JP3180273B2 - 造形物内包石鹸及びその製造方法 - Google Patents
造形物内包石鹸及びその製造方法Info
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- JP3180273B2 JP3180273B2 JP17203492A JP17203492A JP3180273B2 JP 3180273 B2 JP3180273 B2 JP 3180273B2 JP 17203492 A JP17203492 A JP 17203492A JP 17203492 A JP17203492 A JP 17203492A JP 3180273 B2 JP3180273 B2 JP 3180273B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定形状に形成した石
鹸からなる造形物を内包した造形物内包石鹸及びその製
造方法に関するものである。
鹸からなる造形物を内包した造形物内包石鹸及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、石鹸から所定形状に形成した
造形物を内包した造形物内包石鹸は、種々提案されてい
る。例えば、特開昭58−103600号公報や特開昭
57−155300号公報においては、図4に示すよう
に石鹸から所定形状に形成した造形物aを、同じく石鹸
から形成した支持台bに固定し、そして、容器内にこれ
らを入れた後、溶融状の被覆用石鹸cを流し込み、被覆
用石鹸cを固化した後、容器内から取り出すことにより
所定形状に形成した造形物aを内包した造形物内包石鹸
を得るようにしたものである。こうすることにより、例
えば造形物aの下端形状が細く造形物aだけでは立て掛
けられないような場合にも支持台bに固定することによ
って造形物aを被覆用石鹸cに対し所定向きに配設でき
る。しかしながら、このような方法では、支持台bを形
成しなければならず、コスト高になるとともに、支持台
bを形成するに際し、破損や変形を生ずる等の課題を有
する。又、製作後、被覆用透明石鹸bを透して支持台b
が見えてしまうため、外観を損ねるという課題を有す
る。
造形物を内包した造形物内包石鹸は、種々提案されてい
る。例えば、特開昭58−103600号公報や特開昭
57−155300号公報においては、図4に示すよう
に石鹸から所定形状に形成した造形物aを、同じく石鹸
から形成した支持台bに固定し、そして、容器内にこれ
らを入れた後、溶融状の被覆用石鹸cを流し込み、被覆
用石鹸cを固化した後、容器内から取り出すことにより
所定形状に形成した造形物aを内包した造形物内包石鹸
を得るようにしたものである。こうすることにより、例
えば造形物aの下端形状が細く造形物aだけでは立て掛
けられないような場合にも支持台bに固定することによ
って造形物aを被覆用石鹸cに対し所定向きに配設でき
る。しかしながら、このような方法では、支持台bを形
成しなければならず、コスト高になるとともに、支持台
bを形成するに際し、破損や変形を生ずる等の課題を有
する。又、製作後、被覆用透明石鹸bを透して支持台b
が見えてしまうため、外観を損ねるという課題を有す
る。
【0003】この一方、支持台を用いないものとして、
例えば特開平2−297413号公報に提案されてい
る。この方法は、図5に示すように先ず、被覆用の透明
石鹸bを、所定形状の凹部b1を形成させつつ固化し、
そしてこの凹部b1に溶融状の石鹸を流し込むことによ
り凹部b1の形状に沿う造形物aを形成すると同時に、
造形物内包石鹸を得るようにしたものである。ところ
が、この方法においては、被覆用の透明石鹸bに所定形
状の凹部b1を形成させるのが困難であるとともに、凹
部b1を複雑な形状に形成し難い。その結果、製作後、
被覆用の透明石鹸bを透して見える造形物aが外観的に
趣がなく、又、製作コストが高く付くという課題があ
る。
例えば特開平2−297413号公報に提案されてい
る。この方法は、図5に示すように先ず、被覆用の透明
石鹸bを、所定形状の凹部b1を形成させつつ固化し、
そしてこの凹部b1に溶融状の石鹸を流し込むことによ
り凹部b1の形状に沿う造形物aを形成すると同時に、
造形物内包石鹸を得るようにしたものである。ところ
が、この方法においては、被覆用の透明石鹸bに所定形
状の凹部b1を形成させるのが困難であるとともに、凹
部b1を複雑な形状に形成し難い。その結果、製作後、
