JP3179715U - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾン発生器へと空気を圧送するポンプ等の部品が劣化しづらい空気清浄装置の提供。
【解決手段】空気を導入する吸気口1aと空気を放出する放出口1bを備えたハウジングと、吸気口1aと放出口1bを繋ぐ風洞1と、風洞1に導入するオゾンを発生させる第一オゾン発生器3と、風洞1に内蔵されてオゾンを酸素に分解するオゾン分解フィルタ24と、オゾン分解フィルタ24の下流側にあり小さな粉塵を除去する第一HEPAフィルタ26とを有するフィルタ群2を備える。吸気口1aから風洞1に導入した空気を第一オゾン発生器3が発生させたオゾンと混合し、オゾン分解フィルタ24、第一HEPAフィルタ26の順に通過させて、放出口1bから放出する。発生させたオゾンをハウジングの外部へと放出する第二オゾン発生器6を備え、第二オゾン発生器6は、フィルタ群2を通過した空気を用いてオゾンを発生させる。
【選択図】図2

Description

本考案は、空気清浄装置の技術に関するものである。
従前より、空気清浄装置は、さまざま形態のものが公知となっている。例えば、特許文献1に示す空気清浄装置(空気清浄燻蒸機)は、フィルタを通過させて空気を清浄したり、燻蒸用オゾン発生器により発生させたオゾンを放出することで空気をオゾンにより燻蒸したりするものである。この燻蒸用オゾン発生器は、燻蒸用エアポンプによって、空気清浄装置の外部に面した吸気口から空気を吸入しチューブを介して、空気が供給されている。
そして、空気清浄装置の周囲の空気は、時間が経過するにつれてオゾン濃度が上昇する。燻蒸用オゾン発生器へと供給される空気は、オゾンを含むものとなる。しかしながら、オゾンは、燻蒸用エアポンプやチューブ等の部品を劣化させやすくするものである。
特開2010−264077号公報
解決しようとする課題は、オゾン発生器へと空気を圧送するポンプ等の部品が劣化しづらい空気清浄装置の提供である。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、空気を導入する吸気口と空気を放出する放出口を備えたハウジングと、前記吸気口と前記放出口を繋ぐ風洞と、前記風洞に導入するオゾンを発生させる第一オゾン発生器と、前記風洞に内蔵されて、オゾンを酸素に分解するオゾン分解フィルタと、当該オゾン分解フィルタの下流側にあり小さな粉塵を除去する第一HEPAフィルタと、を有するフィルタ群を備え、前記吸気口から前記風洞に導入した空気を前記第一オゾン発生器が発生させたオゾンと混合し、前記オゾン分解フィルタ、前記第一HEPAフィルタの順に通過させて、前記放出口から放出する空気清浄装置であって、発生させたオゾンを前記ハウジングの外部へと放出する第二オゾン発生器を備え、当該第二オゾン発生器は、前記フィルタ群を通過した空気を用いてオゾンを発生させるものである。
請求項2においては、請求項1に記載の空気清浄装置であって、前記フィルタ群は、前記風洞内へと導入するオゾンよりも下流で、前記オゾン分解フィルタよりも上流に設ける第二HEPAフィルタを備えるものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の空気清浄装置であって、前記フィルタ群には、光線で活性化する光触媒フィルタを有し、当該光触媒フィルタの上流側で光線を照射する照射部を前記風洞に設けるステイを備え、当該ステイは差込部を有し、当該差込部を前記風洞の近傍の前記ハウジングに設けた差込口に差込み、前記風洞の外部に固定するものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、フィルタ群を通過して清浄されオゾンを含まない空気を第二オゾン発生器が用いることで、第二オゾン発生器へと空気を圧送するポンプ等の部品が劣化しづらくなる。
請求項2においては、請求項1の効果に加え、第二HEPAフィルタをオゾン分解フィルタよりも上流に設けることで、第二HEPAフィルタに付着した細菌を第一オゾン発生器又は第二オゾン発生器からのオゾンにより殺菌することができる。
請求項3においては、請求項1及び請求項2の効果に加え、照射部がステイによって風洞の外部に固定されるので、照射部を手で支えることなく、照射部の下流側にあるフィルタ群の交換を容易に行うことができる。
