JP3182946U - 走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置及びテーブル - Google Patents

走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置及びテーブル Download PDF

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Abstract

【課題】新たに取付孔を設けることなく、脚装置を容易に取り付けることができるようにし、作業性の向上を図るとともに、天板としてのデッキの支持を確実にした走行ボードを用いたテーブルを提供する。
【解決手段】ノーズDa側及びテールDb側に夫々車輪部を取り付けるための複数の取付孔6を有した走行ボードのデッキDを天板として支持する走行ボードのデッキDを用いたテーブルTの脚装置Kとする。さらに、デッキD側の基端部11及び接地される接地部12を有した脚体10と、脚体10の基端部11を支持しデッキDの裏面に接合するベース20とを備え、ベース20にデッキDの取付孔6に対応した複数の挿通孔28を形成し、取付孔6及び挿通孔28に軸状の止着部材30としてのボルト31を挿入してナット33で止め、ベース20をデッキDに止着した。脚体10を金属製棒材で折曲形成して構成し、ベース20に折り畳み可能に設けた。
【選択図】図3

Description

本考案は、スケートボード,キックボード(K・B),マウンテンボード、グラスボード等の走行ボードのデッキを用いたテーブルに係り、特に、既存の走行ボードをテーブルにするための脚装置及び走行ボードのデッキを用いたテーブルに関する。
従来、走行ボードとして、例えば、特開2003−126325号公報(特許文献1)に形成されたスケートボードが知られている。この走行ボードSは、ノーズDa及びテールDbを有した板状のデッキDを備え、このデッキDのノーズDa側の裏面に前輪1aを有した前輪部1を設け、デッキDのテールDb側裏面に後輪2aを有した後輪部2を設けている。前輪部1及び後輪部2は、デッキDの裏面に取り付けられるベース部材3を備え、このベース部材3には、デッキDに取り付けるためのボルト4が挿通される4つの貫通孔5が形成されている。
デッキDは、ノーズDa側に前輪部1を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の貫通する段付の取付孔6を有したノーズ側取付部7有しているとともに、テールDb側に後輪部2を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の貫通する段付の取付孔6を有したテール側取付部8を有している。ノーズ側取付部7及びテール側取付部8の取付孔6は、例えば、ベース部材3に形成された4つの貫通孔5に対応させて4つ設けられ、長手方向のピッチPa及び幅方向のピッチPbを所定の間隔にして配置されている。尚、図10は、デッキDのノーズ側取付部7を示す。テール側取付部8も同様に形成されている。
そして、この走行ボードSにおいては、前輪部1及び後輪部2は、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8において、夫々、デッキDの取付孔6側からボルト4を挿通し、貫通孔5を貫通させ、このボルト4にナット9をねじ込むことにより、デッキDに固定される。
特開2003−126325号公報
ところで、このような走行ボードSにおいては、耐用年数を過ぎるなどして使用を中止する際、記念にデッキDを保存したい場合があるが、このようなときに、前輪部1及び後輪部2を取り外し、デッキDの裏面に脚装置を取り付けてデッキDを天板としたテーブルにすることを行うことがある。この場合、脚装置の取付けにおいて、ボルト,ナットや、木ネジなどを用いるが、ほとんどが新たに取付孔を形成しなければならないことになるので、既にある取付孔6と干渉してしまい、実質的に脚装置の取付けできなかったり、できても固定が不十分になることがあるという問題があった。また、新たに取付孔を設ける分、作業性を損ね、脚の組付け効率に劣るという問題もあった。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、新たに取付孔を設けることなく、脚装置を容易に取り付けることができるようにし、作業性の向上を図るとともに、天板としてのデッキの支持を確実にするようにした走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置及びこれを装着した走行ボードを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本考案の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置は、ノーズ側及びテール側に夫々車輪部を取り付けるための複数の取付孔を有した走行ボードのデッキを天板として支持する走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置であって、上記デッキ側の基端部及び接地される接地部を有した脚体と、該脚体の基端部を支持し上記デッキの裏面に接合するベースとを備え、該ベースに上記取付孔に対応した複数の挿通孔を形成し、上記取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入して該ベースを止着可能にした構成としている。ベースの大きさは、ノーズ側及びテール側に跨る大きさのものでも良い。あるいは、ベースの大きさは、車輪部のノーズ側取付部、あるいは、テール側取付部に対応した大きさのものでも良い。この場合、脚装置は、一対用意して、ノーズ側取付部及びテール側取付部の両方に夫々設けることが望ましい。
