JP3182933U - 振動造波発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少しの電力で造波桶を連動して発電機が高效率の電力を生み、汚染がなく、廃棄物処理の問題がなく、環境保護に配慮し、コストが低い振動造波発電装置を提供する。
【解決手段】振動造波発電装置は、モーター減速機4が振動桿2を連動し、振動桿2と枢設する造波桶3を上、下に往復作動して貯水容器5内の水を高低に作動して波を起こし、貯水容器5内の浮きタンク6が貯水容器5内の高低に起伏する水位に合わせて上昇もしくは下降する。浮きタンク6が上昇すると、連桿が伝動ユニットを連動し、慣性回転盤ユニットで運動エネルギーを発電機に伝えて電力を発生する。他に多数組の浮きタンクを伝動ユニットと慣性回転盤ユニットを通して多数組の運動エネルギーを発電機に伝える。
【選択図】図1

Description

本考案は、振動造波発電装置に関するもので、造波桶を用いて貯水容器内の水を上、下に往復作動させて波を発生させる。浮きタンクが上昇時、連桿が伝動ユニットと慣性回転盤ユニットを連動し、運動エネルギーを発電機に伝えて電力を起こす。
核エネルギー発電は、有効な発電であるが、核廃棄物処理と核エネルギー発電の安全問題は常に論議が絶えない。また火力発電は民間電力として利用されているが、環境保護に適さず、コストも高い。更に風力発電、太陽エネルギーは環境保護に適しているが、コストが高く且つ風力と太陽熱は気候に左右される。汚染がなく、廃棄物処理の問題がなく、環境保護に配慮し、コストが低い発電ソース装置が喫緊の問題である。
解決しようとする問題点は、環境保護、コストの両面で適する発電ソースがない点である。
本考案は、モーター減速機が振動桿を連動し、振動桿と枢設する造波桶を上、下に往復作動して貯水容器内の水を高低に作動して波を起こし、貯水容器内の浮きタンクが貯水容器内の高低に起伏する水位に合わせて上昇もしくは下降する。浮きタンクが上昇すると、連桿が伝動ユニットを連動し、慣性回転盤ユニットで運動エネルギーを発電機に伝えて電力を発生する。他に多数組の浮きタンクを伝動ユニットと慣性回転盤ユニットを通して多数組の運動エネルギーを発電機に伝えることを最も主要な特徴とする。
本考案の振動造波発電装置は、汚染がなく、廃棄物処理の問題がなく、環境保護に配慮し、コストが低いという利点がある。
本考案の実施例の部分組立断面指示図である。 本考案の実施例で浮きタンクと伝動ユニットの俯瞰平面拡大指示図である。
本考案は、不断の研究に依り、振動造波発電装置を提出する。
少ない電力で省力的な造波桶が貯水容器内の水を連動し、高低に作動することで波を発生し、浮きタンクが上昇した時に伝動ユニットを連動する。そしてその運動エネルギーを発電機に伝える振動造波発電装置を提供することを本考案の主な目的とする。
広く運用して場所の制限を受けず、更に汚染や廃棄物を発生させない。且つ貯水容器内の水は重複使用出来るので、環境保護に符合し、コストも低いため、コスト高の太陽エネルギーもしくは風力発電装置と比較して普及しやすい振動造波発電装置を提供することを本考案の次の目的とする。
多数組の浮きタンクを用い、それぞれに伝動ユニットと慣性回転盤ユニットを通して多数組の運動エネルギーを発電機に伝えるため、発電効率が更に向上する振動造波発電装置を提供することを更に別の目的とする。
図1〜図2に示すとおり、本考案の振動造波発電装置は以下を含む。
支持フレーム1は、底部11によって地面もしくは建築物等の適する部位に固定し、その上方は枢設部品12によって振動桿2と枢設し、振動桿2を枢設回転振動状態にする。
振動桿2は、少なくともその一側に造波桶3を枢設し、更に少なくともその一側には連動部、例として連動槽21を設置し、モーター減速機4によって偏心連動する。
少なくとも一造波桶3は、その上方の柄部33によって振動桿2が連動して上、下作動し、貯水容器5内の水が高低に起伏して波を起こす。
モーター減速機4は、その回転軸41の一端に偏心輪42を設置し、該偏心輪42によって前述振動桿2の連動部、例として連動槽21を偏心連動し、相対して振動桿2を連動する。
少なくとも一貯水容器5は、中に適量の水を入れ、該貯水容器5の側壁51に第一、二支持桿63、63’を固定設置する。該第一、二支持桿63、63’の別一端は第二枢設軸64で浮きタンク6を枢設し、該第二支持桿63は他に延長部631’を備えて追動ギア65を枢設する。
少なくとも一浮きタンク6の位置は、貯水容器5の水位に従い、上下に移動する。上述浮きタンク6の両側は、それぞれ第一、二連桿61、61’を固定接合し、各第一、二連桿61、61’別一端から第二枢設軸64と第一、二ギア611、611’及び前述貯水容器5の第一、二支持桿63、63’別一端を通って枢設する(参考図2)。前述第一ギア611は、その一側と伝動ユニット7の第一単方向ボールベアリング711と噛み合わせ、また該第二ギア611’はその一側と第二支持桿63’を枢設した追動ギア65の一側で噛み合わせ、次に追動ギア65の別一側と伝動ユニット7の第二単方向ボールベアリング712で噛み合わせ、伝動ユニット7を伝動する。
