JP3181565U - 防災用具 - Google Patents

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久尚 大島
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ダイトウ株式会社
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Abstract

【課題】震災時、火災時の避難の際に、ビル等の上方階からの落下物に対しても有効に頭部を保護しうる避難用具を提供する。
【解決手段】防災頭巾10は、頭部被覆部16、頭部被覆部16の下端部に連設された肩被覆片部17とを備えている。頭部被覆部16は側面略台形状からなり、一枚の略長方形状の被覆用布部材を長さ方向において半分に折曲して左右一対の略逆台形状に形成された被覆片部13,13を形成し、被覆片部13、13の夫々、後端側端部18のみを縫合し、前端側端部は正面略逆V字状の開口部を有するように構成し、内部に空隙部20が形成され、空隙部20内に頭部を収納しうるようになっており、被覆片部13、13の下端部には肩被覆片部17、17が夫々、連設されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、防災用具の改良に関する。
従来より、地震、火災等の被災時に使用する各種の防災用具が使用されている。このような防災用具には、例えば、防災頭巾がある。
防災頭巾は一般に、表布と裏布との間に綿等のクッション材を収納して縫合して形成されているものが一般的である。表布はアルミニウム被膜が形成された難燃性布材からなり、火災時に着用した場合であっても耐火性を有するように構成されている。
ところで、地震や火災の場合には、ビルの窓ガラスの破片等の、所定の重量を有する危険な上方階からの落下物も多い。従って、このような先端が尖った、所定の重量を有する落下物から有効に避難者の頭部を保護する必要がある。
しかしながら、従来の防災頭巾は、窓ガラスの破片等の先端の尖った鋭利な落下物から頭部を保護するだけの強度を有しておらず、防災用具としての安全性を確保できていない、という問題点があった。
特開平9−217220号公報
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、震災時、火災時の避難の際に、ビル等の上方階からの落下物に対しても有効に頭部を保護しうる避難用具を提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、被災時に人体に着用する防災用具であって、高強度の素材からなる人体被覆材を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明にあっては、上記人体被覆材は、表皮材と、上記表皮材裏面に配置された芯材と、上記芯材の裏面側に配置された弾性材とを備え、上記表皮材はアルミ布材からなると共に上記芯材は高強度の素材からなることを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、上記弾性材はウレタン素材からなると共に上
記芯材はアラミド繊維からなることを特徴とする。
請求項4記載の発明にあっては、上記表皮材、上記芯材及び弾性材には防炎加工が施されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、防災頭巾であることを特徴とする。
請求項1記載の考案に係る防災用具は、高強度の素材からなる人体被覆材を備えていることから、震災時における、ビル等からの落下物に対しても有効に
頭部を含む人体を保護しうる避難用具を提供することができる。
また、請求項2記載の考案に係る防災用具にあっては、特に、表皮材と、上記表皮材裏面に配置された芯材と、上記芯材の裏面側に配置された弾性材とを備えており、上記表皮材はアルミ布材からなると共に上記芯材は高強度の素材からなることから、軽量な表皮材を使用し、剛性の高い芯材を備えた有用な防災用具を提供することができる。
請求項3記載の発明にあっては、上記弾性材はウレタン素材からなると共に芯材はアラミド繊維からなることを特徴とする。
「アラミド繊維」とは、全芳香族ポリアミドを素材とする繊維であり、一般的には「ケブラー」(登録商標)が知られており、高耐熱性、高強度、高耐摩耗性の特性を持つ。鋼鉄の5倍の引っ張り強度を有し、切創や衝撃にも強い特性を有している。従って、請求項3記載の発明にあっては、高耐熱性、高強度、後退摩耗性に富む防災用具を提供することができる。
請求項4記載の発明にあっては、上記表皮材、上記芯材及び弾性材には防炎加工が施されていることから、被災時に火事現場を避難する場合であっても、火災の炎の影響を受けることなく避難を行うことができる。
請求項5記載の発明にあっては、高耐熱性、高強度、高耐摩耗性を有する防災頭巾を提供することができる。
