JP3181393B2 - ボイラ用混焼バーナの制御装置 - Google Patents

ボイラ用混焼バーナの制御装置

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JP3181393B2
JP3181393B2 JP22741592A JP22741592A JP3181393B2 JP 3181393 B2 JP3181393 B2 JP 3181393B2 JP 22741592 A JP22741592 A JP 22741592A JP 22741592 A JP22741592 A JP 22741592A JP 3181393 B2 JP3181393 B2 JP 3181393B2
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寿則 平賀
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Babcock Hitachi KK
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ用混焼バーナの
制御装置に係り、特に油やガスなどの流体燃料や微粉炭
などの異種燃料を混焼する際に、ボイラの燃焼装置(バ
ーナ)に過剰、または過少な燃料が供給されることのな
いようにしたボイラ用混焼バーナの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の異種燃料混焼ボイラの概要
図である。101はボイラ、102はボイラへの給水
管、103は節炭器、水壁および蒸発器部、106は1
次過熱器、107はスプレ弁、110は異種燃料を燃焼
する混焼バーナ、111はバーナに燃焼用空気を供給す
るウインドボックス、113と118は燃料種類の異な
る燃料弁、115と119はそれぞれ燃料種類の異なる
燃料供給管路、116は燃焼空気供給ダクト、114は
空気量制御ダンパである。
【0003】石炭と重油、またはガス燃料をバーナで混
焼させる上記ボイラにおいて、ある燃料で燃焼中に他の
燃料に切替える場合、従来は運転員の判断により、バー
ナへの入熱量が超過しないように、当初燃焼中の燃料供
給弁開度を絞ったのちに、他の燃料の供給を開始してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術では、燃料切替えの混焼時における、燃料絞り込み
は、運転員の判断に委ねられており、運転員の誤操作ま
たは判断の誤りにより、バーナに過大な燃料が投入さ
れ、バーナまたは火炉壁の焼損に至るという危険性、ま
たは燃料絞り込み量が、大きすぎることによりボイラ出
力が必要以上に低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、その目的は、従来技術で
は運転員の判断に委ねていた燃料の絞り込み操作を制御
装置内に組み込むことにより、確実に実施することによ
りバーナおよび火炉壁の焼損を防止しかつボイラ出力が
必要以上に低下することを防止するボイラ用混焼バーナ
の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願の第1の発明は、液体または気体燃料(以下流体燃
料という)と微粉固体燃料とを混焼するボイラ用混焼バ
ーナの制御装置において、バーナに供給して燃焼中の流
体燃料量よりバーナ1基当たりの流体燃料入熱量を算出
する手段と、バーナへの入熱制限値と上記算出した入熱
量よりバーナ1基当たりの追加可能入熱量を算出する手
段と、上記算出した追加可能入熱量と固体燃料の発熱量
によりバーナ1基当たりの微粉固体燃料の供給可能量を
算出する手段と、該供給可能量と微粉固体を製造するミ
ル1台当たりのバーナ本数とからミル1台当たりの供給
可能固体燃料量を算出する手段と、該手段より求めた値
とボイラ負荷信号に基づくミルへの固体燃料要求信号と
を比較して低い値を選択する手段と、選択された値によ
りミルへの固体燃料供給量を制御する手段とを備えたこ
とを特徴とするボイラ用混焼バーナの制御装置に関す
る。
【0007】
【0008】
【作用】本発明の制御装置によれば、自動的に現在のバ
ーナ1本当たりの入熱量と、バーナの許容入熱量の差に
より可能な投入燃料量の最大値を求め、それに基づいた
燃料量を投入するので、運転員の誤操作、判断の誤りに
より、過大な燃料量が投入され、バーナおよび火炉壁が
焼損したり、またはその逆に、過少な燃料投入により、
ボイラ出力が必要以上に低下することがない。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例であるボイラ用混焼バーナ
の制御装置に係る燃料投入量制限回路を図1により説明
する。油供給流量発信器1からの油供給流量信号21
(m3/hr)と、油戻り流量発信器2からの油戻り流量信
号22(m3/h )を減算器3に入力して、油投入流量信
号23が得られる。乗算器4を用いて油投入流量信号2
3に、油比重設定器5によって設定される油比重設定信
号26を乗算することにより、TON/HRで表わす1時間当
たりの油投入流量信号27を得る。これと使用バーナ数
(カウント値)28を用い、割算器6で演算し、バーナ
1本当たりの油流量信号29が得られる。
【0010】これと油発熱量設定器7によって設定され
る油発熱量設定信号30とを乗算器8を用いて演算する
ことにより油バーナ1基(本)当たりの入熱信号31が
得られる。減算器10を用いてバーナ負荷制限設定器9
で設定されるバーナ負荷制限設定信号32から油バーナ
1基(本)当たりの入熱信号31を減算することによ
り、さらに投入可能なバーナ1基当たりの油の許容投入
熱量信号33が得られる。
【0011】そのバーナ許容投入熱量信号33と石炭発
熱量設定器11で設定される石炭発熱量設定信号34を
用いて割算器12で演算することにより、バーナ1基当
たりの投入可能な最大石炭量信号35が求まる。バーナ
1基当たりの投入可能な最大石炭量信号35と、ミル1
台当たりのバーナ本数設定器14で与えられるバーナ本
数設定信号39とを用いて乗算器15により演算するこ
とにより、ミル1台当たりの投入可能な石炭量の最大信
号36を得る。これとコールフィダーへの石炭供給量要
求信号37とを低位選択器18を用いて比較し、値の低
い方をコールフィダーの石炭供給指令信号38として使
用する。なお、バーナに設置する燃料噴射ノズルはバー
ナ1基当たり1〜複数本設ける。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、流体燃料、例えば油の
専焼から微粉炭を新たに供給し、油と微粉炭の混焼へ移
行する過渡期においても、バーナ1基当たりの入熱が制
限値を超えることがなく、バーナや火炉壁を焼損するこ
とを防止し、また燃料の供給不足によるボイラ出力の必
要以上の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるボイラ用混焼バーナ制御装置の系
統図。
【図2】従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…油供給流量発信器、2…油戻り流量発信器、3…減
算器、4…乗算器、5…油比重設定器、6…割算器、7
…油発熱量設定器、8…乗算器、9…バーナ負荷制限設
定器、10…減算器、11…石炭発熱量設定器、14…
ミル当たりのバーナ本数設定器、16…石炭量要求信
号、18…低位選択器、38…石炭供給量指令信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体または気体燃料(以下流体燃料とい
    う)と微粉固体燃料とを混焼するボイラ用混焼バーナの
    制御装置において、バーナに供給して燃焼中の流体燃料
    量よりバーナ1基当たりの流体燃料入熱量を算出する手
    段と、バーナへの入熱制限値と上記算出した入熱量より
    バーナ1基当たりの追加可能入熱量を算出する手段と、
    上記算出した追加可能入熱量と固体燃料の発熱量により
    バーナ1基当たりの微粉固体燃料の供給可能量を算出す
    る手段と、該供給可能量と微粉固体を製造するミル1台
    当たりのバーナ本数とからミル1台当たりの供給可能固
    体燃料量を算出する手段と、該手段より求めた値とボイ
    ラ負荷信号に基づくミルへの固体燃料要求信号とを比較
    して低い値を選択する手段と、選択された値によりミル
    への固体燃料供給量を制御する手段とを備えたことを特
    徴とするボイラ用混焼バーナの制御装置。
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