JP2016114531A - 高さ測定器具及び高さ測定方法 - Google Patents

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中村 仁士
Hitoshi Nakamura
仁士 中村
義徳 杉浦
Yoshinori Sugiura
義徳 杉浦
宗一郎 岸本
Soichiro Kishimoto
宗一郎 岸本
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Abstract

【課題】 基礎コンクリートなどの高さ測定作業において、作業員は、一度腰を屈め再び腰を伸ばし、あるいは腰を下ろし再び立ち上がるといった動作を行うことになり、身体に疲れが生じることになるが、このような測定作業を鑑み、測定作業において、腰を屈めたり腰を下ろしたりすることなく、また複数の手順を経ることなく容易に基礎コンクリートの高さ測定を可能とした測定器具を提案することを目的とする。【解決手段】 測定器具1は、外筒10と、目盛のついた内竿20とにより構成される。外筒10は、筒部11と張り出し部12とからなり、外筒10の筒部11は、所定の長さ及び径を有する円筒形状に形成されおり、円筒形状の中心部は、筒部11を上下に貫通するスライド孔11aとなっており、スライド孔11aには、筒部11の全長より目盛が付けられた長い内竿20が貫通して設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、建設工事において、打設された基礎コンクリートの高さ寸法を測定する際に用いられる、測定器具に関するものである。
基礎コンクリートは、その上に構築される構造物や機器据え付けのための基礎(ベース)となるものである。このような施工された基礎コンクリートの出来高検査においては、スケールを地盤面に垂直に立て、基礎コンクリート天端面に定規を水平に置き、スケールの目盛を読んで基礎コンクリート高さを測定している。あるいはレベル測量機を使用して基礎コンクリートの高さを測定している。
地盤面あるいは地表面から基礎コンクリートの天端面までの高さは、人の身長に比べると低いことが多い。測定の際、作業員は必ず腰を屈めるか、腰を下ろした姿勢で目盛を読む測定作業を強いられている。また、レベル測量機を使用する場合には、2人が組んで作業を行っている。
特開平11−118405号公報
上記に記載した測定作業の姿勢において、作業員は、一度腰を屈め再び腰を伸ばし、あるいは腰を下ろし再び立ち上がるといった動作を行うことになり、身体に疲れが生じることになる。また測定作業の手順は、まずスケールを立て、次に定規を水平に置き、その後、定規が示す目盛を読むというように、一つひとつの手順を踏んで次の作業を行わなければならい。そのため手順の煩雑さが生じることになる。
特に基礎コンクリートが数多くあると測定回数も数多くなり、疲労度が増し、多くの作業時間を要することになる。
本発明は、前述した測定作業を鑑み、測定作業において、腰を屈めたり腰を下ろしたりすることなく、また複数の手順を経ることなく容易に基礎コンクリートの高さを測定する、測定器具を提案することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかかる高さ測定器具は、T字形状部を備えた外筒と、目盛が表示された前記外筒より長い内竿と、前記内竿を収納する前記外管の上端には凹部状の切欠き部を備えていることを特徴とする。
かかる高さ測定器具によれば、T字形状部を備えた外筒と、目盛が表示された前記外筒より長い内竿と、前記内竿を収納する前記外管の上端には凹部状の切欠き部を備えているので、作業員の測定作業において、腰を屈めたり、腰を下ろすことをしないで高さ測定を行うことができる。
また、この発明の高さ測定機器は、外筒に内竿を収納して鉛直に立てた状態で、内竿の目盛が現れることを特徴する。
かかる発明によれば、外筒の上端を指標として目盛を読むことができる。さらには直読する際に凹凸状の切欠き部があるため、現われた目盛を見る際に数値の上下を見ることができるので、すぐに数値を判断ができる。
また、この発明の高さ測定機器は、内竿の端部に係止部材が備わっていることを特徴とする。
この発明によれば、外筒より内竿が抜け出ることを防止でき、運搬作業への支障がなくなる。