これにより、デッキに脚装置を取り付けるときは、デッキから車輪部を取り外し、脚装置のベースをその挿通孔が対応する取付孔に合致するように、デッキの裏面に接合させ、取付孔及び挿通孔に、例えば、ボルトや木ネジなどの軸状の止着部材を挿入し、即ち、例えば、ボルトの場合はナットを螺合して締め付け、木ネジの場合はデッキの取付孔に直接ネジ込み、ベースを止着する。この場合、デッキの既存の取付孔を利用することができるので、新たに取付孔を設けることなく、脚装置を容易に取り付けることができるようになり、作業性の向上を図ることができる。また、新たに取付孔を設ける場合に生じる虞のある既存の取付孔と干渉してしまう事態もないことから、固定がしっかりし、天板としてのデッキの支持を確実にすることができる。
より具体的には、本考案は、走行ボードのデッキを天板として支持する走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置であって、該デッキは、ノーズ側に前輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したノーズ側取付部を有し、テール側に後輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したテール側取付部を有して構成され、
上記デッキ側の基端部及び接地される接地部を有した脚体と、該脚体の基端部を支持し上記デッキの裏面に接合するベースとを備え、
該ベースに、上記ノーズ側取付部及び/または上記テール側取付部の取付孔に対応した複数の挿通孔を形成し、上記取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入して該ベースを止着可能にした構成としている。
この構成の脚装置は、デッキに取り付けの際は、ノーズ側取付部用及びテール側取付部用のものを一対用意する。この場合、ノーズ側取付部の取付孔とテール側取付部の取付孔との配置が互いに同じ、あるいは、互いに鏡面対象になっているような場合は、脚装置は、一種類のもので良い。また、ノーズ側取付部の取付孔とテール側取付部の取付孔との配置が互いに異なっていても、ノーズ側取付部の取付孔及びテール側取付部の取付孔の両者に対応した挿通孔が、ベースに設けられていれば、脚装置は、一種類のもので良い。もし、ノーズ側取付部の取付孔及びテール側取付部の取付孔の両者に対応させて挿通孔を形成できない場合には、夫々、対応する二種類の脚装置を用いることになる。
これにより、デッキに脚装置を取り付けるときは、デッキのノーズ側から前輪部を取り外し、テール側から後輪部を取り外す。そして、ノーズ側取付部及びテール側取付部夫々に対応する脚装置を用意し、この脚装置のベースをその挿通孔が対応する取付孔に合致するように、デッキの裏面に接合させ、取付孔及び挿通孔に、例えば、ボルトや木ネジなどの軸状の止着部材を挿入し、即ち、例えば、ボルトの場合はナットを螺合して締め付け、木ネジの場合はデッキの取付孔に直接ネジ込み、ベースを止着する。この場合、デッキの既存の取付孔を利用することができるので、新たに取付孔を設けることなく、脚装置を容易に取り付けることができるようになり、作業性の向上を図ることができる。また、新たに取付孔を設ける場合に生じる虞のある既存の取付孔と干渉してしまう事態もないことから、固定がしっかりし、天板としてのデッキの支持を確実にすることができる。
そして、必要に応じ、上記ベースに、上記ノーズ側取付部とテール側取付部との両者に対応可能な挿通孔を形成した構成としている。これにより、ノーズ側取付部の取付孔とテール側取付部の取付孔との配置が互いに異なっていても、ノーズ側取付部の取付孔及びテール側取付部の取付孔の両者に対応した挿通孔がベースに設けられているので、一種類の脚装置で対応することができ、そのため、部品点数が少なくて済むとともに、装置の製造効率が向上させられる。
また、必要に応じ、上記脚体を上記ベースに折り畳み可能に設けた構成としている。テーブルを使用しないときには、脚体を折り畳んでコンパクトすることができ、収納や搬送を容易にすることができる。
この場合、必要に応じ、上記ベースを、上記脚体が上記デッキの裏面に沿うように折り畳まれる折り畳み位置及び起立して接地部が接地される起立位置の2位置に位置決め可能に該脚体の基端部を回動可能に支持する脚体支持部と、該脚体支持部の周囲に設けられ上記デッキの裏面に当接するとともに上記挿通孔が形成されたフランジとを備えて構成している。比較的簡易な構造にすることができ、折り畳みの操作性もよく。コストダウンを図ることができる。
また、必要に応じ、上記脚体を、金属製棒材で構成し、該棒材をその両端部が集束した基端部を構成し中央部分が接地部を構成するように折曲形成し、且つ、該棒材の両端部を同一の軸線を有した回動軸となるように折曲形成し、上記ベースの脚体支持部を、上記脚体の基端部が挿通される開口を有するとともに側部に上記脚体の回動軸を回動可能に軸支する軸受部を有したカップ状に形成した構成としている。脚体を金属製棒材で構成したので、構造をより一層簡易化することができ、折り畳みの操作性も向上させて、コストダウンを図ることができる。