本発明の空気清浄装置の外観を示す前方斜視図。 第一実施形態における空気清浄装置の空気の流れを示す模式図、(a)「空気清浄モード」における空気の清浄過程を示す図、(b)「燻蒸モード」における空気の清浄過程を示す図。 第一及び第二実施形態におけるフィルタ群を取り外した空気清浄装置の状態を示す前方斜視図。 イオン発生器を示す図、(a)イオン発生器を示す斜視図、(b)イオン発生器の電子回路図。 第一オゾン発生器及びその周辺機器の空気の流れを示す模式図。 背板及び風洞の一部を取り外した空気清浄装置の状態を示す後側面図。 第一及び第二実施形態におけるフィルタ交換の途中の状態を示す前側面図。 第二オゾン発生器及びその周辺機器の空気の流れを示す模式図。 第二オゾン発生器と高圧電源の接続を示す平面図。 第二実施形態における空気清浄装置の空気の流れを示す模式図、(a)「空気清浄モード」における空気の清浄を示す図、(b)「燻蒸モード」における空気の清浄を示す図。 第三実施形態における空気清浄装置の空気の流れを示す模式図、(a)「空気清浄モード」における空気の清浄過程を示す図、(b)「燻蒸モード」における空気の清浄過程を示す図。 第三実施形態におけるフィルタ群を取り外した空気清浄装置の状態を示す前方斜視図。 第三実施形態におけるフィルタ交換の途中の状態を示す前側面図。 照射部の位置を変更する状態を示す前方斜視図、(a)照射部の向きを変更している途中の図、(b)ステイを支持部のスリットに挿入している図。
以下では、図1から図3を用いて、本発明の空気清浄機の実施の一形態である空気清浄装置100の全体構成について説明する。
図1は、空気清浄装置100の外観を示す前方斜視図である。空気清浄装置100は、上下方向を長手方向とする箱状のハウジング80により外形を形成している。このハウジング80の下面には、空気清浄装置100を移動自在とするキャスタ85を四か所に設けている。ハウジングの側面には、電気を供給するための差し込み口86が形成され、その近傍には電源の入り切りを行うためのスイッチ87が形成される。ハウジング80の前面には、前扉81を設け、当該前扉81の左右の開口が風洞1へと空気を導入するための吸気口1aとしている。ハウジング80の上面には、上部カバー82を設け、当該上部カバー82の開口が清浄された空気を放出するための放出口1bとしている。
なお、風洞1の内部において、吸気口1aに近い方は「上流」、放出口1bに近い方は「下流」と表現する。
空気清浄装置100は、設置された周りの空気を清浄する「空気清浄モード」と、設置された空間にオゾンを放出して空間を殺菌する「燻蒸モード」を選択可能に構成している。
この両モードにおいて、ハウジング80の吸気口1aからの空気は、ハウジング80内の空気通路である風洞1を通過することで清浄された空気としてハウジング80の放出口1bから放出される。
先ず、この空気通路となる風洞1内の構成について、図1の空気清浄装置100の外観を示す前方斜視図、図2の(a)の「空気清浄モード」における空気の清浄を示す図、及び図3に示すフィルタ群2を取り外した空気清浄装置100の状態を示す前方斜視図を用いて説明する。
空気清浄装置100における空気を清浄する部分は、主に風洞1、フィルタ群2、第一オゾン発生器3、照射部4、ファン5、第二オゾン発生器6、イオン発生器7を備える。
風洞1は、ハウジング80の内部に設けられる空気の通過経路であり、通常ケースやダクト11等で構成している。風洞1は、ハウジング80の吸気口1aおよび放出口1bを繋ぐように設けられている。外部の空気は、吸気口1aから導入し、風洞1の内部を通過して放出口1bから放出する。
フィルタ群2は、風洞1を通過する空気の集塵、脱臭および除菌を行うものである。フィルタ群2は、防塵フィルタ21、光触媒フィルタ23、オゾン分解フィルタ24、脱臭フィルタ25、第一HEPAフィルタ26の順に風洞1内に配置している。
防塵フィルタ21は、前扉81の左右にある吸気口1a・1aを塞ぐように設け、風洞1内に導入される空気中の大きな粉塵の除去を行うものである。
光触媒フィルタ23は、導入される空気の脱臭を行うものであって、光線を照射することで脱臭力が活性するフィルタである。オゾン分解フィルタ24は、上流で発生するオゾンを分解するためのものである。脱臭フィルタ25は、脱臭を行うためのものであり、脱臭の他に窒素酸化物の除去の機能を付してもよい。第一HEPAフィルタ26は、オゾン分解フィルタ24がオゾン分解時に発生させた粉塵を空気から除去するためのものである。これら光触媒フィルタ23、オゾン分解フィルタ24、脱臭フィルタ25、及び第一HEPAフィルタ26は、この順序で風洞1に接触する部分を覆うことで一体的としたフィルタボックス27としている。