被覆用の透明石鹸bを透して見える造形物aが外観的に
趣がなく、又、製作コストが高く付くという課題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実情
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、外観
的に趣があって、しかも容易に、低コストで製作できる
造形物内包石鹸及びその製造方法を提供することにあ
る。
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、外観
的に趣があって、しかも容易に、低コストで製作できる
造形物内包石鹸及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の特徴を
有する造形物内包石鹸を提供することにより上記課題を
解決する。本発明の造形物内包石鹸は、所定形状に形成
された少なくとも一つの造形物と、この造形物の外周を
被覆する被覆用石鹸とからなる。造形物は、上部の比重
を下部の比重より軽くなるように形成された石鹸から構
成される。被覆用石鹸は、透明石鹸から構成されるもの
である。
有する造形物内包石鹸を提供することにより上記課題を
解決する。本発明の造形物内包石鹸は、所定形状に形成
された少なくとも一つの造形物と、この造形物の外周を
被覆する被覆用石鹸とからなる。造形物は、上部の比重
を下部の比重より軽くなるように形成された石鹸から構
成される。被覆用石鹸は、透明石鹸から構成されるもの
である。
【0006】又、本発明は、以下の特徴を有する造形物
内包石鹸の製造方法を提供することにより上記課題を解
決する。本発明の造形物内包石鹸の製造方法は、上部の
比重が下部より軽くなるように所定形状に形成した石鹸
からなる造形物と、被覆用石鹸と、これらの造形物と被
覆用石鹸とを収納できる容器とを準備する。そして、容
器内に造形物と流動性を有する状態の被覆用石鹸とを入
れ、被覆用石鹸を固化した後、容器内から取り出す方法
である。
内包石鹸の製造方法を提供することにより上記課題を解
決する。本発明の造形物内包石鹸の製造方法は、上部の
比重が下部より軽くなるように所定形状に形成した石鹸
からなる造形物と、被覆用石鹸と、これらの造形物と被
覆用石鹸とを収納できる容器とを準備する。そして、容
器内に造形物と流動性を有する状態の被覆用石鹸とを入
れ、被覆用石鹸を固化した後、容器内から取り出す方法
である。
【0007】
【実施例】以下、図を基に本発明の一実施例を具体的に
説明する。図1は、本発明の造形物内包石鹸1の斜視図
である。この実施例における本発明の造形物内包石鹸1
は、図1に示すように内部に配設される造形物2と、こ
の造形物2外周を覆う被覆用石鹸3とから構成されてい
る。
説明する。図1は、本発明の造形物内包石鹸1の斜視図
である。この実施例における本発明の造形物内包石鹸1
は、図1に示すように内部に配設される造形物2と、こ
の造形物2外周を覆う被覆用石鹸3とから構成されてい
る。
【0008】造形物2は、上部の花びら21と下部の葉
22とからなる花の形状に形成された透明石鹸から構成
されている。そして、花びら21は、赤色を呈し、葉2
2は、緑色を呈している。又、これらの花びら21と葉
22とは、比重が異なる透明石鹸片から各々構成され、
比重の軽い花びら21と、花びら21より比重の重い葉
22とが各々別途に形成され、最終的に両者が接着され
ることによって一つの花の造形物2とされている。
22とからなる花の形状に形成された透明石鹸から構成
されている。そして、花びら21は、赤色を呈し、葉2
2は、緑色を呈している。又、これらの花びら21と葉
22とは、比重が異なる透明石鹸片から各々構成され、
比重の軽い花びら21と、花びら21より比重の重い葉
22とが各々別途に形成され、最終的に両者が接着され
ることによって一つの花の造形物2とされている。
【0009】比重の異なる二つの透明石鹸片を製造する
には、例えば透明石鹸素地の組成を変えることによって
得られる。詳しくは、ケン化反応終了後、65℃〜75
℃に保持しつつ、白糖等を配合して得られる透明石鹸素
地を溶融状態にて二つに分離する。そして、それ等夫々
の透明石鹸素地の組成を変え比重の異なるものとする。
比重を変えるには、透明石鹸の組成を変えることにより
行うことができる。そして、その要因となるものの具体
例を挙げれば、アルコール類、グリコール類、糖類の3