更に、必要に応じ、上記脚体の基端部を、その両端部が互いに拡開する方向に付勢力が生じ、該脚体の回動時に上記開口に摺接可能になるように該開口に当接させ、上記開口に、上記脚体の折り畳み位置及び起立位置において該棒材の付勢力により該棒材が没入して位置決めされる位置決め凹部を形成した構成としている。位置決めを容易かつ確実にすることができ、脚体の安定を図ることができる。
更にまた、必要に応じ、上記接地部を、該デッキの面方向に沿い且つ該デッキの幅方向に延びる幅方向部と、該幅方向部の両側に形成された円弧状の円弧部とを備えて構成している。棒材であっても幅方向部と円弧部で接地範囲を広く取ることができ、それだけ、安定してデッキを支持することができる。
そしてまた、上記目的を達成するため、本考案の走行ボードのデッキを用いたテーブルは、ノーズ側及びテール側に夫々車輪部を取り付けるための複数の取付孔を有した走行ボードのデッキを天板として脚装置により支持してなる走行ボードのデッキを用いたテーブルであって、デッキに、脚装置として、上記デッキ側の基端部及び接地される接地部を有した脚体と、該脚体の基端部を支持し上記デッキの裏面に接合するベースとを備え、該ベースに上記取付孔に対応した複数の挿通孔を形成し、上記取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入して該ベースを止着可能にしたものを設けた構成としているとしている。上記と同様の作用,効果を奏する。
より具体的には、本考案は、走行ボードのデッキを一対の脚装置で支持してなる走行ボードのデッキを用いたテーブルであって、該デッキは、ノーズ側に前輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したノーズ側取付部を有し、テール側に後輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したテール側取付部を有して構成され、上記ノーズ側取付部及び上記テール側取付部に、上記の対応する脚装置を夫々設けた構成としている。これによっても、上記と同様の作用,効果を奏する。
本考案によれば、デッキに脚装置を取り付けるときは、デッキから車輪部を取り外し、脚装置のベースをその挿通孔が対応する取付孔に合致するように、デッキの裏面に接合させ、取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入し、ベースを止着する。この場合、デッキの既存の取付孔を利用することができるので、新たに取付孔を設けることなく、脚装置を容易に取り付けることができるようになり、作業性の向上を図ることができる。また、新たに取付孔を設ける場合に生じる虞のある既存の取付孔と干渉してしまう事態もないことから、固定がしっかりし、天板としてのデッキの支持を確実にすることができる。
本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルを脚装置とともにを示す上から見た斜視図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルを脚装置とともにを示す下から見た斜視図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルにおいて、脚装置を取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置において、ベースの構成を示し、(a)は平面図、(b)は(a)中A−A線断面図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置を組み付けた状態を示す断面図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置を組み付けた状態を示す下から見た斜視図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルにおいて、脚装置の脚体を折り畳んだ状態を示す図である。 本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブル及びその脚装置の別の例を示す斜視図である。 本考案が適用される走行ボードとしてのスケートボードの一例を示す斜視図である。 本考案が適用される走行ボードとしてのスケートボードの一例において、デッキの取付孔の一例を、車輪部の取付け状態とともに示す断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係る走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置及びこれを装着したテーブルについて詳細に説明する。
図1乃至図7に示す実施の形態に係る脚装置Kは、走行ボードのデッキDを用いた実施の形態に係るテーブルTに備えられるものである。図9及び図10に示すように、走行ボードSとしては、上述もしたように、例えば、スケートボードであり、これは、ノーズDa及びテールDbを有した板状のデッキDを備え、このデッキDのノーズDa側の裏面に前輪1aを有した前輪部1を設け、デッキDのテールDb側裏面に後輪2aを有した後輪部2を設けている。前輪部1及び後輪部2は、デッキDの裏面に取り付けられるベース部材3を備え、このベース部材3には、デッキDに取り付けるためのボルト4が挿通される4つの貫通孔5が形成されている。
