JP3180704B2 - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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JP3180704B2
JP3180704B2 JP3956697A JP3956697A JP3180704B2 JP 3180704 B2 JP3180704 B2 JP 3180704B2 JP 3956697 A JP3956697 A JP 3956697A JP 3956697 A JP3956697 A JP 3956697A JP 3180704 B2 JP3180704 B2 JP 3180704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング操舵
角に応じて操舵輪を転舵させるステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリング操舵角θhに対する
出力角θp(あるいは操舵輪転舵角)の比を可変とする
可変ギア比ステアリングシステムが知られている。この
ような従来のシステムでは、出力角目標値θp が(数
1)に従って求められる。偏差e(=θp −θp)が0
となるように制御される。
【0003】
【数1】θp =Kvθh ここで、Kvは可変ギア比を示す係数である。また、本
明細書では、「X」という表記は「X」の上に〜を付
した表記と同義であると定義する。Xは任意の記号であ
る。
【0004】操舵輪転舵機構の変位部材がストッパに衝
突する時の衝突速度θp は、(数2)に従って求められ
る。e=0と制御されていることから、e=0=θp
〜・−θp =Kvθh −θp となるからである。
【0005】
【数2】θp =Kvθh ここで、記号・は時間による微分を示す。また、本明細
書では、「X」という表記は「X」の上に・を付した
表記と同義であると定義する。Xは任意の記号である。
【0006】(数2)から、変位部材がストッパに衝突
する時の衝突速度θp は、ステアリング操舵角の速度θ
h のKv倍であることが分かる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ステムによれば、変位部材がストッパに衝突する時に大
きなショックが発生する。その結果、運転者が車両操作
に違和感を感じたり、耐久性上不利となるおそれがある
という問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、変位部材がストッパに衝突することを
防止する、あるいは、変位部材がストッパに衝突する時
の衝突速度を緩和するステアリング装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリング装
置は、操舵輪転舵角がステアリング操舵角に基づく操舵
輪目標転舵角に近づくように操舵輪を転舵させる手段
と、該操舵輪目標転舵角の絶対値が操舵輪最大転舵角に
等しいかまたは小さくなるように該操舵輪目標転舵角を
制御する手段とを備えており、これにより上記目的が達
成される。
【0010】本発明の他のステアリング装置は、操舵輪
転舵角がステアリング操舵角に基づく操舵輪目標転舵角
に近づくように操舵輪を転舵させる手段と、操舵輪最大
転舵角の近傍において、操舵輪転舵速度が最大のステア
リング操舵速度に対応する操舵輪転舵速度より小さくな
るように該操舵輪目標転舵角を制御する手段とを備えて
おり、これにより上記目的が達成される。
【0011】前記ステアリング操舵角に対する前記操舵
輪目標転舵角の比は可変であってもよい。
【0012】以下、作用を説明する。
【0013】本発明によれば、操舵輪目標転舵角の絶対
値が操舵輪最大転舵角に等しいかまたは小さくなるよう
に操舵輪目標転舵角が制御される。これにより、変位部
材がストッパに衝突することを防止することができる。
【0014】また、本発明によれば、操舵輪最大転舵角
の近傍において、操舵輪転舵速度が最大のステアリング
操舵速度に対応する操舵輪転舵速度より小さくなるよう
に操舵輪目標転舵角が制御される。これにより、変位部
