JP3180819U - ロッドレスシリンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ装置と移動装置とを相互に作動させることが可能なロッドレスシリンダを提供する。
【解決手段】ピストンは、シリンダ10内を往復運動し、両端に磁石が設けられている。二つのバルブ装置30は、シリンダ10の両端に装着され、気孔332を有する。センサー格納溝37はバルブ装置30の本体端面334の中心線からねじ山面部335に沿って緩衝区の外周面まで伸びて形成された陥没溝である。センサー格納溝37は磁気センサーの格納に用いられる。磁気センサーはピストンの磁石がバルブ装置30の第二緩衝チャンバーの位置に到達するか否かを感知する。バルブ装置30はナット38を有する。ナット38はシリンダ10のねじ山面部335に締め付けられる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ロッドレスシリンダに関するものである。
従来のロッドレスシリンダの移動装置はシリンダの外周面に配置され、機器/装置の搭載に用いられる。ピストンがシリンダ内を往復運動する際、移動装置の磁気結合ユニットとピストンの磁気結合ユニットとは相互に磁力を出し合うことによって磁気結合する。このため、移動装置を往復運動させることができる。しかしながら、ロッドレスシリンダのピストンを移動させる際、移動装置に搭載された機器/装置の起動および定位を行うデータと、ピストンが往復運動する際に圧縮流体をシリンダに供給することまたはシリンダから排出することによってピストンを移動させるデータと、センサーによって磁石を有効に感知しピストンの移動を緩和し正確に校正するデータと、を効果的に提供できる装置はなかった。
上述した欠点を解決するために、移動装置の接触に用いる接触式スイッチまたはレーザー光スイッチなどの装置をシリンダの両側に増設することによって、圧縮流体の排出および供給を行うバルブ装置と、バルブ装置および移動装置に搭載した機器/装置との相互作用とを制御することは一般的である。しかしながら、操作過程において多くの誤差が生じることが原因でピストンは往復運動を確実に繰り返すことができないため、効率が低下する。従って、従来のロッドレスシリンダには改善の余地がある。
上述した欠点に対し、バルブ装置と移動装置とを相互に作動させ、正確に校正することができる理想的かつ効果的な構造がユーザーから期待される。
本考案は、バルブ装置と移動装置とを相互に作動させることが可能なロッドレスシリンダを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案によるロッドレスシリンダは、シリンダ、ピストン、二つのバルブ装置および移動装置を備える。
ピストンは、シリンダ内を往復運動し、両端に磁石が設けられている。
二つのバルブ装置は、シリンダの両端に装着され、気孔を有し、気孔による圧縮流体のシリンダへの供給および圧縮流体のシリンダからの排出により、ピストンの往復運動を促す。シリンダは両端にセンサー格納溝を有する。センサー格納溝はバルブ装置の本体端面の中心線からねじ山面部に沿って緩衝区の外周面まで伸びて形成された陥没溝である。緩衝区は外周面が第二緩衝チャンバーに繋がる。センサー格納溝は磁気センサーの格納に用いられる。磁気センサーはピストンの磁石がバルブ装置の第二緩衝チャンバーの位置に到達するか否かを感知する。磁気センサーは移動装置に搭載した機器/装置の作動を開始させたり完了させたりするデータと、圧縮流体を排出しシリンダに供給し、ピストンを移動させるデータと、をロッドレスシリンダに提供する。バルブ装置はナットを有する。ナットはシリンダのねじ山面部に締め付けられる。
移動装置は、磁気結合ユニットを有する。移動装置はシリンダの外周面に配置され、かつ機器/装置の搭載に用いられる。移動装置の磁気結合ユニットとピストンの磁気結合ユニットとは相互に磁力を出し合うことによって結合するため、移動装置を往復運動させることができる。
上述したとおり、本考案は相当な実用性および進歩性を有するだけでなく、産業界、社会および大衆に公開する価値があることが判明された。続いて、この技術を熟知した人に本考案の効果を完全にご理解していただくために、本考案の構造および組み立てを図面および下記の実施形態に基づいて説明する。また本考案は、下記の実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
本考案の一実施形態によるロッドレスシリンダを示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるロッドレスシリンダを示す断面図である。 本考案の一実施形態によるロッドレスシリンダの端面を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態によるロッドレスシリンダを図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1から図3に示すように、本考案の一実施形態によるロッドレスシリンダ1は、シリンダ10、ピストン20、二つのバルブ装置30および移動装置50を備える。
ピストン20は、シリンダ10内を往復運動し、かつ中心軸21、複数の磁気結合ユニット22、二つのピストン部材23および二つの緩衝スリーブ24を有する。中心軸21は両端に位置する磁石固定棒25と、磁石固定棒25に配置される磁石26とを有する。複数の磁気結合ユニット22は中心軸21の側辺に位置付けられ、それぞれ交互に配列されるヨーク221および磁石222を有する。二つのピストン部材23は環状を呈し、かつ中心軸21の両端に配置される。二つの緩衝スリーブ24はピストン部材23と隣り合うように中心軸21の両端に配置される。一方、ピストン部材23はそれぞれ磁気結合ユニット22および二つの緩衝スリーブ24と隣り合う。ピストン20の複数の磁気結合ユニット22は円形板状の複数のヨーク221と、ヨーク221の間に位置する円形板状の複数の磁石222から構成される。
