JP3180446B2 - 照明器具における係合ばね取り付け装置 - Google Patents
照明器具における係合ばね取り付け装置Info
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- JP3180446B2 JP3180446B2 JP17362092A JP17362092A JP3180446B2 JP 3180446 B2 JP3180446 B2 JP 3180446B2 JP 17362092 A JP17362092 A JP 17362092A JP 17362092 A JP17362092 A JP 17362092A JP 3180446 B2 JP3180446 B2 JP 3180446B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は照明器具本体とその下面
側を覆う透光カバーを備え、一対の係合足がＶ字形に延
在する係合ばねで照明器具本体に透光カバーを着脱自在
に装着する方式の照明器具に関するものである。特にそ
の係合ばねを透光カバーのカバー枠に起伏自在に取り付
ける係合ばね取り付け装置に関するものである。
側を覆う透光カバーを備え、一対の係合足がＶ字形に延
在する係合ばねで照明器具本体に透光カバーを着脱自在
に装着する方式の照明器具に関するものである。特にそ
の係合ばねを透光カバーのカバー枠に起伏自在に取り付
ける係合ばね取り付け装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の係合ばね取り付け装置において
は、係合ばねを直接に取り付ける部品とその起伏を許容
するように軽く保持する部品の２部品を使用する。その
２部品をスポット溶接で一体にする。
は、係合ばねを直接に取り付ける部品とその起伏を許容
するように軽く保持する部品の２部品を使用する。その
２部品をスポット溶接で一体にする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記２部品を個々に形
成し、スポット溶接で一体化するのでコストが嵩む。本
発明は以上の難点を解消することを目的とする。
成し、スポット溶接で一体化するのでコストが嵩む。本
発明は以上の難点を解消することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明においては、水平
なほぼコ字形の挟持板部と該挟持板部の中央内縁から一
体に下向きに延在する垂下板部を備えたばね支持具を使
用する。前記垂下板部の途中には係合ばねのコイル部を
揺動自在に装着する湾曲部を設け、前記挟持板部の両足
先端内側には係合ばねの一対の係合足の側面に当たり前
記係合ばねの起伏に抵抗する突起を形成する。以上のば
ね支持具を次のようにしてカバー枠に組み込む。垂下板
部の下端を前記カバー枠に係止する。挟持板部をカバー
枠にねじ止めする。これにより垂下板部をカバー枠の直
立面に沿わせる。
なほぼコ字形の挟持板部と該挟持板部の中央内縁から一
体に下向きに延在する垂下板部を備えたばね支持具を使
用する。前記垂下板部の途中には係合ばねのコイル部を
揺動自在に装着する湾曲部を設け、前記挟持板部の両足
先端内側には係合ばねの一対の係合足の側面に当たり前
記係合ばねの起伏に抵抗する突起を形成する。以上のば
ね支持具を次のようにしてカバー枠に組み込む。垂下板
部の下端を前記カバー枠に係止する。挟持板部をカバー
枠にねじ止めする。これにより垂下板部をカバー枠の直
立面に沿わせる。
【０００５】
【作用】ばね支持具はほぼコ字形の挟持板部とコ字形の
内側から延在する垂下板部を主体とするものであるか
ら、一枚の板材を打ち抜き、折り曲げ加工して無理なく
一体に成形することができる。係合ばねのコイル部は垂
下板部途中の湾曲部に揺動自在に装着される。係合ばね
の一対の係合足は挟持板部におけるコ字形の内側の範囲
に納まり起立するが、必要に応じて挟持板部の両足先端
内側の一対の突起間を擦り抜けさせ、引き倒すことが可
能である。
内側から延在する垂下板部を主体とするものであるか
ら、一枚の板材を打ち抜き、折り曲げ加工して無理なく
一体に成形することができる。係合ばねのコイル部は垂
下板部途中の湾曲部に揺動自在に装着される。係合ばね
の一対の係合足は挟持板部におけるコ字形の内側の範囲
に納まり起立するが、必要に応じて挟持板部の両足先端
内側の一対の突起間を擦り抜けさせ、引き倒すことが可
能である。
【０００６】
【実施例】以下、図示の実施例について説明する。図１
に示すように、この照明器具は照明器具本体１０とその
下面側を覆う透光カバー２０を主体とする。透光カバー
２０はカバー枠２１の内側に透光板２２を装着したもの
である。透光板２２はルーバー構造のものでもよい。カ
バー枠２１に都合４個の係合ばね３０を装着する。各係