デッキDは、ノーズDa側に前輪部1を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の貫通する段付の取付孔6を有したノーズ側取付部7有しているとともに、テールDb側に後輪部2を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の貫通する段付の取付孔6を有したテール側取付部8を有している。実施の形態では、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8の取付孔6は、ベース部材3に形成された4つの貫通孔5に対応させて4つ設けられ、長手方向のピッチPa及び幅方向のピッチPbを所定の間隔にして配置されている。尚、図10は、デッキDのノーズ側取付部7を示す。テール側取付部8も同様に形成されている。
そして、この走行ボードSにおいては、前輪部1及び後輪部2は、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8において、夫々、デッキDの取付孔6側からボルト4を挿通し、貫通孔5を貫通させ、このボルト4にナット9をねじ込むことにより、デッキDに固定される。実施の形態に係るテーブルTにおいては、この前輪部1及び後輪部2を取り外し、デッキDのみを用いる。
実施の形態に係る脚装置Kは、デッキDのノーズ側取付部7及びテール側取付部8に、夫々、取り付けられてデッキDを天板として支持するものである。この脚装置Kは、デッキD側の基端部11及び接地される接地部12を有した脚体10と、脚体10の基端部11を支持しデッキDの裏面に接合するベース20とを備えて構成されている。脚体10は、ベース20に折り畳み可能に設けられている。
詳しくは、脚体10は、金属製の棒材13で構成され、この棒材13を、その両端部が集束した基端部11を構成し中央部分が接地部12を構成するように、左右対称に折曲形成されている。この場合、棒材13は、その弾性により、脚体10の両端部が互いに拡開する方向に付勢力が生じるように折曲形成されている。また、棒材13の両端部は、デッキDの幅方向に沿う方向に延びる同一の軸線Q(図6)を有した回動軸14となるように折曲形成されている。更に、脚体10の接地部12は、図6に示すように、デッキDの面方向に沿い且つデッキDの幅方向に延びる直線状の幅方向部15と、この幅方向部15の両側に形成された円弧状の円弧部16とを備えて構成されている。円弧部16と回動軸14との間は、略直線状に形成されている。脚体10の長さは、適宜に定められる。脚体10を金属製棒材13で構成したので、構造をより一層簡易化することができ、折り畳みの操作性も向上させて、コストダウンを図ることができる。
ベース20は、脚体10がデッキDの裏面に沿うように折り畳まれる折り畳み位置X(図1乃至図6)及び起立して接地部12が接地される起立位置Y(図4,図5及び図7)の2位置に位置決め可能に脚体10の基端部11を回動可能に支持する脚体支持部21と、この脚体支持部21の周囲に一体形成されて設けられデッキDの裏面に当接するフランジ27とを備えて構成されている。
脚体支持部21は、図4乃至図6に示すように、脚体10の基端部11が挿通される開口22を有するとともに側部に脚体10の回動軸14を回動可能に軸支する軸受部23を有したカップ状に形成されている。脚体10の基端部11は、その弾性により、脚体10の両端部が互いに拡開する方向に付勢力が生じ、脚体10の回動時に開口22に摺接可能になるように該開口22に当接させられている。そして、開口22には、脚体10の折り畳み位置Xにおいて棒材13の付勢力により棒材13が没入して位置決めされる折り畳み位置決め凹部24と、脚体10の起立位置Yにおいて棒材13の付勢力により棒材13が没入して位置決めされる起立位置決め凹部25とが形成されている。起立位置決め凹部25は、脚体10が垂直軸に対して傾斜して位置決めされるように形成されている。
ベース20のフランジ27には、図4及び図5に示すように、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8の取付孔6に対応した複数の挿通孔28が形成されている。実施の形態では、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8の取付孔6に対応させて、長手方向のピッチPa及び幅方向のピッチPbの所定の間隔とした4つの挿通孔28が形成されている。また、スケートボードの他の機種の取付けピッチPcにも対応できるように、一方側の挿通孔28との長手方向のピッチPcの所定間隔とした、更に2つの追加の挿通孔28(A)が形成され、全部で6つの挿通孔28が形成されている。幅方向のピッチPbは一定である。即ち、ベース20には、ノーズ側取付部7とテール側取付部8との両者に対応可能な挿通孔28が形成されている。
そして、取付孔6及び挿通孔28に軸状の止着部材30を挿入して、このベース20を止着可能にしている。実施の形態では、図3及び図5に示すように、止着部材30はボルト31で構成されている。ボルト31にはワッシャ32が挿通されナット33が螺合される。
