JP3180202U - ラップフィルム収納箱の収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】厨房等で使用される紙製ラップフィルム収納箱が水分や湿気で傷んだり破れることを防止し、収納箱及びラップフィルムを衛生的に、かつ最後まで使用可能とするラップフィルム収納箱の収納ケースを提供する。
【解決手段】紙製の収納箱全体を収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケースCであって、該収納ケースCは、蓋板CPU、蓋前板CPF、左右側面板、後面版、底面板及び前記左右側面板の前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板からなり、収納箱全体を収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作され、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体であり、蓋前板CPFの下端縁には鋸刃状の切断刃CUTが一体的に形成され、前記ラップフィルム戻り防止板の巾寸法は収納ケースの左右側板より小とすると共に、該防止板の上部及び下部は開口されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ラップフィルム収納箱の収納ケースに関する。
現在使用されているラップフィルム収納箱は、紙製であるので、台所の調理仕事等をする場合、水を扱う関係で、ラップフィルム収納箱が水に濡れると汚れて強度が弱くなり破れやすくなるという不都合があった。
上記のような従来のラップフィルム収納箱を詳細に観察した結果、
(1)汚れても拭けて、衛生的にも清潔なラップフィルム収納箱の実現が望まれていること
(2)濡れた手でも使用できるラップフィルム収納箱の実現が望まれていること
の事実が判明し、これらの実現について鋭意研究した結果、ラップフィルム収納箱を硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴム製のケースに入れれば、上記(1)(2)のラップフィルム収納箱の実現が可能となり、着色も自在にでき見た目にもオシャレになるという着想を得て本考案を想到するに至ったものである。
特に本考案とは直接関係する先行技術文献ではないが、従来のラップフィルム収納箱の技術を開示した特許文献を、以下、掲載する。
[特許文献1]、[特許文献2]には、切断されたラップフィルムが巻回ロールへの戻り防止を目的とした考案が記載されている。
[特許文献1]記載技術は、フィルムの戻りを防止するために、長箱の前面部に横方向にテープを渡し、固定するもので、テープは一側部で固定されて販売され、テープ他側部は購買者(使用者)が接着剤等で固定するようになっている。
[特許文献2]は、フィルムの戻りを防止するために、収納箱の上部に、横方向に紐やプラスチック等の線を取り付けるか、両端部が折曲された断面コの字状とした所定位置に線を張設した構成としています。
[特許文献1]、[特許文献2]記載技術は、それぞれにフィルムの戻り防止としての効果はあると考えられますが、
[特許文献1]記載技術は、テープの他側部は購買者(使用者)が接着剤等で固定しなければならないので、煩わしいという欠点と共に強度の面で問題がある。
[特許文献1]記載技術は、一本の線でラップフィルムの戻りを防止するもので、フィルムの引き出し中に線が切断するおそれがある。
実用新案登録第3065373号公報 実用新案登録第3091901号公報
○本考案が解決しようとする第1課題
本考案が解決しようとする第1課題は、厨房等で使用される紙製ラップフィルム収納箱(以下、収納箱という)が水分や湿気で傷んだり破れることを防止し、収納箱及びラップフィルムを衛生的に、かつ最後まで使用可能なラップフィルム収納箱の収納ケースを提供することである。
○本考案が解決しようとする第2課題
本考案が解決しようとする第2課題は、メーカー毎に相違する収納箱の形状(例えば、角柱状又は円筒形)や収納箱の長さ、フィルム取出口及び切断刃の取付位置が上又は下、いずれの配置にも対応できる汎用性を有するラップフィルム収納箱の収納ケースを提供することである。
○本考案が解決しようとする第3課題
本考案が解決しようとする第3課題は、ラップフィルム切断後のフィルム端部(残余部)がロール体に巻き戻ったり、めくれたりするのを防止できるラップフィルム収納箱の収納ケースを提供することである。
○本考案が解決しようとする第4課題
本考案が解決しようとする第4課題は、構造が簡単で、公知の成型技術で大量製作が可能なラップフィルム収納箱の収納ケースを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[実用新案登録請求の範囲]の各請求項に記載の考案である。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○ラップフィルム収納箱(単に、「収納箱」ともいう。)とは、ラップラップフィルムを巻回した長円筒体を収納する紙製の箱体をいう。
○ラップフィルム収納箱の収納ケース(単に、「収納ケース」ともいう。)とは、収納箱を収納する硬質合成樹脂を主材とし、公知の成型技術で一体成型されるもので、収納箱全体を収納する中空の筐体である。
○蓋板とは、収納箱の上部を覆うもので、収納箱の着脱時にヒンジ部を介して回動する部材である。
