JP3181279U - クーラント集中噴射ボックスおよびクーラント集中噴射装置 - Google Patents

クーラント集中噴射ボックスおよびクーラント集中噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】切粉排出効果を向上させることができるクーラント集中噴射ボックスおよびこれを用いたクーラント集中噴射装置を提供する。
【解決手段】クーラント供給配管23に接続され、前記クーラント供給配管23によって供給されたクーラントを蓄えるクーラント貯留室34を有するクーラントボックス本体31と、このクーラントボックス本体に設けられた複数のクーラント噴射ノズル41とを備える。クーラント噴射ノズルは、クーラントボックス本体に突設されたノズル基筒42と、このノズル基筒42の先端に自在継手49を介して回動可能に支持されクーラント噴射方向を変更可能なノズル先端子46とを有する。
【選択図】図4

Description

本考案は、クーラント集中噴射ボックスおよびクーラント集中噴射装置に関する。詳しくは、1箇所からクーラントを集中的に噴射できるようにしたクーラント集中噴射ボックスおよびこれを用いたクーラント集中噴射装置に関する。
切削加工や研削加工において、ワークの加工部位に発生する熱や、切粉を除去するために、加工部位に切削剤や研削剤などのクーラントを噴射することが行われている。
例えば、特許文献1では、工作機械の加工領域を覆うスプラッシュガード内の上部にクーラント供給配管を設置し、このクーラント供給配管の所定間隔位置にクーラントノズルを取り付け、こられ複数のクーラントノズルからクーラントを噴射することにより、ワークの加工部位に発生する熱を抑制しつつ、ワークから発生した切粉を加工領域の下部に流出させる構造のシャワークーラント装置が提案されている。
特開2007−30142号公報
上述した従来のシャワークーラント装置では、加工領域の全域に渡ってクーラントを均一に噴射することができるものの、加工条件によっては切粉排出機能が低いという課題がある。
例えば、重切削加工によって重量の重い切粉が多量に発生した場合、加工領域上部から噴射されるクーラントの噴射力では、切粉を十分に排出することが困難な場合がある。
本考案の目的は、切粉排出機能を向上させることができるクーラント集中噴射ボックスおよびこれを用いたクーラント集中噴射装置を提供することにある。
そのため、本考案では、1箇所に配置した複数のクーラント噴射ノズルからクーラントを集中的に噴射できるようにすることにより、上記目的を達成するものである。
具体的には、本考案のクーラント集中噴射ボックスは、クーラント供給配管に接続され、内部に前記クーラント供給配管によって供給されるクーラントを蓄えるクーラント貯留室を有するクーラントボックス本体と、このクーラントボックス本体に設けられた複数のクーラント噴射ノズルとを備え、前記クーラント噴射ノズルは、前記クーラントボックス本体に突設されたノズル基筒と、このノズル基筒の先端に自在継手を介して回動可能に支持されクーラント噴射方向を変更可能なノズル先端子とを有する、ことを特徴とする。
この考案によれば、クーラント供給配管によって供給されたクーラントを蓄える1つのクーラントボックス本体に、複数のクーラント噴射ノズルが設けられているから、1箇所からクーラントを集中的に噴射させることができる。従って、切粉排出機能を向上さることができる。
また、各クーラント噴射ノズルは、ノズル基筒の先端に自在継手を介してノズル先端子が回動可能に支持されているから、クーラント噴射方向を変更することができる。従って、全てのクーラント噴射ノズルからのクーラント噴射方向を同じ方向とせず、いずれかのクーラント噴射ノズルからのクーラント噴射方向を他のクーラント噴射ノズルからのクーラント噴射方向に対して異なる方向に変更すれば、広い範囲に散乱した切粉を排出することができる。
本考案のクーラント集中噴射ボックスにおいて、前記自在継手は、前記ノズル基筒および前記ノズル先端子のいずれか一方に球状に形成され内部に通路を有する雄側球状部と、前記ノズル基筒および前記ノズル先端子のいずれか他方に前記雄側球状部を包むように内面球状に形成され任意の方向へ回動可能かつ任意の角度位置で保持可能な雌側球状部とを含んで構成されている、ことが好ましい。
この考案によれば、自在継手が雄側球状部とこれを包むように内面球状に形成された雌側球状部とによって構成されているから、ノズル基筒に対してノズル先端子の向きを360度任意の方向へ変更することができる。従って、クーラント噴射方向の向きを加工条件に応じて最適な向きに設定することができる。
