JP3180959U - アイゼン - Google Patents

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貞男 石井
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株式会社エキスパートオブジャパン
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C15/00Non-skid devices or attachments
    • A43C15/06Ice-gripping devices or attachments, e.g. ice-spurs, ice-cleats, ice-creepers, crampons; Climbing devices or attachments, e.g. mountain climbing irons
    • A43C15/061Ice-gripping devices or attachments, e.g. ice-cleats, ice-creepers

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】登山靴のサイズや好みに応じてサイズの微調整を行うことができる使い勝手のよいアイゼンを提供する。
【解決手段】ジョイント部300の連結板310は、フロント爪部100側の係止具320側から隙間を通し、次に、ヒール爪部200側の固定具330の隙間を通し、固定穴及び連結板310の長穴に締結具を挿通して締め付けることで固定する。比較的サイズの大きな登山靴12に取り付けるときは、連結板310の長穴の後側でヒール爪部200を固定する。比較的サイズの小さな登山靴12に取り付けるときは、連結板310の長穴の前側でヒール爪部200を固定する。
【選択図】図1

Description

本考案は、雪山登攀などの際に登山靴に装着して用いられるアイゼンに関し、特に登山靴の大きさに対応して調整可能なアイゼンの改良に関するものである。
従来の調整機能付きのアイゼンとしては、例えば、下記特許文献1に記載のものがある。これは、アイゼンがフロント装着部とヒール装着部とに分離しており、両者の間隔調節を簡便にして登山靴への装着を容易にするとともに、軽量かつ登山時の負荷にも充分耐えることができるようにすることを目的としたもので、同文献の図1に示されているように、複数の爪6,6aを設けたフロント装着部2とヒール装着部3とによって構成されている。そして、前記各装着部2,3にスライド可能に連結部材4が保持されており、連結部材4の一端側をフロント装着部2に係止させている。
連結部材4の他端側には複数の通し孔14が設けられており、登山靴の寸法(サイズ)に適合するように、複数の通し孔14の中から最適な通し孔14を選択して、ヒール装着部3の接地側に設けた突起15に係合させる。これにより、フロント装着部2とヒール装着部3とが連結・固定される構造となっている。
特開2004-321490号公報
しかしながら、上述した背景技術では、連結部材4に設けた複数の通し孔14の中から、使用する登山靴のサイズに見合った通し孔14を選択しているが、登山靴のサイズは様々であり、ちょうど良い通し孔14が見つかるとは限らない。利用者の好みもあることを考慮すると、フロント装着部2とヒール装着部3の間隔を微調整できると好都合である。
本考案は、以上のような点に着目したもので、サイズの微調整を行うことができる使い勝手のよいアイゼンを提供することを、その目的とする。
本考案は、登山靴に装着して使用するアイゼンであって、前記登山靴の前側に取り付けるフロント爪部と、前記登山靴の踵側に取り付けるヒール爪部と、これらフロント爪部及びヒール爪部の間隔を調整可能に連結するジョイント部とを備えており、前記ジョイント部は、前端が前記フロント部に係止され、後方側が前記ヒール爪部に固定される連結板を有しており、この連結板に長穴を設け、この長穴によって前記ヒール爪部との固定を行うことで、前記フロント爪部と前記ヒール爪部との間隔を微調整可能としたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、使用状態において前記連結板が撓るようにするための開口を該連結板に設けたことを特徴とする。他の形態の一つは、前記フロント爪部及び前記ヒール爪部の材料として、クロム・モリブデン鋼を使用したことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案によれば、フロント爪部とヒール爪部の間隔を調整可能に連結するジョイント部の連結板に長穴を設け、この長穴によって前記ヒール爪部との固定を行うようにしたので、前記フロント爪部と前記ヒール爪部との間隔を微調整することができる。
本考案のアイゼンの実施例を示す斜視図である。 前記実施例のアイゼンの表裏を示す図である。 前記実施例のアイゼンの使用状態を示す図である。 前記実施例のアイゼンの試作品を示す図である。