材がストッパに衝突する時の衝突速度を緩和することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるステアリン
グ装置100の構成を示す。
【0016】ステアリング装置100は、ステアリング
ホイール1と、入力角センサ2と、可変ギア比アクチュ
エータ3と、出力角センサ4と、操舵輪転舵機構5(ラ
ックアンドピニオン式)と、車速センサ6と、コントロ
ーラ7とを含んでいる。
【0017】入力角センサ1は、ステアリングホイール
1の回転に応じた入力角(ステアリング操舵角)θh
検出する。入力角センサ1の出力は、コントローラ7に
供給される。
【0018】可変ギア比アクチュエータ3は、モータ1
2を含んでいる。モータ12の回転はコントローラ7か
ら出力される制御信号に従って制御される。モータ12
の回転軸は、操舵輪転舵機構5に接続されている。
【0019】出力角センサ4は、モータ12の回転に応
じた出力角(ピニオン軸角)θpを検出する。出力角セ
ンサ4の出力は、コントローラ7に供給される。
【0020】操舵輪転舵機構5は、モータ12の回転を
操舵輪FW1、FW2が接続された軸方向の運動に変換
する。モータ12の回転に従って、操舵輪転舵機構5の
変位部材が左右にシフトすることにより、操舵輪FW
1、FW2が転舵される。変位部材は、ハードウェア的
な要因により、シフト可能な範囲が予め決められてい
る。変位部材がそのシフト可能な範囲の終端に到達する
と、それ以上はシフトできないため衝突が発生する。本
明細書では、このことを「変位部材がストッパに衝突す
る」と表現する。
【0021】車速センサ6は、車速vを検出する。車速
センサ6の出力は、コントローラ7に供給される。
【0022】コントローラ7は、車速vと入力角θh
出力角θpとに基づいてモータ12の制御信号を生成す
る。その制御信号は、モータ12に供給される。
【0023】上述した出力角θpは、操舵輪FW1、F
W2の転舵角とは異なるものである。しかし、以下の説
明では、出力角θpと操舵輪FW1、FW2の転舵角と
を同一視することとする。入力角θhに基づいて出力角
θpを制御することと、入力角θhに基づいて操舵輪FW
1、FW2の転舵角を制御することとは実質的に同等で
あるからである。例えば、出力角θpに対する操舵輪F
W1、FW2の転舵角の比が一定である場合には、出力
角θpを制御することと操舵輪FW1、FW2の転舵角
を制御することとは同等である。
【0024】また、出力角センサ4の代わりに、操舵輪
FW1、FW2の転舵角を検出するセンサを出力角セン
サとして用いることにより、入力角θhに基づいて操舵
輪FW1、FW2の転舵角を直接的に制御することがで
きる。入力角θhに基づいて操舵輪FW1、FW2の転
舵角を直接的に制御することもまた本発明の範囲に含ま
れる。
【0025】図2は、コントローラ7の構成を示す。
【0026】コントローラ7は、係数マップ部8と、出
力角目標値再設定部9と、補償器10と、モータ駆動回
路11とを含んでいる。
【0027】図3は、上述した構成を有するコントロー
ラ7によって実行される処理の手順を示す。以下、処理
の手順をステップごとに説明する。
【0028】ステップS1:コントローラ7は、車速セ
ンサ6から出力される車速v 、入力角センサ2から出
力される入力角(ステアリング操舵角)θh、出力角セ
ンサ4から出力される出力角θpをそれぞれ読み込む。
【0029】ステップS2:係数マップ部8は、係数K
vを決定する。例えば、係数Kvは、車速センサ6から出
力される車速vに基づいて決定される。
【0030】図4は、車速vと係数Kvとの関係を規定
するマップの例である。このようなマップは、係数マッ
プ部8に予め格納されている。このマップの例では、車
速vが小さい領域では係数Kvが大きく、車速vが大き
い領域では係数Kvが小さくなっている。
【0031】ステップS3:出力角目標値θp が設定
される。出力角目標値θp は、係数マップ部8から出
力される係数Kvに入力角センサ2から出力される入力
角θhを乗算することによって得られる。すなわち、θp
は、(数3)に従って求められる。
【0032】
【数3】θp =Kvθh ここで、Kvはステアリング操舵角θhに対する出力角目
