JP3181943U - マンホール蓋段差測定具 - Google Patents

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利行 五十嵐
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新潟精機株式会社
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Abstract

【課題】曲尺体の一方外辺縁と他方外辺縁との交点及び補助尺の端縁をそれぞれ基点として各基点からのスライド長を一方の基点に対する曲尺体の目盛又は他方の基点に対する補助尺の目盛を読み取ることにより、路面に対するマンホール蓋の浮上高さ及び沈下深さをそれぞれ容易に測定することができ、測定の融通性を高めることができ、運搬や保管の利便性を高めることができると共に構造も簡素化することができ、製作コストを低減することができるマンホール蓋段差測定具を提供する。
【解決手段】曲尺体1にスライダ2をスライド自在に設け、スライダに補助尺3を設け、曲尺体の一方外辺縁1cと他方外辺縁1dとの交点K及び補助尺の端縁3aをそれぞれ基点B・Bとして各基点からのスライド長を一方の基点に対する曲尺体の目盛E又は他方の基点に対する補助尺の目盛Fを読取可能に設けてなる。
【選択図】図1

Description

本考案は例えば路面に敷設されたマンホール蓋の浮上高さ及び沈下深さを測定する際に用いられるマンホール蓋段差測定具に関するものである。
従来、この種のマンホール蓋段差測定具として、マンホール蓋を跨越可能な長さの主定規の中央部に補助定規を昇降自在に設け、補助定規によりマンホール蓋の中央部の浮上高さを測定する構造のものが知られている。
実開平5−38502号
しかしながら上記従来構造の場合、主定規の長さがマンホールの直径より長いため、運搬や保管の利便性が低いことがあり、構造も複雑化し易いことがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、曲尺体にスライダをスライド自在に設け、該スライダに補助尺を設け、該曲尺体の一方外辺縁と他方外辺縁との交点及び該補助尺の端縁をそれぞれ基点として該各基点からのスライド長を一方の基点に対する曲尺体の目盛又は他方の基点に対する該補助尺の目盛を読取可能に設けてなることを特徴とするマンホール蓋段差測定具にある。
又、請求項2記載の考案は、直尺体にスライダをスライド自在に設け、該スライダに補助尺を設け、該直尺体の一方端縁及び該補助尺の端縁をそれぞれ基点として該各基点からのスライド長を一方の基点に対する直尺体の目盛又は他方の基点に対する該補助尺の目盛を読取可能に設けてなることを特徴とするマンホール蓋段差測定具にある。
又、請求項3記載の発明は、上記スライダに摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構を設けてなることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、曲尺体の一方外辺縁と他方外辺縁との交点及び補助尺の端縁をそれぞれ基点として各基点からのスライド長を一方の基点に対する曲尺体の目盛又は他方の基点に対する補助尺の目盛を読み取ることにより、路面に対するマンホール蓋の浮上高さ及び沈下深さをそれぞれ容易に測定することができ、測定の融通性を高めることができ、運搬や保管の利便性を高めることができると共に構造も簡素化することができ、製作コストを低減することができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、直尺体の一方端縁及び補助尺の端縁をそれぞれ基点として各基点からのスライド長を一方の基点に対する直尺体の目盛又は他方の基点に対する補助尺の目盛を読み取ることにより、路面に対するマンホール蓋の浮上高さ及び沈下深さをそれぞれ容易に測定することができ、測定の融通性を高めることができ、運搬や保管の利便性を高めることができると共に構造も簡素化することができ、製作コストを低減することができる。
又、請求項3記載の考案にあっては、上記スライダに摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構を設けているから、スライダの不測の滑動を防ぐことができ、目盛の読み取りの利便性を高めることができる。
本考案の実施の第一形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の正面図である。 本考案の実施の第一形態例の分離斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の分離斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の分解正面図である。 本考案の実施の第一形態例の断面図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態図である。 本考案の実施の第二形態例の正面図である。
図1乃至図9は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図8は第一形態例、図9は第二形態例である。
図1乃至図8の実施の第一形態例において、1は曲尺体であって、図1、図2の如く、金属製にして、短辺部1a及び長辺部1bからなる。
2はスライダであって、図1、図2の如く、上記曲尺体1にスライド自在に設けられ、スライダ2に補助尺3が設けられ、この場合、図3の如く、上記スライダ2に摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構4が設けられている。
この場合、図3、図4、図5、図6の如く、スライダ2は、上板2a、下板2b、スペ−サ2c及びスペーサを兼ねる補助尺3をビス2dにより積層状に重合保持し、スペ−サ2c及び補助尺3間に曲尺体1をスライド自在に保持すると共にスペーサ2cに切欠部2eを形成し、スペーサ2cと上板2aとの間に片持状の接触片2fをもつ抵抗付与部材2gを介装すると共に切欠部2e内に板バネ部材2hを配置し、板バネ部材2hにより抵抗付与部材2gを曲尺体1の側端面に弾圧接触させ、この抵抗付与部材2gの弾圧接触によりスライダ2に曲尺体1の側面のスライド摺動に対する摩擦抵抗を付与するように構成している。
そして、上記曲尺体1の一方外辺縁1cとしての長辺部1bの外辺縁と他方外辺縁1dとしての短辺部1aの外辺縁との交点K及び補助尺3の端縁3aをそれぞれ基点B・Bとして各基点B・Bからのスライド長Lを一方の基点Bに対する曲尺体1の目盛E又は他方の基点Bに対する補助尺3の目盛Fを読取可能に設けて構成している。
この場合、曲尺体1の目盛Eは、曲尺体1の一方外辺縁1cの側としての長辺部1bの外辺縁側に形成され、基点Bとしての交点Kを零目盛として長手方向に500mmまでの長さ目盛が形成されており、又、補助尺3の目盛Fは、補助尺3の基点Bとしての端縁3aを零目盛として長手方向に65mmまでの長さ目盛が形成されている。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、路面Mに対するマンホール蓋Wの浮上高さHや沈下深さDを測定するに際し、図7の如く、路面Mに曲尺体1の他方外辺縁1dとしての短辺部1aの外辺縁を当接して立設し、スライダ2を曲尺体1の長辺部1bに沿ってスライドしてマンホール蓋Wの上面Wに補助尺3の端縁3aを当接し、補助尺3の端縁3aとしての基点Bに対峙する曲尺体1の目盛Eを読み取ることになり、この読み取りにより路面Mからのマンホール蓋Wの浮上高さHを測定することができ、この場合、浮上高さHを30mmと読み取ることができる。
又、図8の如く、路面Mに曲尺体1の他方外辺縁1dとしての短辺部1aの外辺縁を当接して立設し、スライダ2を曲尺体1の長辺部1bに沿ってスライドしてマンホール蓋Wの上面Wに補助尺3の端縁3aを当接し、曲尺体1の交点Kとしての基点Bに対峙する補助尺3の目盛Fを読み取ることになり、この読み取りにより路面Mからのマンホール蓋Wの沈下深さDを測定することができ、この場合、沈下深さDを30mmと読み取ることができる。
したがって、曲尺体1の一方外辺縁1cと他方外辺縁1dとの交点K及び補助尺3の端縁3aをそれぞれ基点B・Bとして各基点B・Bからのスライド長Lを一方の基点Bに対する曲尺体1の目盛E又は他方の基点Bに対する補助尺3の目盛Fを読み取ることにより、路面Mに対するマンホール蓋Wの浮上高さH及び沈下深さDをそれぞれ容易に測定することができ、測定の融通性を高めることができ、運搬や保管の利便性を高めることができると共に構造も簡素化することができ、製作コストを低減することができる。
この場合、上記スライダ2に摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構4を設けているから、スライダ2の不測の滑動を防ぐことができ、目盛E・Fの読み取りの利便性を高めることができる。
図9の第二形態例は別例構造を示し、この場合、曲尺体1に代えて直尺体11に適用した形態例であって、すなわち、図9の如く、上記直尺体11にスライダ12をスライド自在に設け、スライダ12に補助尺13が設けられ、上記スライダ12に上記第一形態例と同様な摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構14が設けられている。
そして、図9の如く、上記直尺体11の一方端縁11a及び補助尺13の端縁13aをそれぞれ基点B・Bとして各基点B・Bからのスライド長Lを一方の基点Bに対する直尺体11の目盛E又は他方の基点Bに対する補助尺13の目盛Fを読取可能に設けて構成している。
この場合、直尺体11の目盛Eは、曲尺体1の基点Bとしての一方端縁11aの側に形成され、この基点Bを零目盛として長手方向に500mmまでの長さ目盛が形成されており、又、補助尺13の目盛Fは、補助尺13の基点Bとしての端縁13aを零目盛として長手方向に65mmまでの長さ目盛が形成されている。
この実施の第二形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
すなわち、直尺体11の一方端縁11a及び補助尺13の端縁13aをそれぞれ基点B・Bとして各基点B・Bからのスライド長Lを一方の基点Bに対する直尺体11の目盛E又は他方の基点Bに対する補助尺13の目盛Fを読み取ることにより、路面Mに対するマンホール蓋Wの浮上高さH及び沈下深さDをそれぞれ容易に測定することができ、測定の融通性を高めることができ、運搬や保管の利便性を高めることができると共に構造も簡素化することができ、製作コストを低減することができる。
この場合、上記スライダ12に摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構14を設けているから、スライダ12の不測の滑動を防ぐことができ、目盛E・Fの読み取りの利便性を高めることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、例えば、曲尺体1、スライダ2、補助尺3、直尺体11、スライダ12、補助尺13の形状や材質等は適宜変更して設計されるものである。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
M 路面
W マンホール蓋
K 交点
基点
基点
L スライド長
E 目盛
F 目盛
1 曲尺体
1c 一方外辺縁
1d 他方外辺縁
2 スライダ
3 補助尺
3a 端縁
4 抵抗付与機構
11 直尺体
11a 一方端縁
12 スライダ
13 補助尺
13a 端縁
14 抵抗付与機構