つを挙げることができ、これらの内、どれか1つでも増
加、又は減少させることにより比重を変えることができ
る。
には、例えば透明石鹸素地の組成を変えることによって
得られる。詳しくは、ケン化反応終了後、65℃〜75
℃に保持しつつ、白糖等を配合して得られる透明石鹸素
地を溶融状態にて二つに分離する。そして、それ等夫々
の透明石鹸素地の組成を変え比重の異なるものとする。
比重を変えるには、透明石鹸の組成を変えることにより
行うことができる。そして、その要因となるものの具体
例を挙げれば、アルコール類、グリコール類、糖類の3
つを挙げることができ、これらの内、どれか1つでも増
加、又は減少させることにより比重を変えることができ
る。
【0010】アルコール類、例えばエタノールのみで比
重を変える場合には、加熱溶融した液状石鹸に、その液
状石鹸の重量に対して、少なくとも10%以上のエタノ
ールを加えると有意差が生じ、エタノールを加える前の
ものとでは、エタノールを加えた方が上部に、加える前
の方が下部に加熱溶融させた液状にて、はっきりと分離
させることができる。また加えるエタノールの限度とし
ては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が限
度となり、それを越えると、固化後石鹸が白っぽくな
り、成形性が悪くなり、また、乾燥途中において、白い
もやが析出したりする。
重を変える場合には、加熱溶融した液状石鹸に、その液
状石鹸の重量に対して、少なくとも10%以上のエタノ
ールを加えると有意差が生じ、エタノールを加える前の
ものとでは、エタノールを加えた方が上部に、加える前
の方が下部に加熱溶融させた液状にて、はっきりと分離
させることができる。また加えるエタノールの限度とし
ては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が限
度となり、それを越えると、固化後石鹸が白っぽくな
り、成形性が悪くなり、また、乾燥途中において、白い
もやが析出したりする。
【0011】グリコール類、例えばグリセリンのみの場
合については、加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して
少なくとも4%以上のグリセリンを加えると有意差が生
じ、加熱溶融させた液状において、グリセリンを加えた
方が下部に、加える前のものは上部に、はっきりと分離
させることができる。また加えるグリセリンの限度とし
ては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が限
度になり、それを越えると、石鹸自身が吸湿したり、固
化しなかったり、或いはべとつき感が出たりする。
合については、加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して
少なくとも4%以上のグリセリンを加えると有意差が生
じ、加熱溶融させた液状において、グリセリンを加えた
方が下部に、加える前のものは上部に、はっきりと分離
させることができる。また加えるグリセリンの限度とし
ては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が限
度になり、それを越えると、石鹸自身が吸湿したり、固
化しなかったり、或いはべとつき感が出たりする。
【0012】糖類、例えば白糖のみの場合については、
加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して少なくとも2%
以上の白糖を加えると有意差が生じ、加熱溶融させた液
状において、白糖を加えた方が下部に、加える前のもの
は上部に、夫々分離させることができる。また加える白
糖の限度としては、仕込み時の油脂の重量100に対し
て63が限度となり、それを越えると、軟らかくなった
り、固化しなかったりする。
加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して少なくとも2%
以上の白糖を加えると有意差が生じ、加熱溶融させた液
状において、白糖を加えた方が下部に、加える前のもの
は上部に、夫々分離させることができる。また加える白
糖の限度としては、仕込み時の油脂の重量100に対し
て63が限度となり、それを越えると、軟らかくなった
り、固化しなかったりする。
【0013】以上3つの要因を通常は併用し、比重差を
大きくすることにより、透明性をそこなわず、加熱溶融