以下、本考案を実施するための形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2には、本考案の一実施例が示されており、図1は本実施例のアイゼンを登山靴に取り付けた状態を示す図,図2(A)はアイゼンを下側から見た図,図2(B)はアイゼンを上側から見た図である。これらの図に示すように、アイゼン10は、登山靴12の前側(つま先側)に取り付けるフロント爪部100と、登山靴12の後側(踵側)に取り付けるヒール爪部200と、両者を連結するジョイント部300とによって構成されている。
フロント爪部100は、略馬蹄形であって、登山靴の形状に沿って変形した形状のフレーム102を中心に構成されている。フレーム102の先頭には、左右1対の爪104a,104bが前方に突出するように設けられており、その後方側面には、左右一対の爪106a,106bが下方に突出するように設けられており、後側には、左右一対の爪108a,108bが下方に突出するように設けられている。また、フレーム102の前側であって、前記爪104a,104bと爪106a,106bの間には、固定用バンド20を挿通するためのバンド用リング110a,110bが、上方に突出するように、すなわち爪104a,104b,106a,106bと反対の方向に、左右一対形成されている。更に、フレーム102の内側の開口は、雪の付着を防止するための防雪板112が複数の金具114によって取り付けられている。なお、防雪板112は、必要に応じて設ければよい。
次に、ヒール爪部200は、略馬蹄形であって、登山靴の形状に沿って変形した形状のフレーム202を中心に構成されている。フレーム202の側方には、左右一対の爪204a,204bが下方に突出するように設けられており、後側には、左右一対の爪206a,206bが下方に突出するように設けられている。また、フレーム202の側方であって、前記爪206a,206bの近傍には、固定用ワイヤ22を挿通するためのワイヤ用リング210a,210bが、上方に突出するように、すなわち爪206a,206bと反対の方向に形成されている。更に、フレーム202の内側の開口は、雪の付着を防止するための防雪板212が複数の金具214によって取り付けられている。なお、防雪板212は、必要に応じて設ければよい。ワイヤ用リング210a,210bに挿通された固定用ワイヤ22の先端は、前記爪204a,204bの付根に設けられた穴24a,24bに挿通された後、穴24a,24bから抜けないように金具26a,26bが取り付けられる。
次に、ジョイント部300は、長板状の連結板310と、その一方の端を前記フロント爪部100にスライド自在に係止するための係止具320と、連結板310の他方の側を前記ヒール爪部200に固定するための固定具330とによって構成されている。これらのうち、連結板310は、先端側に突起312が側方に突出するように形成されており、中央に、適宜の開口314が複数形成されている。図示の例では、開口314は円形となっているが、他の形状でもよい。連結板310は、強靭で弾性を有する材料で形成されているが、開口314を設けることで、全体が撓る(撓む)ようになる。このようにすることで、使用時における登山靴12の変形にアイゼン10の変形が追従するようになり、良好な使用感を得ることができる。前記連結板310の後側には、長穴316が形成されている。この長穴316の大きさは、通常想定される最大サイズ及び最小サイズの登山靴12に対して、アイゼン10のサイズを調整できる長さに設定されている。この長穴316を利用して、連結板310をヒール爪部200の固定具330に固定するようになっている。
係止具320は、上述したフレーム102に設けられており、前記連結板310を挿通する隙間を有する係止片322a,322bによって構成されている。連結板310は、係止片322a,322bの順に挿通され、突起312が、係止片322aに引っかかって係止されるようになっている。
固定具330は、上述したフレーム202に設けられており、前記連結板310を挿通する隙間を有する係止片332a,332bによって構成されている。連結板310は、係止片332a,332bの順に挿通される。また、フレーム202の係止片332a,332bの間であって、係止片332a,332bに挿通された連結板310の長穴316に対応する位置に、固定穴334が設けられている。この固定穴334及び連結板310の長穴316に、固定用のビス,ナット,座金などによる締結具336を挿通して締め付けることで、連結板310がフレーム202に固定されるようになっている。
上述したフロント爪部100の爪104a,104b,106a,106b,108a,108b,バンド用リング110a,110b,ジョイント部300の係止片322a,322bは、例えば、厚さ3mmのクロム・モリブデン(Cr−Mo)鋼(JIS鉄鋼SCM)等の鋼板材で、フレーム102と一体に形成されている。また、ヒール爪部200の爪204a,204b,206a,206b,ワイヤ用リング210a,210b,ジョイント部300の係止片332a,332bも、例えば、厚さ3mmのクロム・モリブデン(Cr−Mo)鋼(JIS鉄鋼SCM)等の鋼板材で、フレーム202と一体に形成されている。防雪板112,212は、例えばプラスチックによって形成されており、連結板310は、例えばSK5などの特殊鋼によって形成されている。
次に、本実施例の作用について、図3も参照しながら説明する。ジョイント部300の連結板310は、フロント爪部100側の係止具320側から隙間を通し、次に、ヒール爪部200側の固定具330の隙間を通す。そして、登山靴12のサイズに合わせ、固定穴334及び連結板310の長穴316に締結具336を挿通して締め付けることで、連結板310をヒール爪部200に固定する。
図3には、サイズの異なる登山靴12に本実施例のアイゼン10を取り付けた状態が示されている。同図(A)は、比較的サイズの大きな登山靴12に取り付けた場合の例で、ヒール爪部200は、ジョイント部300の連結板310の長穴316の後側で固定されている。同図(B)は、比較的サイズの小さい登山靴12に取り付けた場合の例で、ヒール爪部200は、ジョイント部300の連結板310の長穴316の前側で固定されている。
アイゼン10を登山靴12に装着するときは、バンド20をワイヤ22に掛けるようにする。例えば、特開2008-35931号公報,同2000-175707号公報に開示されている方法で行う。図3(C)は、使用状態において、ジョイント部300の連結板310が撓っている状態を示している。
このように、本実施例によれば、ジョイント部300の連結板310の長穴316に対するヒール爪部200の固定位置を調整することで、アイゼン10のフロント爪部100とヒール爪部200の間隔を、登山靴12のサイズや好みに応じて設定することができ、使い勝手が向上する。図4には、上記実施例のアイゼンの試作例が示されている。
なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例では、バンドを利用して靴にアイゼンを装着する例を示したが、ビンディングを用いるなど、多様な固定方法が知られており、いずれの方法としてもよい。フレームの形状,爪の数も同様である。
(2)前記実施例では、ジョイント部300の連結板310に、撓み用の開口314と、固定位置調整用の長穴316を設けたが、連結板310として十分な強度を確保することができれば、開口314の代わりに長穴を設けるようにしてもよく、この長穴と、前記長穴316が連続してもよい。
本考案によれば、ジョイント部の連結板に長穴を形成し、この長穴に対するヒール爪部の固定位置を調整することとしたので、アイゼンのフロント爪部とヒール爪部の間隔を、登山靴のサイズや好みに応じて微調整することができ、使い勝手が向上するので、氷雪登山等に好適である。
10:アイゼン
12:登山靴
14:孔
20:固定用バンド
22:固定用ワイヤ
24a,24b:穴
26a,26b:金具
100:フロント爪部
102:フレーム
104a,104b,106a,106b,108a,108b:爪
110a,110b:バンド用リング
112,212:防雪板
114:金具
200:ヒール爪部
202:フレーム
204a,204b,206a,206b:爪
210a,210b:ワイヤ用リング
212:防雪板
214:金具
300:ジョイント部
310:連結板
312:突起
314:開口
316:長穴
320:係止具
322a,322b:係止片
330:固定具
332a,332b:係止片
334:固定穴
336:締結具

Claims (3)

  1. 登山靴に装着して使用するアイゼンであって、
    前記登山靴の前側に取り付けるフロント爪部と、前記登山靴の踵側に取り付けるヒール爪部と、これらフロント爪部及びヒール爪部の間隔を調整可能に連結するジョイント部とを備えており、
    前記ジョイント部は、前端が前記フロント部に係止され、後方側が前記ヒール爪部に固定される連結板を有しており、この連結板に長穴を設け、この長穴によって前記ヒール爪部との固定を行うことで、前記フロント爪部と前記ヒール爪部との間隔を微調整可能としたことを特徴とするアイゼン。
  2. 使用状態において前記連結板が撓るようにするための開口を該連結板に設けたことを特徴とする請求項1記載のアイゼン。
  3. 前記フロント爪部及び前記ヒール爪部の材料として、クロム・モリブデン鋼を使用したことを特徴とする請求項1又は2記載のアイゼン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015102217A1 (ko) * 2013-12-31 2015-07-09 김천기 아이젠용 피크, 아이젠용 피크 유닛, 및 아이젠

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