JP3181736U - 自動車ボディの傷、凹み防止の緩衝型間隔片。 - Google Patents

Abstract

【課題】駐車中の自動車ボディが隣接車のドアー開き時に当てられて傷や凹みを付けられることを、車種によらず防止できる防止具を提供する。
【解決手段】車ボディと相手車ドアーが直接当らないように間隔を設けるための柱状や棒状の少なくとも厚さ１０ｍｍ以上の間隔片を車ボディ側に取り付ける。間隔片は可撓性のある合成樹脂やゴム等、衝撃吸収性のあるもので緩衝型間隔片とする。
【選択図】図２

Description

駐車中の自動車に隣接した車がドアーを開けるとき誤って相手側ボディに接触させて傷つけたり凹ませたりすることがある。屋外では時に風にあおられて傷つけることもある。本考案は、隣接車ドアーと直接接触しないように緩衝材を嵩高く形成してボディに貼り付け間隔を設けるものである。

車ボディに固定した帯状の緩衝材や外装用モールがある。

特開昭６２−２６８７５３ 特開２００１−２１３１６６

登録実用新案第３０４６５９７号

駐車中の自動車ボディの凹みや当て傷防止に従来品は、合成樹脂やゴムを保護材にして幅広の帯状でボディ側面に磁石や吸盤により貼り付けるものがあったが、車種によってはボディと相手側車ドアー曲面との当たり高さの位置が異なり、多少の厚みがあったとしても帯状保護材の貼り付けの位置決めは難しい。

車ボディと車ドアーが直接当らないように間隙を設けるための柱状、棒状の間隔片を取り付ける。間隔片は可撓性のある合成樹脂やゴムなどを緩衝材として、断面を台形や角柱、半円柱状に、またこれらを中空や溝状にした材料を嵩高く形成する。取り付け面にはマグネットゴムシートや吸盤等を接着し組み合わせして一体化し、使用時には車ボディに着脱自在にする。
駐車時には取り付け、運転時には取り外してトランク等に収納する。

緩衝型間隔片は嵩高い柱状や棒状なので乗用車対ワゴン車、乗用車対ＳＵＶ車など大きさに差があっても当たりの高低差に対処できる。実施例ではポリエチレンフォーム材など軽量で掴み易く着脱が容易。帯状の従来品に比べて衝撃吸収性が高く取付け高さに気を遣うこともない。

本考案の柱状の緩衝型間隔片を自動車ボディに取り付けた斜視図である。 車に取り付けた柱状の緩衝型間隔片に、隣接車ドアーが開けられ接触寸前の一例を示す。ドアーの曲面凸部が広い間隔のため接触し難い状況の正面略図。 緩衝型間隔片の一例を示す台形幅大の平面と側面図である。 緩衝型間隔片の一例を示す台形幅少の平面と側面図である。

考案の実施の形態について図面とともに説明する。
図３、図４において実施例では、可撓性と衝撃吸収性のあるポリエチレンフォームを用いて断面が台形で車ボディに貼り付ける面に両面テープや接着剤でマグネットゴムシートを貼って一体化した、長さ９００ｍｍ程度の柱状の緩衝型間隔片である。

添付図面の図１と図３を参照して本考案の実施例を説明する。
図１は。駐車中の車ボディに貼り付けした、この考案の緩衝型間隔片であり嵩高さを見るための斜視図ある。
図３は、実施例であるポリエチレンフォームにマグネットゴムシートを接着剤等で一体化した、緩衝型間隔片で車ボディに着脱自在。駐車時に貼り付けし発車時には取り外して格納する。

産業上の利用の可能性

駐車中に所有者が見ていないところで車が傷つけられ凹まされることは往々にあり、本考案の緩衝型間隔片を使うことで安心感が得られることと、実施例の通り駐車中に貼り付け発車時に取り外して格納する実用性は、利用の可能性は十分にある。

ａ 緩衝型間隔片
ｂ 接着剤
ｃ マグネットゴムシート

Claims (1)

1. 車体に貼着したり外したりする傷、凹み防止具において、柱状で可撓性のある合成樹脂やゴムを緩衝材とした、厚さを少なくとも１０ｍｍ以上に形成した緩衝型間隔片。

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