第一オゾン発生器3は、「空気清浄モード」において作動するものであって、風洞1の外部である空気清浄装置100の下部の空間に設けている。第一オゾン発生器3は、空気中の酸素からオゾンを生成し、オゾン分解フィルタ24よりも上流のフィルタに付着した細菌を殺菌するためのものである。第一オゾン発生器3は、接続管31を介して、風洞1の内部に設けられた支持部32・32に接続している。
支持部32は、風洞1の内部へと突出する筒状に形成している。支持部32・32の下端は支持板41を介して風洞1に支持される。支持板41には、支持部32・32と同じ位置に孔が形成されている。支持板41から突出する支持部32・32には、放出管33・33の下端を接続し、放出管33・33の側面の小孔33a・・・から第一オゾン発生器3で生成したオゾンを放出する。ここで、放出管33の上端が塞がれているため、オゾンは、下端の開口から入り、側面の小孔33a・・・から放出する。
照射部4は、光触媒フィルタ23を活性化させる光線を放射するものであり蛍光灯を光源としている。照射部4は、フィルタボックス27の光触媒フィルタ23の上流側に設けている。照射部4・4は、その両端部がステイ42によって支持されている。この詳しい構成については、後述する。
ファン5は、風洞1に空気を導入する空気導入手段であり、電気式のモータおよび該モータに取り付けられた羽根からなり、風洞1の中央部に配置している。また、ファン5の上流側には、フィルタボックス27が接触せぬように、ファンカバー51を設けている。
第二オゾン発生器6は、「燻蒸モード」において作動するものであって、風洞1の内側面に設けている。第二オゾン発生器6は、生成したオゾンを空気清浄装置100の外部へと放出するための放出管61を接続している。
イオン発生器7は、「空気清浄モード」において作動するものであって、フィルタ群2で清浄された空気にマイナスイオンを添加するためのものである。イオン発生器7は、清浄された空気に放電することで空気中にイオンを発生させる。図4に示すように、イオン発生器7は、主として接地極71、高圧極72、ダイオード73で構成している。接地極71は、放出口1bの近傍の風洞1に固定される板状の部材であって、一端部を風洞1に固定している。接地極71の他端部は、一端部に対して直角となるように風洞1の内側へと折り曲げられている。接地極71の他端部には、左右方向の開孔71aを形成している。高圧極72は、針状の部材であって、その一端を支持板74に固定し、その他端である先端を接地極71の開孔71aに接触せぬように挿入している。支持板74の一端部は、前後方向に延びる連結部75・75を介して、接地極71の一端部に取り付けている。つまり、接地極71と支持板74は、前後方向に所定の間隔を空けて一体的に構成している。ダイオード73は、支持板74の高圧極72の配置している面と反対の面に固定している。ダイオード73の一端は配線76を介して交流電源78と電気的に接続し、他端は高圧極72の一端部と電気的に接続している。
通常は、直流電源を使ってイオン発生器の高圧極にマイナスの高電圧を印加し、マイナスイオンを発生させている。しかしながら、上記のイオン発生器7のように構成することで、交流電源78からの交流をダイオード73で整流することで直流にし、高圧極72に高電圧を印加することができる。したがって、高圧極72と接地極71との間に高電圧が加わり、高圧極72と接地極71との間に持続的なストリーマ放電が生じる。この放電により、周囲の空気からマイナスイオンが発生する。
次に、「空気清浄モード」における空気清浄装置100の作動、並びに第一オゾン発生器3の周辺の構成及び作動について、図2の(a)、図5及び図6を用いて説明する。
この「空気清浄モード」とは、空気清浄装置100に導入する空気をオゾンによって殺菌して、粉塵の除去、及び脱臭等をして清浄し、さらにマイナスイオンを添加して空気清浄装置100の外部へと放出することで、空気清浄装置100が配置された空間の空気を清浄するものである。