○蓋前板とは、収納箱の前部を覆うもので蓋板の前端部でヒンジ部を介して、蓋板が前部へ延設されている。
○側面板とは、収納ケースの側部を構成するものである。
○後面版とは、収納ケースの後部を構成するものである。
○底面板とは、厨房等の調理台や俎板に接触する面をいう。接触面には切込みを刻設するか又は複数の突起物を介して底上げされ、該底面板が水に濡れた俎板、調理台等に直接に接しないようにしている。
○ラップフィルム戻り防止板とは、収納ケースにおける前面下方の左右側面版に架設される長矩形状の板をいう。収納箱から引き出されたラップフィルムを収納ケースの切断刃でカットしたとき、ラップフィルムの切断端面部が収納箱側に戻ることを防ぐ目的がある。
また、ラップフィルム箱において、ラップフィルムを取り出す取出口とラップフィルムを切断する切断刃の位置がメーカー毎に異なり、上方に位置するタイプと下方に位置するタイプがあり、メーカー毎に異なるラップフィルムの取出口や切断刃の取付位置(上方に位置するタイプまたは下方に位置するタイプ)に対応するために、ラップフィルム戻り防止板の上方部及び下方部は、開口されて、開口部を形成している。
上方に位置するタイプでは、ラップフィルム戻り防止板の上方開口部からラップフィルムは取り出され、切断される。
下方に位置するタイプでは、ラップフィルム戻り防止板の下方開口部からラップフィルムは取り出され、切断される。
○中空筐体とは、収納ケースの形状であり、内部は中空となっている。
○切断刃とは、収納ケースにおける蓋前板の下端面に延設された硬質合成樹脂製の鋸刃状のカッターである。
○ヒンジ部とは、蓋板と後面版及び蓋板と蓋前板の連結部をいう。シリコンゴム等で形成される。
○上向きフックとは、収納箱の蓋体を着脱自在に保持する複数の突出片をいう。
○仕切板とは、標準型よりも小型の収納箱を筐体内でのガタツキや遊びをなくすための硬質合成樹脂製の板である。
<用語の説明>
〇L:ラップフィルム収納箱の収納ケースの長手方向の長さを表す。
〇WX:ラップフィルム防止板の高さ寸法を表す。
〇W1:ラップフィルム収納箱の幅を表す。
〇H1:ラップフィルム収納箱の高さを表す。
〇W2:ラップフィルム収納箱の収納ケースの幅を表す。
〇H2:ラップフィルム収納箱の収納ケースの高さを表す。
課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。

○第1の考案(請求項1に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、紙製の収納箱全体を収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケースであって、
該収納ケースは、蓋板、蓋前板、左右側面板、後面版、底面板及び前記左右側面板の前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板からなり、
収納箱全体を収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作され、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体であり、
蓋前板の下端縁には鋸刃状の切断刃が一体的に形成され、
前記ラップフィルム戻り防止板の巾寸法は収納ケースの左右側板より小とすると共に、該防止板の上部及び下部は開口されていることを特徴とするラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、後面版と蓋板、蓋板と蓋前板のヒンジ部は薄肉のシリコンゴムで折り曲げ可能に一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、蓋前板の裏面には収納箱蓋体の着脱用の上向きフックが複数設けられていることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第4の考案(請求項4に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第4の考案(請求項4に記載の考案)は、収納ケースの長手巾寸より小なる収納箱を収納したとき、該収納箱のケース内でのガタツキ(遊び)をなくすための固定手段として、所定巾寸の仕切板と該仕切板が装着可能なスリット(溝部)を筐体内に設けていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第5の考案(請求項5に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第5の考案(請求項5に記載の考案)は、底面板には切込みを刻設するか又は複数の突起物を介して底上げされ、該底面板が俎板、調理台等に直接に接しないようにしていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第6の考案(請求項6に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第6の考案(請求項6に記載の考案)は、ラップフィルム切断刃が蓋前板の端縁に設けた収納箱全体を収容する収納ケースであって、
