JP3180405U - 管路の傾斜計 - Google Patents
管路の傾斜計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3180405U JP3180405U JP2012006151U JP2012006151U JP3180405U JP 3180405 U JP3180405 U JP 3180405U JP 2012006151 U JP2012006151 U JP 2012006151U JP 2012006151 U JP2012006151 U JP 2012006151U JP 3180405 U JP3180405 U JP 3180405U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclination
- pipe
- inclinometer
- sensor
- pipe line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
【課題】高所にある管路の傾斜を安全に測定するとともに、高所でない位置にある管路も傾斜を簡単に熟練を要することなく測定することが可能な、管路の傾斜計を提供する。
【解決手段】棒状の操作竿6の上端に、支持枠2を取り付け、支持枠2に軸3を介して揺動自在の傾斜センサ1を取り付け、傾斜センサ1の上面には、傾斜の被測定管路5の側面に当てるV字状溝3を有する当接面を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】棒状の操作竿6の上端に、支持枠2を取り付け、支持枠2に軸3を介して揺動自在の傾斜センサ1を取り付け、傾斜センサ1の上面には、傾斜の被測定管路5の側面に当てるV字状溝3を有する当接面を設けた。
【選択図】図1
Description
本考案は、例えば建築物に設置されるガス管や水道管などの管路の傾斜を測定する管路の傾斜計に関するものである。
建築物に設置されるガス管や水道管などの管路の傾斜を測定する場合、管の上面に水準器を乗せ、傾斜を測定している。このような手段によると、管路が建物の高い場所にある場合、傾き測定の作業者は高所作業を行う必要があり、作業に危険が伴う。また、作業者の熟練度に応じて測定データに差が出るという問題があった。
このために特許文献1のように円筒状の水準器を3本束ね、これを傾斜を測定する対象である管路に当てることによって、管路の傾斜を測定するようにしたものがある。これによると、管路の中心線と水準器の中心線とが互いに平行になるため、熟練者でなくても正確に管路の傾きを測定することができる。
特許文献1に開示された技術であると、高所に設置された管路の傾斜を測定する場合に高所作業となり、作業に一定の危険が伴うものである。また、傾斜のデータを高所で記録しなければならず、この作業も危険を伴うものである。本考案は、作業者の熟練を必要とせず、さらに高所に設置された管路の傾斜も安全かつ簡単に測定することができるものである。
本考案の管路の傾斜計は、棒状の操作竿の上端に揺動自在の傾斜センサを取り付け、傾斜センサの上面には、傾斜の被測定管の側面に当てる当接面を設けたため、管路の下面に傾斜センサを当接させることによって、傾斜センサが管路の下面に倣い、傾斜センサが傾きのデータを出力する。
本考案の管路の傾斜計は、上記の手段のような構造を有するため、作業者は棒状の操作竿を持って、高所に設置された管路の下面に傾斜セナを当てるだけで、傾斜センサは、管路の傾きを検出することができる。そして、その傾きのデータを表す表示装置を操作竿の下部に設けることによって、測定データも手元で得る事ができるこのため高所作業に伴う危険を回避することができる。
さらに傾斜センサの上面の中央にV字状溝を設ける事によって、管路の下面にV字状溝を当接するだけで、傾斜センサの中心軸と管路の中心軸とが互いに平行になり、正確な傾斜の測定が可能となる。つまり測定に際して熟練した職人が不要となる。
傾斜センサとしてデジタル傾斜センサを用いると、測定データを多数取得してデジタルデータのファイルとして保管することも可能となる。これによって、後日、測定データの検証など行う事ができる。
航空宇宙研究開発機構によって打ち上げられた準天頂衛星システム「みちびき」を活用すると、誤差がcm単位で位置の測定が可能となるため、傾斜センサの中にGPS受信装置を入れることによって、管路のどの位置がどの程度傾斜しているかについて、データを一度に取ることが可能となる。
本考案は、棒状の操作竿の上端に揺動自在の傾斜センサを取り付け、傾斜センサの上面には、傾斜の被測定管の側面に当てる当接面を設けたため、傾斜を測定する対象の管路の側面のどこかに当接面を当てるだけで、容易に管路の傾斜を測定することができる。
本考案の実施例について、以下図に沿って説明する。図1において、1は傾斜センサであり、支持枠2に対して軸3によって回動自在に支持されている。また傾斜センサ1の上面にはV字状溝4が形成されている。5は傾斜の測定対象である管路である。
図2において6は操作竿であり、この操作竿6の上端には支持枠2が取り付けられ、上述のとおり支持枠2に対して軸3によって傾斜センサ1が数10度程度回動自在に支持されている。7は操作部であり、傾斜センサ1と電気的に接続され、傾斜センサ1の測定値の表示を行うディスプレイや、表示する数値の桁数の指示などを入力する操作ボタンなどを有している。8は操作竿6の下端に取り付けられた取っ手であり、作業者の握りやすい形状に形成されている。
また傾斜センサ1の測定値は、水平に対する傾斜すなわち絶対値を表示したり、あるいは特定の傾斜に対する相対的な傾斜を測定することができるように構成されている。つまり、管路5の特定部分に対して、被測定部分の相対的な傾斜を測定することによって、例えば管路5全体の傾斜が一定であるか確認することができる。このために、操作部7の内部に管路5の特定部分の傾斜データを格納するメモリーと、このメモリーにデータを格納及び取り出しを行うマイクロプロセッサを有している。
本考案の管路の傾斜計は上記のような構成であり、測定対象の管路5の側面にV字状溝4を当てると、管路5の中心軸とV字状溝4の底の軸とが互いに平行となり、管路5の傾斜が傾斜センサ1の傾斜となる。
よって、傾斜センサ1のV字状溝4を管路5の側面に当てるだけで、誰でも熟練を要することなく、管路5の傾斜を測定することができる。さらに高所にある管路であっても、操作竿6を操作して傾斜センサ1のV字状溝4を管路5に当てるだけで良いため、安全かつ容易に傾斜を知ることができる。