具体的には、風洞1の中途部にあるファン5の作動により空気清浄装置100の外部の空気は、風洞1内に導入される。その際、空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。その後、放出管33から放出されるオゾンと混合された空気は、照射部4の光線で活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。このとき、光触媒フィルタ23に付着した細菌は、オゾンにより殺菌される。その後、オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭がなされる。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、防塵フィルタ21で除去できなかった比較的小さな粉塵と、オゾンを分解する際にオゾン分解フィルタ24から生じた粉塵の除去がなされる。
このようにフィルタ群2を通過した空気は、ファン5を通過する。そして、放出口1bの近傍にあるイオン発生器7が、清浄された空気に放電することでマイナスイオンを発生せ、このマイナスイオンとともに清浄された空気が放出口1bから放出され、空気清浄装置100の周辺の空気が清浄される。
ここで、第一オゾン発生器3でオゾンを生成させるための空気の供給ルートを図5及び図7を用いて説明する。第一オゾン発生器3は、配置されている空気清浄装置100の下部の空気を用いてオゾンを生成している。空気は、第一エアポンプ35の吸気口35aから取り込まれ、吐出口から接続管35bを介して、バッファタンク36へと圧送される。このときバッファタンク36の作用によって第一エアポンプ35から発生する騒音を小さくすることができる。バッファタンク36の空気は、接続管36aを介して第一オゾン発生器3へと供給され、その空気中の酸素からオゾンが生成される。第一オゾン発生器3によって生成されたオゾンは、接続管31を介して、支持部32・32に接続された放出管33・33の小孔33a・・・から風洞1内へと放出される。
第一オゾン発生器3に供給される空気は、第一エアポンプ35から吸い込むように構成している。これは、第一オゾン発生器3が作動しているときは、空気清浄装置100の周りにオゾンがないため、どこから吸引しても第一エアポンプ35がオゾンを吸い込むことがないためである。
次に、「燻蒸モード」に用いられる第二オゾン発生器6及びその第二オゾン発生器6の電気系統の構成について、図6から図9を用いて説明する。図6は、背板及び風洞1の一部を取り外した空気清浄装置100の状態を示す後側面図であり、ファン5の下流側の風洞1の状態を示す図でもある。
第二オゾン発生器6は、前述のように風洞1内のファン5の下流側に設けている。この第二オゾン発生器6に取り込まれる空気は、風洞1のフィルタ群2を通過して清浄されたオゾンを含まない空気である。そして、その洗浄された空気は、吸込管62、第二ポンプ63、接続管64を介して第二オゾン発生器6へと供給され、第二オゾン発生器6でオゾンを生成して放出管61によって空気清浄装置100の外部へと放出される。
吸込管62は、柔軟な管で構成しており、その吸込口を風洞1の中途部に設けている。吸込管62は、風洞1を貫通して、風洞1の一部であってファン5を覆うダクト11の外側面を沿うようにして下方へと延びている。さらに、吸込管62の出口は、ハウジング80の下部にある第二ポンプ63の吸込口へと接続している。
第二ポンプ63の吐出口は、接続管64の入口である一端と接続している。接続管64は、柔軟な管で構成しており、吸込管62と同様にファン5を覆うダクト11の外側面を沿うようにして上方へと延びている。さらに、接続管64の出口である他端は、第二オゾン発生器6の取込口に接続している。第二オゾン発生器6の排出口は、放出管61の入口と接続している。放出管61は、風洞1の内側面に固定され、その放出口は、風洞1の放出口1bつまり、上部カバー82の上面よりも外側となるように設けている。
第二オゾン発生器6は、風洞1の放出口1bの近くの後側面に設けている。第二オゾン発生器6は、風洞1の放出口1bの近くに設けている。具体的には、風洞1の一部に開孔12を設け、その開孔12を塞ぐようにポリプロピレン等の絶縁性の板9を固定する。その板9の一側面である後側面の右側、つまり、空気清浄装置100の左右中央に、第二オゾン発生器6は配置している。第二オゾン発生器6を作動させる高圧電源91は、他側面である前側面の左側に配置している。つまり、第二オゾン発生器6は、風洞1の外側に配置している。