本考案のクーラント集中噴射ボックスにおいて、前記クーラントボックス本体は、底壁およびこの底壁の周囲から立ち上がった周囲壁を有する第1筐体および第2筐体の開口端を接合して形成され、前記第1筐体には、前記クーラント噴射ノズルが取り付けられるノズル取付孔およびこのノズル取付孔の周囲をバーリング加工により立ち上げた立上筒が形成され、この立上筒の内周に雌ねじが形成され、この雌ねじに前記クーラント噴射ノズルが螺合され、前記第2筐体には、前記クーラント供給配管を前記クーラントボックス本体内に接続する接続部が形成されている、ことが好ましい。
この考案によれば、底壁およびこの底壁の周囲から立ち上がった周囲壁を有する第1筐体および第2筐体の開口端を接合して、クーラントボックス本体が構成されているから、つまり、切削やプレス加工などによって形成した第1筐体および第2筐体を接合して、内部にクーラント貯留室を有するクーラントボックス本体を構成することができるから、簡単に構成することができる。
また、第1筐体には、クーラント噴射ノズルが取り付けられるノズル取付孔およびこのノズル取付孔の周囲をバーリング加工により立ち上げた立上筒が形成され、この立上筒の内周に雌ねじが形成されているから、第1筐体の底壁の厚みが厚くなくても、バーリング加工により立ち上げた立上筒の長さ分、雌ねじの有効ねじ部を確保することができる。そのため、雌ねじにクーラント噴射ノズルを螺合して確実に固定することができる。
また、第2筐体には、クーラント供給配管をクーラントボックス本体内に接続する接続部が形成されているから、クーラント供給配管をクーラントボックス本体内に簡単に接続することができる。
本考案のクーラント集中噴射装置は、上述したクーラント集中噴射ボックスと、このクーラント噴射ボックスのクーラントボックス本体に接続されクーラントを供給するクーラント供給配管と、このクーラント供給配管にクーラントを供給するクーラント供給源とを備えることを特徴とする。
ここで、クーラント供給源とは、例えば、クーラントを蓄えるタンクと、このタンク内のクーラントを吸引してクーラント供給配管に圧送するポンプなどから構成される。
この考案によれば、クーラント供給源によってクーラントをクーラント供給配管に供給すると、クーラントはクーラント供給配管を通ってクーラント集中噴射ボックスの各クーラント噴射ノズルから噴射されるから、工作機械などに適用すれば、ワークに発生する熱を抑制しつつ、ワークから発生した切粉を効果的に排出できる。
本考案のクーラント集中噴射装置において、前記クーラント供給配管がフレキシブル配管によって構成、または、前記クーラント供給配管と前記クーラント集中噴射ボックスとの接合部には自在継手が設けられている、ことが好ましい。
この考案によれば、クーラント供給配管がフレキシブル配管によって構成、または、クーラント供給配管とクーラント集中噴射ボックスとの接合部には自在継手が設けられているから、クーラント集中噴射ボックスの向きを任意の方向へ向かせることができる。従って、各ノズル先端子によるクーラント噴射方向の向きを個々に変えなくても、クーラント集中噴射ボックスの向きを変えるだけで、全てのノズル先端子によるクーラント噴射方向の向きを変えることができるから、クーラント噴射方向の変更も容易にできる。
本考案のクーラント集中噴射装置を適用した工作機械の実施形態を示す図。 同上実施形態で用いるクーラント集中噴射ボックスの正面図。 同上実施形態で用いるクーラント集中噴射ボックスの側面図。 同上実施形態で用いるクーラント集中噴射ボックスの断面図。 本考案の他の実施形態を示すクーラント集中噴射ボックスの正面図。 本考案の更に他の実施形態を示すクーラント集中噴射ボックスの正面図。 本考案のクーラント集中噴射ボックスとクーラント供給配管の接続例1を示す図。 本考案のクーラント集中噴射ボックスとクーラント供給配管の接続例2を示す図。
本考案の一実施形態を図面に沿って説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本考案のクーラント集中噴射装置を適用した工作機械としての横型マシニングセンタを示している。
横型マシニングセンタ1は、ベース2と、このベース2の一側に配置されたコラム3とを備える。ベース2の上面には第1テーブル4が前後方向(X軸方向)へ移動可能に設けられ、この第1テーブル4の上にワークWを取り付ける第2テーブル5が左右方向(Z軸方向)へ移動可能に設けられている。コラム3には、主軸頭6が上下方向(Y軸方向)へ昇降可能に設けられている。主軸頭6は、水平に支持され、かつ、図示省略のモータによって回転される主軸7を備える。主軸7の先端には、加工工具8が図示省略の自動工具交換装置(ATC)によって交換可能に取り付けられている。ベース2の周囲、つまり加工空間の周囲および上面は、カバー9によって覆われている。
