JP3180773U

JP3180773U - マッサージ器

Info

Publication number: JP3180773U
Application number: JP2012006466U
Authority: JP
Inventors: 陳瑞堯
Original assignee: 翔天電子實業有限公司
Priority date: 2012-10-24
Filing date: 2012-10-24
Publication date: 2013-01-10
Anticipated expiration: 2022-10-24

Abstract

【課題】スイングと指圧を行うマッサージ器を提供する。
【解決手段】
本考案は、マッサージ本体部分２０にモーター２４を設け、両側に伸びたモーター心軸にそれぞれベルトリングセット２５及び螺旋歯車２６を取り付け、螺旋歯車２６によって歯車セット２７を動かす。ヘッドセット２組は上部ケース２３の外周両側に取り付け、伝動軸３１２本を底部ケース２２と上部ケース２３に貫通させて、それぞれヘッド３０と結合させ、伝動軸３１外周にも大歯車３３を取り付け、歯車セットとかみ合わせて大歯車３３を動かす。モーター２４の両側にそれぞれ偏心カムを取り付け、偏心軸４１２本をそれぞれベルトリングセットと接続して伝動させ、モーターの正・逆転により同時にスイングと指圧を行う。
【選択図】図２

Description

本考案は、マッサージ器の技術分野に関し、特に技術上、モーター心軸でベルトリングセットを動かして偏心カムを回転させるとともにヘッドを動かして、モーターの正・逆転によりスイングと指圧を同時に行い、単方向軸受を単独で大歯車ヘッドに設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時スイングのみを行い、単独で偏心軸に設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時指圧のみを行うことを特徴とするスイングと指圧を行うマッサージ器を提供する。

仕事に勤しむ現代人は身体を酷使し、休憩時間になると腰や背中の痛みを感じるが、人の手によるマッサージは、費用も高く、時間も手配しにくいため、ほとんどの人がマッサージ器を利用する。マッサージ器は、疲労が緩和され、腰や背中の痛みも軽減するうえ、値段が安く、時間の問題もないことから、現代人に広く愛用されている。

しかし、現在使われているマッサージ器の設計は完全なものではなく、粗雑に設計されたため体積がかなり大きいものがある。体積が大きいと携帯・使用しにくく、収納もしにくいため、購買意欲をそそりにくいうえ、粗雑な設計では実現できる選択可能マッサージモードも少なく、マッサージ効果も期待ほどではないため、マッサージ器に対する信頼感が失われている。

そこで、上記の従来の構造に存在する問題点を克服する実用性の高い新構造の開発が大きく期待されており、関連業者にとっても新製品開発の目標と方向になっている。
よって、考案者は長年関連製品の製造、開発と設計に従事した経験をもって、上記の目標について、詳細な設計と慎重な評価を行った後、実用性を有する本考案を提供する。

本考案の主な目的はスイングと指圧を行うマッサージ器を提供することである。前記スイングと指圧を行うマッサージ器は、モーター心軸でベルトリングセットを動かして偏心カムを回転させるとともにヘッドを動かして、モーターの正・逆転によりスイングと指圧を同時に行い、単方向軸受を単独で大歯車ヘッドに設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時スイングのみを行い、単独で偏心軸に設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時指圧のみを行うものである。

上記目的を達成するために、本考案は、ベルト部とマッサージ本体部分でスイングと指圧を行うマッサージ器を構成している。前記マッサージ本体部分は外袋内部に底部ケース及び上部ケースを収納し、前記底部ケース内部の中心セットにモーターを取り付け、両側に伸びたモーター心軸にそれぞれベルトリングセット及び螺旋歯車を取り付け、前記螺旋歯車によって歯車セットを動かす。前記ヘッドセット２組は、前記上部ケースの外周両側に取り付け、伝動軸２本を底部ケースと上部ケースを貫通させて、それぞれ前記ヘッドと結合させ、また前記伝動軸外周にも大歯車を取り付け、前記歯車セットとかみ合わせて前記大歯車を動かす。そして、前記モーターの両側にそれぞれ円筒状の偏心カムを取り付け、前記偏心軸２本をそれぞれベルトリングセットと接続して伝動させ、モーターの正・逆転により同時にスイングと指圧を行う。単方向軸受は単独で大歯車ヘッドに設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時スイングのみを行い、単独で偏心軸に設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時指圧のみを行う。