状態において分離させることができる。また混合すると
きの温度としては50℃〜60℃程度が望ましい。
大きくすることにより、透明性をそこなわず、加熱溶融
状態において分離させることができる。また混合すると
きの温度としては50℃〜60℃程度が望ましい。
【0014】一方、花びら21及び葉22を模して形成
するには、上記のようにして比重の異なる二種類の石鹸
塊を形成した後、水分が20〜40%重量部程度含有し
た状態で各々を薄板状にカットし、その薄板状の石鹸片
を適宜形状に折り曲げ等することにより花びら21と葉
22とを別々に形成する。そして、最後にこれらを接着
することにより一つの造形物2とする。尚、この花びら
21と葉22との接着は、両者の水分量が十分含有して
いるため、重ね合わせることにより行うことができる。
するには、上記のようにして比重の異なる二種類の石鹸
塊を形成した後、水分が20〜40%重量部程度含有し
た状態で各々を薄板状にカットし、その薄板状の石鹸片
を適宜形状に折り曲げ等することにより花びら21と葉
22とを別々に形成する。そして、最後にこれらを接着
することにより一つの造形物2とする。尚、この花びら
21と葉22との接着は、両者の水分量が十分含有して
いるため、重ね合わせることにより行うことができる。
【0015】又、着色は、上述の比重を変える前、或い
は、変えた後の夫々の液状透明石鹸に赤、緑の色素を加
えることにより着色することができる。
は、変えた後の夫々の液状透明石鹸に赤、緑の色素を加
えることにより着色することができる。
【0016】被覆用石鹸3は、この実施例では無色透明
の石鹸から構成され、又、その比重が造形物2における
花びら21より重く、葉22より軽いものとされてい
る。尚、この被覆用石鹸3の比重は、この態様のものに
限らず、例えば、葉22より重く、あるいは、逆に花び
ら21より軽くしても良い。この被覆用石鹸3の比重調
整は、上述の造形物2のときと同様に石鹸の組成を変え
ることにより行うことができる。
の石鹸から構成され、又、その比重が造形物2における
花びら21より重く、葉22より軽いものとされてい
る。尚、この被覆用石鹸3の比重は、この態様のものに
限らず、例えば、葉22より重く、あるいは、逆に花び
ら21より軽くしても良い。この被覆用石鹸3の比重調
整は、上述の造形物2のときと同様に石鹸の組成を変え
ることにより行うことができる。
【0017】そして、造形物2を被覆用石鹸3内に配設
するには、例えば図3に示すように得られた造形物2を
所定形状の容器4内に入れた後、造形物2の葉22と同
程度に比重調整した被覆用石鹸3を、流動性を有する状
態で容器4内に流し込む。これにより、被覆用石鹸3の
固化に伴い、造形物2を被覆用石鹸3内に配設できる
が、その際、造形物2の花びら21が被覆用石鹸3より
比重が軽く、葉22より重いため、溶融状の被覆用石鹸
3内において花びら21が上方に浮き上がろうとすると
ともに、葉22が下方に沈もうとして、容器4内におい
て造形物2の花びら21が上方側に、葉22が下方側に
相対的に移動する。尚、容器4内に溶融状の被覆用石鹸
3を先に入れておき、後に造形物2を入れるようにして
も良く、この場合においても、葉22から被覆用石鹸3
内に沈んでいき、最終的に同じ結果を得ることができ
る。又、被覆用石鹸3の比重を造形物2の花びら21よ
り軽くした場合、造形物2は、被覆用石鹸3中に沈むこ
とになるが、花びら21が葉22より比重が軽いため、
直立状態になる。一方、被覆用石鹸3の比重を造形物2
の花びら21より軽くした場合も、造形物2は、被覆用
石鹸3中に浮くことになるが、直立状態となる。
するには、例えば図3に示すように得られた造形物2を
所定形状の容器4内に入れた後、造形物2の葉22と同
程度に比重調整した被覆用石鹸3を、流動性を有する状
態で容器4内に流し込む。これにより、被覆用石鹸3の
固化に伴い、造形物2を被覆用石鹸3内に配設できる
が、その際、造形物2の花びら21が被覆用石鹸3より
比重が軽く、葉22より重いため、溶融状の被覆用石鹸
3内において花びら21が上方に浮き上がろうとすると
ともに、葉22が下方に沈もうとして、容器4内におい
て造形物2の花びら21が上方側に、葉22が下方側に
相対的に移動する。尚、容器4内に溶融状の被覆用石鹸
3を先に入れておき、後に造形物2を入れるようにして
も良く、この場合においても、葉22から被覆用石鹸3
内に沈んでいき、最終的に同じ結果を得ることができ