従って、この実施の形態に係る脚装置Kを用いて、テーブルTを組み立てるときは、デッキDのノーズ側から前輪部1を取り外し、テール側から後輪部2を取り外す。そして、脚装置Kを一対用意し、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8に夫々取り付ける。この場合、ノーズ側取付部7の脚装置Kの折り畳み位置決め凹部24と、テール側取付部8の脚装置Kの折り畳み位置決め凹部24とが互いに向き合うように、一対の脚装置Kを配置する。即ち、ノーズ側取付部7の脚装置Kの脚体10とテール側取付部8の脚装置Kの脚体10とが、互いにノーズ及びテールの外方に向けて拡開する向きに配置する。そして、各脚装置Kにおいては、図5に示すように、ベース20のフランジ27をその挿通孔28が対応する取付孔6に合致するように、デッキDの裏面に接合させ、取付孔6及び挿通孔28に、例えば、止着部材30としてのボルト31を取付孔6側から挿入し、ボルト31頭を取付孔6の段部に当接させる。そして、フランジ27の外側からボルト31にワッシャ22を挿通しナット33を螺合して締め付け、ベース20をデッキDに止着する。
この場合、デッキDの既存の取付孔6を利用することができるので、新たに取付孔6を設けることなく、脚装置Kを容易に取り付けることができるようになり、作業性の向上を図ることができる。また、新たに取付孔6を設ける場合に生じる虞のある既存の取付孔6と干渉してしまう事態もないことから、固定がしっかりし、天板としてのデッキDの支持を確実にすることができる。
このようにして、組み立てられた実施の形態に係るテーブルTを使用するときは、脚装置Kの脚体10を起立位置Yにする。この場合、図6に示すように、接地部12を、デッキDの面方向に沿い且つデッキDの幅方向に延びる幅方向部15と、幅方向部15の両側に形成された円弧状の円弧部16とを備えて構成したので、棒材13であっても幅方向部15と円弧部16で接地範囲を広く取ることができ、それだけ、安定してデッキDを支持することができる。
また、使用しないときは、図7に示すように、脚装置Kの脚体10を折り畳み位置Xにする。脚体10を折り畳んでコンパクトすることができ、収納や搬送を容易にすることができる。
尚、上記実施の形態において、脚装置Kの脚体10を金属製棒材13で形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図8(a)に示すように、棒状体で構成しても良く、適宜変更して差し支えない。また、上記実施の形態では、脚体10を折り畳み可能にしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ベース20に固定しても良く、適宜変更して差し支えない。
また、上記実施の形態において、脚装置Kは、その一対をノーズ側取付部7及びテール側取付部8に夫々取り付けて用いるように構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図8(b)に示すように、ベース20の大きさを、ノーズDa側からテールDb側に跨る大きさの1つのものにして、ノーズ側取付部7及びテール側取付部8に取付けるようにしても良く、また、脚体10も1つにし、あるいは2以上にする等しても良く、適宜変更して差し支えない。
更に、上記実施の形態においては、止着部材30として、ボルト31を用いたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ベース20側から挿通孔28を通して取付孔6にネジ込まれる木ネジであってもよく、適宜変更して差し支えない。更にまた、上記実施の形態では、デッキDとして、一度前輪部1及び後輪部2が取り付けられて使用されたものを用いたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、最初から新品のデッキDを用いてもよいことは勿論である。
尚また、上記実施の形態において、走行ボードSのデッキDは、ノーズ側取付部7の取付孔6とテール側取付部8の取付孔6との配置が互いに同じあるが、本考案は、ノーズ側取付部7の取付孔6とテール側取付部8の取付孔6との配置が互いに異なっていても、適用できる。その際には、例えば、ノーズ側取付部7の取付孔6及びテール側取付部8の取付孔6の両者に対応した挿通孔28を、ベース20に設ける。この場合は、脚装置Kは、一種類のもので良い。もし、ノーズ側取付部7の取付孔6及びテール側取付部8の取付孔6の両者に対応させて挿通孔28を形成できない場合には、夫々、対応する二種類の脚装置Kを作成して用いれば良い。
また、脚装置Kにおいて、脚体10の長さの異なるものを、数種類用意して良いことは勿論である。
T テーブル
K 脚装置
S 走行ボード(スケートボード)
D デッキ
Da ノーズ
Db テール
6 取付孔
7 ノーズ側取付部
8 テール側取付部
10 脚体
11 基端部
12 接地部
13 棒材
14 回動軸
Q 軸線
15 幅方向部
16 円弧部
X 折り畳み位置
Y 起立位置
20 ベース
21 脚体支持部
22 開口
23 軸受部
24 折り畳み位置決め凹部
25 起立位置決め凹部
27 フランジ
28 挿通孔
Pa,Pb,Pc ピッチ
30 止着部材
31 ボルト
33 ナット

Claims (10)

  1. ノーズ側及びテール側に夫々車輪部を取り付けるための複数の取付孔を有した走行ボードのデッキを天板として支持する走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置であって、
