが駆動され、該振動モーターによる周期的偏り振動で、コマ本体の回転支軸とその載置面との接触面に接触摩擦抵抗が誘発され、その反力で回転支軸が回転されて成る回転コマにおいて、
前記コマ本体とキャップとの抜け止め手段が、コマ胴部の上部内周縁に周設されるフランジと、該フランジの対向部位に所要幅で欠切される一対の溝と、キャップの裏面で該溝に嵌入する幅で対向垂下される一対のL形の脚とから成り、
前記スイッチ機構が、振動モーターと多色LEDチップとの+電極側で、その電路の固定+接点と、該固定+接点に遠心力とバネ材の弾発力との介在によって接離自在に接続される揺動+接点とを有する接点部において、前記固定+接点に接合されるわん曲状の弾性変形部を有するスイッチ板と、キャップの中心に立設されるボスで上下自在に案内され、前記スイッチ板を押圧して電源の+電極側に該スイッチ板を接触させる押圧軸とから成る接点操作部を併設して成り、
前記キャップは、その周縁部のみがレンズ体に形成されて成る。
本考案の請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した回転コマであって、前記回転支軸が複数軸から成る回転コマにおいて、
該複数軸は、その軸端が適宜な形状に形成され、かつ、適宜な配列姿勢でコマ本体のモーターケースに一体に及び/又は着脱自在に垂下されて成る。
前記コマ本体とキャップとの抜け止め手段が、コマ胴部の上部内周縁に周設されるフランジと、該フランジの対向部位に所要幅で欠切される一対の溝と、キャップの裏面で該溝に嵌入する幅で対向垂下される一対のL形の脚とから成り、
前記スイッチ機構が、振動モーターと多色LEDチップとの+電極側で、その電路の固定+接点と、該固定+接点に遠心力とバネ材の弾発力との介在によって接離自在に接続される揺動+接点とを有する接点部において、前記固定+接点に接合されるわん曲状の弾性変形部を有するスイッチ板と、キャップの中心に立設されるボスで上下自在に案内され、前記スイッチ板を押圧して電源の+電極側に該スイッチ板を接触させる押圧軸とから成る接点操作部を併設して成り、
前記キャップは、その周縁部のみがレンズ体に形成されて成る。
本考案の請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した回転コマであって、前記回転支軸が複数軸から成る回転コマにおいて、
該複数軸は、その軸端が適宜な形状に形成され、かつ、適宜な配列姿勢でコマ本体のモーターケースに一体に及び/又は着脱自在に垂下されて成る。
本考案の回転コマによれば、キャップとコマ本体との抜け止め手段が、コマ本体に一体のコマ胴部に対して、キャップをその周回方向に回動して脚を介してフランジに係合するものであるから、キャップの中心で鉛直方向に押圧軸を押下してスイッチ板を電源の+電極側に接触させる際の反力はしっかりと受け止められ、接点の接続が不安定になることがない。また、強制的にスイッチを入れる接点操作部を設けた場合は、複数軸の回転支軸の配設位置やその軸端の形状或いはその載置面の性状に対応して停止することなく回転し続け、種々の回転状態を許容するから、振動モーターによる回転に関与する振動の伝播を子供達に考察させるのに都合がよい。
さらに、キャップの周縁部のみをレンズ体に形成すれば、コマ本体の内部に収められるスイッチ機構が目視されることなく、外観上きれいである上、多色LEDチップの発光がレンズ体を介して拡散するから、きれいな発光色が強調されて視認による癒し効果が高まる。
さらに、キャップの周縁部のみをレンズ体に形成すれば、コマ本体の内部に収められるスイッチ機構が目視されることなく、外観上きれいである上、多色LEDチップの発光がレンズ体を介して拡散するから、きれいな発光色が強調されて視認による癒し効果が高まる。