クーラント集中噴射装置Aは、クーラント供給源10と、このクーラント供給源10からのクーラントをマシニングセンタ1内の加工領域内に供給するクーラント供給配管20と、このクーラント供給配管20に接続されたクーラント集中噴射ボックス30とを備える。
クーラント供給源10は、クーラントを蓄えるタンク11と、このタンク11に蓄えられたクーラントを吸引し圧送するポンプ12とから構成されている。ポンプ12の駆動によってタンク11内のクーラントが送り出されると、クーラントは、クーラント供給配管20を通って、クーラント集中噴射ボックス30から加工空間内に噴射されたのち、ベース2の下方に集められ、フィルタ(図示省略)を通ってタンク11に戻されたのち、ポンプ12によって上記経路に循環される。
クーラント供給配管20は、ポンプ12からマシニングセンタ1へ配置された第1クーラント供給配管21と、この第1クーラント供給配管21に接続されマシニングセンタ1内に固定された第2クーラント供給配管22と、この第2クーラント供給配管22の所定位置に形成された接続端子を介して接続された第3クーラント供給配管23とから構成されている。これら第1,第2,第3クーラント供給配管21,22,23のうち、第3クーラント供給配管23については、自由に屈曲可能なフレキシブル配管によって構成されている。
クーラント集中噴射ボックス30は、図2、図3および図4に示すように、クーラント供給配管23に接続されたクーラントボックス本体31と、このクーラントボックス本体31に設けられた複数(本実施形態では6個)のクーラント噴射ノズル41とを備える。
クーラントボックス本体31は、第1筐体32および第2筐体33の開口端を溶接などによって接合して矩形箱状に形成され、内部にクーラント供給配管23によって供給されるクーラントを蓄えるクーラント貯留室34を有する。第1筐体32および第2筐体33は、底壁35Aおよびこの底壁35Aの周囲から立ち上がった周囲壁35Bを有し、周囲壁35B同士が溶接などによって接合される。
第1筐体32の底壁35Aには、クーラント噴射ノズル41が取り付けられるノズル取付孔36A、および、そのノズル取付孔36Aの周囲をバーリング加工により立ち上げた立上筒36Bが形成され、この立上筒36Bの内周に雌ねじ36Cが形成されている。雌ねじ36Cにはクーラント噴射ノズル41が螺合されている。
第2筐体33の底壁35Aには、クーラント供給配管23をクーラントボックス本体31内に接続する接続部が形成されている。つまり、第2筐体33の底壁35Aの中心にクーラント供給配管23を貫通させる貫通孔37Aが形成され、その貫通孔37Aを中心とする円周上の3箇所にねじ孔37Bが形成されている。貫通孔37Aにクーラント供給配管23の先端が差し込まれ、クーラント供給配管23のフランジ23Aと第2筐体33の底壁35Aとの間にOリングガイド38およびOリング39が介在され、この状態において、フランジ23AおよびOリングガイド38を通してボルト40をねじ孔37Bに螺合すると、クーラント供給配管23がクーラントボックス本体31に対して接続される。
クーラント噴射ノズル41は、クーラントボックス本体31のノズル取付孔36Aに螺合されたノズル基筒42と、このノズル基筒42の先端に自在継手49を介して回動可能に支持されクーラント噴射方向を変更可能なノズル先端子46とを有する。
ノズル基筒42は、真鍮によって筒状に形成されている。また、ノズル基筒42の基端側外周には雌ねじ36Cに螺合する雄ねじ43が、中間部外周には断面が四角形状のスパナ係合部44が、先端側外周には雄側球状部45がそれぞれ形成されている。
ノズル先端子46は、樹脂製で、基端側にノズル基筒42の雄側球状部45に圧入され該雄側球状部45を包む内面球状に形成された雌側球状部47を有し、そこから先端に向かうに従って内径および外径が次第に縮径した形状に形成されている。ノズル先端子46の基端部外周面には、ノズル先端子46のノズル噴出方向と略平行な突条48が所定ピッチ間隔で複数設けられている。
自在継手49は、ノズル基筒42の先端に形成され内部に通路を有する雄側球状部45と、ノズル先端子46の基端に雄側球状部45を包むように内面球状に形成され任意の方向へ回動可能かつ任意の角度位置で保持可能な雌側球状部47とを含んで構成されている。なお、これとは逆に、ノズル先端子46に雄側球状部45を、ノズル基筒42に雌側球状部47を設けるようにしてもよい。
<実施形態の作用・効果>