本考案に係るマッサージ器によれば、ベルト部とマッサージ本体部分でスイングと指圧を行うことができる。

本考案の実施例を示す立体分解概略図である。本考案のマッサージ本体部分の立体分解概略図である。本考案のマッサージ本体部分の正面図である。本考案のマッサージ本体部分の断面図である。本考案のマッサージ本体部分の側面図である。本考案のマッサージ本体部分の一部分解概略図である。本考案の人体腰部への実施を示す概略図である。本考案の実施例の一つを示す立体分解概略図である。

本考案に採用した技術、手段及びその効果に関して、本考案の上記の目的、構造、特徴をよりよく理解できるように、最良の実施例を、図式を組み合わせて詳細に説明する。
本考案はスイングと指圧を行うマッサージ器の設計を提供する。

本考案の目的、特徴及び効果をよりよく理解できるように、実施例と図式により以下のとおり説明する。

図１から図７は、本考案のスイングと指圧を行うマッサージ器の概略図である。

本実施の形態に係るマッサージ器は、ベルト部１０とマッサージ本体部分２０とヘッド３０と伝動軸３１を有する。前記ベルト部１０は人体腰部５０位置に巻いて固定するために使用する。

前記マッサージ本体部分２０は外袋２１を設け、前記外袋２１の片面を前記ベルト部１０に固定する。前記外袋２１に底部ケース２２及び上部ケース２３を収納し、前記上部ケース２３を前記底部ケース２２にかぶせて固定し、前記底部ケース２２内部の中心セットにモーター２４を取り付け、両側に伸びた前記モーター２４の心軸２４１にそれぞれベルトリングセット２５及び螺旋歯車２６を取り付け、前記螺旋歯車２６によって歯車セット２７を動かす。

前記ヘッド３０の２組は前記上部ケース２３の外周の先端両側に取り付け、前記ヘッド３０の２組を人体腰部５０側に向ける。前記伝動軸３１２本を底部ケース２２と前記上部ケース２３を貫通させて、それぞれ前記ヘッド３０と結合させ、また前記伝動軸３１外周にも大歯車３３を取り付け、前記歯車セット２７とかみ合わせて前記大歯車３３を動かす。そして前記モーター２４の両側にそれぞれ円筒状の偏心カムセット４０を取り付け、前記偏心カムセット４０の偏心軸４１２本をそれぞれ前記ベルトリングセット２５と接続して伝動させ、前記モーター２４の正転または逆転により偏心カムセット４０を回転させてマッサージ本体部分２０全体がスイングの振動で人体腰部５０をマッサージすると同時に、前記ヘッド３０を動かして指圧形式で人体腰部５０をマッサージする。

前記ヘッド３０内部にはライト板３４を取り付けることができ、前記ライト板３４に複数のライトセット３５を取り付け、前記複数のライトセット３５により前記ヘッド３０使用時の美観を与え、前記複数のライトセット３５を発熱源として温熱マッサージもできる。

前記偏心カムセット４０は、棒状Ｃ型パーツ４２を含み、前記棒状Ｃ型パーツ４２両端にカバー４３、４４を取り付けて前記棒状Ｃ型パーツ４２を固定し、偏心軸４１は前記カバー４３、４４を貫通させ、固定部品４５で前記偏心軸４１を固定し、前記カバー４３、４４と前記棒状Ｃ型パーツ４２をしっかり固定する。

前記伝動軸３１にまず第一単方向軸受３２（図２を参照）をセットしてから、前記第一単方向軸受３２を前記大歯車３３と結合させ、前記モーター２４が正転する時、前記偏心カムセット４０が回転して前記マッサージ本体部分２０全体がスイングの振動でマッサージを行うと同時に、前記ヘッド３０が指圧の形式でマッサージを行う。前記モーター２４が逆転する時、前記偏心カムセット４０のみが回転して前記マッサージ本体部分２０全体がスイングの振動でマッサージを行う。

前記ベルトリングセット２５はまず第二単方向軸受４１１（図８を参照）をセットしてから、前記第二単方向軸受４１１を前記偏心軸４１と結合させ、前記モーター２４が正転する時、前記偏心カムセット４０が回転して前記マッサージ本体部分２０全体がスイングの振動でマッサージを行うと同時に前記ヘッド３０が指圧の形式でマッサージを行う。前記モーター２４が逆転する時、前記ヘッド３０のみが指圧の形式でマッサージを行う。