回転支軸(コマ本体の回転に関与する軸)が複数軸の場合、その配設位置は不均等であってもよく、また、その軸端を適宜な形状に形成するとは、通常の球形や円錐形のほか、各軸の軸心に所要の角度を以て傾斜する傾斜面に形成したり、該軸心に直角な平坦面に形成するなどであり、また、複数軸がコマ本体のモーターケースに一体及び/又は着脱自在に垂下されるとは、該複数軸が直接モーターケースに一体であるか、着脱自在であるか、或いは一体と着脱自在の混在したものであるほか、間接的にモーターケースの外面に両面接着テープ等で接合される軸座に一体であるか、着脱自在であるか、或いは一体と着脱自在の混在したものなどが含まれる。さらに、多色LEDチップは一個のみならず、バランスよく複数個配設されてもよい。モーターケースとコマ胴部との関係において、モーターケースに一体に接合されるコマ胴部とは、モーターケースがコマ胴部の下部座面にピンと嵌入孔の接合手段で着脱自在に嵌着接合するものから、両者が接着剤等の接合手段で接合されるものなどである。
なお、回転支軸が1軸の場合は、モーターケースとコマ胴部とキャップとが組み立てられ、その内部に電源、振動モーターを含むスイッチ機構等を収納した状態で提供され、回転支軸が複数軸(3軸)の場合は、モーターケース、コマ胴部、キャップ、軸座及び該軸座に嵌着される回転支軸、電源、振動モーターを含むスイッチ機構の各要素を分離したキットとして提供される。
なお、回転支軸が1軸の場合は、モーターケースとコマ胴部とキャップとが組み立てられ、その内部に電源、振動モーターを含むスイッチ機構等を収納した状態で提供され、回転支軸が複数軸(3軸)の場合は、モーターケース、コマ胴部、キャップ、軸座及び該軸座に嵌着される回転支軸、電源、振動モーターを含むスイッチ機構の各要素を分離したキットとして提供される。
本考案の回転コマAを実施例により具体的に説明すると、図1に示すように、回転支軸1aを3軸垂下したモーターケース1と、該モーターケース1に一体に接合されるコマ胴部2とから成るコマ本体3と、その内部に収納される振動モーター4と、電源であるリチウム電池5と、スイッチ機構6と、該コマ本体3に抜け止め手段7を介して被蓋されるキャップ8とから成る。この抜け止め手段7は図2、図5、図6に示すように、コマ胴部2の上部内周縁に周設されるフランジ2aと、該フランジ2aの対向部位に所要幅で欠切される一対の溝2bとキャップ8の裏面で該溝2bに嵌入する幅で対向垂下される一対のL形の脚8aとから成る。また、前記キャップ8はその中心に立設されるボス8bに上下自在に押圧軸9が案内され、その外周面がボス8bの案内孔の内周に横設されたOリング8cにきつく支持され、さらに、スイッチ板12をその軸端でリチウム電池5の+電極5aに当接した位置で、その外周面に周設した凹溝9aがOリング8cに嵌着して振動が負荷されても、押圧軸9が飛び出ないように位置決めされるものである。この場合に、ボス8bへのOリング8cの取り付けでは、ボス8bに凹設された嵌入穴8dにOリング8cを収めた後で、該嵌入穴8dに前記案内孔と連通する軸孔10aを貫設した嵌入駒(嵌入ネジ駒)10を嵌着したり、或いは螺着するなどでOリング8cが収められる。
そして、コマ本体3のモーターケース1には3個の回転支軸1aがその軸孔に着脱自在に軸端を面一にして垂下される。なお、このときの各回転支軸1aの配設位置は均等分割点のみならず、不均等な位置に選択されても構わず、そのときは回転ムラを発現させて、不測の動きを楽しむこともできる。
この回転支軸1aの軸端の形状は図4に示すように、球形1aaのものから円錐形1ab、平坦面1ac、傾斜面1adなどが選択される。
さらに、スイッチ機構6を説明すると、図7に示すように、+電極側の電路で固定+接点6aに対して一端をコマ胴部2の下周縁に支持された電気良導体であるスプリング6bの他端に接続される重りの揺動+接点6cを遠心力で接離自在とする接点部6dに、図10に示すように、振動モーター4の−電極4aに対して反転させて−接点6eを該−電極4aに接続し、多色LEDチップ11の+電極側の固定+接点6aに図9に示すようなわん曲状の弾性変形部12aを有するスイッチ板12がその接続部12aにおいて挟持接続され、前記した押圧軸9の上下操作によって該スイッチ板12を絶縁材13の抜き窓13aからリチウム電池5の+電極5aに接離自在とする接点操作部6fを併設して成るものである。