本考案の管路の傾斜計は、測定対象の管路5に傾斜センサ1のV字状溝4を当てるだけで、簡単に管路5の傾斜を測定することが可能となる。
1 傾斜センサ
2 支持枠
3 軸
4 V字状溝
5 管路
6 操作竿
7 操作部
8 取っ手
2 支持枠
3 軸
4 V字状溝
5 管路
6 操作竿
7 操作部
8 取っ手
Claims (3)
- 棒状の操作竿の上端に揺動自在の傾斜センサを取り付け、前記傾斜センサの上面には、傾斜の被測定管の側面に当てる当接面を設けた事を特徴とする管路の傾斜計。
- 傾斜センサの上面に設けられた当接面は、中央にV字状溝が形成された形状となっている事を特徴とする請求項1記載の管路の傾斜計。
- 傾斜センサによって計測された傾きを表示する表示器を有する事を特徴とする請求項1記載の管路の傾斜計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006151U JP3180405U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路の傾斜計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006151U JP3180405U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路の傾斜計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180405U true JP3180405U (ja) | 2012-12-20 |
Family
ID=48006986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006151U Expired - Fee Related JP3180405U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路の傾斜計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180405U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104846854A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-19 | 中铁建设集团有限公司 | 一种测斜管接长套管保护结构及其施工方法 |
CN111322986A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-23 | 湖南省计量检测研究院 | 基于光学分度头的测斜仪校准装置及校准方法 |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012006151U patent/JP3180405U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104846854A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-19 | 中铁建设集团有限公司 | 一种测斜管接长套管保护结构及其施工方法 |
CN104846854B (zh) * | 2015-05-05 | 2018-01-12 | 中铁建设集团有限公司 | 一种测斜管接长套管保护结构及其施工方法 |
CN111322986A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-23 | 湖南省计量检测研究院 | 基于光学分度头的测斜仪校准装置及校准方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3180405U (ja) | 管路の傾斜計 | |
JP2013011575A (ja) | 可搬型コンクリート圧縮試験装置。 | |
CN203133072U (zh) | 混凝土拌和物扩散度及坍落度联合测定装置 | |
JP3179152U (ja) | 曲尺 | |
JP2015139693A (ja) | パチンコ台用測定器の検査装置 | |
JP6595379B2 (ja) | 配管選別装置、配管選別方法及び配管測位システム | |
JP2017067628A (ja) | ゲージ検査機 | |
CN108759786B (zh) | 一种建筑物立面竖直检测装置 | |
WO2016027740A1 (ja) | 照度測定システム | |
KR200392282Y1 (ko) | 복합 수평각도기 | |
CN205785198U (zh) | 一种快速检测土方开挖及回填边坡坡度装置 | |
KR20130127269A (ko) | 토양의 함수량 측정장치 | |
CN203551212U (zh) | 一种管道气体检漏仪操作支架 | |
JP6834745B2 (ja) | 配管選別装置及び配管選別方法 | |
KR200463225Y1 (ko) | 학습용 주향 및 경사 측정장치 | |
KR20140030897A (ko) | 수평수직변위 측정기 | |
CN106017247A (zh) | 一种单臂三维测量划线仪的光束发射方向调整系统 | |
CN201262548Y (zh) | 排水管道测高水准附尺 | |
CN107606430B (zh) | 一种建筑工地全站仪放样用三脚架 | |
CN207528193U (zh) | 一种可实现声测管垂直度检测的装置 | |
JP2016114531A (ja) | 高さ測定器具及び高さ測定方法 | |
CN100533050C (zh) | 正时链条测长方法及装置 | |
CN203310403U (zh) | 矿山测量用便携式激光坡度规 | |
KR20180067696A (ko) | 본체 치수 측정용 전자 마이크로미터 및 사용 방법 | |
ES2380256A1 (es) | Dispositivo para la medida de la convergencia en tuneles. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151128 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |