JP3181189U - フタ部全体降水式洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄機の上部に蓋部として洗浄液あるいは水すなわち流体の吹きかけを行う蓋流体収容室の下側の蓋部下面全体に複数配置したノズルを備えたことにより蓋部下面全体をパレットに対する洗浄範囲とする洗浄液吹きかけあるいは水吹きかけを行う流体吹きかけ手段を設けたこと、さらにエアータイマー部に蓋部の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部の開状態では安全確保のため、流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段を備えたフタ部全体降水式洗浄機を提供する。
【解決手段】洗浄機本体の上部に蓋部3として洗浄液30の吹きかけあるいは水の吹きかけを行う蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cと、さらにエアータイマー部1内にエアー伝達時間を制御するタイマーツマミ1aおよび蓋部3の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部3の開状態で流体吹きかけを遮断するバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eとで構成されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、プリント基板に半導体・LED・電子部品を実装する為のハンダ槽ハンダ付けに使用される搬送治具をパレットと称している。このフラックス残渣が付着したパレットに対して洗浄液の吹きかけによる洗浄あるいは水の吹きかけによるすすぎ洗浄を行う洗浄機において、洗浄液あるいは水の吸入・吐出を行う流体制御手段であるポンプの駆動源がエアーとしたこと、水より比重の小さい洗浄液および水の二層からなる流体を使用し上層の洗浄液の吸込みと下層の水の吸込むストレーナーを上下に回動切換える切換手段を設けて、洗浄液の吹きかけによる洗浄と水の吹きかけによるすすぎ洗浄の流体を入れ換えることなく、洗浄液の吹きかけあるいは水の吹きかけを行う蓋流体収容室の下側の蓋部下面全体に縦方向および横方向に複数配置したノズルによる流体吹きかけ手段を設け、エアータイマー部にエアー伝達時間制御および蓋部の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部の開状態で流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段を設けたフタ部全体降水式洗浄機に関するものである。
プリント基板に半導体・LED・電子部品を実装する為のハンダ槽ハンダ付けに使用されたフラックス残渣の付着したパレットに対してノズルの洗浄液吹きかけによる洗浄を行う洗浄機は、パレットを載置するための架台と、パレットに対して上方から洗浄液を吹きかけるための円筒形状ノズルと、パレットを洗浄した後の洗浄液を、貯蔵タンク・ポンプを介して、循環させるための洗浄液循環装置を備えており、円筒形状ノズルの洗浄液吹きかけでパレット洗浄を行う。この装置は、パレットに対する洗浄において、円筒形状ノズルの洗浄液吹きかけにより洗浄を行うため、洗浄液のみで行う洗浄機である。
例えば、特開2008−296085号公報によれば、パレットを載置するための架台と、パレットに対して上方から洗浄液を吹きかけるための円筒形状ノズルと、パレットを洗浄した後の洗浄液を、貯蔵タンク・ポンプを介して、循環させるための洗浄液循環装置を備えている洗浄機が開示されている。この洗浄機では、上方から円筒形状ノズルにより、その下の架台に載置されたパレットに洗浄液を吹きかけパレットの洗浄を行う。そして架台の下方にパレットを洗浄した後の洗浄液をろ過するためのシート状ろ過材を設けている。その下に貯蔵タンク・ポンプからなる洗浄液循環装置を設け、洗浄液を循環しながらパレットを洗浄している。つまり、この洗浄機で上方から円筒形状ノズルによる洗浄範囲が限定される為、パレット全体を洗浄範囲としてカバー出来ず、パレットに付着したフラックス残渣が除去されない部分を生じてしまうことになる。
一般にプリント基板に半導体・LED・電子部品を実装する為のハンダ槽ハンダ付けに使用されたフラックス残渣の付着したパレットに対して円筒形状ノズルの洗浄液吹きかけによる洗浄を行う洗浄機は、上方から円筒形状ノズルによる洗浄範囲が限定される為、この洗浄機で洗浄された洗浄範囲がパレット全体をカバー出来ず、パレットに付着したフラックス残渣が除去されない部分を生じてしまうという問題があった。