このような構成において、クーラント供給源10によって、タンク11内のクーラントが供給されると、供給されたクーラントは、クーラント供給配管21,22,23を通って、クーラント集中噴射ボックス30のクーラント貯留室34に貯留され、クーラント噴射ノズル41からマシニングセンタ1の加工空間内に噴射される。
その結果、ワークに発生する熱を抑制しつつ、ワークから発生した切粉を効果的に排出できる。特に、本実施形態では、クーラント集中噴射ボックス30に6個のクーラント噴射ノズル41が取り付けられているから、1箇所からクーラントを集中的に噴射させることができる。従って、切粉排出機能を向上さることができる。
なお、加工空間内に噴射されたクーラントは、ベース2の下方に集められ、フィルタ(図示省略)を通ってタンク11に戻されたのち、ポンプ12によって上記経路に循環される。
このとき、各クーラント噴射ノズル41において、ノズル基筒42に対してノズル先端子46の向きを変えれば、クーラント噴射方向を変更することができる。従って、全てのクーラント噴射ノズル41からのクーラント噴射方向を同じ方向とせず、いずれかのクーラント噴射ノズル41からのクーラント噴射方向を他のクーラント噴射ノズル41からのクーラント噴射方向に対して異なる方向に変更すれば、広い範囲に散乱した切り粉を排出させることができる。
また、各クーラント噴射ノズル41において、ノズル基筒42に対してノズル先端子46の向きを変える自在継手49が、雄側球状部45とこれを包むように内面球状に形成された雌側球状部47とによって構成されているから、ノズル基筒42に対してノズル先端子46の向きを360度任意の方向へ変更することができる。従って、クーラント噴射方向の向きを加工条件に応じて最適な向きに設定することができる。
また、クーラント集中噴射ボックス30は、底壁35Aおよびこの底壁35Aの周囲から立ち上がった周囲壁35Bを有する第1筐体32および第2筐体33の開口端を接合して構成されているから、つまり、切削やプレス加工などによって形成した第1筐体32および第2筐体33を接合して、内部にクーラント貯留室34を有するクーラントボックス本体31を構成することができるから、簡単に構成することができる。
また、第1筐体32には、クーラント噴射ノズル41が取り付けられるノズル取付孔36Aおよびこのノズル取付孔36Aの周囲をバーリング加工により立ち上げた立上筒36Bが形成され、この立上筒36Bの内周に雌ねじ36Cが形成されているから、第1筐体32の底壁35Aの厚みが厚くなくても、バーリング加工により立ち上げた立上筒36Bの長さ分、雌ねじ36Cの有効ねじ部を確保することができる。そのため、雌ねじ36Cにクーラント噴射ノズル41を螺合して確実に固定することができる。
また、第2筐体33には、クーラント供給配管23を接続する貫通孔37Aおよびねじ孔37Bを有する接続部が形成されているから、クーラント供給配管23をクーラントボックス本体31に容易に接続することができる。
<変形例>
本考案は、前述の実施形態に限定されるものでなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本考案に含まれる。
前記実施形態では、矩形箱状のクーラントボックス本体31に6個のクーラント噴射ノズル41を2列(1列3個)に配置した例を示したが、クーラントボックス本体31に配置するクーラント噴射ノズル41の数や配列方法については、上記例に限られない。
クーラント噴射ノズルの数は、2以上であればよく、2〜9個程度が好ましい。例えば、図5に示すように、四角箱状のクーラントボックス本体31に4個のクーラント噴射ノズル41を対角配置するようにしてもよい。
クーラント噴射ノズルの配列方法については、直線状配列のほかに、例えば、図6に示すように、クーラントボックス本体31を円筒箱状に形成し、これに複数(例えば6個)のクーラント噴射ノズル41を円環状に配置するようにしてもよい。
また、クーラントボックス本体31の形状についても、矩形箱状に限らず、例えば、図6に示すように、円筒箱状でもよく、特に、形状は問わない。
前記実施形態では、クーラント供給配管23をフレキシブル配管によって構成し、これによりクーラントボックス本体31の向きを任意の向きに変えるようにしたが、上記例に限られない。
例えば、図7に示すように、クーラントボックス本体31とクーラント供給配管23との間に自在継手50を介在してもよい。自在継手50は、雄側球状部52を有する雄側継手管51と、雌側球状部55およびクーラント供給配管23が接続される接続ねじ部56を有する雌側継手管54と、この雌側継手管54を雄側継手管51に任意の向きで接続するナット部材57とから構成されている。雄側継手管51は、フランジ53を有し、このフランジ53がボルト40により底壁35Aに固定される構造については、前記実施形態と同じである。