以上、本考案が提供するスイングと指圧を行うマッサージ器は、業界初の試みであるとともに、特許の新規性を満たすものであり、またその全体の革新的設計は、特許の条件である進歩性を満たすものである。そしてそのモーター心軸でベルトリングセットを動かして偏心カムを回転させるとともにヘッドを動かして、モーターを正転させてスイングと指圧を行い、逆転させてスイングと指圧のみを行い、モーターの正・逆転によりスイングと指圧を同時に行い、単方向軸受を単独で大歯車ヘッドに設けると、モーターが正転する時スイングと指圧と、逆転する時スイングのみを行い、単独で偏心軸に設けると、モーターが正転する時スイングと指圧を、逆転する時指圧のみを行うものであり、産業上の利用可能性もある。

前記は本考案の技術と特徴を具体的に説明する実施例である。しかし、この技術を熟知する人は本考案の精神と原則の範囲内において、本考案に対する変更と訂正を行うことができ、前記変更・訂正は、以下の特許請求の範囲に含まれるものとする。

以上、本考案が提供するスイングと指圧を行うマッサージ器は、本考案のすべての目的を達成するものであり、またその組立、構造の空間形態が同種の製品には見られず、出願公開されてもおらず、特許法の規定と一致しているので、法に基いて出願する。

２０マッサージ本体部分
２２底部ケース
２３上部ケース
２４モーター
２４１心軸
２５ベルトリングセット
２６螺旋歯車
２７歯車セット
３０ヘッド
３１伝動軸
３２第一単方向軸受
３３大歯車
３４ライト板
３５ライトセット
４０偏心カムセット
４１偏心軸
４２棒状Ｃ型パーツ
４３カバー
４４カバー
４５固定部品

Claims

スイングと指圧を行うマッサージ器であって、
外袋を設け、前記外袋に底部ケース及び上部ケースを収納し、前記上部ケースを前記底部ケースにかぶせて固定し、前記底部ケース内部の中心セットにモーターを取り付け、両側に伸びた前記モーターの心軸にそれぞれベルトリングセット及び螺旋歯車を取り付け、前記螺旋歯車によって歯車セットを動かすマッサージ本体部分と、
前記上部ケースの外周の先端両側に取り付けたヘッド２組と、
前記底部ケースと前記上部ケースを貫通させて、それぞれ前記ヘッドと結合させ、伝動軸外周にも大歯車を取り付け、前記歯車セットとかみ合わせて前記大歯車を動かし、前記モーターの両側にそれぞれ円筒状の偏心カムセットを取り付け、前記偏心カムセットの偏心軸２本をそれぞれ前記ベルトリングセットと接続して伝動させる伝動軸２本を有し、これにより前記モーターを正転または逆転させて前記偏心カムセットを回転させ、前記マッサージ本体部分全体がスイングの振動でマッサージを行うと同時に、前記ヘッドを動かして指圧形式でマッサージを行うことを特徴とするスイングと指圧を行うマッサージ器。
前記伝動軸にまず第一単方向軸受をセットしてから、前記第一単方向軸受を前記大歯車と結合させ、前記モーターが正転する時、前記偏心カムセットが回転して前記マッサージ本体部分全体がスイングの振動でマッサージを行うと同時に前記ヘッドが指圧の形式でマッサージを行い、前記モーターが逆転する時、前記偏心カムセットのみが回転して前記マッサージ本体部分全体がスイングの振動でマッサージを行うことを特徴とする請求項１に記載のスイングと指圧を行うマッサージ器。
前記ベルトリングセットにまず第二単方向軸受をセットしてから、前記第二単方向軸受を前記偏心軸と結合させ、前記モーターが正転する時、前記偏心カムセットが回転して前記マッサージ本体部分全体がスイングの振動でマッサージを行うと同時に前記ヘッドが指圧の形式でマッサージを行い、前記モーターが逆転する時、前記ヘッドのみが指圧の形式でマッサージを行うことを特徴とする請求項１に記載のスイングと指圧を行うマッサージ器。
ベルト部を含み、前記マッサージ本体部分の前記外袋の片面を前記ベルト部に固定し、前記ベルト部を人体腰部位置に固定するために使用することを特徴とする請求項１に記載のスイングと指圧を行うマッサージ器。
前記偏心カムセットが棒状Ｃ型パーツを含み、前記棒状Ｃ型パーツ両端にカバーを取り付けて前記棒状Ｃ型パーツを固定し、前記偏心軸に前記カバー２個を取り付け、固定部品で前記偏心軸を固定し、前記カバーと前記棒状Ｃ型パーツをしっかり固定することを特徴とする請求項１に記載のスイングと指圧を行うマッサージ器。