JP3179768U - 収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネジやピン等の金物を身体に装着して携帯する時に、携帯した物品の落下を、磁石を使うことなく防ぐことができる収納具を提供する。
【解決手段】開口20から入れられた物品を収納する収納部10と、収納部10の内面11に設けられた内蓋部40と、内蓋部40に設けられた第1着脱部50と、収納部10における内蓋部40に対向する内面12に設けられており、第1着脱部50と着脱する第2着脱部60とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】開口20から入れられた物品を収納する収納部10と、収納部10の内面11に設けられた内蓋部40と、内蓋部40に設けられた第1着脱部50と、収納部10における内蓋部40に対向する内面12に設けられており、第1着脱部50と着脱する第2着脱部60とを有する。
【選択図】図4
Description
本考案は、物品を収容する収納具に関する。
従来、金物を吸着するための板状の磁石が設けられ、身体に装着することができる収納具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。当該収納具を用いることにより、小さい釘、ネジ又はピン等の金物を携帯する間に金物が落下することを防止できるので、金物を使った作業の効率が向上する。
しかし、従来の収納具においては、収納具に収納する物品の落下を防ぐために磁石が用いられているので、磁石に吸着される金物以外の物品を収納具に収納することができないという問題があった。もしも磁石に吸着されない物品を入れると、当該物品は磁石に吸着されないので、収納具を傾けると物品が落下してしまう場合があった。
また、従来の収納具においては金物を吸着するための板状の磁石を設ける必要があったので、収納具を使用しないときに折り畳むことが困難であり、携帯時に邪魔になるという問題もあった。さらに、収容できる金物の数が磁石の面積によって制限されるので、多くの金物を携帯することができないという問題もあった。磁石を用いることにより、収納具のコストが高くなるという点も問題であった。
そこで、本考案はこれらの点を鑑みてなされたものであり、物品を吸着するための磁石を用いないで、金物以外の物品も落下することなく収納することができる収納具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案の第1の態様においては、開口から入れられた物品を収納する収納部と、収納部の第1内面に設けられた内蓋部と、内蓋部に設けられた第1着脱部と、収納部における第1内面に対向する第2内面に設けられており、第1着脱部と着脱する第2着脱部とを有する収納具を提供する。
本考案の第2の態様においては、開口から入れられた物品を収納する収納部と、収納部の第1内面に設けられた第1内蓋部と、第1内面に対向する第2内面に設けられた第2内蓋部と、第1内蓋部に設けられた第1着脱部と、第2内蓋部に設けられており、第1着脱部と着脱する第2着脱部とを有する収納具を提供する。
上記の収納具は、収納部を身体に固定させる固定部をさらに有してもよい。上記の収納部の身体側が裏革で形成されており、収納部の身体側と反対の側が表革で形成されていてもよい。
本考案によれば、物品を吸着するための磁石を用いないで、金物以外の物品も落下することなく収納部に収納できるという効果を奏する。
<第1の実施形態>
[1つの内蓋を有する構成例]
図1は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す側面図である。図3は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す正面図である。
[1つの内蓋を有する構成例]
図1は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す側面図である。図3は、第1の実施形態に係る収納具100の構成例を示す正面図である。
収納具100は、開口20から入れられた物品を収納する収納部10を有する。収納部10は、例えば可撓性を有する皮革、布、ビニールなどにより形成されている。収納部10は、可撓性を有しないプラスチック又は金属などにより形成されていてもよい。
収納具100は、収納部10を身体に固定させる固定部30を有してもよい。例えば、固定部30は、両端が収納部10の側面に接続されており、収納部10との間にベルト等を挿入することができる空間を形成している。収納具100のユーザは、ベルト等を収納部10と固定部30との間の空間に挿入することにより収納具100を腰に装着することができる。固定部30は、腰に巻きつけて収納具100を身体に固定する紐状物又は肩に掛ける紐状物のようなその他の形状であってもよい。
固定部30は、腰に装着する腰袋に着脱するための部材を有してもよい。例えば、固定部30がマジックテープ(登録商標)のような面ファスナー又はスナップボタンを有することにより、収納具100は、腰袋に形成された面ファスナー又はスナップボタンと着脱自在なポケットとして機能する。
図2に示すように、収納部10は、例えば、開口20から離れるにつれて厚みが広がる形状を有する。収納具100の開口20における厚みは、少なくとも人の手が入る程度の厚みを有する。収納部10がこのような形状を有することにより、収納する物品の落下を防ぎやすくなるとともに、より多くの物品を収容することができる。