図8に示す回転コマBは、基本的な部分は前記したキャップ8と、コマ胴部2とモーターケース1とからなるコマ本体3とから成り、モーターケース1の円錐頂点を1軸の回転支軸1aとして、揺動+接点6cの他端の電路がリチウム電池5の+電極5aにダブルフック形の+接点6gで接続され、前記接点部6dが操作されて振動モーター4が駆動され、多色LEDチップ11が各種の発光色で順次に発光され、回転コマBの電飾的な美しさが強調される。これに対して、図8(b)に示す軸座14がモーターケース1の円錐面に仮想線で示す両面接着テープ14aで着脱自在に接合された状態では、軸座14に配設された3個の軸孔14bに図4に示した各回転支軸1aa乃至1adの中から選択されたものが着脱自在に、或いは接着剤などで固定的に接合される。
このとき、スイッチ機構6は遠心力の介入によって接離自在な接点部6dに対して、前記の接点操作部6fが併設されたものであるから、押圧軸9の上部に一体のツマミ9bが押圧され、図3に示すように、その軸端がスイッチ板12をリチウム電池5の+電極5aに接触させ、振動モーター4が駆動されて、3個の各回転支軸1aに周期的偏り振動が伝播され、周回方向への移動摩擦抵抗の介在によって、該振動が回転力に変換されて回るものであり、多色LEDチップ11も所定の配色パターンで順次に各発光色に発光し、その演出効果で心が癒されるのである。
この場合に、キャップ8とコマ胴部2との抜け止め手段7は、コマ胴部2のフランジ2aとキャップ8の裏面に垂下された脚8aとの係合(右回転方向が位置決め端)によるものであるから、押圧軸9の押圧によるスイッチ板12とリチウム電池5の+電極5aとの接触による押圧反力で相互の接触に緩みを発現することなく、安定的な接触が保持される。
この回転コマBが、少年少女発明クラブ等で子供達への教材として提供される場合は、現場の指導者が軸座14の軸孔14bに爪楊枝14cを差し込み、裏面の突出部をニッパー等で切断し、きつく嵌入させた嵌入端から軸端まで3乃至5mmとなる程度に該軸端を切り揃えるように指導すれば、手造りの回転支軸1aを設けることができ、その軸端の形状に子供達の工夫を取り込ませれば、指導上の効果が上がるものである。
また、軸座14を取り除いた状態では図8(a)の実線で示されるように、モーターケース1はその頂点が回転支軸1aであるから、押圧軸9のツマミ9bを持って右回転させれば、遠心力を介在する接点部6dによって固定+接点6aに重りの揺動+接点6cが接触して+電極側の電路が閉状態となり、1軸の回転支軸1aを中心に回転コマBは回転し、同時に多色LEDチップ11も該チップ11に組み込まれた配色パターンで順次に各発光色に発光し、そのきれいさで心が癒されるものである。
このように、回転コマBは1軸による回転から複数軸(3軸以上)による回転に至るまで、振動モーター4による回転原理を目視によって簡単に説明できる点で、子供達への教材としては極めて有用である。
そして、コマ本体3のモーターケース1には3個の回転支軸1aがその軸孔に着脱自在に軸端を面一にして垂下される。なお、このときの各回転支軸1aの配設位置は均等分割点のみならず、不均等な位置に選択されても構わず、そのときは回転ムラを発現させて、不測の動きを楽しむこともできる。
この回転支軸1aの軸端の形状は図4に示すように、球形1aaのものから円錐形1ab、平坦面1ac、傾斜面1adなどが選択される。
さらに、スイッチ機構6を説明すると、図7に示すように、+電極側の電路で固定+接点6aに対して一端をコマ胴部2の下周縁に支持された電気良導体であるスプリング6bの他端に接続される重りの揺動+接点6cを遠心力で接離自在とする接点部6dに、図10に示すように、振動モーター4の−電極4aに対して反転させて−接点6eを該−電極4aに接続し、多色LEDチップ11の+電極側の固定+接点6aに図9に示すようなわん曲状の弾性変形部12aを有するスイッチ板12がその接続部12aにおいて挟持接続され、前記した押圧軸9の上下操作によって該スイッチ板12を絶縁材13の抜き窓13aからリチウム電池5の+電極5aに接離自在とする接点操作部6fを併設して成るものである。