本考案に係る防災頭巾の一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係る防災頭巾の一実施の形態を示し、被覆片部の断面構造を示す断面図である。 本考案に係る防災頭巾の一実施の形態を示し、防災頭巾を裏面側から示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態にあっては、本考案に係る防災用具を防災頭巾に適用した場合を例に説明する。
本実施の形態に係る防災頭巾10は、いわゆる頭巾形状に形成されており、頭部に被ることができるように構成されている。防災頭巾10は、頭部被覆部16、頭部被覆部16の下端部に連設された肩被覆片部17とを備えている。
頭部被覆部16は側面略台形状からなり、一枚の略長方形状の被覆用布部材を長さ方向において半分に折曲して左右一対の略逆台形状に形成された被覆片部13,13を形成し、被覆片部13、13の夫々、後端側端部18のみを縫合し、前端側端部19は正面略逆V字状の開口部を有するように構成し、内部に空隙部20が形成され、空隙部20内に頭部を収納しうるようになっており、被覆片部13、13の下端部には肩被覆片部17、17が夫々、連設されている。
図3に示すように、本実施の形態に係る防災頭巾10を構成する被覆片部13、13は、アルミ布材からなる表皮材11と、上記表皮材11の裏面に配置された高強度の素材であるアラミド繊維からなる芯材12と、上記芯材12の裏面側に配置されたウレタン素材からなる弾性部材14と、上記弾性材14の外側面に配設されたポリエステル素材の内張り材15とを備えている。
本実施の形態にあっては、上記表皮材11、上記芯材12及び弾性材14及び内張り材14には防炎加工が施されている。また、被覆片部13、13の前川端部下部には固定紐21が取り付けられている。
従って、本実施の形態に係る防災頭巾10にあっては、表皮材11と弾性材14との間にはアラミド繊維からなる芯材12が配設され、アラミド繊維は上記のように、高耐熱性、高強度、高耐摩耗性の特性を持ち、鋼鉄の5倍の引っ張り強度を有し、切創や衝撃にも強い特性を有していることから、震災時、火事等の際に防災頭巾10を利用して避難した場合には、避難中に、上方から窓ガラス片や、様々な所定の重量のある落下物に遭遇した場合であっても、上記芯材12がそのような落下物を受け止め、例えば、先端部の鋭利なガラス片の落下の受けた場合であっても頭部にまで貫通する事態には至らず、安全に避難することができる。
さらに、本実施の形態に係る防災用具10にあっては、防煙加工が施されていることから、火災による高温の中を避難した場合であっても、炎が燃え移ることなく安全に避難を行うことが可能となる。
本実施の形態にあっては、防災頭巾10を構成する被覆片部13、13は、アルミ布材からなる表皮材11と、上記表皮材11の裏面に配置された高強度の素材であるアラミド繊維からなる芯材12と、上記芯材12の裏面側に配置されたウレタン素材からなる弾性部材14と、上記弾性材14の外側面に配設されたポリエステル素材の内張り材15とを備えている場合を例に説明したが、本実施の形態に限定されず、例えば、表皮材11及び芯材12をアラミド繊維により構成してもよい。
また、本考案に係る防災用具を防災頭巾に適用した場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、広く、着用して使用する防災用具に適用することができる。
本考案に係る防災用具は広く防災用具に適用することができることから、産業上の利用可能性を有している。
10 防災頭巾
11 表皮材
12 芯材
13 被覆片部
14 弾性材
15 内張り材
16 頭部被覆片部
17 肩被覆片部
18 後側端部
19 前側端部
20 空隙部
21 固定紐

Claims (5)

  1. 被災時に人体に着用する防災用具であって、高強度の素材からなる人体被覆材を備えたことを特徴とする防災用具。
  2. 上記人体被覆材は、表皮材と、上記表皮材裏面に配置された芯材と、上記芯材の裏面側に配置された弾性材とを備え、上記表皮材はアルミ布材からなると共に上記芯材は高強度の素材からなることを特徴とする請求項1記載の防災用具。
  3. 上記弾性材はウレタン素材からなると共に芯材はアラミド繊維からなることを特徴とする請求項2記載の防災用具。
  4. 上記表皮材、上記芯材及び弾性材には防炎加工が施されていることを特徴とする請求項2記載の防災用具。
  5. 防災頭巾であることを特徴とする請求項1記載の防災用具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104258518B (zh) * 2014-10-14 2017-03-08 中国中元国际工程有限公司 笼罩式消防作业防护装置与系统
KR101873895B1 (ko) * 2017-03-14 2018-07-11 현영환 셀프 충전 방식 구조를 갖는 두부 보호 장비

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