図3に示すように、収納部10は、例えば四辺形の形状を有する。収納具100の開口20の幅は、少なくとも人の手が入る程度の幅を有する。収納部10は、開口20から離れるにつれて幅が広がる形状を有してもよい。収納部10がこのような形状を有することにより、収納する物品の落下を防ぎやすくなるとともに、より多くの物品を収容することができる。
図4は、収納具100の断面図(図3におけるA−A’線断面図)である。図4に示すように、収納具100は、収納部10、固定部30、内蓋部40、第1着脱部50及び第2着脱部60を有する。収納部10には物品aが収納されている。
図5は、内蓋部40の斜視図の一例である。内蓋部40は、開口20の近傍において収納部10の内面11に設けられている。例えば、内蓋部40は可撓性の長方形の皮革であり、1つの長辺が収納部10の内面11に固定されている。内蓋部40は、内面11の一部に固定された長辺を軸にして、軸になる長辺に対向する長辺が内面12に近づいたり離れたりするように移動することができる。内蓋部40は、収納部10の外面に固定されていてもよい。
第1着脱部50は、内蓋部40に設けられている。第2着脱部60は、内面11に対向する内面12に設けられており、第1着脱部50と着脱することができる。具体的には、第1着脱部50及び第2着脱部60は、マジックテープ(登録商標)のような面ファスナー、磁石又はスナップボタンであり、収納具100のユーザが第1着脱部50と第2着脱部60とを接触させることにより両者が接続され、ユーザが第1着脱部50と第2着脱部60とを引き離す力を加えることにより接続が解除される。
収納部10が可撓性の部材で形成されている場合には、ユーザは、収納具100の側面を外から押すだけで第2着脱部60が第1着脱部50に近づいて、第1着脱部50と第2着脱部60とが接続される。第1着脱部50と第2着脱部60とが接続された状態になると、物品の体積が大きくなった場合であっても、収納部10に収納される物品の体積に応じて内蓋部40が変形することで、開口20が封鎖された状態が維持される。
ユーザが収納部10に収納された物品を取り出したい場合には、ユーザは、第1着脱部50と第2着脱部60との間に指先を押し込むことにより、第1着脱部50と第2着脱部60との間の接続状態を容易に解除することができる。第1着脱部50と第2着脱部60との間の接続状態が解除されると、内蓋部40は自重によって内面11に近づいた状態になるので、ユーザは、内蓋部40に邪魔されることなく物品を取り出すことができる。
第1着脱部50及び第2着脱部60は、例えば、内蓋部40の長辺方向の長さと等しい。内蓋部40は、開口20を完全に封鎖する必要はなく、物品が開口20から落下することを防ぐ程度の大きさであればよい。したがって、第1着脱部50及び第2着脱部60は、内蓋部40の長辺方向の長さよりも短くてもよく、複数の部分に分割されて内蓋部40に設けられていてもよい。
図6は、第1着脱部50と第2着脱部60とが接続された状態を示すA−A’線断面図である。同図に示すように第1着脱部50と第2着脱部60とが接続されることにより、内蓋部40によって開口20が封鎖される。収納部10及び内蓋部40が可撓性の部材で形成されていれば、収納部10に収容される物品が占める体積が大きくなるにつれて内面12が内面11から離れる向きに移動することにより、収納部10の容量を大きくすることができる。
なお、図4においては、固定部30が設けられている側の内面11に内蓋部40が設けられているが、内蓋部40が内面12に設けられ、第2着脱部60が内面11に設けられていても同等の作用効果を奏することは当業者に明らかである。
以上の通り、本実施形態に係る収納具100によれば、内蓋部40により開口20が封鎖されるので、物品が落下することなく収納部10に収納される。特に、収納部10及び内蓋部40が可撓性の部材で形成されている場合には、収納部10に収納される物品が占める体積に応じて収納具100は柔軟に形状を変化させることができる。したがって、ユーザは、多くの物品を収容する場合には内蓋部40が内面11から離れて収納部10の容積を大きくするとともに、収容する物品の体積が小さい場合には、内蓋部40が内面11に近づいて収納部10の容積を小さくすることができるので持ち運びやすくなる。
<第2の実施形態>
[2つの内蓋を有する構成例]
図7は、第2の実施形態に係る収納具200の断面図を示す。図7に示す収納具200は、内蓋部40の代わりに第1内蓋部41及び第2内蓋部42を有する点で図4に示した収納具100と異なり、他の点で同じである。
[2つの内蓋を有する構成例]
図7は、第2の実施形態に係る収納具200の断面図を示す。図7に示す収納具200は、内蓋部40の代わりに第1内蓋部41及び第2内蓋部42を有する点で図4に示した収納具100と異なり、他の点で同じである。
第1内蓋部41は、開口20の近傍において収納部10の内面11に設けられている。第1内蓋部41は、図4に示した内蓋部40と実質的に同一である。第2内蓋部42は、内面11に対向する内面12に設けられている。第2内蓋部42は、第1内蓋部41と同様に、物品が開口20を介して外部に出ることを防ぐ。
