JP3183540U - 重量調整可能な靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者がその用途に応じて随時重量を変更調節することができると共に、運動時(歩行時)において異音の発生がなく、且つ、足に金属棒のガタつきに伴う振動が伝わることがない重量調整可能な靴を提供する。
【解決手段】ミッドソール2に外側面から内方に向かう装填孔5を穿設し、装填孔5内に装填孔5に対応する形状の磁性材製の錘7を装脱可能にすると共に、装填孔5を、永久磁石を埋設したキャップ3で閉塞可能にし、その閉塞時において装填孔5内に装填された錘7が永久磁石に吸着されるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】ミッドソール2に外側面から内方に向かう装填孔5を穿設し、装填孔5内に装填孔5に対応する形状の磁性材製の錘7を装脱可能にすると共に、装填孔5を、永久磁石を埋設したキャップ3で閉塞可能にし、その閉塞時において装填孔5内に装填された錘7が永久磁石に吸着されるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は重量調整可能な靴、より詳細には、靴の重量を使用者が随時変更調整することができ、平時には軽量の状態で着用し、トレーニング時は重量を増した状態で着用するといった使用法が可能な重量調整可能な靴に関するものである。
近年、ダイエットやトレーニングは、何か他の行動をとりながら行うことが一般的となってきている。そのため、日常的な行動をとりながら、ダイエットやトレーニングを行うことができることが好ましく、そのことを可能にする商品が求められている。例えば、通常の外出時において履く靴につき、靴の重量を自由に増加させることが可能であれば、出勤時や散歩時等に、通常の歩行よりも脚の筋力を鍛えるトレーニングを行うことが可能となるのである。
従来、このようなことを可能にするものとして、実用新案登録第3092544号公報に記載の靴が提案されている。この考案に係る靴は、甲皮と中敷きと中間敷きとから成り、その中敷きと中間敷きとの間にスポンジが取り付けられた運動靴において、中間敷きの内部に空間部が形成され、この空間部を横切るようにして一定の間隔で管が挿入され、その管内に金属棒が装脱可能にされて成るものである。
しかるに、この考案に係る靴の場合は、金属棒を管内に挿入した後、単に管に栓をするだけのものであって、金属棒は管内においてフリーな状態となっているために、使用時にガタついてカタカタという異音を発生させ、また、そのガタつきに伴う振動が運動時(歩行時)に足に伝わって、使用者に不快感、違和感を感じさせるおそれがある。
上述したように、従来の重量調整可能な靴の場合には、運動時(歩行時)に金属棒がガタついて異音を発生させ、また、ガタつきに伴う振動が足に伝わって不快感を惹起するおそれがあった。そこで本考案は、使用者がその用途に応じて随時重量を変更調節することができると共に、運動時(歩行時)において異音の発生がなく、且つ、足に金属棒のガタつきに伴う振動が伝わることがない重量調整可能な靴を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、ミッドソールに外側面から内方に向かう装填孔を穿設し、前記装填孔内に前記装填孔に対応する形状の金属製の錘を装脱可能にすると共に、前記装填孔を、磁石を埋設したキャップで閉塞可能にし、その閉塞時において前記装填孔内に装填された前記錘が前記磁石に吸着されるようにしたことを特徴とする重量調整可能な靴である。
一実施形態においては、前記装填孔内に樹脂製の鞘管を嵌装し、前記錘を前記鞘管内に収装するようにし、また、前記装填孔を複数設けることとする。また、一実施形態においては、前記鞘管の内側面と、前記キャップの前記鞘管内嵌入部分の側面とに、互いに係止し合って前記キャップの脱落を防止する脱落防止手段を設け、また、前記錘として重量の異なるものが複数用意される。
本考案に係る重量調整可能な靴によれば、錘は、その装填孔(鞘管)内装填時においてキャップに埋設される磁石に吸着されるため、運動時(歩行時)等において振動を受けた際に装填孔(鞘管)内においてガタつくことはなく、ガタつくことによって異音が発生したり、足に振動が伝わって不快感を感じさせることがないという効果がある。
本考案を実施するための形態につき、添付図面に依拠して説明する。本考案に係る重量調整可能な靴は、ミッドソールに外側面から内方に向かう装填孔を穿設し、前記装填孔内に前記装填孔に対応する形状の金属製の錘を装脱可能にすると共に、前記装填孔を、磁石を埋設したキャップで閉塞可能にし、その閉塞時において前記装填孔内に装填された前記錘が前記磁石に吸着されるようにしたことを特徴としている。
図1は、本考案に係る重量調整可能な靴1の要部の構成例を示す分解斜視図であり、そこには、ミッドソール2からキャップ3を外し、錘7を取り出した状態が示されている。本考案の対象となる靴1は、主に、ミッドソール2が厚いスニーカタイプのものであるが、それに限定されるものではない。
キャップ3は、ヘッド3aと太径部3bと縮径部3cとから成り、縮径部3c内に永久磁石4が埋設される。図示した実施形態においては、永久磁石4はその全体が被覆され、永久磁石4に当接する磁性材製の吸着部材4aが縮径部3c内の端面から露出するように構成されている。もちろん、吸着部材4aを用いることなく、永久磁石4を直接露出させることとしてもよい。また、縮径部3cの外側面に、一対の係止突子3dが設けられる。
ミッドソール2には、錘7を装填するための装填孔5が、その外側面から適宜深さに穿設される。通例、装填孔5は断面円形に形成されるが、それに限られる訳ではなく、角孔とすることもできる。その穿設位置は、通例、厚みのある踵部とされるが、他の部分に配置してもよい。また、装填孔5は1つとは限らず、複数並設することとしてもよい(図1には2個設けた場合が示されている)。
好ましい実施形態においては、装填孔5の内壁を保護し、また、錘7の挿入をスムーズにするために、装填孔5内に硬質樹脂製の鞘管6が嵌装される。鞘管6は、装填孔5の入口から少し奥に引っ込めて装填され、その端面がキャップ3の太径部3bを受けるようにされる(図2参照)。