ラップフィルム戻り防止板が底面板の前方から垂直状に延設され、左右側面板間に開口が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第7の考案(請求項7に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第7の考案(請求項7に記載の考案)は、前記ラップフィルム戻り防止板の表面に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
○第8の考案(請求項8に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第8の考案(請求項8に記載の考案)は、底面板を除く各面はカラー着色又は絵柄・模様をプリントしていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケースである。
本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースは、上記のような特徴的構成要件から構成され、本考案の特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。
また、上記の各考案に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたラップフィルム収納箱の収納ケースによれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
●第1の考案によれば、「紙製の収納箱全体を収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケース」とする特徴的構成要件により、「厨房等で使用される紙製ラップフィルム収納箱(以下、収納箱という)が水分や湿気で傷んだり破れることを防止し、収納箱及びラップフィルムを衛生的に、かつ最後まで使用可能なラップフィルム収納箱の収納ケースを提供すること」という本考案が解決しようとする第1課題を解消することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
そして、「該収納ケースは、蓋板、蓋前板、左右側面板、後面版、底面板及び前記左右側面板の前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板からなり、収納箱全体を収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作され、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体であり、蓋前板の下端縁には鋸刃状の切断刃が一体的に形成され、
前記ラップフィルム戻り防止板の巾寸法は収納ケースの左右側板より小とすると共に、該防止板の上部及び下部は開口されていることを特徴とするラップフィルム収納箱の収納ケース」とする特徴的構成要件により、「メーカー毎に相違する収納箱の形状(例えば、角柱状又は円筒形)や収納箱の長さ、フィルム取出口及び切断刃の取付位置が上又は下、いずれの配置にも対応できる汎用性を有するラップフィルム収納箱の収納ケースを提供すること」という第2課題を解消することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
さらに、「前記左右側面板の前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板」を設けたというる特徴的構成要件により、「ラップフィルム切断後のフィルム端部(残余部)がロール体に巻き戻ったり、めくれたりするのを防止できるラップフィルム収納箱の収納ケースを提供すること」という第3課題を解消することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の考案の効果
●第2の考案によれば、第1課題〜第3課題を解消することができると共に、「後面版と蓋板、蓋板と蓋前板のヒンジ部は薄肉のシリコンゴムで折り曲げ可能に一体成形されていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案〜第8の考案の効果
●第3の考案〜第8の考案によれば、第1課題〜第3課題を解消することができると共に、第3の考案〜第8の考案の各特徴的構成要件により、当該特徴的構成要件に基づく特有で当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]は、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースの正面図である。
[図2](a)は、ラップフィルム収納箱の側面図である。
[図2](b)は、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースの側面図である。
[図3]は、[図1]のA−A線の断面図である。
[図4](a)は、フィルム収納箱の蓋板を収納ケースの上向きフックに装着した状態を示す図である。
[図4](b)は、ラップフィルムを切断刃でカットする直前状態を表す断面図である。
以下、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースについて、図面(図1〜図4)を参照しながら説明する。
11111**************************************************
