JP3180812U - 保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】工具等を腰のぶら下げて作業を行なう際に、とくに工具の形状や種類に係わりなく保持することができ、また必要に応じて治具やボルト、ナット、ビス、釘等の締結部材をも保持できる保持具を提供する。
【解決手段】開閉ロッド16によって開閉可能なリング状フック10に連結ワイヤ12を介して吸着用マグネット11を連結し、この吸着用マグネット11によって工具や治具、あるいはボルト、ナット、ビス、釘等の締結部材を吸着保持する。
【選択図】図1
【解決手段】開閉ロッド16によって開閉可能なリング状フック10に連結ワイヤ12を介して吸着用マグネット11を連結し、この吸着用マグネット11によって工具や治具、あるいはボルト、ナット、ビス、釘等の締結部材を吸着保持する。
【選択図】図1
Description
本考案は保持具に係り、とくに吸着用マグネットを用いた保持具に関する。
各種の作業を行なう際に、手が届く範囲内に工具があると非常に便利である。そこで従来より、例えば特開2011−104734号公報に示されるような道具入れを腰の部分に装着し、この道具入れによって各種の工具を保持するようにしていた。すなわち、ドライバ等の各種の工具をその道具入れの中に保持しておき、必要に応じて使う工具を取出して作業を行なうようにしていた。
このような腰に装着する道具入れは、予め使用する工具を想定し、これに応じてその収納部の形状が定められている。従って、想定された工具と異なる形状の工具等を保持することができないという欠点があった。またこのような道具入れによると、治具や、ボルト、ナット、ビス、釘等の締結部材を保持することができず、これらの治具や締結部材については、別の容器や保持具を用意し、あるいはまた作業する際にその直ぐ横に置いて取出す必要があった。すなわち締結部材を必要に応じて取れるように保持することができなかった。
本願考案の課題は、工具の形状等にかかわらず保持することができる保持具を提供することである。
本願考案の別の課題は、予め所定の形状の保持部を形成することなくしかも工具を保持できるようにした保持具を提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、工具のみならず治具についても保持できるようにした保持具を提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、工具のみならず、ボルト、ナット、ビス、釘等の締結部材をも任意に保持できるようにした保持具を提供することである。
本願考案の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願考案の技術的思想およびその実施の形態によって明らかにされる。
本願の主要な考案は、
開閉式のリング状フックと、
鉄系の工具、治具、締結部材等を吸着する吸着用マグネットと、
前記吸着用マグネットを前記リング状フックに連結する連結部材と、
を備える保持具に関するものである。
開閉式のリング状フックと、
鉄系の工具、治具、締結部材等を吸着する吸着用マグネットと、
前記吸着用マグネットを前記リング状フックに連結する連結部材と、
を備える保持具に関するものである。
ここで、前記リング状フックの開閉部にロックナットを有する開閉ロッドが取付けられ、前記開閉ロッドを閉じた状態で前記ロックナットによりロックできるようにしてよい。また前記吸着用マグネットが円盤状であって、挿通孔を有し、該挿通孔に前記連結部材が挿通されてよい。また前記連結部材がワイヤであってよい。また前記リング状フックによってベルト等に取付け、前記吸着用マグネットによって工具、治具、締結部材等を吸着保持してよい。また前記吸着用マグネットによって壁面の鉄系の被吸着部に吸着させ、前記リング状フックによって工具をぶら下げるようにしてよい。
本願の主要な考案は、開閉式のリング状フックと、鉄系の工具、治具、締結部材等を吸着する吸着用マグネットと、前記吸着用マグネットを前記リング状フックに連結する連結部材と、を備えるものである。
従ってこのような保持具によると、吸着用マグネットの磁気吸着力によって保持するために、鉄系の材料から構成されている工具、治具を、それらの形状にかかわりなく吸着保持できるようになる。さらにこのような保持具は、ボルト、ナット、ビス、釘等の鉄系の締結部材をも吸着することができ、予め所定の量の締結部材を上記吸着用マグネットに保持させた状態で、順次この吸着用マグネットから締結部材を取って作業を行なうことが可能になる。
以下本願考案を図示の実施の形態によって説明する。図1は本実施の形態の保持具の全体の構造を示すものである。この保持具は、リング状フック10と、吸着用マグネット11と、この吸着用マグネット11をリング状フック10に連結する連結ワイヤ12とから構成されている。そしてこのような保持具を腰の部分に取付け、吸着用マグネット11を介して工具等を保持するようにしている。
リング状フック10は図2に示すように、その側端の開放部分に開閉ロッド16を備えており、この開閉ロッド16によってフックが開放されたC字型を成している。そして開閉ロッド16の下端側の部分がピン17を介してリング状フック10の下端の部分に開閉自在に連結されている。なお開閉ロッド16内にはばねが内蔵されており、このばねによって開閉ロッド16は図2Aにおいて実線で示す閉鎖位置に回動付勢されている。また開閉ロッド16の上端側の部分には切込み8が形成され、この切込み18がリング状フック10の開口部の上端の狭小部19を受入れるようになっている。また開閉ロッド16には雄ねじ20が形成され、しかもこの雄ねじ20と螺着されるロックナット21が開閉ロッド16に取付けられている。
次にこのようなリング状フック10に吸着用マグネット11を取付ける連結ワイヤ12は、固定チューブ26によって両端が固定されてループ状をなし、リング状フック10と吸着用マグネット11とを連結している。なお連結ワイヤ12は吸着用マグネット11の中心部に形成された挿通孔30に挿通されている。