また、このような課題を解決する本発明による高さ測定方法は、T字形状部を備えた外筒と、目盛が表示された外筒より長い内竿と、内竿を収納する外管の上端には凹部状の切欠き部を備えている高さ測定器具を用いて、測定対象の上端に外筒のT字形状部の張り出し部を係止して、内竿を降下させ、降下長を読み取るか、又は、測定対象物の下端部に測定器具を定着させ、外筒を上方に引き上げて、T字形状部の張り出し部を測定対象物の上端に係止した状態の外筒上端が位置する引き上げ長に相当する内竿の目盛を読み取ることを特徴とする。
かかる高さの測定方法によれば、一人の作業員によって、外筒のT字形状の張り出し部を基礎コンクリート上面に係止させて内竿を降下させて、内竿の降下長さを、腰を屈めたり座ったりせずに読み取ることができるので、作業員の身体への負担が減る。また、基礎コンクリートの下端部に測定器具を定着させ、外筒を引き上げてT字形状の張り出し部を基礎コンクリート上面に係止させて、外筒上端が位置する引き上げ長を、作業員は、腰を屈めたし座ったりせずにすぐ読み取ることができるので作業員の身体への負担が軽減される。
本発明の測定器具は、外筒を内竿に沿って摺動させて、張り出し部を基礎コンクリートの上面に容易に当接させ、内竿を降下させるか、引き出すかして、内竿に現われた目盛を直読することで降下長、あるいは引き出し長が読み取ることができる。
切り込み部13を設けたことによって、本来なら隠れてしまう目盛21も見ることが出来るので、測定時に数値をすぐ判断することが可能とななり、一人で容易に高さ測定を行えることができる。
外筒の上端に現れる内竿につけられた目盛の位置を作業員の目の高さにさせることができるので、腰を屈めたり腰を下ろしたりすることがなく簡易に測定することができる。
本発明の実施形態を示す全体図である。測定器を鉛直に立て、外筒を引き上げた状態を側面から見た図である。 図1の測定器を分解した図で、(a)は目盛を備えた内竿である。(b)は、内竿を収納する外筒の断面図と側面図である。(c)は、外筒に単筒を継ぎ足した図である。 本発明の実施形態を示す全体図で、測定器具を用いた測定の状況図である。
図1に示すように、測定器具1は、外筒10と、内竿20とにより大略構成されている。外筒10は、筒部11と張り出し部12とから構成される。外筒10の筒部11は、所定の長さ及び径を有する円筒形状に形成されおり、円筒形状の中心部は、筒部11を上下に貫通するスライド孔11aとなっており、スライド孔11aには、筒部11の全長より長い内竿20が貫通して設けられている。
図1に示すように、張り出し部12は、筒部11の円筒形状の中心軸に対して、直角になるよう筒部11から突出してT字形状に形成される。張り出し部12は、筒部11の下部付近に設けられている。
図2(a)に示すように、内竿20の表面には、目盛21が形成されている。好ましくは、目盛21は、測定器具1を鉛直に立てた際に、筒部11から飛び出した内竿20の部分にだけ形成してもよい。目盛21を形成するには、内竿20の表面を刻む方法や、目盛テープを張り付ける方法や、印刷する方法がある。
筒部11から飛び出した部分だけに目盛21を形成する際には、測定器具1を鉛直に立て、筒部11の上端11bが目盛21の始点ゼロ点と一致させるようにし、内竿の21の上方に向かって目盛21を形成させる。外筒10、内竿20とも構成材料は限定されないが、本実施形態では、塩化ビニル製のパイプ(塩ビパイプ)を用いる。
図2(b)に示すように外筒20は、塩ビパイプを所定の長さに切断し、その上端側にはエンドキャップ22を、下端側には異形ソケット23が取付けられている。それぞれエンドキャップ22及び異形ソケット23の外径は、ともにスライド孔11aの内径d1より大きいので、移測定箇所まで測定機器1を移動する時に外筒20が抜け出すことを防止することできる。エンドキャップ22は、外筒20を交換する際には、取り外しが可能である。
外筒10と内竿20の全長は、測定高さに応じて、外筒10と内竿20の組み合わせを事前に考慮して決めることができる。基礎コンクリートAの高さに応じて、測定時に外筒10の上端が目線付近となることが好ましい。
たとえば、内竿20の全長は2.0m、外筒10の全長は1.0mの組み合わせで基礎コンクリートAの高さが0.4mであるなら目線の高さは、地盤から1.4mとなる。
また、図2(c)に示す様に、外筒10の筒部11の上端側に全長0.1m、0.2m、0.5mの筒部11と同仕様の単筒11cを塩ビ管で準備しておけば、基礎コンクリートAの高さに応じて、筒部11に足して単筒11cの上端を目線の高さになるよう変えることができる。
内竿20は、筒部11に収納され、筒部11のスライド孔11aに沿って摺動が可能である。