図8に示す回転コマBは、基本的な部分は前記したキャップ8と、コマ胴部2とモーターケース1とからなるコマ本体3とから成り、モーターケース1の円錐頂点を1軸の回転支軸1aとして、揺動+接点6cの他端の電路がリチウム電池5の+電極5aにダブルフック形の+接点6gで接続され、前記接点部6dが操作されて振動モーター4が駆動され、多色LEDチップ11が各種の発光色で順次に発光され、回転コマBの電飾的な美しさが強調される。これに対して、図8(b)に示す軸座14がモーターケース1の円錐面に仮想線で示す両面接着テープ14aで着脱自在に接合された状態では、軸座14に配設された3個の軸孔14bに図4に示した各回転支軸1aa乃至1adの中から選択されたものが着脱自在に、或いは接着剤などで固定的に接合される。
このとき、スイッチ機構6は遠心力の介入によって接離自在な接点部6dに対して、前記の接点操作部6fが併設されたものであるから、押圧軸9の上部に一体のツマミ9bが押圧され、図3に示すように、その軸端がスイッチ板12をリチウム電池5の+電極5aに接触させ、振動モーター4が駆動されて、3個の各回転支軸1aに周期的偏り振動が伝播され、周回方向への移動摩擦抵抗の介在によって、該振動が回転力に変換されて回るものであり、多色LEDチップ11も所定の配色パターンで順次に各発光色に発光し、その演出効果で心が癒されるのである。
この場合に、キャップ8とコマ胴部2との抜け止め手段7は、コマ胴部2のフランジ2aとキャップ8の裏面に垂下された脚8aとの係合(右回転方向が位置決め端)によるものであるから、押圧軸9の押圧によるスイッチ板12とリチウム電池5の+電極5aとの接触による押圧反力で相互の接触に緩みを発現することなく、安定的な接触が保持される。
この回転コマBが、少年少女発明クラブ等で子供達への教材として提供される場合は、現場の指導者が軸座14の軸孔14bに爪楊枝14cを差し込み、裏面の突出部をニッパー等で切断し、きつく嵌入させた嵌入端から軸端まで3乃至5mmとなる程度に該軸端を切り揃えるように指導すれば、手造りの回転支軸1aを設けることができ、その軸端の形状に子供達の工夫を取り込ませれば、指導上の効果が上がるものである。
また、軸座14を取り除いた状態では図8(a)の実線で示されるように、モーターケース1はその頂点が回転支軸1aであるから、押圧軸9のツマミ9bを持って右回転させれば、遠心力を介在する接点部6dによって固定+接点6aに重りの揺動+接点6cが接触して+電極側の電路が閉状態となり、1軸の回転支軸1aを中心に回転コマBは回転し、同時に多色LEDチップ11も該チップ11に組み込まれた配色パターンで順次に各発光色に発光し、そのきれいさで心が癒されるものである。
このように、回転コマBは1軸による回転から複数軸(3軸以上)による回転に至るまで、振動モーター4による回転原理を目視によって簡単に説明できる点で、子供達への教材としては極めて有用である。
本考案は、遊具業界や電飾業界を活性化することは勿論のこと、振動モーターによる振動を回転力に変換して複数軸でも回転できる点で、子供向けの教材業界にも貢献できること多大である。
1 モーターケース
1a 回転支軸
2 コマ胴部
2a フランジ
2b 溝
3 コマ本体
4 振動モーター
4a −電極
5 リチウム電池
5a +電極
6 スイッチ機構
6a 固定+接点
6b スプリング
6c 揺動+接点
6d 接点部
6e −接点
6f 接点操作部
6g +接点
7 抜け止め手段
8 キャップ
8a 脚
8b ボス
8c Oリング
8d 嵌入穴
9 押圧軸
9a 凹溝
9b ツマミ
10 嵌入駒
10a 軸孔
11 多色LEDチップ
12 スイッチ板
12a 弾性変形部
12b 接合部
13 絶縁材
13a 抜き窓
14 軸座
14a 両面接着テープ
14b 軸孔
14c 爪楊枝
A、B 回転コマ
1a 回転支軸
2 コマ胴部
2a フランジ
2b 溝
3 コマ本体
4 振動モーター
4a −電極
5 リチウム電池