本願考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースC(以下、単に、収納ケースCともいう。)が、以下の通り、開示されている。
本願考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースC(以下、単に、収納ケースCともいう。)は、ラップフィルム収納箱FBを収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケースCである。
そして、該収納ケースCは、蓋板CPU、蓋前板CPF、側面板CPS、後面版CPB、底面板CPD及び前記側面板CPSの前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板FSPから構成されている。
そして、該収納ケースCは、ラップフィルム収納箱FBを収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作されている。
そして、該収納ケースCは、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体EBであり、蓋前板CPFの下端縁には鋸刃状の切断刃CUTが一体的に形成され、前記ラップフィルム戻り防止板FSPの巾寸法は収納ケースCの左右側板より小とすると共に、該防止板の上部及び下部は開口されている。
●第1の考案によれば、ラップフィルム収納箱FBを収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケースCであることから、厨房等で使用される紙製ラップフィルム収納箱(以下、収納箱という)を収納することにより、直接水等が掛るのを防止し、紙製の収納箱が水分や湿気で傷んだり破れることを防止し、かつ、収納ケースが硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とすることにより、水か掛っても水分や湿気で傷んだり破れることはなく水を不均等で拭えば綺麗に汚れを拭うことができるので、収納箱及びラップフィルムを衛生的に、かつ最後まで使用可能な、収納箱及びラップフィルムを衛生的に、かつ最後まで使用することが可能となった。
そして、「該収納ケースCは、蓋板CPU、蓋前板CPF、左右側面板CPS、後面版CPB、底面板CPD及び前記左右側面板CPSの前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板FSPからなり、収納箱FB全体を収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作され、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体EBであり、蓋前板CPFの下端縁には鋸刃状の切断刃CUTが一体的に形成され、
前記ラップフィルム戻り防止板FSPの巾寸法は収納ケースCの左右側板より小とすると共に、該防止板FSPの上部及び下部は開口されていることを特徴とするラップフィルム収納箱の収納ケースC」とする特徴的構成要件により、「メーカー毎に相違する収納箱の形状(例えば、角柱状又は円筒形)や収納箱の長さ、フィルム取出口及び切断刃の取付位置が上又は下、いずれの配置にも対応できる汎用性を有するラップフィルム収納箱の収納ケースを提供すること」という第2課題を解消することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
ここにおいて、ラップフィルムの長さが長くなれば、巻いたラップフィルムのロール径は大きくなるが、殆どのメーカーにおいて、巻いたラップフィルムを収納したラップフィルム収納箱FBの幅W1×高さH1は略同じ寸法になっていることを発見し、当該標準形のラップフィルム収納箱FBを収納する収納ケースCを 製造すれば、寸法的に汎用性を有するラップフィルム収納箱の収納ケースを提供することが可能となった。
さらに、「前記左右側面板CPSの前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板FSP」を設けたという特徴的構成要件により、「ラップフィルム切断後のフィルム端部(残余部)がロール体に巻き戻ったり、めくれたりするのを防止できるラップフィルム収納箱の収納ケースを提供すること」という第3課題を解消することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
ラップフィルムの切断端辺の近傍部は、ラップフィルム戻り防止板とラップフィルムの停電した静電気力により着脱自在に付着することにより、ラップフィルムのか端辺が、ラップフィルム戻り防止板から外れてしまって、ラップフィルムが巻回ロールへの戻ることを防止することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、後面版CPBと蓋板CPU、蓋板CPUと蓋前板CPFのヒンジ部HGは薄肉のシリコンゴムで折り曲げ可能に一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第2の考案の効果
●第2の考案によれば、後面版CPBと蓋板CPU、蓋板CPUと蓋前板CPFのヒンジ部HGは薄肉のシリコンゴムで折り曲げ可能に一体成形されていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、蓋前板CPFの裏面にはラップフィルム収納箱FB蓋体の着脱用の上向きフックUFが複数設けられていることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第3の考案の効果
