JP3180560U

JP3180560U - プラグカバー

Info

Publication number: JP3180560U
Application number: JP2012006396U
Authority: JP
Inventors: 淳二山本
Original assignee: 淳二山本
Priority date: 2012-10-02
Filing date: 2012-10-02
Publication date: 2012-12-27
Anticipated expiration: 2022-10-02

Abstract

【課題】装着が簡単で、プラグを引き抜きやすいプラグカバーを提供する。
【解決手段】プラグの金属極を通す穴部２を有する平面４からほぼＬ字状にプラグ握り部に沿って曲げて形成されており、その端部には指の入るプラグ引き抜き用リング部３が設けられる。
【選択図】図１

Description

この考案は、プラグカバーに関し、特に簡単な構造で安全で楽にコンセントからプラグを引き抜くプラグカバーに関する。

従来、プラグをコンセントから引き抜く際は、プラグ握り部を指で挟み引き抜いていた。

又、プラグにプラグをつぎ足し、そのつぎ足したプラグを握る事でテコの原理でプラグがコンセントから抜ける商品が販売されているが、構造上かなりプラグが重くなったり、握る事が出来ない人や子供など乱雑に扱う人には不向きであった。

一方、プラグの金属極から、絶縁体のカバーで覆い、差し込み金属極の反対側に指の入る輪を設け、指を入れて引き抜くプラグカバーが知られている。

先行技術文献１

特許出願公開２００４年３１２９８号

上記先行技術文献１に示された特許出願のプラグカバーでは、プラグの金属極を通す穴部を有する平面のみならず、プラグ握り部の上下左右の４面をすっぽりと覆うため、プラグ自体を脱着する度に大変手間取るという欠点が有った。

又、プラグコード自体が指の入る輪に指を入れる度に頻繁にＬ字に曲がるためコードの中が断線してしまいかねない欠点の有る構造となっている。

問題を解決するための手段

上記課題を解決するために本考案は、プラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）からほぼＬ字状にプラグ握り部（１１）に沿って曲げて形成されており、その端部には指の入るプラグ引き抜き用リング部（３）が設けられていることを特徴としている。

更に、Ｌ字状にプラグ握り部（５）に沿って曲げて形成された部分とその端部のプラグ引き抜き用リング部（３）の製品外周部分に補強リブ（５）が、更にプラグの金属極（１０）を通す穴部（２）の周りにコンセント嵌合埃よけ突部（６）が形成されたことを特徴としている。

又、プラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）の製品外周部分にコンセント埃よけリブ（７）が形成されていることも特徴としている。
本考案は以上のような構成からなるプラグカバーである。

考案の効果

本考案のプラグカバーは以上のような構成であるため、特に「握る」という事の出来ない指の不自由な人や子供や大人でもプラグコードを握って抜くという乱暴に扱う人でも穴に例えば、人指し指や中指を入れて引っ張れば簡単に楽に抜く事が出来、プラグの痛みを防止出来る優れたものとなる。

又、本考案のプラグカバーは、Ｌ字状にプラグ握り部に沿って曲げて形成されているだけなので、プラグの金属極に装着するのも大変簡単に出来るものとなる。

もちろん、プラグ引き抜き用リング部の製品外周部分に補強リブが有るため、引っ張り強度に優れたものであり、更にプラグの金属極を通す穴部の周りにコンセント嵌合埃よけ突部が例えばＣ面状に形成されているため、コンセントに差し込んだ際に、コンセント側の金属極受け穴のフチに密着してほこりが進入しなくなるため、そのまま本考案のプラグカバーをコンセントに差し込んで放置しても漏電の危険性の少ない優れたものとなる。

一方、プラグの金属極を通す穴部を有する平面の製品外周部分にコンセント埃よけリブが有る本考案のものであれば、コンセントの穴に埃が入るのを完全に防ぐ事の出来る大変優れたプラグカバーとなる。

本考案のプラグカバーの一実施例を示す斜視図である。本考案のプラグカバーの別の一実施形態を示す斜視図である。本考案の図１のプラグカバーの左側面図である。本考案の図１のプラグカバーをプラグに装着した状態を示す斜視図である。本考案の図４に示すプラグカバーをプラグに装着し、コンセントに差し込む様子を示す使用斜視図である。

本考案におけるプラグカバーの大きさ、形状、デザイン、材質、製造方法等は特に限定されないが、通常は絶縁性合成樹脂成形で大量生産出来るものが好ましい。例えば絶縁性ポリプロピレン、ＡＢＳ樹脂等があげられる。

もちろんコンセント埃よけリブを設けたものは柔らかい素材の難燃電気絶縁性シリコンゴム等が用いられる。

以下、本考案の実施例を図１、図２、図３、図４及び図５で説明するがこれによって本考案は何ら限定されるものではない。

図１は、本考案のプラグカバー（１）のうち、プラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）が２カ所有する平面（４）が有り、該穴部（２）のフチ部分にコンセント嵌合埃よけ突部（６）がＣ面状に設けられている。

更に該平面（４）からほぼＬ字状にプラグ握り部（１１）に沿うよう曲げて形成されており、その端部には、指の入るプラグ引き抜き用リング部（３）が、製品外周に沿って設けられた補強リブ（５）と共に形成されている。

なお、このプラグ引き抜き用リング部（３）はプラグ（１４）に装着した際にプラグ握り部（１１）とプラグコード（１２）付近又はプラグコード（１２）部分に来るよう設けられている。それにより指を入れてもプラグコード（１２）がＬ字状に曲がって断線の無いように設けられている。

図２は、図１のもののうちプラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）の製品外周部分にコンセント埃よけリブ（７）が形成されている。

図３は、本考案の図１のものの左側面図を示しており、金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）から、コンセント嵌合埃よけ突部（６）がＣ面状に形成されており、更に該平面（４）からほぼＬ字状にプラグ握り部（１１）に沿って曲げて形成されている様子を示している。

図４は、本考案の図１のプラグカバー（１）の穴部（２）に金属極（１０）を通して根元まできちんと装着した事を示している。又この時指の入るプラグ引き抜き用リング部（３）がプラグ握り部（１１）より離れる方向に角度が有るので指が入りやすく形成されていることがわかる。

図５は、本考案のプラグカバー（１）をプラグ（１４）に装着してコンセント（１３）に差し込む様子を示している。

１プラグカバー２穴部３プラグ引き抜き用リング部
４平面５補強リブ６コンセント嵌合埃よけ突部
７コンセント埃よけリブ１０金属極１１プラグ握り部
１２プラグコード１３コンセント１４プラグ

Claims

プラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）からほぼＬ字状にプラグ握り部（１１）に沿って曲げて形成されており、その端部には指の入るプラグ引き抜き用リング部（３）が設けられていることを特徴とするプラグカバー（１）。
Ｌ字状にプラグ握り部（５）に沿って曲げて形成された部分とその端部のプラグ引き抜き用リング部（３）の製品外周部分に補強リブ（５）が、更にプラグの金属極（１０）を通す穴部（２）の周りにコンセント嵌合埃よけ突部（６）が形成された請求項１に記載のプラグカバー（１）。
プラグ（１４）の金属極（１０）を通す穴部（２）を有する平面（４）の製品外周部分にコンセント埃よけリブ（７）が形成された請求項１に記載のプラグカバー（１）。