Claims (3)

  1. 曲尺体にスライダをスライド自在に設け、該スライダに補助尺を設け、該曲尺体の一方外辺縁と他方外辺縁との交点及び該補助尺の端縁をそれぞれ基点として該各基点からのスライド長を一方の基点に対する曲尺体の目盛又は他方の基点に対する該補助尺の目盛を読取可能に設けてなることを特徴とするマンホール蓋段差測定具。
  2. 直尺体にスライダをスライド自在に設け、該スライダに補助尺を設け、該直尺体の一方端縁及び該補助尺の端縁をそれぞれ基点として該各基点からのスライド長を一方の基点に対する直尺体の目盛又は他方の基点に対する該補助尺の目盛を読取可能に設けてなることを特徴とするマンホール蓋段差測定具。
  3. 上記スライダに摩擦抵抗を付与する抵抗付与機構を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載のマンホール蓋段差測定具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5628401B1 (ja) * 2013-11-20 2014-11-19 日本電信電話株式会社 マンホール鉄蓋最大段差量測定装置および方法、並びにこれに用いられる画素分解能算出装置、マンホール鉄蓋最大段差箇所検知装置、画素分解能算出方法、マンホール鉄蓋最大段差箇所検知方法
JP2017206376A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 東芝エレベータ株式会社 床面段差測定装置

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