る。又、被覆用石鹸3の比重を造形物2の花びら21よ
り軽くした場合、造形物2は、被覆用石鹸3中に沈むこ
とになるが、花びら21が葉22より比重が軽いため、
直立状態になる。一方、被覆用石鹸3の比重を造形物2
の花びら21より軽くした場合も、造形物2は、被覆用
石鹸3中に浮くことになるが、直立状態となる。
【0018】そして、被覆用石鹸3が固化した後、容器
4から取り出すことにより、図1に示す造形物内包石鹸
1を得ることができる。
4から取り出すことにより、図1に示す造形物内包石鹸
1を得ることができる。
【0019】以上のように構成することにより、複雑な
形状の造形物2だけを内包させることができ、趣のある
ものにすることができる。一方、製作においては、造形
物2の形状が上記の花のように細く、造形物2だけでは
立て掛けられないようなものであっても比重差によって
自然と所定向きに配設でき、容易に低コストで製作でき
るものとなる。
形状の造形物2だけを内包させることができ、趣のある
ものにすることができる。一方、製作においては、造形
物2の形状が上記の花のように細く、造形物2だけでは
立て掛けられないようなものであっても比重差によって
自然と所定向きに配設でき、容易に低コストで製作でき
るものとなる。
【0020】尚、花びら21と葉22との比重差を設け
る手段は、上記のように組成を変える方法に限らず、例
えば、花びら21に空気を含ませるようにしても良い。
空気を含ませる手段としては、例えば花びら21を薄板
状の石鹸片によって形成する際、石鹸片間にスポンジの
ような発泡体、あるいは空気を閉じ込めて形成した小さ
い粒体等を埋め込むようにすることにより行うことがで
きる。又、花びら21の固化塊を形成するに際し、溶融
状態において例えば重炭酸曹達とクエン酸を配合し、こ
れらの反応によって発生する炭酸ガスを固化塊に気泡と
して含ませておくようにしても行うことができる。更
に、これらの方法と組成を変える方法とを併用して調整
するようにしても良く、効率的に行うことができる。
る手段は、上記のように組成を変える方法に限らず、例
えば、花びら21に空気を含ませるようにしても良い。
空気を含ませる手段としては、例えば花びら21を薄板
状の石鹸片によって形成する際、石鹸片間にスポンジの
ような発泡体、あるいは空気を閉じ込めて形成した小さ
い粒体等を埋め込むようにすることにより行うことがで
きる。又、花びら21の固化塊を形成するに際し、溶融
状態において例えば重炭酸曹達とクエン酸を配合し、こ
れらの反応によって発生する炭酸ガスを固化塊に気泡と
して含ませておくようにしても行うことができる。更
に、これらの方法と組成を変える方法とを併用して調整
するようにしても良く、効率的に行うことができる。
【0021】次に、他の実施例を図2に基づき説明す
る。この実施例では、造形物2は、上記の花と同じもの
であるが、被覆用石鹸3は、上部石鹸層31と下部石鹸
層32との二層に積層されたものから構成されている。
る。この実施例では、造形物2は、上記の花と同じもの
であるが、被覆用石鹸3は、上部石鹸層31と下部石鹸
層32との二層に積層されたものから構成されている。
【0022】この被覆用石鹸3の上部石鹸層31と下部
石鹸層32とは、比重が異なり、比重差によって積層さ
れてなる。又、上部石鹸層31の比重は、造形物2であ
る花の花びら21の比重と略同じとされ、下部石鹸層3
2の比重は、葉22の比重と略同じとされている。この
上部石鹸層31及び下部石鹸層32の比重調整は、上記
実施例の花びらと同様にアルコール類、グリコール類、
糖類等を増減して組成を変えることによりなされてい
る。
石鹸層32とは、比重が異なり、比重差によって積層さ
れてなる。又、上部石鹸層31の比重は、造形物2であ
る花の花びら21の比重と略同じとされ、下部石鹸層3
2の比重は、葉22の比重と略同じとされている。この
上部石鹸層31及び下部石鹸層32の比重調整は、上記
実施例の花びらと同様にアルコール類、グリコール類、
糖類等を増減して組成を変えることによりなされてい
る。
【0023】そして、容器4に花と、花びら21と葉2
2とに比重の合わされた二種類の溶融状の被覆用石鹸3
とを入れる。これにより、被覆用石鹸3を溶融状態にて
自然と被覆用石鹸3を比重の大きいものから小さいもの
へと順に層状に分離させることができる。又、その際、
花は、比重の合致した被覆用石鹸3と共に移動し、花び
ら21が上部石鹸層31内に、一方、葉22が下部石鹸
層32内に自然に配設される。