    上記デッキ側の基端部及び接地される接地部を有した脚体と、該脚体の基端部を支持し上記デッキの裏面に接合するベースとを備え、該ベースに上記取付孔に対応した複数の挿通孔を形成し、上記取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入して該ベースを止着可能にしたことを特徴とする走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  2. 走行ボードのデッキを天板として支持する走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置であって、該デッキは、ノーズ側に前輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したノーズ側取付部を有し、テール側に後輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したテール側取付部を有して構成され、
    上記デッキ側の基端部及び接地される接地部を有した脚体と、該脚体の基端部を支持し上記デッキの裏面に接合するベースとを備え、
    該ベースに、上記ノーズ側取付部及び/または上記テール側取付部の取付孔に対応した複数の挿通孔を形成し、上記取付孔及び挿通孔に軸状の止着部材を挿入して該ベースを止着可能にしたことを特徴とする走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  3. 上記ベースに、上記ノーズ側取付部とテール側取付部との両者に対応可能な挿通孔を形成したことを特徴とする請求項2記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  4. 上記脚体を上記ベースに折り畳み可能に設けたことを特徴とする請求項2または3記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  5. 上記ベースを、上記脚体が上記デッキの裏面に沿うように折り畳まれる折り畳み位置及び起立して接地部が接地される起立位置の2位置に位置決め可能に該脚体の基端部を回動可能に支持する脚体支持部と、該脚体支持部の周囲に設けられ上記デッキの裏面に当接するとともに上記挿通孔が形成されたフランジとを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  6. 上記脚体を、金属製棒材で構成し、該棒材をその両端部が集束した基端部を構成し中央部分が接地部を構成するように折曲形成し、且つ、該棒材の両端部を同一の軸線を有した回動軸となるように折曲形成し、
    上記ベースの脚体支持部を、上記脚体の基端部が挿通される開口を有するとともに側部に上記脚体の回動軸を回動可能に軸支する軸受部を有したカップ状に形成したことを特徴とする請求項5記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  7. 上記脚体の基端部を、その両端部が互いに拡開する方向に付勢力が生じ、該脚体の回動時に上記開口に摺接可能になるように該開口に当接させ、上記開口に、上記脚体の折り畳み位置及び起立位置において該棒材の付勢力により該棒材が没入して位置決めされる位置決め凹部を形成したことを特徴とする請求項6記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  8. 上記接地部を、該デッキの面方向に沿い且つ該デッキの幅方向に延びる幅方向部と、該幅方向部の両側に形成された円弧状の円弧部とを備えて構成したことを特徴とする請求項6または7記載の走行ボードのデッキを用いたテーブルの脚装置。
  9. ノーズ側及びテール側に夫々車輪部を取り付けるための複数の取付孔を有した走行ボードのデッキを天板として脚装置により支持してなる走行ボードのデッキを用いたテーブルであって、
    上記デッキに、上記請求項1記載の脚装置を設けたことを特徴とする走行ボードのデッキを用いたテーブル。
  10. 走行ボードのデッキを一対の脚装置で支持してなる走行ボードのデッキを用いたテーブルであって、該デッキは、ノーズ側に前輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したノーズ側取付部を有し、テール側に後輪部を取付けるための互いに所定間隔で離間した複数の取付孔を有したテール側取付部を有して構成され、
    上記ノーズ側取付部及び上記テール側取付部に、上記請求項2乃至8何れかに記載の対応する脚装置を夫々設けたことを特徴とする走行ボードのデッキを用いたテーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019062998A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 エーフィールズ株式会社 リサイクルベンチ
JP2021029885A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 学 塚原 スケートボード用アタッチメント及びこれを用いた多目的支持構造体

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