5a +電極
6 スイッチ機構
6a 固定+接点
6b スプリング
6c 揺動+接点
6d 接点部
6e −接点
6f 接点操作部
6g +接点
7 抜け止め手段
8 キャップ
8a 脚
8b ボス
8c Oリング
8d 嵌入穴
9 押圧軸
9a 凹溝
9b ツマミ
10 嵌入駒
10a 軸孔
11 多色LEDチップ
12 スイッチ板
12a 弾性変形部
12b 接合部
13 絶縁材
13a 抜き窓
14 軸座
14a 両面接着テープ
14b 軸孔
14c 爪楊枝
A、B 回転コマ
Claims (2)
- 回転支軸を一体に形成したモーターケースと、該モーターケースに一体に接合されるコマ胴部とから成るコマ本体の内部には、振動モーターと電源とスイッチ機構とが収納され、該コマ本体に抜け止め手段を介してキャップが被蓋され、該スイッチ機構を介して電源により振動モーターが駆動され、該振動モーターによる周期的偏り振動で、コマ本体の回転支軸とその載置面との接触面に接触摩擦抵抗が誘発され、その反力で回転支軸が回転されて成る回転コマにおいて、
前記コマ本体とキャップとの抜け止め手段が、コマ胴部の上部内周縁に周設されるフランジと、該フランジの対向部位に所要幅で欠切される一対の溝と、キャップの裏面で該溝に嵌入する幅で対向垂下される一対のL形の脚とから成り、
前記スイッチ機構が、振動モーターと多色LEDチップとの+電極側で、その電路の固定+接点と、該固定+接点に遠心力とバネ材の弾発力との介在によって接離自在に接続される揺動+接点とを有する接点部において、前記固定+接点に接合されるわん曲状の弾性変形部を有するスイッチ板と、キャップの中心に立設されるボスで上下自在に案内され、前記スイッチ板を押圧して電源の+電極側に該スイッチ板を接触させる押圧軸とから成る接点操作部を併設して成り、
前記キャップは、その周縁部のみがレンズ体に形成されて成る回転コマ。 - 前記回転支軸が複数軸から成る回転コマにおいて、
該複数軸は、その軸端が適宜な形状に形成され、かつ、適宜な配列姿勢でコマ本体のモーターケースに一体に及び/又は着脱自在に垂下されて成る請求項1記載の回転コマ。
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---|---|---|---|---|
KR101469747B1 (ko) | 2014-04-11 | 2014-12-05 | 김준석 | 원격제어가 가능한 팽이형 로봇 시스템 |
WO2015062433A1 (zh) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 广东奥飞动漫文化股份有限公司 | 一种防御性强的玩具陀螺 |
CN104707336A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-06-17 | 广东奥飞动漫文化股份有限公司 | 一种自转启动的电动陀螺玩具 |
CN110975298A (zh) * | 2019-10-14 | 2020-04-10 | 余陈昊 | 减压玩具陀螺 |
-
2013
- 2013-02-21 JP JP2013001299U patent/JP3183865U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2015062433A1 (zh) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 广东奥飞动漫文化股份有限公司 | 一种防御性强的玩具陀螺 |
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CN104707336A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-06-17 | 广东奥飞动漫文化股份有限公司 | 一种自转启动的电动陀螺玩具 |
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