標値θp の比を示す。図4に例示したように、Kvは可
変である。
【0033】ステップS4:出力角目標値再設定部9
は、出力角目標値θp が出力角最大値θpe -より小さい
か否かを判定する。ここで、出力角最大値θpe -(≧
0)は、変位部材がニュートラル位置からエンド位置に
至るまでの転舵角に対応する出力角である。また、本明
細書では、「X-」という表記は「X」の上に−を付し
た表記と同義であると定義する。Xは任意の記号であ
る。
【0034】ステップS4の判定結果が「No」である
場合には処理はステップS6に進み、ステップS4の判
定結果が「Yes」である場合には処理はステップS5
に進む。
【0035】ステップS5:出力角目標値再設定部9
は、出力角目標値θp が−θpe -より大きいか否かを判
定する。
【0036】ステップS5の判定結果が「No」である
場合には処理はステップS7に進み、ステップS5の判
定結果が「Yes」である場合には処理はステップS8
に進む。
【0037】ステップS6:出力角目標値再設定部9
は、出力角目標値θp を(θpe -+ε)に再設定する。
すなわち、θp は、(数4)に従って更新される。
【0038】
【数4】θp =θpe -+ε ここで、εは、0または正の定数である。
【0039】ステップS7:出力角目標値再設定部9
は、出力角目標値θp を−(θpe -+ε)に再設定す
る。すなわち、θp は、(数5)に従って更新され
る。
【0040】
【数5】θp =−(θpe -+ε) ここで、εは、0または正の定数である。
【0041】ステップS8:偏差eが計算される。偏差
eは、出力角目標値θp から出力角θpを減算すること
によって得られる。すなわち、e=θp −θpである。
【0042】ステップS9:補償器10は、オーバーシ
ュートすることなく偏差eを0にするように電流目標値
を決定する。このような制御は、例えば、(数6)
に従ってPID制御のパラメータを適切にとることによ
り達成される。
【0043】
【数6】I=C(s)e ここで、sはラプラス演算子である。
【0044】図5は、補償器10による制御によって、
オーバーシュートすることなく、出力角θpが出力角目
標値θp に滑らかに追従する様子を示す。
【0045】ステップS10:モータ駆動回路11は、
モータ12に流れる電流が電流目標値Iに近づくよう
にモータ12を駆動する。
【0046】このように、出力角目標値θp の絶対値
が出力角最大値θpe -に等しいかまたは出力角最大値θ
pe -より大きい場合には、出力角目標値θp がθpe -
ε(あるいは、−(θpe -+ε))に再設定される。こ
こで、ε(≧0)は、衝突感を調節するためのパラメー
タである。εの値を大きくするほど、変位部材がストッ
パに衝突した時の衝突速度は増大し、変位部材がストッ
パに衝突した感覚が運転者により大きく伝わることにな
る。
【0047】また、出力角目標値θp の絶対値が出力
角最大値θpe -より小さい場合には、出力角目標値θp
は再設定されない。この場合には、変位部材はストッパ
に衝突しない範囲でシフトするからである。
【0048】図6は、出力角目標値θp が出力角最大
値θpe -を越える場合の従来の出力角目標値θp の制御
を示す。図5と同様にして、出力角θpは出力角目標値
θp に滑らかに追従しようとする。図6から、出力角
θpが出力角最大値θpe -に到達した時(すなわち、変位
部材がストッパに衝突した時)の衝突速度が大きいこと
が分かる。
【0049】図7は、ε=0である場合において、出力
角目標値θp が出力角最大値θpe -を越える場合の本発
明による出力角目標値θp の制御を示す。この場合、
出力角最大値θpe -の近傍において、出力角θpは出力角
最大値θpe -に滑らかに一致するように制御される。出
力角目標値θp が出力角最大値θpe -を越える領域で
は、出力角目標値θp は出力角最大値θpe -に再設定さ
れるからである。これにより、出力角最大値θpe -の近
傍において、出力角速度θp はほとんど0となる。
【0050】このように、ε=0と設定することによ
り、出力角目標値θp の絶対値が常に出力角最大値θ
pe -に等しいかまたは小さくなるように、出力角目標値