高圧電源91と第二オゾン発生器6とを繋ぐ配線は、第一高圧線92、第二高圧線93、第一接地線94、第二接地線95で構成している。板9には、上下方向に間隔をあけた2つの穴を形成している。その上方の穴には、ネジ96が挿入され、その下方の穴には、ネジ97が挿入される。高圧電源91に一端を固定された第一高圧線92は、その他端を板9の前側面でネジ96によって固定される。第二オゾン発生器6に一端を固定された第二高圧線93は、その他端を板9の後側面でネジ96によって固定される。つまり、第一高圧線92と第二高圧線93は、ネジ96によって電気的に接続されている。さらに、第二オゾン発生器6に一端を固定された第一接地線94は、板9の後側面でネジ97によって固定される。高圧電源91に一端を固定された第二接地線95は、その他端を板9の前側面でネジ97によって固定される。つまり、第一接地線94と第二接地線95は、ネジ97によって電気的に接続されている。
このように構成することで、高圧電源91の高圧電力により、第一高圧線92、ネジ96、第二高圧線93、第二オゾン発生器6、第二接地線95、ネジ97、第一接地線94に電流がながれ、第二オゾン発生器6が作動して空気中の酸素からオゾンを生成する。
通常、第二オゾン発生器6に高圧線を接続する場合は、碍子を使って電気的絶縁を確保している。しかしながら、上記のように絶縁性の板9に穴をあけて、導電性のネジ96・97により各線92・93・94・95をねじ止めすることで空間距離や沿面距離を確保することができる。
次に、「燻蒸モード」における空気清浄装置100の作動について図2の(b)、図7、及び図8を用いて説明する。
ファン5の作動により、風洞1内に導入されフィルタ群2によって清浄しオゾンを含まない空気は、ファン5の近傍にある吸込管62の吸込口から第二ポンプ63へと吸い込まれ、さらに接続管64を介して第二オゾン発生器6へと圧送される。第二オゾン発生器6は、第二ポンプ63により圧送された空気中の酸素からオゾンを発生させ、放出管61を介して、空気清浄装置100の外部へと放出する。空気清浄装置100は、この作動を継続的に行うことで外部空間のオゾン濃度を設定濃度まで上昇させる。また、第二オゾン発生器6は、発熱するものであるため、第二オゾン発生器6の後方の風洞1内には、冷却ファン65を設けている。冷却ファン65は、フィルタ群2を通過して清浄しオゾンを含まない空気を冷却風としている。
この作動と同時に、空気清浄装置100の外部のオゾンを含む空気は、風洞1の中途部にあるファン5の作動により風洞1の内部へと導入される。ただし、ファン5は微速で作動し、この作動によるオゾンを含む空気の導入は「空気清浄モード」よりも極めて小さい流量となるように調整している。その際、オゾンを含む空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。さらに、オゾンを含む空気は、照射部4の光線によって活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。その後、オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭される。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、防塵フィルタ21を通過した比較的小さな粉塵、及びオゾン分解フィルタ24がオゾンを分解する際に生じた粉塵を除去する。
空気清浄装置100は、
空気を導入する吸気口1a・1aと空気を放出する放出口1bを備えたハウジング80と、前記吸気口1a・1aと前記放出口1bを繋ぐ風洞1と、前記風洞1に導入するオゾンを発生させる第一オゾン発生器3と、前記風洞1に内蔵されて、オゾンを酸素に分解するオゾン分解フィルタ24と、当該オゾン分解フィルタ24の下流側にあり小さな粉塵を除去する第一HEPAフィルタ26と、を有するフィルタ群2を備え、
前記吸気口1a・1aから風洞1に導入した空気を前記第一オゾン発生器3が発生させたオゾンと混合し、前記オゾン分解フィルタ24、前記第一HEPAフィルタ26の順に通過させて、前記放出口1bから放出する空気清浄装置100であって、
発生させたオゾンを前記ハウジング80の外部へと放出する第二オゾン発生器6を備え、当該第二オゾン発生器6は、前記フィルタ群2を通過した空気を用いてオゾンを発生させるものである。