そして、筒部11のスライド孔11aの内径d1と内竿20の外径d2との寸法差(隙間)は、少ない方が良い。隙間が大きくなると、内竿20を鉛直に立てて測定する時に、内竿20の左右への振れが生じることになり、この振れを鉛直に修正して目盛21を読むまでに時間を要することになる。
今回の実施形態では内竿20は外径18mm、筒部11は内径20mmの塩ビパイプを用いる。
図2(b)に示すように筒部11の上端11bには、平面視で幅約10mm、深さ約5mmとなるような切り込み部13を形成させる。この切り込み部13に内竿20の目盛21が現れるように上下に摺動させる。
外筒10の下部に形成される張り出し部12は、筒部11の塩ビパイプに通称チーズ継手と呼ばれる継手管12aを用いる。この継手管(チーズ継手)12aのT字形状となった3方口の一つ12bを筒部11に接続する。そうすると筒部11に接続された継手管12aの直線部分までが筒部11の一部となる。
それに対して、筒部11とつながった継手管12aの直角方向に突出した部分は張り出し部係止部12cとなる。位置決め係止部12cは、塩ビパイプ12dを直線状に接続させ延長させることで、基礎コンクリートAの上面50に係止し易くすることが出来る。
張り出し部12は、外筒10を内竿20に沿って上下に摺動させて、基礎コンクリートA上面50に当てられる。
測定機器1を用いた測定方法を図3に示して説明する。
まず作業員が測定機器1を持って測定する基礎コンクリートAの脇に立つ。その後、測定機器1を持って、外筒10のT字形状の張り出し部12を基礎コンクリートAに係止させ、内竿20を降下させて地面に当てる。その際の外筒10の端部11bを指標として内竿20の目盛21を直読し、高さを測定する。
また、同様に測定機器1を鉛直方向になるよう内竿20の部分を手で持ち、基礎コンクリートAのすぐ脇に立てる。
張り出し部12はどこにも当てない状態で切り込み部13に現われた数値を筒部11の上端11bを測定ラインとして読む(測定値1)。 目盛21がゼロ点であることを確認した後、内竿10を上方に引き上げ、測定機器1全体を回転させて位置決め部12を基礎コンクリートAの上面50に当てる。その時、同じく切り込み部13に現われた目盛21を筒部11の上端11bを測定ラインとして数値を読む(測定値2)。
測定値1がゼロの場合では、基礎コンクリートAの高さは測定値2であったとして記録する。測定値1がゼロ点ではない場合は、測定値2から測定値1を引いた(差分)数値を高さとして記録する。
1 測定器具
10 外筒
11 筒部
11a スライド孔
11b 上端
12 張り出し部(T字形状部)
12a 継手管
12b 3方口の一つ
12c 張り出し係止部
20 内竿
21 目盛
22 キャップ
23 異形ソケット
50 基礎コンクリート上面
A 基礎コンクリート

Claims (4)

  1. 高さ測定器具であって、
    T字形状部を備えた外筒と、
    目盛が表示された前記外筒より長い内竿と、
    前記内竿を収納する前記外管の上端には凹部状の切欠き部を備えていることを特徴とする高さ測定器具。
  2. 前記外筒に前記内竿を収納し鉛直に立てた状態で、前記目盛が現れる請求項1に記載の高さ測定器具。
  3. 前記内竿の端部に係止部材が備わる請求項1〜2に記載の高さ測定器具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれに記載された高さ測定器具を用いて高さを測定する方法であって、
    測定対象の上端に外筒のT字形状部の張り出し部を係止して、内竿を降下させ、降下長を読み取るか、
    又は、測定対象物の下端部に測定器具を定着させ
    外筒を上方に引き上げてT字形状部の張り出し部を測定対象物の上端に係止した状態の外筒上端が位置する引き上げ長に相当する内竿の目盛を読み取ることを特徴とする高さの測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111664836A (zh) * 2020-05-15 2020-09-15 沪东中华造船(集团)有限公司 一种用于船舶分段制造的水平度测量标尺、测量方法
WO2022241213A1 (en) * 2021-05-14 2022-11-17 Sea Ray Construction LLC Tool for measuring vertical height

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