二つのバルブ装置30は、緩衝区31、キャップ33、緩衝調整ねじ孔35、緩衝回路36、センサー格納溝37およびナット38を有する。バルブ装置30はシリンダ10の両端に配置される。緩衝区31はシリンダ30の開口部の内側辺縁に位置付けられ、かつ緩衝・固定スリーブ311、閉鎖ユニット312および第一緩衝チャンバー313を有する。緩衝・固定スリーブ311は閉鎖ユニット312に被さる。第一緩衝チャンバー313は緩衝・固定スリーブ311がシリンダ10の開口部の内側を囲むことによって形成される。キャップ33はシリンダ10の開口部の外側に配置され、かつ本体331、気孔332、第二緩衝シャンバー333、本体端面334およびねじ山面部335を有する。本体331はシリンダ10の両端に位置付けられる。ねじ山面部335は本体331の外周面に形成される。気孔332は第二緩衝チャンバー333に繋がる。第二緩衝チャンバー333は第一緩衝チャンバー313と隣り合い、かつ繋がる。一方、圧縮流体は、気孔332によりシリンダ10に供給され、ピストン20を往復運動させる。シリンダ10内の圧縮流体は、気孔332により排出される。緩衝調整ねじ孔35は気孔332と隣り合う側辺に配置され、かつ緩衝回路36に繋がる。ピストン20が第二緩衝シャンバー333に達する際、緩衝調整ねじ孔35は気孔332から供給および排出された圧縮流体を調整することができる。センサー格納溝37はシリンダ20の両端に位置され、かつ本体端面334の中心線からねじ山面部335に沿って第二緩衝チャンバー333の外周面まで伸びて形成された陥没溝である。図1および図2に示すように、陥没溝は本体端面334まで伸びて形成される。センサー格納溝37は磁気センサーの格納に用いられる。磁気センサーはピストン20の磁石26がバルブ装置30の第二緩衝チャンバー333の位置に到達するか否かを感知する。ナット38は本体331上のねじ山面部335に締め付けられる。
移動装置50は、磁気結合ユニット51を有する。移動装置50はシリンダ10の外周面に配置され、かつ機器/装置の搭載に用いられる。移動装置50の磁気結合ユニット51とピストン20の磁気結合ユニット22とは相互に磁力を出し合うことによって結合するため、移動装置50を往復運動させることができる。移動装置50の磁気結合ユニット51は円形板状の複数のヨーク511と、ヨーク221の間に位置する円形板状の複数の磁石512から構成される。
以下、センサー格納溝37の使用方法を図2に示した断面図に基づいて説明する。
図2に示すように、ピストン20の磁石26が左側のバルブ装置30の第二緩衝チャンバー333に達する際、磁気センサー39は磁石26に反応し、電磁弁に指示を発し、圧縮流体を排出しシリンダ10に供給する右側のバルブ装置30の気孔332の動作を停止させる。続いて、移動装置50に搭載された機器/装置の作動が完了すると電磁弁はセンサーに指示を発し、左側のバルブ装置30の気孔332によって圧縮流体をシリンダ10に供給する。このとき、右側の気孔332から排出された圧縮流体は、シリンダ10内のピストン20を右側の第二緩衝チャンバー333まで移動させる。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1:ロッドレスシリンダ、
10:シリンダ、
20:ピストン、
21:中心軸、
22:磁気結合ユニット(第1磁気結合ユニット)、
221:ヨーク、
222:磁石、
23:ピストン部材、
24:緩衝スリーブ、
25:磁石固定棒、
26:磁石、
30:バルブ装置、
31:緩衝区、
311:緩衝・固定スリーブ、
312:閉鎖ユニット、
313:第一緩衝チャンバー、
33:キャップ、
331:本体、
332:気孔、
333:第二緩衝チャンバー、
334:本体端面、
335:ねじ山面部、
35:緩衝調整用ねじ孔、
36:緩衝回路、
37:センサー格納溝、
39:磁気センサー、
38:ナット、
50:移動装置、
51:磁気結合ユニット(第2磁気結合ユニット)、
511:ヨーク、
512:磁石。

Claims (8)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内を往復運動し、軸方向上の両端に磁石が設けられる中心軸、複数の第1磁気結合ユニット、および二つのピストン部材を有するピストンと、
    前記シリンダの両端に装着され、前記シリンダへの圧縮流体の供給および前記圧縮流体の排出を行う気孔、ならびに、磁気センサーを収容するセンサー格納溝を有する二つのバルブ装置と、
    前記シリンダの外周面に配置され、第2磁気結合ユニットが設けられる移動装置を備え、
    前記移動装置の前記第2磁気結合ユニットと前記ピストンの前記第1磁気結合ユニットとは相互に磁力を出し合うことで磁気結合することで、前記ピストンとともに前記移動装置が往復運動することを特徴とするロッドレスシリンダ。
  2. 前記バルブ装置は、前記シリンダと連通する第一緩衝チャンバー、当該第一緩衝チャンバーと連通する第二緩衝チャンバー、および、外周に形成されるねじ山面部を有し、
    前記センサー格納溝は、前記ねじ山面部と前記第二緩衝チャンバーとの間に形成されることを特徴とする請求項1に記載のロッドレスシリンダ。
  3. 前記センサー格納溝は、前記バルブ装置の本体端面まで伸びることを特徴とする請求項2に記載のロッドレスシリンダ。
  4. 前記ピストンは、前記中心軸の両端に磁石固定棒が設けられ、前記磁石は前記磁石固定棒に配置されることを特徴とする請求項2に記載のロッドレスシリンダ。
  5. 前記バルブ装置は、前記シリンダの開口部の外側にキャップが配置されることを特徴とする請求項2に記載のロッドレスシリンダ。
  6. 前記ピストンの前記磁石が前記バルブ装置の前記第二緩衝チャンバーに達する際、前記磁気センサーは前記磁石に反応することを特徴とする請求項5に記載のロッドレスシリンダ。
  7. 空気圧シリンダであることを特徴とする請求項1に記載のロッドレスシリンダ。
  8. 油圧シリンダであることを特徴とする請求項1に記載のロッドレスシリンダ。
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