このように構成することで、フィルタ群2を通過して清浄されオゾンを含まない空気を用いることで、第二オゾン発生器6へと空気を圧送する第二ポンプ63等の部品が劣化しづらくなる。
また、空気清浄装置100における入力電力から必要とされる出力電力を生成するための回路である電源回路は、絶縁トランス8を付けている。この絶縁トランス8は、ノイズ対策になるとともに、空気清浄装置100を使用する国に対応するものに入れ替えることによって、異なる電源電圧への対応が容易におこなうことができる。
次に、第一実施形態のフィルタ群2の構成を一部変更した第二実施形態及び第三実施形態のフィルタ群2A・2Bについて説明する。
まず、フィルタ群2Aは、第一実施形態のフィルタ群2に第二HEPAフィルタ22を追加したものである。図10に示すように、光触媒フィルタ23とオゾン分解フィルタ24との間に、第二HEPAフィルタ22を設けて、光触媒フィルタ23、第二HEPAフィルタ22、オゾン分解フィルタ24、脱臭フィルタ25、第一HEPAフィルタ26の風洞1に接触する部分を一体的に構成することで、フィルタボックス271としている。この第二HEPAフィルタ22は、防塵フィルタ21の下流側に配置し、防塵フィルタ21によって集塵できない空気中の小さな粉塵や細菌の除去を行うものである。
このようにフィルタ群2Aを構成することで、「空気清浄モード」において、風洞1の中途部にあるファン5の作動により空気清浄装置100の外部の空気は、風洞1内に導入される。その際、空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。その後、放出管33から放出されるオゾンと混合された空気は、照射部4の光線で活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。このとき、光触媒フィルタ23に付着した細菌は、オゾンにより殺菌される。オゾンと混合された空気は、第二HEPAフィルタ22を通過することで、空気中の比較的小さな粉塵や細菌が除去される。このとき、第二HEPAフィルタ22に付着した細菌は、オゾンにより殺菌される。その後、オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭がなされる。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、オゾンを分解する際にオゾン分解フィルタ24から生じた粉塵の除去がなされる。
このようにフィルタ群2Aを構成することで、「燻蒸モード」において、空気清浄装置100の外部のオゾンを含む空気は、風洞1の中途部にあるファン5の微速の作動により風洞1の内部へと導入される。その際、オゾンを含む空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。さらに、オゾンを含む空気は、照射部4の光線によって活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。オゾンと混合された空気は、第二HEPAフィルタ22を通過することで、空気中の比較的小さな粉塵や細菌が除去される。その後、オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭される。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、オゾン分解フィルタ24がオゾンを分解する際に生じた粉塵を除去する。フィルタ群2Aによってオゾンを含まない清浄された空気を用いて、第二オゾン発生器6は、燻蒸用のオゾンを生成する。
前記フィルタ群2Aは、前記風洞1内へと導入するオゾンよりも下流で、前記オゾン分解フィルタ24よりも上流に設ける第二HEPAフィルタ22を備えている。
このように構成することで、第二HEPAフィルタ22に付着した細菌を「空気清浄モード」では第一オゾン発生器3により殺菌し、「燻蒸モード」では第二オゾン発生器6からのオゾンにより殺菌することができる。
フィルタ群2Bは、第一実施形態のフィルタボックス27の上流側に、第二HEPAフィルタ22を追加するものである。図11から図13に示すように、第二HEPAフィルタ22は、防塵フィルタ21とフィルタボックス27の光触媒フィルタ23との間に単独で設けている。第二HEPAフィルタ22は、オゾンが放出される放出管33よりも下流側で、照射部4よりも上流側に設けている。