少なくとも一伝動ユニット7は、追動軸71を含む。該追動軸71は第一、二単方向ボールベアリング711、712を設置し、追動軸71を、第一、二単方向ボールベアリング711、712を通して該浮きタンク6の連桿61に伝動されて回転する。該追動軸71の別一端は、第一ベルト車伝動ユニット73を設置して伝動軸74を連動し、伝動軸74が第二ベルト車伝動ユニット77に伝導して変速機75の回転軸79を連動する。変速機75がチェーン伝動ユニット78を連動し、続いてチェーン伝動ユニット78で慣性回転盤ユニット76を伝動し、該慣性回転盤ユニット76によってその運動エネルギーを発電機8に伝える。
少なくとも一発電機8は、伝動ユニット7の慣性回転盤ユニット76の回転軸761と連結し、慣性回転盤ユニット76によってその運動エネルギーを該発電機8に伝えて電力を生み出す。
モーター減速機4が回転した時、その回転軸41に設置した偏心輪42が振動桿2を連動して動き、振動桿2の連動によって、それと枢設もしくは連接した造波桶3を上、下往復作動させ、貯水容器5内の水を高低に起伏させて波を起こし、貯水容器5内の浮きタンク6は貯水容器5内の水位に従って上昇もしくは下降する。該浮きタンク6の両側の第一、二連桿61、61’の第一、二ギア611、611’によって伝動ユニット7の第一、二単方向ボールベアリング711、712が追動軸71を連動して回転し、同時に追動軸71別一端に設置した第一ベルト車伝動ユニット73を連動する。次に第一ベルト車伝動ユニット73が伝動軸74を連動し、該伝動軸74が第二ベルト車伝動ユニット77に伝動して変速機75の回転軸79を連動し、該変速機75がチェーン伝動ユニット78を伝動し、次にチェーン伝動ユニット78が慣性回転盤ユニット76を伝動し、該慣性回転盤ユニット76がその運動エネルギーを発電機8に伝えて電力を発生する。
更に、前述の振動桿2の一側は枢設部品20によって造波桶3の柄部33を枢設し、造波桶3は更に導入槽32を設置し、貯水容器5底部に固定した導入柱50を下から上へ該導入槽32内の一段距離へ挿入し、更に造波桶3をスムーズに上下させる。
他に、前述の伝動ユニット7は、スタンド70に設置し、該スタンド70の下方則は貯水容器5の側壁面51もしくは底壁面52もしくは地面等予定部位と接合固定する。
また前述の浮きタンク6は金属材で、造波桶3が上、下作動して貯水容器5内の水を高低に作動して波を起こした時、波の波力と水の浮力によって該浮きタンク6が上昇し、波が下降した時には、該浮きタンク6は金属材本体の重量によって該浮きタンク6が下降する。
その他、前述の貯水容器5は高強度金属、高強度剛性プラスチック、セメント等高強度材質で製造された円形、矩形、多辺形等の適する形状の桶体、もしくは水槽,もしくは上方が開放した容器がよく、且つ該貯水容器5に貯めた水量は、少なくとも該貯水容器5の総水量の2/3以上が良い。
更に、前述の造波桶3の底周辺縁は円弧部330を備え、造波桶3が貯水容器5内の水の上、下作動を更にスムーズにする。
上述のとおり、本考案は以下の効果を備える。
わずかの電力をモーター減速機4に供給するだけで、振動桿2に伝えて造波桶3を連動し、貯水容器5内の水を高低に作動して波を起こし、浮きタンク6が伝動ユニット7を連動し、慣性回転盤ユニット76に伝動して、その運動エネルギーを発電機8に伝えて電力を発生し、わずかの電力で発電機8に高効率の電力を供給する。
広く運用でき、場所の制限を受けない。また汚染することがなく、廃棄物も出ない。更に貯水容器5内の水は何度も使用出来るので、環境保護に符合する。その他、コストが低いため、コストの高い太陽エネルギーもしくは風力発電装置と比較して普及しやすい。
何組もの浮きタンク6を使い、それぞれに伝動ユニット7と慣性回転盤ユニット76を通し、多数組から発生した運動エネルギーを発電機8に送ることで、更に発電効率を向上できる。
1 支持フレーム
11 底部
12 枢設部品
2 振動桿
20 枢設部品
21 連動槽
3 造波桶
32 導入槽
33 柄部
330 円弧部
4 モーター減速機
41 回転軸
42 偏心輪
5 貯水容器
50 導入柱
51 側壁面
52 底壁面
6 浮きタンク
61 第一連桿
61’ 第二連桿
611 ギア
63 第一支持桿
63’ 第二支持桿
631‘ 延長部
64 第二枢設軸
65 追動ギア
7 伝動ユニット
70 スタンド
71 追動軸
711 第一単方向ボールベアリング
712 第二単方向ボールベアリング
73 第一ベルト車伝動ユニット
74 伝動軸
75 変速機
76 慣性回転盤ユニット
761 回転軸
77 第二ベルト車伝動ユニット
78 チェーン伝動ユニット
79 回転軸
8 発電機