2とに比重の合わされた二種類の溶融状の被覆用石鹸3
とを入れる。これにより、被覆用石鹸3を溶融状態にて
自然と被覆用石鹸3を比重の大きいものから小さいもの
へと順に層状に分離させることができる。又、その際、
花は、比重の合致した被覆用石鹸3と共に移動し、花び
ら21が上部石鹸層31内に、一方、葉22が下部石鹸
層32内に自然に配設される。
【0024】その後、被覆用石鹸3を冷却、固化させる
ことにより、同時に、一体的にそれ等の層を乾燥させる
ことができ、固化した上に液状石鹸を流し込む場合に発
生する境界面の段の発生を防ぐとともに、境界面での色
むらを防止して鮮明に境界面5を描くことができる。
又、固化した二つの石鹸片を接着材等により接着する場
合に発生する使用に際しての境界面からの剥がれを防止
できるものとなる。
ことにより、同時に、一体的にそれ等の層を乾燥させる
ことができ、固化した上に液状石鹸を流し込む場合に発
生する境界面の段の発生を防ぐとともに、境界面での色
むらを防止して鮮明に境界面5を描くことができる。
又、固化した二つの石鹸片を接着材等により接着する場
合に発生する使用に際しての境界面からの剥がれを防止
できるものとなる。
【0025】以上のように構成することにより、造形物
2の下端をも完全に下部石鹸層32で覆い、被覆用石鹸
3全体の中央部に配設することができ、趣の有るものに
できる。一方、製作においては二種類の溶融状の被覆用
石鹸3と造形物2とを合わせるだけで比重さによって花
びらを上部に、葉22を下部に自然に配設することがで
き、容易に単時間で行うことができる。又、造形物2と
被覆用石鹸3との比重を部分同士合致させるため、被覆
用石鹸3に対する造形物2の位置を容易に確実に調整で
きるものとなる。
2の下端をも完全に下部石鹸層32で覆い、被覆用石鹸
3全体の中央部に配設することができ、趣の有るものに
できる。一方、製作においては二種類の溶融状の被覆用
石鹸3と造形物2とを合わせるだけで比重さによって花
びらを上部に、葉22を下部に自然に配設することがで
き、容易に単時間で行うことができる。又、造形物2と
被覆用石鹸3との比重を部分同士合致させるため、被覆
用石鹸3に対する造形物2の位置を容易に確実に調整で
きるものとなる。
【0026】尚、この実施例では、被覆用石鹸3を、比
重の異なる二種類のものから積層させているが、この対
応のものに限らず、三種類以上のものから三層以上に積
層ささせるようにしても良い。又、例えば三層に積層す
る場合、造形物2を中央層の比重に合致する比重にすれ
ば被覆用石鹸3の中央に配設でき、又、造形物2の上
部、中部、下部を比重差を設けたものとし、その上部を
被覆用石鹸3の上層の比重に合わせ、下部を中央層に比
重に合わせるようにすれば、造形物2を上層と中央層と
に配設することができ、造形物2を、被覆用石鹸3に対
し、適宜位置に配設することができる。又、本実施例で
は、造形物2を固化した薄板状の石鹸片から形成してい
るが、この態様のものに限らず、例えば比重の異なる二
種類の石鹸素地から所定形状の型に注形することによっ
て形成したものを使用するようにしても良く、適宜変更
できるものである。一方、造形物2の形状は、花に限ら
ず、動物や人物、その他、周知形状のもの等、どのよう
な形状のものであっても良い。
重の異なる二種類のものから積層させているが、この対
応のものに限らず、三種類以上のものから三層以上に積
層ささせるようにしても良い。又、例えば三層に積層す
る場合、造形物2を中央層の比重に合致する比重にすれ
ば被覆用石鹸3の中央に配設でき、又、造形物2の上
部、中部、下部を比重差を設けたものとし、その上部を
被覆用石鹸3の上層の比重に合わせ、下部を中央層に比
重に合わせるようにすれば、造形物2を上層と中央層と
に配設することができ、造形物2を、被覆用石鹸3に対
し、適宜位置に配設することができる。又、本実施例で
は、造形物2を固化した薄板状の石鹸片から形成してい
るが、この態様のものに限らず、例えば比重の異なる二
種類の石鹸素地から所定形状の型に注形することによっ
て形成したものを使用するようにしても良く、適宜変更
できるものである。一方、造形物2の形状は、花に限ら
ず、動物や人物、その他、周知形状のもの等、どのよう
な形状のものであっても良い。
【0027】以下に、具体的にその製造例を説明する。 製 造 例 1 (1) 造形物の製造 配合油脂(牛脂56kg、ヤシ油30kg、ミリスチン酸1