図示した実施形態においては、係止突子3dを含む縮径部3cの挿入を可能にするために、装填孔5及び鞘管6の入口部分が、真円ではなく少し横長形状に形成され、また、縮径部3cを奥まで挿入した際に、係止突子3dが鞘管6内に設けられた段部6aに当接するようにされている。そして、間隔が狭まる上下位置の段部6a手前の鞘管6の内壁に、係止突子3dが収まる凹陥部6bが形成される。
その場合は、鞘管6内に錘7を装填した後、係止突子3dを左右位置にして縮径部3cを鞘管6内に挿入し、係止突子3dが段部6aに当たったところでキャップ3を回転させる。すると、係止突子3dは段部6aに摺接しつつ移動していくが、係止突子3dが間隔が狭まる上下位置に近付くにつれて回転がきつくなる。そこで、更に力を加えて回転を続けると、係止突子3dは上下位置に至って凹陥部6b内に収まり(図2に示す状態)、更に大きな力を加えて係止突子3dを凹陥部6bから脱出させない限り、キャップ3は回転することなくその状態を維持し、装填孔5から抜けることはない。
このようにして装填孔5内にキャップ3を嵌め付けるに伴い、鞘管6内に装填した錘7は吸着部材4aを介して永久磁石4に吸着固定されるため、鞘管6内においてガタつくおそれはない。なお、係止突子3dが凹陥部6bから不用意に外れることを確実に防止するために、凹陥部6bの両側に隆起部を設けることが推奨される。錘7を抜き取ったり交換したりする場合は、ある程度の力でキャップ3を回転させて、係止突子3dを強制的に凹陥部6bから脱出させればよい。
装填孔5内からのキャップ3の脱落を防止するための手段は上述したものに限られる訳ではなく、ねじ込み、その他任意の方法を採用し得ることは言うまでもない。
錘7として重さの異なる複数種のものを用意し、選択使用できるようにすることが好ましい。そのために、例えば、長さの異なるものが複数種用意され、あるいは、直径の異なるものが複数種用意される。
本考案に係る重量調整可能な靴1は上記のとおりのものであり、使用者が随時錘7の脱着・交換を行って、自分に合った重量に調節することができ、その作業は非常に簡単である。そして、錘7は、キャップ3に配備される永久磁石4により確固と固定されるため、走行時や歩行時に錘7がガタついて異音を発したり、錘7の動きによる振動が発生したりすることはない。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この考案は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 靴
2 ミッドソール
3 キャップ
3a ヘッド
3b 太径部
3c 縮径部
3d 係止突子
4 永久磁石
4a 吸着部材
5 装填孔
6 鞘管
6a 段部
6b 凹陥部
7 錘
2 ミッドソール
3 キャップ
3a ヘッド
3b 太径部
3c 縮径部
3d 係止突子
4 永久磁石
4a 吸着部材
5 装填孔
6 鞘管
6a 段部
6b 凹陥部
7 錘
Claims (5)
- ミッドソールに外側面から内方に向かう装填孔を穿設し、前記装填孔内に前記装填孔に対応する形状の金属製の錘を装脱可能にすると共に、前記装填孔を、磁石を埋設したキャップで閉塞可能にし、その閉塞時において前記装填孔内に装填された前記錘が前記磁石に吸着されるようにしたことを特徴とする重量調整可能な靴。
- 前記装填孔内に樹脂製の鞘管を嵌装し、前記錘を前記鞘管内に収装するようにした、請求項1に記載の重量調整可能な靴。
- 前記装填孔を複数設けた、請求項1又は2に記載の重量調整可能な靴。
- 前記鞘管の内側面と、前記キャップの前記鞘管内嵌入部分の側面とに、互いに係止し合って前記キャップの脱落を防止する脱落防止手段を設けた、請求項2又は3に記載の重量調整可能な靴。
- 前記錘として重量の異なるものが複数用意された、請求項1乃至4のいずれかに記載の重量調整可能な靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001182U JP3183540U (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 重量調整可能な靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013001182U JP3183540U (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 重量調整可能な靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3183540U true JP3183540U (ja) | 2013-05-23 |
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Family Applications (1)
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JP2013001182U Expired - Fee Related JP3183540U (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 重量調整可能な靴 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3183540U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200481552Y1 (ko) * | 2016-05-12 | 2016-10-13 | 서영표 | 슬리퍼 |
JP2019517314A (ja) * | 2016-05-30 | 2019-06-24 | グローバル セキュア エス エー | 情報又は物品を格納するための装置を備える履物製品 |
JP2019517313A (ja) * | 2016-05-30 | 2019-06-24 | グローバル セキュア エス エー | 情報又は物品を格納するためのチューブを含む装置を備える履物製品 |
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2013
- 2013-03-05 JP JP2013001182U patent/JP3183540U/ja not_active Expired - Fee Related
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