θp が制御される。
【0051】図8は、ε>0である場合において、出力
角目標値θp が出力角最大値θpe -を越える場合の本発
明による出力角目標値θp の制御を示す。出力角θp
θpe -+εに滑らかに追従しようとする。出力角目標値
θp が出力角最大値θpe -を越える領域では、出力角目
標値θp はθpe -+εに再設定されるからである。(θ
pe -+ε)<Kvθhを満たすようにεを十分に小さく設
定すれば、出力角θpが出力角最大値θpe -に到達した時
の出力角速度θp (すなわち、変位部材がストッパに衝
突した時の衝突速度)は、図6の場合に比べて小さくな
る。
【0052】このように、0<ε<Kvθh−θpe -と設
定することにより、変位部材がストッパに衝突した時の
衝突速度が従来の出力角目標値θp の制御(図6)に
比べて小さくなるように、出力角目標値θp が制御さ
れる。
【0053】図9は、εを適切に設定することにより、
出力角θpが出力角最大値θpe -に到達した時の出力角速
度θp1 (すなわち、変位部材がストッパに衝突した時
の衝突速度)を、人間がステアリングホイール1を最大
限の速度で回転させた場合、例えば、緊急操舵の際の操
舵速度や実際に可能な限りの速度でステアリングを操舵
した際の操舵速度で回転させた場合(ただし、Kv=1
に固定)に得られる衝突速度θh 以下に緩和できること
を示す。すなわち、従来の出力角目標値θp の制御
(図6)による衝突速度をθp0 とするとき、θp1 ≦θ
h <θp0 となるようにεを設定することができる。
【0054】このように、出力角最大値θpe -の近傍に
おいて、出力角速度が最大のステアリング操舵速度に対
応する出力角速度より小さくなるように、出力角目標値
θp が制御される。
【0055】図10は、コントローラ7の他の構成を示
す。図10に示されるコントローラ7の構成は、係数マ
ップ部8が係数マップ部25に置き換えられ、出力角目
標値再設定部9が省略されている点を除き、図2に示さ
れるコントローラ7の構成と同一である。同一の構成要
素には同一の参照番号を付し、説明を省略する。
【0056】係数マップ部25は、車速vと入力角θh
とに基づいて、係数Kvhを決定する。具体的には、係数
マップ部25は、(数7)に従って係数Kvhを決定す
る。
【0057】
【数7】 θpe -/Kv≦θh ならば、Kvh=(θpe -+ε)/θh −θpe -/Kv<θh<θpe -/Kv ならば、Kvh= Kv θh≦−θpe -/Kv ならば、Kvh=−(θpe -+ε)/θh 図11(a)および(b)は、ε=0の場合において
(数7)を実現するためのマップの例を示す。図11
(a)は、車速vと係数Kvとの関係を示し、図11
(b)は、入力角θhと係数Kvhとの関係を示す。この
ようなマップは、係数マップ部25に予め格納されてい
る。
【0058】(数7)に従って係数Kvhを決定すること
は、図3に示されるステップS4〜S7の処理を予めマ
ップにしておくことと同等である。これにより、出力角
目標値θp を再設定する処理を省略することが可能と
なる。図10に示される構成を有するコントローラ7で
は、出力角目標値θp は、(数8)に従って求められ
る。
【0059】
【数8】θp =Kvhθh 図12は、補償器10の構成を示す。補償器10は、微
分器31と、微分ゲイン32と、比例ゲイン33とを含
んでいる。補償器10は、電流目標値Iを(数9)に
従って決定する。
【0060】
【数9】I=Gp・e−Gd・θp ここで、Gpは比例ゲインを示し、eは出力角目標値θp
と出力角θpとの偏差を示し、Gdは微分ゲインを示
し、θp は出力角θpの時間による微分を示す。
【0061】補償器10は、偏差eに比例ゲインGp
乗算することにより、電流目標値Iの基本となる値G
p・eを生成する。このようにするのは、出力角目標値
θp と出力角θpとを精度よく一致させるためである。
【0062】その基本となる値Gp・eに− Gd・θp
を加算するのは、オーバーシュート発生時にはθp が過
大となるからである。これにより、θp が過大のとき電
流目標値Iは減少し、モータ発生トルクが減少するた
め、θp は小さくなっていく。Gp、Gdを適切に調整す