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを二つに分解し、夫々を、A:エタノール8.4
%重量部増加、比重測定値1.01、B:エタノール2.1 %
重量部増加、グリセリン3.8 %重量部増加及び白糖6.3
%重量部増加、比重測定値1.04とする。更に、透明石鹸
素地Aに赤色の色素を、透明石鹸素地Bに緑色の色素を
夫々加えて着色する。各々を冷却して固化塊とした後、
水分を十分含有した状態で各々の固化塊から板状の石鹸
片を形成する。そして、Aの石鹸片を折り曲げて花びら
21の形状に形成する。その一方、Bの石鹸片を折り曲
げて葉22の形状に形成する。その後、花びら21と葉
22とを重ね合わせることによって一つの花の造形物2
を得る。
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを二つに分解し、夫々を、A:エタノール8.4
%重量部増加、比重測定値1.01、B:エタノール2.1 %
重量部増加、グリセリン3.8 %重量部増加及び白糖6.3
%重量部増加、比重測定値1.04とする。更に、透明石鹸
素地Aに赤色の色素を、透明石鹸素地Bに緑色の色素を
夫々加えて着色する。各々を冷却して固化塊とした後、
水分を十分含有した状態で各々の固化塊から板状の石鹸
片を形成する。そして、Aの石鹸片を折り曲げて花びら
21の形状に形成する。その一方、Bの石鹸片を折り曲
げて葉22の形状に形成する。その後、花びら21と葉
22とを重ね合わせることによって一つの花の造形物2
を得る。
【0028】(2) 被覆用石鹸の製造 配合油脂(牛脂56kg、ヤシ油30kg、ミリスチン酸1
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。そして、これにエタノール4.2 %重量部増加、グリ
セリン1.3 %重量部増加及び白糖2.1%重量部増加、比
重測定値1.02として被覆用石鹸を得る。ただし、比重測
定値は、揮発分約40%時のものとする。。
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。そして、これにエタノール4.2 %重量部増加、グリ
セリン1.3 %重量部増加及び白糖2.1%重量部増加、比
重測定値1.02として被覆用石鹸を得る。ただし、比重測
定値は、揮発分約40%時のものとする。。
【0029】そして、上記花の造形物2を、容器4内へ
入れ、被覆用石鹸を流し込み、被覆用石鹸を冷却、固化
させた後、容器4から取り出す。その結果、図1に示す
造形物内包石鹸1を得た。
入れ、被覆用石鹸を流し込み、被覆用石鹸を冷却、固化
させた後、容器4から取り出す。その結果、図1に示す
造形物内包石鹸1を得た。
【0030】製 造 例 2 (1) 造形物の製造 造形物は、上記製造例1における造形物と同じ方法で形
成した同じ組成からなる花を使用する。
成した同じ組成からなる花を使用する。
【0031】(2) 被覆用石鹸の製造 配合油脂(牛脂56kg、ヤシ油30kg、ミリスチン酸1
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを夫々、A:エタノール8.4 %重量部増加、比
重測定値1.01、B:エタノール2.1 %重量部増加、グリ
セリン3.8 %重量部増加及び白糖6.3 %重量部増加、比
重測定値1.04として比重の異なる二種類の被覆用石鹸を
得る。ただし、比重測定値は、揮発分約40%時のもの
とする。
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを夫々、A:エタノール8.4 %重量部増加、比
重測定値1.01、B:エタノール2.1 %重量部増加、グリ
セリン3.8 %重量部増加及び白糖6.3 %重量部増加、比
重測定値1.04として比重の異なる二種類の被覆用石鹸を
得る。ただし、比重測定値は、揮発分約40%時のもの
とする。
【0032】そして、造形物2を、容器4内へ入れ、二
種類の被覆用石鹸を流し込み、被覆用石鹸を冷却、固化
させた後、容器4から取り出す。その結果、図2に示す
造形物内包石鹸1を得た。
種類の被覆用石鹸を流し込み、被覆用石鹸を冷却、固化
させた後、容器4から取り出す。その結果、図2に示す
造形物内包石鹸1を得た。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例で述べたように本発明の造