●第3の考案によれば、蓋前板CPFの裏面にはラップフィルム収納箱FB蓋体の着脱用の上向きフックUFが複数設けられていることという特徴的な構成要件により、収納箱蓋体を「蓋前板の裏面と上向きフックとで挟み込むことにより本考案の収納ケースの蓋板を開閉ければ収納箱蓋体も同時に開閉することができることができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**** **********************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、収納ケースCの長手巾寸より小なるラップフィルム収納箱FBを収納したとき、該ラップフィルム収納箱FBのケース内でのガタツキ(遊び)をなくすための固定手段として、所定巾寸の仕切板SPと該仕切板SPが装着可能なスリット(溝部)を筐体内に設けていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第4の考案の効果
●第4の考案によれば、収納ケースCの長手巾寸より小なるラップフィルム収納箱FBを収納したとき、該ラップフィルム収納箱FBのケース内でのガタツキ(遊び)をなくすための固定手段として、所定巾寸の仕切板SPと該仕切板SPが装着可能なスリット(溝部)を筐体内に設けていることという特徴的な構成要件により、収納ケースに収納する標準タイプよりも長手巾寸が小さい収納箱もガタツキ(遊び)なく収納することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555ラップフィルム収納箱FBの収納ケースC**********************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、底面板CPDには切込みCHを刻設するか又は複数の突起物を介して底上げされ、該底面板CPDが俎板、調理台等に直接に接しないようにしていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第5の考案の効果
●第5の考案によれば、底面板CPDには切込みCHを刻設するか又は複数の突起物を介して底上げされ、該底面板CPDが俎板、調理台等に直接に接しないようにしていることという特徴的な構成要件により、該底面板が水で濡れた俎板、調理台等に直接に接しないようにして、収納箱は勿論、収納ケースも水に濡れないようにすることができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、ラップフィルム切断刃CUTが蓋前板CPFの端縁に設けたラップフィルム収納箱FBを収容する収納ケースCであって、ラップフィルム戻り防止板FSPが底面板CPDの前方から垂直状に延設され、側面板CPS間に開口が形成されているラップフィルム切断刃CUTが蓋前板CPFの端縁に設けたラップフィルム収納箱FBを収容する収納ケースCであって、ラップフィルム戻り防止板FSPが底面板CPDの前方から垂直状に延設され、側面板CPS間に開口が形成されていることを特徴とする上記に記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第6の考案の効果
●第6の考案によれば、ラップフィルム切断刃CUTが蓋前板CPFの端縁に設けたラップフィルム収納箱FBを収容する収納ケースCであって、ラップフィルム戻り防止板FSPが底面板CPDの前方から垂直状に延設され、側面板CPS間に開口が形成されているラップフィルム切断刃CUTが蓋前板CPFの端縁に設けたラップフィルム収納箱FBを収容する収納ケースCであって、ラップフィルム戻り防止板FSPが底面板CPDの前方から垂直状に延設され、側面板CPS間に開口が形成されていることという特徴的な構成要件により、ラップフィルムの切断端辺の近傍部は、ラップフィルム戻り防止板とラップフィルムの停電した静電気力により着脱自在に付着することにより、ラップフィルムの端辺が、ラップフィルム戻り防止板から外れてしまって、ラップフィルムが巻回ロールへの戻ることを防止することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、前記ラップフィルム戻り防止板FSPの表面に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第7の考案の効果
●第7の考案によれば、前記ラップフィルム戻り防止板FSPの表面に複数の突起が形成されていることという特徴的な構成要件により、前記ラップフィルム戻り防止板の表面に複数の突起が形成されることにより、ラップフィルム戻り防止板と静電気力により密着することをより確実にすることができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記のラップフィルム収納箱FBの収納ケースCにおいて、底面板CPDを除く各面はカラー着色又は絵柄・模様をプリントしていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたラップフィルム収納箱FBの収納ケースCが開示されている。