合ばね３０は照明器具本体１０側の明示しない受け金具
によって両側から抱えるように弾発的に挟持される。係
合ばね３０はカバー枠２１に取り付けられるが、それは
起伏自在である。係合ばね３０を起立させた状態で照明
器具本体１０に近付けるが、その際は簡単には倒れない
ような自立性がなければ作業がし難い。包装等の取り扱
いの際は係合ばね３０が起立したままだと邪魔になり嵩
ばるのでこれを引き倒す。図２および図３に示すよう
に、係合ばね３０はコイル部３１とコイル部３１からＶ
字形に延在する一対の係合足３２を備える。各係合足３
２における先端部３３は常態では再び合流する。先端部
３３は照明器具本体１０側に仮支えするのに利用され
る。本発明においては、図２および図３に示すようなば
ね支持具４０を使用する。ばね支持具４０は水平なほぼ
コ字形の挟持板部４１を備える。また挟持板部４１の中
央内縁から一体に下向きに延在する垂下板部４５を備え
る。垂下板部４５の途中にコイル部３１を揺動自在に装
着する湾曲部４６を設ける。挟持板部４１の両足４２先
端内側に一対の係合足３２の側面に当たり係合ばね３０
の起伏に抵抗する突起４３を形成する。以上のばね支持
具４０は１枚の金属板を加工して作ったものである。ば
ね支持具４０は図２のようにカバー枠２１に装着され
る。まず、垂下板部４５の下端をカバー枠２１に係止す
る。具体的には、垂下板部４５下端の引っ掛け部４７と
カバー枠２１の突縁２４との間の係止である。この状態
で、挟持板部４１をカバー枠２１にねじ止めする。具体
的には、カバー枠２１に挟持板部４１の止め穴４４の箇
所を止めねじ５０で止める。以上により、垂下板部４５
はカバー枠２１の直立面２３に沿う。２５は直立面２３
に形成した受け穴であって、挟持板部４１における両足
４２以外の基部がそこに挿置される。係合ばね３０のコ
イル部３１は垂下板部４５途中の湾曲部４６と直立面２
３の間に揺動自在に装着され保持される。また、その一
対の係合足３２は挟持板部４１両足４２間のコ字形の内
側の範囲に起伏自在に配置される。係合ばね３０の一対
の係合足３２をコ字形範囲の外に出そうとすると、係合
足３２側面が各突起４３に当たり抵抗を受ける。このよ
うにして係合ばね３０は自立性を保持する。しかして、
力を加え突起４３を乗り越えさせれば係合ばね３０は図
２の２点鎖線のように倒れる。突起４３を乗り越える際
に一対の係合足３２はそれ自身の弾性に抗して窄まる。
に示すように、この照明器具は照明器具本体１０とその
下面側を覆う透光カバー２０を主体とする。透光カバー
２０はカバー枠２１の内側に透光板２２を装着したもの
である。透光板２２はルーバー構造のものでもよい。カ
バー枠２１に都合４個の係合ばね３０を装着する。各係
合ばね３０は照明器具本体１０側の明示しない受け金具
によって両側から抱えるように弾発的に挟持される。係
合ばね３０はカバー枠２１に取り付けられるが、それは
起伏自在である。係合ばね３０を起立させた状態で照明
器具本体１０に近付けるが、その際は簡単には倒れない
ような自立性がなければ作業がし難い。包装等の取り扱
いの際は係合ばね３０が起立したままだと邪魔になり嵩
ばるのでこれを引き倒す。図２および図３に示すよう
に、係合ばね３０はコイル部３１とコイル部３１からＶ
字形に延在する一対の係合足３２を備える。各係合足３
２における先端部３３は常態では再び合流する。先端部
３３は照明器具本体１０側に仮支えするのに利用され
る。本発明においては、図２および図３に示すようなば
ね支持具４０を使用する。ばね支持具４０は水平なほぼ
コ字形の挟持板部４１を備える。また挟持板部４１の中
央内縁から一体に下向きに延在する垂下板部４５を備え
る。垂下板部４５の途中にコイル部３１を揺動自在に装
着する湾曲部４６を設ける。挟持板部４１の両足４２先
端内側に一対の係合足３２の側面に当たり係合ばね３０
の起伏に抵抗する突起４３を形成する。以上のばね支持
具４０は１枚の金属板を加工して作ったものである。ば
ね支持具４０は図２のようにカバー枠２１に装着され
る。まず、垂下板部４５の下端をカバー枠２１に係止す
る。具体的には、垂下板部４５下端の引っ掛け部４７と
カバー枠２１の突縁２４との間の係止である。この状態
で、挟持板部４１をカバー枠２１にねじ止めする。具体
的には、カバー枠２１に挟持板部４１の止め穴４４の箇
所を止めねじ５０で止める。以上により、垂下板部４５
はカバー枠２１の直立面２３に沿う。２５は直立面２３
に形成した受け穴であって、挟持板部４１における両足
４２以外の基部がそこに挿置される。係合ばね３０のコ
イル部３１は垂下板部４５途中の湾曲部４６と直立面２
３の間に揺動自在に装着され保持される。また、その一
対の係合足３２は挟持板部４１両足４２間のコ字形の内
側の範囲に起伏自在に配置される。係合ばね３０の一対
の係合足３２をコ字形範囲の外に出そうとすると、係合
足３２側面が各突起４３に当たり抵抗を受ける。このよ