図4に示した第1着脱部50と同様に、本実施形態における第1着脱部50は第1内蓋部41に設けられている。第2着脱部60は、図4に示した第2着脱部60と異なり、第2内蓋部42に設けられている。ユーザが、収納具200の側面を外から押すことにより第1着脱部50と第2着脱部60とが接続され、第1着脱部50と第2着脱部60とが接続された状態において、第1内蓋部41及び第2内蓋部42は、それぞれ内面11及び内面12から離れた状態になって開口20を封鎖する。
ユーザは、物品を取り出したい場合に第1着脱部50と第2着脱部60との間に指先を押し込むことにより、第1着脱部50と第2着脱部60との間の接続状態を容易に解除することができる。第1着脱部50と第2着脱部60との間の接続状態が解除されると、第1内蓋部41及び第2内蓋部42は、それぞれ内面11及び内面12に近づいた状態になり、ユーザは容易に物品を取り出すことができる。
以上の通り、本実施形態に係る収納具200においては、物品が接する内面12と別部材である第2内蓋部42に第2着脱部60が設けられているので、物品の体積が増えた場合であっても、第2内蓋部42が変形することで、第2着脱部60を第1着脱部50から離す方向に働く力が緩和される。したがって、本実施形態に係る収納具200によれば、第1着脱部50と第2着脱部60とが離れにくいという効果を奏する。
<第3の実施形態>
[収納部10が複数の材質の皮革で形成されている]
図8は、第3の実施形態に係る収納具300の側面図を示す。図8に示す収納具300の収納部10は、裏革で形成されている身体側収納部13と、表革で形成されている身体側と反対の側の外側収納部14とを有する。一般的に、裏革の摩擦係数は表革の摩擦係数よりも大きい。また、表革の撥水性は裏革の撥水性よりも高い。
[収納部10が複数の材質の皮革で形成されている]
図8は、第3の実施形態に係る収納具300の側面図を示す。図8に示す収納具300の収納部10は、裏革で形成されている身体側収納部13と、表革で形成されている身体側と反対の側の外側収納部14とを有する。一般的に、裏革の摩擦係数は表革の摩擦係数よりも大きい。また、表革の撥水性は裏革の撥水性よりも高い。
したがって、身体側収納部13が裏革で形成されていることにより、ユーザが身体に収納具300を装着した時に、収納具300の位置がずれにくいという効果を奏する。また、外側収納部14が表革で形成されていることにより、雨天時に使用する場合であっても表革によって水がはじかれるので物品が濡れにくいという効果を奏する。
以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
10・・・収納部、11・・・内面、12・・・内面、13・・・身体側収納部、14・・・外側収納部、20・・・開口、30・・・固定部、40・・・内蓋部、41・・・第1内蓋部、42・・・第2内蓋部、50・・・第1着脱部、60・・・第2着脱部、100・・・収納具、200・・・収納具、300・・・収納具
Claims (4)
- 開口から入れられた物品を収納する収納部と、
前記収納部の第1内面に設けられた内蓋部と、
前記内蓋部に設けられた第1着脱部と、
前記収納部における前記第1内面に対向する第2内面に設けられており、前記第1着脱部と着脱する第2着脱部と
を有する収納具。 - 開口から入れられた物品を収納する収納部と、
前記収納部の第1内面に設けられた第1内蓋部と、
前記第1内面に対向する第2内面に設けられた第2内蓋部と、
前記第1内蓋部に設けられた第1着脱部と、
前記第2内蓋部に設けられており、前記第1着脱部と着脱する第2着脱部と
を有する収納具。 - 前記収納部を身体に固定させる固定部をさらに有する請求項1又は2に記載の収納具。
- 前記収納部の身体側が裏革で形成されており、前記収納部の身体側と反対の側が表革で形成されている請求項3に記載の収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005456U JP3179768U (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012005456U JP3179768U (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 収納具 |
Publications (1)
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JP3179768U true JP3179768U (ja) | 2012-11-15 |
Family
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3179768U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123023A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | グローブライド株式会社 | 収納ケース |
-
2012
- 2012-09-06 JP JP2012005456U patent/JP3179768U/ja not_active Expired - Fee Related
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