このようにフィルタ群2Bを構成することで、「空気清浄モード」において、風洞1の中途部にあるファン5の作動により空気清浄装置100の外部の空気は、風洞1内に導入される。その際、空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。その後、放出管33から放出されるオゾンと混合された空気は、第二HEPAフィルタ22を通過することで、空気中の比較的小さな粉塵や細菌が除去される。このとき第二HEPAフィルタ22に付着した細菌は、オゾンにより殺菌される。さらに、照射部4の光線で活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。このとき、光触媒フィルタ23に付着した細菌は、オゾンにより殺菌される。その後、オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭がなされる。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、オゾンを分解する際にオゾン分解フィルタ24から生じた粉塵の除去がなされる。
このようにフィルタ群2Bを構成することで、「燻蒸モード」において、空気清浄装置100の外部のオゾンを含む空気は、風洞1の中途部にあるファン5の微速の作動により風洞1の内部へと導入される。その際、オゾンを含む空気が防塵フィルタ21を通過することで、空気中の比較的大きな粉塵が除去される。さらに、オゾンを含む空気は、第二HEPAフィルタ22を通過することで、空気中の比較的小さな粉塵や細菌が除去される。照射部4の光線によって活性化した光触媒フィルタ23を通過することで、空気中の臭気が除去される。オゾンを含む空気は、オゾン分解フィルタ24を通過することで、オゾンが分解される。オゾンが除去された空気は、脱臭フィルタ25を通過することで、脱臭される。空気は、第一HEPAフィルタ26を通過することで、オゾン分解フィルタ24がオゾンを分解する際に生じた粉塵を除去する。フィルタ群2Bを通過しオゾンを含まない清浄された空気を用いて、第二オゾン発生器6において、燻蒸用のオゾンが生成される。
このように構成することで、第二HEPAフィルタ22に付着した細菌を第一オゾン発生器3又は第二オゾン発生器6からのオゾンにより殺菌することができる。
さらに、第二HEPAフィルタ22は、フィルタボックス27よりも上流に配置されているため、上流の汚れやすい第二HEPAフィルタ22のみを交換することも容易におこなえる。
次に、フィルタ群2・2A・2Bの交換の方法を説明するために、先ずは、フィルタ群2・2Aに対応する照射部4の支持構造について図3、図7を用いて説明する。
ステイ42は、空気が通過できるようにその中央を大きく開口したフレームを主たる構造として、保持部43a・43b、支持部44・44、差込部45・45、配線保持部46・46、放出管支持部34・34を有している。
保持部43a・43bは、照射部4を保持するための部分である。下部の保持部43aは、フレームの中央の大きな開口の下端から前方へと突出させた部分である。上部の保持部43bは、フレームの上端部の左右中央のみを前方へと突出させた部分である。この保持部43bの上部周辺は、正面視において左右中央が切りかかれた状態となっている。さらに保持部43a・43bには、照射部4の両端部が挿入可能な挿入口が上下方向に開口される。当該挿入口は、緩衝材43c・・・を介して照射部4・4の両端部を保持している。
支持部44・44は、照射部4を保持したステイ42を風洞1に固定するための部分である。支持部44・44は、ステイ42の下端から下方へと突出する突起によって形成している。この支持部44は、ネジ孔44a・44aを形成している。
差込部45・45は、照射部4を保持したステイ42を風洞1の外部に固定するための部分である。差込部45・45は、フレームの上端部よりも上方へと突出する突起によって形成している。
配線保持部46・46は、照射部4の配線47・47を保持するための部分である。配線保持部46・46は、フレームの左右端部を前方に折り曲げ、その折曲げた部分の中途部をさらにフレームの中央へと折り曲げることで形成している。