形物内包石鹸は、造形物だけでは立て掛けられないよう
な形状のものを内包させることができ、趣のあるものに
することができる。一方、製作においては、造形物の形
状が細く、造形物だけでは立て掛けられないようなもの
であっても比重差によって自然と所定向きに配設でき
る。従って、従来のように支持台を設けずに、しかも、
複雑な形状の造形物を容易に低コストで製作できるもの
となる。。以上本発明は、外観的に趣があって、しかも
容易に、低コストで製作できる造形物内包石鹸及びその
製造方法を提供しえたものである。
形物内包石鹸は、造形物だけでは立て掛けられないよう
な形状のものを内包させることができ、趣のあるものに
することができる。一方、製作においては、造形物の形
状が細く、造形物だけでは立て掛けられないようなもの
であっても比重差によって自然と所定向きに配設でき
る。従って、従来のように支持台を設けずに、しかも、
複雑な形状の造形物を容易に低コストで製作できるもの
となる。。以上本発明は、外観的に趣があって、しかも
容易に、低コストで製作できる造形物内包石鹸及びその
製造方法を提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】他の実施例の斜視図である。
【図3】容器に造形物と溶融状の被覆用石鹸とを入れる
際の説明図である。
際の説明図である。
【図4】従来例の正面図である。
【図5】他の従来例の断面説明図である。
1 造形物内包石鹸 2 造形物 3 被覆用石鹸 4 容器 21 花びら 22 葉 31 上部石鹸槽 32 下部石鹸槽
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 13/00 - 13/28 C11D 17/00 C11D 17/04 WPI(DIALOG)
Claims (2)
- 【請求項1】所定形状に形成された少なくとも一つの造
形物と、この造形物の外周を被覆する被覆用石鹸とから
なり、 造形物が、上部の比重を下部の比重より軽くなるように
形成された石鹸から構成され、 被覆用石鹸が、透明石鹸から構成されてなるものである
ことを特徴とする造形物内包石鹸。 - 【請求項2】上部の比重が下部より軽くなるように所定
形状に形成した石鹸からなる造形物と、被覆用石鹸と、
これらの造形物と被覆用石鹸とを収納できる容器とを準
備し、 容器内に造形物と流動性を有する状態の被覆用石鹸とを
入れ、被覆用石鹸を固化した後、容器内から取り出すこ
とを特徴とする造形物内包石鹸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17203492A JP3180273B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 造形物内包石鹸及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17203492A JP3180273B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 造形物内包石鹸及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05339599A JPH05339599A (ja) | 1993-12-21 |
JP3180273B2 true JP3180273B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=15934305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17203492A Expired - Fee Related JP3180273B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 造形物内包石鹸及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180273B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP17203492A patent/JP3180273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05339599A (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |