JP3180887U - 介護用座布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】 透水性を有するようにそれぞれ編み込まれた樹脂製袋体上面から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面で拡散し臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製袋体上面との間隙で蒸発揮散させて乾燥させ、前記カバーと樹脂製袋体とに付着した尿の色素は洗浄して除去することにより、使い捨てにすることなく簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる畳風の美観を備えた介護用座布団を提供する。
【解決手段】
消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有する樹脂製袋体に挿脱自在に設け、前記クッションが非吸水性又は難吸収性素材であり、前記樹脂製袋体の表裏の色彩及び/又は編模様を違えるようにした。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は、使い捨てにすることなく、簡単に洗濯・乾燥させて再利用できる介護用座布団に関するものである。
例えば、特許文献1には、「尿失禁のおそれのある人であっても安心できる介護用座布団であって、不透液性シート13の上に透液性シート14を重ね、両シートの間に吸水性パッド15を挟持させた吸水シート部12と、該吸水シート部12の下面に設けられたクッションシート部11とを重ねて袋体17内に収容する。外観上は通常の座布団と同じであるが、座った人が尿を漏らしても、漏れた尿は透液性シート14を通過して吸水性パッド15に吸い込まれ、吸水性パッド15の下には不透液性シート13があるので、椅子やソファーなどを汚す心配がない」旨記載されている。
そして、上記介護用座布団は、吸水シート部12とクッションシート部とは別個に構成されており、前記吸収シート12の不透液性シートとしては、例えば、ポリエチレン、塩化ビニール又はナイロンなどの柔軟性のあるフィルムを使用する旨(段落0019)、前記パッド15は使い捨ておむつに使用される吸水パッドを使用しており、これには、綿状パルプ等と吸水性ポリマーとの混合物が使用されている旨(段落0021)、透液性シートとしては、天然繊維や合成繊維の織布を使用している旨(段落0020)、そして、前記吸水性シート部12は使い捨てる旨(段落0022)説明されている。
したがって、この特許文献1においては、本考案のように、消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有する樹脂製畳表風袋体に挿脱自在に設けることにより、上記透水性を有する樹脂製袋体から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面で臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製袋体上面で蒸発乾燥させ、前記カバーと樹脂製袋体上面に付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来るようにして、使い捨てにすることなく、簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる美観を備えた介護用座布団ではない。
また、特許文献2には、水分を透過するシート状表面材2と、シート状表面材2の下に重ねて配置され、消臭剤を担持させた少なくとも1枚のシート状消臭剤3と、シート状消臭剤3の下に重ねて配置されたシート状水分吸収材4と、シート状水分吸収材4の下に重ねて配置されたシート状防水材5からなり、これ等シート状表面材2、シート状消臭剤3、シート状水分吸収材4、シート状防水材5を重ね合わせ、シート状表面材2、シート状防水材5の周辺部を接合して袋状に形成し、使い捨てタイプとした座布団が記載されている。
が記載されている。
しかしながら、この特許文献2においては、本考案のように、消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有する樹脂製袋体に挿脱自在に設けることにより、上記透水性を有する樹脂製袋体から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面で臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製袋体上面で蒸発乾燥させ、前記カバーと樹脂製袋体上面に付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来るようにして、使い捨てにすることなく、簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる美観を備えた介護用座布団ではない。
特開2005−319265号公報 実用新案登録第3061272号公報
考案が解決しようとする課題
本考案は、消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有するように編み込まれた樹脂製袋体に挿脱自在に設けることにより、上記透水性を有する樹脂製袋体上面から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面拡散して臭いを吸収すると共に透水性を有する樹脂製袋体上面で蒸発揮散させて乾燥させ、前記カバーと樹脂製袋体上面に付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来るようするもので、使い捨てにすることなく簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる美観を備えた介護用座布団を提供することを課題とする。
課題を解決する手段
請求項1の考案は、消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有するようにそれぞれ編み込まれた樹脂製袋体に挿脱自在に設けた介護用座布団を提供するものである。
この考案においては、上記透水性を有するようにそれぞれ編み込まれた樹脂製袋体から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面で拡散させ臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製袋体上面で蒸発揮散させて乾燥する。前記カバーと樹脂製袋体上面に付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来る。したがって、使い捨てにすることなく簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる美観を備えた介護用座布団を提供することが出来る。
請求項2の考案は、前記クッションが非吸水性又は難吸収性素材である請求項1記載の介護用座布団を提供するものである。
この考案においては、万一上記破水性カバー内のクッションにカバーの破れ部分やクッション挿脱部分等から尿が侵入しても、クッションに吸収されないようにし、クッション自体に臭気が定着しないようにすることができる。
請求項3の考案においては、前記樹脂製袋体の表裏の色彩及び/又は編模様を違えた請求項1乃至3のいずれかに記載の介護用座布団を提供するものである。
この考案においては、前記樹脂製袋体の透水性の上面と非透水性の底面との表裏を間違って使用することがないと共に、座布団の意匠性をも高めることができる。
以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案の介護用座布団の表面を手前上方から見た写真、図2は本考案の介護用座布団の裏面を手前上方から見た写真、図3は樹脂製畳表風袋体をマジックテープ部分で解放した図1のI−I線視部分拡大写真、図4は図3の樹脂製畳表風袋体内に挿脱自在に設けたカバーのマジックテープ部分でを解放した部分拡大写真である。
図1及び2に示すように、1は樹脂製畳表風袋体であり、該樹脂製畳表風袋体1は、プリプロピレンを素材とし、畳表材を製作する織機のギア数を調整して,上面を透水性、底面が非透水性となるように織り込まれる。本実施例では、平田織機製(商品名;平田式織機)により、上面は透水性となるようにギア数を13として粗く編み上げている。底面は非透水性となるようにギア数を21として密に編み上げている。ギヤ数の範囲としては、上面は透水性となるようにギア数を10〜16の範囲で粗く編み上げ、底面は非透水性となるようにギア数を18〜25の範囲で密に編み上げることができる。
前記樹脂製畳表風袋体1は、非吸水性であるポリプロピレンを使用しているので乾燥が速く・臭気を定着させない。また、図1及び2に示すように、前記樹脂製畳表風袋体1の表面1aと裏面1bとの色彩及び編模様を違え、前記樹脂製畳表風袋体1の透水性の上面1aと非透水性の底面1bとの表裏を間違って使用することがないようしている。この樹脂製畳表風袋体1は畳風として座布団の意匠性をも高めることができる。
また、図2に示すごとく、この樹脂製畳表風袋体1はその一辺の内面に沿って形成して互いに着脱するマジックテープ2a、2bにより解放自在に設けている。また、図3に示す如く、消臭性及び破水性を有するカバー3内にその一辺の内面に沿って形成して互いに着脱するマジックテープ3a、3bにより開閉してクッション4を挿脱自在に設けている。
したがって、上記透水性を有する樹脂製畳表風袋体1の上面1aから侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー3上面で拡散して臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製畳表風袋体1の上面1aとの間隙から蒸発気散させて乾燥させる。上記カバー3は臭気を吸収すると共に殺菌作用を有するセーレン株式会社、商品名;DEOESTを使用している。前記カバー3と樹脂製畳表風袋体1の上面1aに付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来る。したがって、使い捨てにすることなく簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる。
さらに、前記クッション4はポリウレタン樹脂製であって非吸水性及び難吸収性素材を使用するものであって、東洋ソフラン、商品名;チップウレタンを使用している。したがって、万一上記破水性カバー3内のクッション4に、カバー3の破れ部分やクッション挿脱部分(マジックテープ2a、2b)等から尿が侵入しても、クッション4自体に吸収されないようにしている。
考案の効果
この考案においては、上記透水性を有するようにそれぞれ編み込まれた樹脂製袋体から侵入する漏れた尿を、消臭性及び破水性を有するカバー上面で臭いを吸収すると共に、透水性を有する樹脂製袋体上面で蒸発揮散して乾燥する。前記カバーと樹脂製袋体上面に付着した尿の色素は洗浄することにより容易に除去することが出来る。したがって、使い捨てにすることなく、簡単に洗濯・乾燥させて何度も再利用できる畳風の美観を備えた介護用座布団を提供することが出来る。
また、この考案においては、万一上記破水性カバー内のクッションにカバーの破れや部分やクッション挿脱部分等から尿が侵入しても、クッションに吸収されないようにし、クッション自体に臭気が定着しないようにすることができる。
さらに、前記樹脂製袋体の透水性の上面と非透水性の底面との表裏を間違って使用することがないと共に、畳風の座布団の意匠性を高めることができる等の効果がある。
本考案の介護用座布団の表面を手前上方から見た写真 本考案の介護用座布団の裏面を手前上方から見た写真 樹脂製畳表風袋体をマジックテープ部分で解放した図1のI−I線視部分拡大写真 図3の樹脂製畳表風袋体内に挿脱自在に設けたカバーのマジックテープ部分で解放した部分拡大写真
1 樹脂製畳表風袋体(ポリプロピレン)
1a 袋体上面(ギア13で粗く編み上げ透水性)
1b 袋体裏面(ギア21で密に編み上げ非透水性)
2a、2b マジックテープ(樹脂製畳表風袋体用)
3 カバー(消臭性・破水性)
3a、3b マジックテープ(カバー用)
4 クッション(ポリウレタン)

Claims (3)

  1. 消臭性及び破水性を有するカバー内に挿脱自在に設けたクッションを、上面が透水性、底面が非透水性を有するようにそれぞれ編み込まれた樹脂製袋体に挿脱自在に設けた介護用座布団。
  2. 前記カバー内に挿脱自在に設けたクッションが非吸水性又は難吸水性素材である請求項1記載の介護用座布団。
  3. 前記樹脂製袋体の表裏の色彩及び/又は編模様を違えた請求項1乃至2のいずれかに記載の介護用座布団。
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