○第8の考案の効果
●第8の考案によれば、底面板CPDを除く各面はカラー着色又は絵柄・模様をプリントしていることという特徴的な構成要件により、着色自在にすることにより本考案の美的外観をアップし、オシャレにすることにより販売増にすることができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
<ラップフィルム収納箱FBの収納ケースCの使用方法>
[図4](a)、[図4](b)を参照しながら、以下、説明する。
フィルム収納箱の蓋板を収納ケースの上向きフックに装着した状態に予めしておく。これにより、収納ケースの上向きフックを開くと、フィルム収納箱の蓋板も追随して開く([図4](a))。
逆に、収納ケースの収納ケースを閉じると、フィルム収納箱の蓋板も追随して閉じる (図4](a))。
そして、この状態で、ラップフィルムを切断刃でカットする([図4](b))。
さらに、ラップフィルムの切断端辺の近傍部は、ラップフィルム戻り防止板とラップフィルムの停電した静電気力により着脱自在に付着することにより、ラップフィルムのか端辺が、ラップフィルム戻り防止板から外れてしまって、ラップフィルムが巻回ロールへの戻ることを防止することができる。
[図1]は、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースの正面図である。 [図2](a)は、ラップフィルム収納箱の側面図である。[図2](b)は、本考案に係る、ラップフィルム収納箱の収納ケースの側面図である。 [図3]は、図1のA−A線矢視断面図である。 [図4](a)は、フィルム収納箱の蓋板を収納ケースの上向きフックに装着した状態を示す図である。[図4](b)は、ラップフィルムを切断刃でカットする直前状態を表す断面図である。
FB……ラップフィルム収納箱
C……収納ケース
CPU……蓋板
CPF……蓋前板
CPS……側面板
CPB……後面版
CPD……底面板
FSP…ラップフィルム戻り防止板
EB−−−−−中空筐体
CUT……切断刃
HG……ヒンジ部
UF……上向きフック
SP……仕切板
CH……切込み

Claims (8)

  1. 紙製の収納箱全体を収容する硬質合成樹脂及び/又はシリコンゴムを素材とする収納ケースであって、
    該収納ケースは、蓋板、蓋前板、左右側面板、後面版、底面板及び前記左右側面板の前面長手方向に架設されたラップフィルム戻り防止板からなり、
    収納箱全体を収容可能な長さ、高さ及び巾寸として一体的に製作され、長手方向に沿った上面を開口した長尺四角柱状の中空筐体であり、
    蓋前板の下端縁には鋸刃状の切断刃が一体的に形成され、
    前記ラップフィルム戻り防止板の巾寸法は収納ケースの左右側板より小とすると共に、該防止板の上部及び下部は開口されていることを特徴とするラップフィルム収納箱の収納ケース。
  2. 後面版と蓋板、蓋板と蓋前板のヒンジ部は薄肉のシリコンゴムで折り曲げ可能に一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  3. 蓋前板の裏面には収納箱蓋体の着脱用の上向きフックが複数設けられていることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  4. 収納ケースの長手巾寸より小なる収納箱を収納したとき、該収納箱のケース内でのガタツキ(遊び)をなくすための固定手段として、所定巾寸の仕切板と該仕切板が装着可能なスリット(溝部)を筐体内に設けていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  5. 底面板には切込みを刻設するか又は複数の突起物を介して底上げされ、該底面板が俎板、調理台等に直接に接しないようにしていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  6. ラップフィルム切断刃が蓋前板の端縁に設けた収納箱全体を収容する収納ケースであって、
    ラップフィルム戻り防止板が底面板の前方から垂直状に延設され、左右側面板間に開口が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  7. 前記ラップフィルム戻り防止板の表面に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
  8. 底面板を除く各面はカラー着色又は絵柄・模様をプリントしていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたラップフィルム収納箱の収納ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106746762A (zh) * 2016-12-19 2017-05-31 贵州杰傲建材有限责任公司 夹胶玻璃胶膜收集装置
JP2020059519A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 日立化成株式会社 ラップフィルム箱用シール材、及びラップフィルム箱の保護方法
JP7396755B1 (ja) * 2023-06-08 2023-12-12 株式会社ラフラン ラップフィルム収納箱用ケース

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