うにして係合ばね３０は自立性を保持する。しかして、
力を加え突起４３を乗り越えさせれば係合ばね３０は図
２の２点鎖線のように倒れる。突起４３を乗り越える際
に一対の係合足３２はそれ自身の弾性に抗して窄まる。
【０００７】
【発明の効果】ばね支持具はほぼコ字形の挟持板部とコ
字形の内側から延在する垂下板部を主体とするものであ
るから、一枚の板材を打ち抜き、折り曲げ加工して安価
に一体に成形することができる。一方、係合ばねは起伏
自在であり、また適宜に自立させ得るので、従来同等に
扱うことができる。
字形の内側から延在する垂下板部を主体とするものであ
るから、一枚の板材を打ち抜き、折り曲げ加工して安価
に一体に成形することができる。一方、係合ばねは起伏
自在であり、また適宜に自立させ得るので、従来同等に
扱うことができる。
【図１】本発明に係る係合ばね取り付け装置を含む照明
器具の分解斜視図。
器具の分解斜視図。
【図２】上記の係合ばね取り付け装置を示す斜視図。
【図３】上記の係合ばね取り付け装置の要部を示す斜視
図。
図。
１０…照明器具本体、２０…透光カバー、２１…カバー
枠、２２…透光板 ２３…直立面、２４…突縁、２５…受け穴、３０…係合
ばね、３１…コイル部 ３２…係合足、３３…先端部、４０…ばね支持具、４１
…挟持板部、４２…両足 ４３…突起、４４…止め穴、４５…垂下板部、４６…湾
曲部、４７…引っ掛け部 ５０…止めねじ
枠、２２…透光板 ２３…直立面、２４…突縁、２５…受け穴、３０…係合
ばね、３１…コイル部 ３２…係合足、３３…先端部、４０…ばね支持具、４１
…挟持板部、４２…両足 ４３…突起、４４…止め穴、４５…垂下板部、４６…湾
曲部、４７…引っ掛け部 ５０…止めねじ
Claims (1)
- 【請求項１】照明器具本体とその下面側を覆う透光カバ
ーを備え、コイル部から一対の係合足がＶ字形に延在す
る係合ばねを備え、前記係合ばねの前記コイル部を前記
透光カバーのカバー枠に装着し、前記係合ばねで前記照
明器具本体に前記透光カバーを着脱自在に装着する照明
器具において、 水平なほぼコ字形の挟持板部と該挟持板部の中央内縁か
ら一体に下向きに延在する垂下板部を備えたばね支持具
を設け、前記垂下板部の途中に前記コイル部を揺動自在
に装着する湾曲部を設け、前記挟持板部の両足先端内側
に前記一対の係合足の側面に当たり前記係合ばねの起伏
に抵抗する突起を形成し、 前記垂下板部の下端を前記カバー枠に係止し、前記挟持
板部を前記カバー枠にねじ止めし、前記垂下板部を前記
カバー枠の直立面に沿わせ、前記一対の係合足を前記挟
持板部におけるコ字形の内側の範囲に起伏自在に配置し
たことを特徴とする照明器具における係合ばね取り付け
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17362092A JP3180446B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明器具における係合ばね取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17362092A JP3180446B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明器具における係合ばね取り付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325616A JPH05325616A (ja) | 1993-12-10 |
| JP3180446B2 true JP3180446B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=15963993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17362092A Expired - Fee Related JP3180446B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 照明器具における係合ばね取り付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3180446B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP17362092A patent/JP3180446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05325616A (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420 Year of fee payment: 9 |
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