特開2008−296085号公報
プリント基板に半導体・LED・電子部品を実装する為のハンダ槽ハンダ付けに使用されたフラックス残渣の付着したパレットに対して円筒形状ノズルの洗浄液吹きかけによる洗浄を行う洗浄機として、パレットを載置するための架台と、パレットに対して上方から洗浄液を吹きかけるための円筒形状ノズルと、パレットを洗浄した後の洗浄液を、貯蔵タンク・ポンプを介して、循環させるための洗浄液循環装置を備えている洗浄機が開示されている。この洗浄機では、上方から円筒形状ノズルにより、その下の架台に載置されたパレットに洗浄液を吹きかけパレットの洗浄を行う。そして架台の下方にパレットを洗浄した後の洗浄液をろ過するためのシート状ろ過材を設けている。その下に貯蔵タンク・ポンプからなる洗浄液循環装置を設け、洗浄液を循環しながらパレットを洗浄している。このように、洗浄液のみを循環しながらパレットを洗浄している洗浄機である。つまり、この洗浄機の上方から洗浄液を吹きかけるための円筒形状ノズルにより洗浄されたパレットは、この円筒形状ノズルの洗浄範囲が限定される為パレット全体を洗浄範囲としてカバー出来ず、パレットに付着したフラックス残渣が除去されない部分を生じてしまうことになる。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、上部に洗浄液あるいは水すなわち流体の吹きかけを行う蓋流体収容室の下側の蓋部下面全体に複数配置したノズルを備えたことにより蓋部下面全体をパレットに対する洗浄範囲とする洗浄液吹きかけあるいは水吹きかけを行う流体吹きかけ手段を設けたこと、さらにエアータイマー部に蓋部の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部の開状態では安全確保のため、流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段を備えたフタ部全体降水式洗浄機を提供することである。
本考案のフタ部全体降水式洗浄機は、洗浄機本体の上部に蓋部と、パレット収容室と、洗浄機本体の上下の中間部に水より比重の小さい洗浄液および水の二層からなる流体を収容する流体収容室と、洗浄機本体の下部にポンプ収容室と、流体収容室の側面に上層の洗浄液の吸込みと下層の水の吸込むストレーナーを上下に回動切換えるホルダと、洗浄機本体の右側面にエアー伝達時間を制御する伝達時間制御および蓋部の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部の開状態で流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段を有するエアータイマー部と、ポンプ収容室に洗浄液あるいは水の吸入・吐出を行う流体制御手段であるポンプの駆動源がエアーとしたポンプと、流体収容室の下端側面に排水バルブと、エアータイマー部を介してポンプまでのエアーの供給を伝達するエアーホースと、洗浄液あるいは水の吸込みを伝達する吸入ホースと、洗浄液あるいは水の吐出を伝達する吐出ホースで構成されている。この蓋部では、洗浄液の吹きかけあるいは水の吹きかけを行う蓋流体収容室の下側の蓋部下面全体に複数配置したノズルによる流体吹きかけ手段で構成されている。
本考案のフタ部全体降水式洗浄機は、パレットに対する洗浄液の吹きかけによる洗浄あるいは水の吹きかけによるすすぎ洗浄を蓋流体収容室の下側の蓋部下面全体に複数配置したノズルによる流体吹きかけ手段によって行うことで、フラックス残渣の付着したパレットに対する洗浄範囲がパレット全体をカバー出来るのでパレットからフラックス残渣を完全に除去できる。また、エアータイマー部に蓋部の閉状態で洗浄液あるいは水の吹きかけを通過させ蓋部の開状態で洗浄液あるいは水の吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段であるバルブヘッドを備えたコントロールバルブを設けている。その為、蓋部の開状態で洗浄液あるいは水の吹きかけを遮断でき、フタ部全体降水式洗浄機としての安全が確保できることになる。
本考案の実施の形態における蓋部閉状態の流体吹きかけ手段作動時のフタ部全体降水式洗浄機を概略的に示した断面図である。 本考案の実施の形態における蓋部の流体吹きかけ手段を概略的に示した拡大断面図である。 図2のA−A断面図である。 図1の上部拡大図である。 図4の蓋開状態を示した図である。 比較例におけるパレット洗浄機の説明をするために概略的に示した図である。
以下、本考案の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態)
本考案の実施の形態の構成について説明する。
図1では、本考案のフタ部全体降水式洗浄機は、洗浄機本体10の上部にパレット収容室10d、洗浄機本体10の上下の中間部に水より比重の小さい洗浄液30および水31の二層からなる流体を収容する流体収容室10c、洗浄機本体10の下部にポンプ収容室10e、流体収容室10cの側面に上層の洗浄液の吸込みと下層の水の吸込むストレーナー23を上下に回動切換えるホルダ20、エアータイマー部1、パレット収容室10dの上側の蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cによる洗浄液30あるいは水31の吹きかけを行う蓋部3からなる構成の蓋部閉状態の流体吹きかけ手段作動時が図示されている。また図2では、蓋部3の流体吹きかけ手段が図示されている。図3では、図2のA−A断面が図示されている。図4では、蓋部閉状態における流体吹きかけを通過させるバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eによる流体吹きかけ制御が拡大図示されている。図5では、蓋部開状態における流体吹きかけを遮断するバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eによる流体吹きかけ制御が拡大図示されている。
図1に示されている様に、洗浄機本体10の上下の中間部に下部の流体収容室下板10aと上部の流体収容室上板10bからなる流体収容室10cを設けている。この流体収容室10cに水より比重の小さい洗浄液30(例えば、荒川化学工業株式会社製、パインアルファ350VF:比重0.76)と水31(比重1.0)を収容する。比重の大小による軽重の関係から、上層が洗浄液30で下層が水31となる。そして洗浄機本体10の上部のパレット収容室10dの底部仕切りとなる流体収容室上板10bは、パンチングメタル形状としている。パレット収容室10dの上側に蓋部3閉状態で蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cによる洗浄液30の吹きかけあるいは水31の吹きかけを行う。洗浄機本体10の下部のポンプ収容室10eにポンプ2を取り付けている。次に動作のエアーの流れについて説明する。エアーコンプレッサーの供給源9と接続したエアーホース7をエアータイマー吸気口1bに接続し、エアータイマー部1のタイマーツマミ1aにより伝達時間を制御する。そしてエアータイマー排気口1cとポンプ吸気口2aをエアーホース7で接続してポンプ2がエアーの吸気とポンプ排気口2bからの排気によって洗浄液あるいは水すなわち流体の吸入、吐出の制御を行う。次に動作の流体の流れについて説明する。流体収容室10cの上層の洗浄液30の右側に、吸込むストレーナー23をストレーナー用継手22と接続してホルダレバー21付きホルダ20に取り付けている。このストレーナー23を上下に回動切換えるホルダレバー21付きホルダ20に吸込ホース6aの端面を接続し、もう一方の端面とポンプ吸入口2cを接続する。ポンプ吐出口2dと継手4と連結部3dを吐出ホース6bで接続して、蓋部3の蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cより洗浄液30の吹きかけが行われる。そしてパレット収容室10dのパレット8に対して吹きかけられた洗浄液は流体収容室上板10bを通過して 流体収容室10cの上層の洗浄液30に戻り再びストレーナー23により吸入され、ポンプ吸入口2c、ポンプ吐出口2dを通過して洗浄液30の吹きかけが再び繰り返し行われる。最初、流体収容室10cには、水より比重の小さい洗浄液30と水31の二層となっている。パレット収容室10dのパレット8に対する洗浄液30の吹きかけを繰返すことで、汚れ成分32と不純物33が発生する。この汚れ成分32は、パレット8上に残ったフラックスの反応物であり、比重が0.76<汚れ成分<1.0となり洗浄液30と水31との間に層を形成している。また、不純物33は、パレット8のハンダ付けに使用された残渣の鉛フリーハンダ合金のスズがフラックスのロジンや有機酸と反応して生成される水に不溶な白色の金属塩であり、比重が1.0<不純物となり水31の下に層を形成することになる。水吸込み時の水31の層に吸込むストレーナー23を、回動切換えるホルダ20のホルダレバー21を下向きに設定して行う。また、流体収容室10cの洗浄液30、汚れ成分32、水31、不純物33の交換時期においては、流体収容室下板10aが右下がりの傾斜となっており右下端に排水バルブ5を設けて、ハンドル5aを回して別容器へ排水を行うことになる。このように、蓋部3の蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cより洗浄液30の吹きかけが行われるので、パレット収容室10dのパレット8全体に対する洗浄範囲をカバーができるので、パレットに付着したフラックス残渣が完全に除去されることになる。
図2に示されている様に、洗浄液30あるいは水31が吐出ホース6bを通過し継手4さらに連結部3dを通過して蓋流体口3eから蓋流体収容室3aに収容される。この蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に複数配置したノズル3cから洗浄液30あるいは水31がパレット8(図1参照)に向けて吹きかけ洗浄あるいはすすぎ洗浄を行う。また蓋部3の開閉は、取手3gを持って行う。
図3に示されている様に、図2のA−A断面図で継手4の中を洗浄液30あるいは水31が通過して、さらに連結部3dを通過して蓋流体口3eより蓋流体収容室3aに供給される。そして蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に縦方向および横方向にノズル3cを複数配置している。従って蓋部下面3bの真下のパレット収容室10dのパレット8(図1参照)全体をカバーする洗浄範囲で、ノズル3cより勢いよく洗浄液30あるいは水31が吹きかけられ洗浄あるいはすすぎ洗浄が行われている。また蓋部3に蝶番3fを設けているので蓋部3が開閉可能となっている。
図4に示されている様に、蓋部3閉状態における洗浄液30あるいは水31すなわち流体吹きかけを通過させるバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eによる流体吹きかけ制御が拡大図示されている。この動作のエアーの流れについて説明する。エアーコンプレッサーの供給源9と接続したエアーホース7をエアータイマー吸気口1bに接続している。そしてエアータイマー部1において、エアーバルブレバー1d1がON状態かつタイマーツマミ1a作動時間設定済状態の時、コントロールバルブ1eに備えたバルブヘッド1fが蓋部3閉状態のヘッド押部3hに押されているのでコントロールバルブ1e内の流通可能となっている。したがってエアーがエアーバルブ1dよりコントロール上流ホース1g、コントロールバルブ1e(流通可能)、コントロール下流ホース、タイマーツマミ1aそしてエアータイマー排気口1cを流通することになる。よって、吐出ホース6b内の洗浄液30が継手4、連結部3d、蓋流体口3e、蓋流体収容室3aを通過して蓋部下面3b全体に複数配置されたノズル3cから勢いよく真下のパレット収容室10dのパレット8全体に対して吹きかけられ洗浄あるいはすすぎ洗浄を行っている。
図5に示されている様に、蓋部3開状態における洗浄液あるいは水すなわち流体吹きかけを遮断させるバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eによる流体吹きかけ制御が拡大図示されている。この動作のエアーの流れについて説明する。エアーコンプレッサーの供給源9と接続したエアーホース7をエアータイマー吸気口1bに接続している。そしてエアータイマー部1において、エアーバルブレバー1d1がON状態かつタイマーツマミ1a作動時間設定済状態の時、蓋部3開状態では、蓋部3のヘッド押部3hが上へあがっている為、コントロールバルブ1eに備えたバルブヘッド1fが解除され上へあがった状態となりコントロールバルブ1e内の流通不可となってエアーが遮断される。従って蓋部3開状態の時は、安全の為、洗浄液あるいは水すなわち流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段であるバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eを設けている。
次に、本実施の形態の作用効果について比較例と比較して説明する。
図6に示されている様に、比較例は、本実施の形態と比較して、パレットを載置するための架台41と、パレットに対して上方から洗浄液を吹きかけるための円筒形状ノズル42と、パレットを洗浄した後の洗浄液43を、貯蔵タンク44を介して、循環させるための洗浄液循環装置46を備えている。この洗浄機40では、上方から円筒形状ノズル42により、その下の架台41に載置されたパレットに洗浄液43を吹きかけパレットの洗浄を行う。そして架台41の下方にパレットを洗浄した後の洗浄液をろ過するためのシート状ろ過材47を設けている。その下に貯蔵タンク44・ポンプ45からなる洗浄液循環装置46を設け、洗浄液43を循環しながらパレットを洗浄している。このように、洗浄液43のみを循環しながらパレットを洗浄している洗浄機40である。この洗浄機40で洗浄されたパレットには、この洗浄機40の上方から洗浄液43を吹きかけるための円筒形状ノズル42により洗浄される。この円筒形状ノズル42の洗浄範囲が限定される為、パレット全体に対する洗浄範囲をカバーできず、パレットに付着したフラックス残渣が除去されない部分を生じてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態によれば、本考案のフタ部全体降水式洗浄機は、パレット8に対する洗浄液30の吹きかけによる洗浄あるいは水31の吹きかけによるすすぎ洗浄を蓋流体収容室3aの下側の蓋部下面3b全体に縦方向および横方向にノズル3cを複数配置したノズル3cによる洗浄液あるいは水すなわち流体の吹きかけを行うことで、真下のフラックス残渣の付着したパレット8に対する洗浄範囲がパレット全体をカバーできるのでパレット8からフラックス残渣を完全に除去できることになる。また、エアータイマー部1に蓋部3の閉状態で洗浄液30あるいは水31の吹きかけを通過させる流体吹きかけ制御手段であるエアーを通過させるバルブヘッド1fを備えたコントロールバルブ1eを設けている。すなわち蓋部3の閉状態で、バルブヘッド1fが蓋部3のヘッド押部3hにバルブヘッド1fが押され、バルブヘッド1fON状態のコントロールバルブ1eによるエアー通過の制御を行っている。蓋部3の開状態で洗浄液30あるいは水31流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段であるエアーを遮断させるコントロールバルブ1eとバルブヘッド1fによる流体吹きかけ制御を行っている。すなわち蓋部3の開状態で、蓋部3のヘッド押部3hが上へあがり、バルブヘッド1fがヘッド押部3hの押圧から解除されて上へあがりバルブヘッド1fOFF状態で、コントロールバルブ1eによるエアー遮断の制御を行っている。その為、蓋部3の開状態では洗浄液30あるいは水31の吹きかけを遮断でき、フタ部全体降水式洗浄機としての安全が確保できる。
本考案は、パレットに対する洗浄液の吹きかけによる洗浄および水の吹きかけによるすすぎ洗浄を行う洗浄機に特に有利に適用され得る。
1 エアータイマー部、1a タイマーツマミ、1b エアータイマー吸気口、1c エアータイマー排気口、1d エアーバルブ、1d1 エアーバルブレバー、1e コントロールバルブ、1f バルブヘッド、1g コントロール上流ホース、1h コントロール下流ホース、2 ポンプ、2a ポンプ吸気口、2b ポンプ排気口、2c ポンプ吸入口、2d ポンプ吐出口、3 蓋部、3a 蓋流体収容室、3b 蓋部下面、3c ノズル、3d 連結部、3e 蓋流体口、3f 蝶番、3g 取手、3h ヘッド押部、4 継手、5 排水バルブ、5a ハンドル、6a 吸入ホース、6b 吐出ホース、7 エアーホース、8 パレット、9 エアーコンプレッサーの供給源、10 洗浄機本体、10a 流体収容室下板、10b 流体収容室上板、10c 流体収容室、10d パレット収容室、10e ポンプ収容室、20 ホルダ、21 ホルダレバー、22 ストレーナー用継手、23 ストレーナー、30 洗浄液、31 水、32 汚れ成分、33 不純物、40 洗浄機、41 架台、42 円筒形状ノズル、43 洗浄液、44 貯蔵タンク、45 ポンプ、46 洗浄液循環装置、47 シート状ろ過材、

Claims (1)

  1. エアー伝達手段の伝達時間制御および蓋部の閉状態で流体吹きかけを通過させ蓋部の開状態で流体吹きかけを遮断する流体吹きかけ制御手段を有するエアータイマー部と、エアー駆動によって水より比重の小さい洗浄液および水の二層からなる流体の吸入・吐出を行う流体制御手段と、前記流体を伝達する流体伝達手段と、前記流体を吸入するストレーナーを上下に回動切換える切換手段と、洗浄されるパレットを収容するパレット収容室と、前記流体を収容する流体収容室と、前記流体制御手段であるポンプを収容するポンプ収容室と、前記流体収容室の下側に流体を排出する流体排出手段と、前記流体制御手段の内吐出による流体の吹きかけを行う蓋部内に蓋流体収容室の下面全体に複数配置したノズルを備えた流体吹きかけ手段を有するフタ部全体降水式洗浄機。
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