ることにより、オーバーシュートの発生を防止すること
ができる。
【0063】なお、出力角最大値θpe -を変位部材がニ
ュートラル位置からエンド位置に至るまでの転舵角に対
応する出力角よりも小さい値に設定してもよい。この場
合、出力角最大値θpe -は、ソフトウェア的なガードと
して機能する。例えば、ε=0である場合には、出力角
θpは、−θpe -≦θp≦θpe -の範囲でのみ変動すること
が許されるからである。
【0064】また、出力角最大値θpe -を車両が不安定
になる限界の角度に設定することにより、運転者がハン
ドルを切りすぎた場合でも、車両を安定な状態に保つこ
とが可能となる。
【0065】さらに、出力角最大値θpe -を、車速、ヨ
ーレート、横加速度、路面μなどのパラメータに応じて
随時変更するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、操舵輪目標転舵角の絶
対値が操舵輪最大転舵角に等しいかまたは小さくなるよ
うに操舵輪目標転舵角が制御される。これにより、変位
部材がストッパに衝突することを防止することができ
る。
【0067】また、本発明によれば、操舵輪最大転舵角
の近傍において、操舵輪転舵速度が最大のステアリング
操舵速度に対応する操舵輪転舵速度より小さくなるよう
に操舵輪目標転舵角が制御される。これにより、変位部
材がストッパに衝突する時の衝突速度を緩和することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステアリング装置100の構成を
示す図である。
【図2】コントローラ7の構成を示す図である。
【図3】コントローラ7によって実行される処理の手順
を示すフローチャートである。
【図4】車速vと係数Kvとの関係を規定するマップを
例示する図である。
【図5】補償器10による制御によって、オーバーシュ
ートすることなく、出力角θpが出力角目標値θp に滑
らかに追従する様子を示す図である。
【図6】従来の出力角目標値θp の制御を示す図であ
る。
【図7】ε=0である場合における本発明による出力角
目標値θp の制御を示す図である。
【図8】ε>0である場合における本発明による出力角
目標値θp の制御を示す図である。
【図9】ε>0である場合における本発明による出力角
目標値θp の制御を示す図である。
【図10】コントローラ7の他の構成を示す図である。
【図11】(a)は車速vと係数Kvとの関係を規定す
るマップを例示する図であり、(b)は入力角θhと係
数Kvhとの関係を規定するマップを例示する図である。
【図12】補償器10の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 入力角センサ 3 可変ギア比アクチュエータ 4 出力角センサ 5 操舵輪転舵機構 6 車速センサ 7 コントローラ 8 係数マップ部 9 出力角目標値再設定部 10 補償器 11 モータ駆動回路 12 モータ 25 係数マップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵輪転舵角がステアリング操舵角に基
    づく操舵輪目標転舵角に近づくように操舵輪を転舵させ
    る手段と、 該操舵輪目標転舵角の絶対値が操舵輪最大転舵角に等し
    いかまたは小さくなるように該操舵輪目標転舵角を制御
    する手段とを備えたステアリング装置。
  2. 【請求項2】 操舵輪転舵角がステアリング操舵角に基
    づく操舵輪目標転舵角に近づくように操舵輪を転舵させ
    る手段と、 操舵輪最大転舵角の近傍において、操舵輪転舵速度が最
    大のステアリング操舵速度に対応する操舵輪転舵速度よ
    り小さくなるように該操舵輪目標転舵角を制御する手段
    とを備えたステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記ステアリング操舵角に対する前記操
    舵輪目標転舵角の比は可変である、請求項1または請求
    項2のいずれかに記載のステアリング装置。
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