また、図8に示すように、クーラントボックス本体31に固定される第1継手管61と、これに螺合される第2継手管64とを備えた継手60を介して、クーラント供給配管23を接続するようにしてもよい。第1継手管61は、フランジ63を有するとともに、先端外周面に管用テーパねじ62が形成されている。第1継手管61のフランジ63がボルト40により底壁35Aに固定される構造については、前記実施形態と同じである。第2継手管64には、基端内周面に第1継手管61の管用テーパねじ62に螺合される雌ねじ65が形成されているとともに、先端に向かうに従って次第に縮径するテーパ筒状の接続部66が形成されている。接続部66に柔軟性のあるクーラント供給配管23が差し込まれ、バンド67を締め付ければ、クーラント供給配管23を継手60を介してクーラントボックス本体31に固定することができる。
本考案は、工作機械などのクーラント噴射装置に利用できる。
10…クーラント供給源、
20…クーラント供給配管、
30…クーラント手中噴射ボックス、
31…クーラントボックス本体、
32…第1筐体、
33…第2筐体、
34…クーラント貯留室、
35A…底壁、
35B…周囲壁、
36A…ノズル取付孔、
36B…立上筒、
36C…雌ねじ、
37A…貫通孔(接続部)、
37B…ねじ孔(接続部)、
41…クーラント噴射ノズル、
42…ノズル基筒、
45…雄側球状部、
46…ノズル先端子、
47…雌側球状部、
49,50…自在継手。

Claims (5)

  1. クーラント供給配管に接続され、内部に前記クーラント供給配管によって供給されるクーラントを蓄えるクーラント貯留室を有するクーラントボックス本体と、このクーラントボックス本体に設けられた複数のクーラント噴射ノズルとを備え、
    前記クーラント噴射ノズルは、前記クーラントボックス本体に突設されたノズル基筒と、このノズル基筒の先端に自在継手を介して回動可能に支持されクーラント噴射方向を変更可能なノズル先端子とを有する、
    ことを特徴とするクーラント集中噴射ボックス。
  2. 請求項1に記載のクーラント集中噴射ボックスにおいて、
    前記自在継手は、前記ノズル基筒および前記ノズル先端子のいずれか一方に球状に形成され内部に通路を有する雄側球状部と、前記ノズル基筒および前記ノズル先端子のいずれか他方に前記雄側球状部を包むように内面球状に形成され任意の方向へ回動可能かつ任意の角度位置で保持可能な雌側球状部とを含んで構成されている、
    ことを特徴とするクーラント集中噴射ボックス。
  3. 請求項1または請求項2に記載のクーラント集中噴射ボックスにおいて、
    前記クーラントボックス本体は、底壁およびこの底壁の周囲から立ち上がった周囲壁を有する第1筐体および第2筐体の開口端を接合して形成され、
    前記第1筐体には、前記クーラント噴射ノズルが取り付けられるノズル取付孔およびこのノズル取付孔の周囲をバーリング加工により立ち上げた立上筒が形成され、この立上筒の内周に雌ねじが形成され、この雌ねじに前記クーラント噴射ノズルが螺合され、
    前記第2筐体には、前記クーラント供給配管を前記クーラントボックス本体内に接続する接続部が形成されている、
    ことを特徴とするクーラント集中噴射ボックス。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のクーラント集中噴射ボックスと、
    このクーラント噴射ボックスのクーラントボックス本体に接続されクーラントを供給するクーラント供給配管と、
    このクーラント供給配管にクーラントを供給するクーラント供給源とを備える、
    ことを特徴とするクーラント集中噴射装置。
  5. 請求項4に記載のクーラント集中噴射装置において、
    前記クーラント供給配管がフレキシブル配管によって構成、または、前記クーラント供給配管と前記クーラント集中噴射ボックスとの接合部には自在継手が設けられている、
    ことを特徴とするクーラント集中噴射装置。
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CN113618486A (zh) * 2021-09-13 2021-11-09 衢州学院 一种机床组件散热装置

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