次に以上のような構成になる保持具の使用方法について説明する。図2Aにおいて鎖線で示すように、ロックナット21を緩めて開閉ロッド16の下方側に移動し、これによって開閉ロッド16を図2において鎖線で示すように、ピン17を中心として反時計方向に回動させて開く。そしてこの状態で、リング状フック10を図3に示すようにベルト34に引掛けて挿通させる。なおベルト34は、バックル35によって固定され、作業者の腰の部分に固定される。そしてこのようにしてベルト34に取付けられたリング状フック10と連結ワイヤ12を介して連結されている吸着用マグネット11を利用して、工具33をぶら下げる。工具33は、その一端の部分が上記吸着用マグネット11によって磁気的に吸着保持されるようになる。従って、この保持具によよって、各種の形状の工具33を任意に保持できるようになる。すなわち鉄系の工具であって、吸着用マグネットによって吸着保持できるものであれば、その形状を問わずぶら下げて保持することができる。そして作業を行なう際に必要に応じて、吸着用マグネットから工具33を取外して作業を行なえばよい。
またこのような保持具は、工具33のみならず、鉄系の治具や鉄系の締結部材をも吸着保持することができる。例えば治具を複数個この保持具の吸着用マグネット11に保持させておき、作業の際に必要に応じて1つずつ治具を取外して作業に供することができる。さらにはまたボルト、ナット、ビス、釘等の各種の締結部材であって、吸着用マグネット11によって吸着される鉄系の締結部材についても、吸着用マグネット11に吸着保持しておき、作業の際に1つずつ取出して締着作業を行なうことが可能になる。
またこのような保持具は、工具を壁面等にぶら下げるための手段としても用いることができる。すなわち図4に示すように、壁面に固定された帯状の鉄板36にこの保持具を介して、各種の工具をぶら下げることができる。この場合には、保持具のリング状フック10の開閉ロッド16を開いて工具の挿通孔の部分にリング状フック10を挿通させる。そしてこの状態で、吸着用マグネット11を上記鉄板36に吸着させる。これによって、図4に示すように、モンキースパナ38、スケール39、やすり40等が順次好みの配列で鉄板36にぶら下げて保持することが可能になる。このような形態は、ばらばらになったり無くしたりし易い工具を整理しかつ見易い状態で保持するのに極めて好適である。
次に上記保持具の吸着用マグネット11の変形例を図5によって説明する。上記実施の形態においては、吸着用マグネット11が円盤状の形状に構成されているが、図5Aに示すように、矩形の板状体から構成されてよい。あるいはまた矩形の板状体であって、端部にリブ45を備える形状としてもよい(図5参照)。あるいはまた図5Cに示すように、上端に挿通孔30が形成されるとともに、下端側の方が幅広になっている異形の形状としてもよい。さらには図5Dに示すように、下端側の部分に凹部46を形成してもよい。凹部46を形成しておくと、とくに小さなビスや釘等を保持するのに好都合である。また図5Eに示すように、横長であって、複数の工具や治具を一緒に保持できるようにしてもよい。
以上本願考案を図示の実施の形態によって説明したが、本願考案は上記実施の形態によって限定されることなく、本願考案の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における吸着用マグネットについては、その磁気吸引力に応じて、各種の磁石を用いることができる。なお大きな吸着力を要する場合には、例えばネオジウム磁石等を用いるようにしてもよい。
本願考案は、作業を行なうための工具等を腰にぶら下げる保持具として広く利用することができる。
10 リング状フック
11 吸着用マグネット
12 連結ワイヤ
16 開閉ロッド
17 ピン
18 切込み
19 狭小部
20 雄ねじ
21 ロックナット
26 固定チューブ
30 挿通孔
33 工具
34 ベルト
35 バックル
36 鉄板
38 モンキースパナ
39 スケール
40 やすり
45 リブ
46 凹部
11 吸着用マグネット
12 連結ワイヤ
16 開閉ロッド
17 ピン
18 切込み
19 狭小部
20 雄ねじ
21 ロックナット
26 固定チューブ
30 挿通孔
33 工具
34 ベルト
35 バックル
36 鉄板
38 モンキースパナ
39 スケール
40 やすり
45 リブ
46 凹部
Claims (6)
- 開閉式のリング状フックと、
鉄系の工具、治具、締結部材等を吸着する吸着用マグネットと、
前記吸着用マグネットを前記リング状フックに連結する連結部材と、
を備える保持具。 - 前記リング状フックの開閉部にロックナットを有する開閉ロッドが取付けられ、前記開閉ロッドを閉じた状態で前記ロックナットによりロックできるようにした請求項1に記載の保持具。
- 前記吸着用マグネットが円盤状であって、挿通孔を有し、該挿通孔に前記連結部材が挿通される請求項1または請求項2に記載の保持具。
- 前記連結部材がワイヤである請求項1〜3の何れかに記載の保持具。
- 前記リング状フックによってベルト等に取付け、前記吸着用マグネットによって工具、治具、締結部材等を吸着保持する請求項1〜4の何れかに記載の保持具。
- 前記吸着用マグネットによって壁面の鉄系の被吸着部に吸着させ、前記リング状フックによって工具をぶら下げるようにした請求項1〜4の何れかに記載の保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006520U JP3180812U (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006520U JP3180812U (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180812U true JP3180812U (ja) | 2013-01-10 |
Family
ID=50425103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006520U Expired - Fee Related JP3180812U (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180812U (ja) |
-
2012
- 2012-10-26 JP JP2012006520U patent/JP3180812U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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