Claims (10)

  1. 振動造波発電装置において、
    底部を地面もしくは建築物の適する部位に固定し、その上方は振動桿と枢設し、振動桿を動かす支持フレームと、
    少なくとも一側に造波桶を枢設し、少なくとも一側に連動部を設置してモーター減速機によって偏心連動する振動桿と、
    上方の柄部が振動桿の連動を受けて上、下に作動し、貯水容器内の水を高低させて波を起こす少なくとも一造波桶と、
    回転軸の一端に偏心輪を設置し、該偏心輪によって前述振動桿の連動部を偏心連動させ、振動桿を連動させるモーター減速機と、
    適量の水を入れ、側壁に第一、二支持桿を固定し、該第一、二支持桿の別一端は第二枢設軸によって浮きタンクを枢設し、該第二支持桿は延長部を備えて追動ギアを枢設する少なくとも一貯水容器と、
    貯水容器の水位に従って上、下に起伏し、両側にはそれぞれ第一、二連桿を固定接合し、各第一、二連桿別一端によって第二枢設軸と第一、二ギア及び前述貯水容器の支持桿の別一端と枢設し、該第一ギアの一側は伝動ユニットの第一単方向ボールベアリングと噛み合い、該第二ギアの一側は第二支持桿と枢設する追動ギアの一側と噛み合い、追動ギアの別一側は伝動ユニットの第二単方向ボールベアリングと噛み合い、更に伝動ユニットを伝動する少なくとも一浮きタンクと、
    運動エネルギーを発電機に伝え、追動軸を含み、該追動軸は第一、二単方向ボールベアリングを設置する少なくとも一伝動ユニットと、
    伝動ユニットが伝えた運動エネルギーを転換して電力を発生する少なくとも一発電機を含むことを特徴とする振動造波発電装置。
  2. 前記伝動ユニットの別一端は、第一ベルト車伝動ユニットを設置して伝動軸を連動し、伝動軸が第二ベルト車伝動ユニットを伝動して変速機の回転軸を連動し、更に変速機がチェーン伝動ユニットを伝動し、次にチェーン伝動ユニットが慣性回転盤ユニットを伝動し、該慣性回転盤ユニットがその運動エネルギーを発電機に伝えることを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  3. 前記振動桿の一側は、造波桶の柄部を枢設し、該造波桶は更に導入槽を設置して貯水容器の底部に合わせて固定した導入柱を下から上へ導入槽内の一段距離に挿入することを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  4. 前記伝動ユニットは、スタンドに設置し、且つ該スタンドの下方は貯水容器の側壁面もしくは底壁面もしくは地面と接合固定することを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  5. 前記浮きタンクは金属材であり、造波桶が上、下に作動して貯水容器内の水を高低に動かして波を起こした時、波の波力と水の浮力によって該浮きタンクが上昇し、波が下降した時、該浮きタンクは金属材の重量によって該浮きタンクが下降することを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  6. 前記貯水容器は、高強度金属、高強度剛性プラスチック、セメント等高強度材であることを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  7. 前記貯水容器は、適する形状の桶体もしくは一水槽であることを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  8. 前記貯水容器は、上方が開放した容器で、且つ貯蔵する水量は少なくとも総水量の2/3以上であることを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  9. 前記振動桿の連動部は連動槽であることを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
  10. 前記造波桶の底の周辺縁は円弧部であり、造波桶は貯水容器内の水の上、下作動に対してスムーズに上下動することを特徴とする請求項1記載の振動造波発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111005838A (zh) * 2019-12-27 2020-04-14 哈尔滨工程大学 一种串联式运动形式转换装置
CN111957278A (zh) * 2020-09-11 2020-11-20 成都善哲诚自动化技术有限公司 一种药品合成设备

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