放出管支持部34・34は、放出管33・33の上端部を支持するためのものである。放出管支持部34・34は、板材により構成し、一端部(上端部)を配線保持部46・46の外側の面に溶接等で固定する。放出管支持部34・34の他端部である下端部は、板材を屈曲することで、フレームの外側へと延長している。他端部には、放出管33・33の上端部が挿入可能な上下方向の開口を形成している。
照射部4は、風洞1の上方つまりハウジング80の上部にある図示しない電源と配線47・47・48・48を介して接続している。そして、照射部4の下端部に接続される配線47・47は、ステイ42の配線保持部46の内側面に沿うようにして適宜の間隔で固定しステイ42の上方の電源と接続している。また、照射部4の上端部に接続される配線48・48も、同じ電源に接続している。
他方、照射部4・4を保持したステイ42を固定する部分は、風洞1の内部及び風洞1の外部にそれぞれ形成している。
風洞1内におけるステイ42の固定先は、受部49・49である。この受部49・49は、支持板41から上方へと突出するように設けるとともに、ステイ42の支持部44・44の44a・44aと同じ間隔となるようにネジ孔49a・49aを形成している。ステイ42を風洞1に固定する際には、受部49・49のネジ孔49a・49aにステイ42の支持部44・44のネジ孔44a・44aを合わせて、蝶ボルト40・40で止めることでなされる。
風洞1の外部におけるステイ42の固定先は、パネル83の差込口83a・83aである。このパネル83は、風洞1の吸気口1aの上方にある前板84に固定し、パネル83の下端部が前板84の下端よりも風洞1側にやや突出するように設けている。このパネル83の突出部分には、左右方向を長手方向とする差込口83a・83aを形成している。この差込口83a・83aの左右の間隔は、ステイ42の差込部45・45の間隔と略同じとなるように形成している。
次に、フィルタ群2Bに対応する照射部4の支持構造について、図12、及び図13を用いて説明する。
第三実施形態のフィルタ群2Bに対応するため、ステイ421は、前述のステイ42から放出管支持部34・34を取り除いた構造としている。さらに、風洞1内におけるステイ421の固定先である受部49・49は、支持部32・32との前後方向の間隔を第二HEPAフィルタ22が介在できる間隔としている。そのため、支持板411の前後方向の幅は支持板41よりも長く形成している(図3参照)。
改めて、空気清浄装置100の第三実施形態のフィルタ群2Bの交換の方法を説明する。
図1に示す空気清浄装置100の状態から作業者は、先ず、風洞1の吸気口1aを形成している前扉81を取り外すことで、防塵フィルタ21・21をハウジング80から取り外す。防塵フィルタ21・21は、前扉81の後側から取り外すことができる。そして、作業者は、その前扉81の後側(下流側)にある放出管33・33を支持部32・32から抜き取り、第二HEPAフィルタ22を取り外す。
すると、図13に示すように、ステイ421により保持された照射部4・4が現れる。この照射部4・4は、ステイ421により風洞1に支持されるとともに、その配線47・47・48・48は、空気清浄装置100の上部にある電源と接続されているため、ハウジング80の上部を分解しない限り、空気清浄装置100から分離することができない。
そこで、作業者は、蝶ボルト40・40を支持部44・44及び受部49・49から取り外す。そして、図14の(a)に示すように、ステイ421の上部を支点軸として、その下部を前上方へと持ち上げ、図14の(b)に示すように、さらに差込部45・45を差込口83a・83aの位置にあわせる。そして、風洞1の上部から前方へと突出するように、ステイ421を略水平にして、作業者は、ステイ421の後方へと突出する差込部45・45をパネル83の差込口83a・83aへと挿入する(図中の矢印参照)。すると、図12に示すように、差込部45の上面が、風洞1の内側面に接触することで、ステイ421は、水平状態を保持しながら、ハウジング80に固定することができる。
この照射部4を保持したステイ421がハウジング80に固定された状態で、作業者は、フィルタボックス27を風洞1から取り外すことで、全てのフィルタ群2を空気清浄装置100から取り外すことができる。
そして、フィルタ群2Bを新しいものとして、前述の順序と逆に配置していくことで、空気清浄装置100のフィルタ交換は完了する。
本実施形態の空気清浄装置100は、前記フィルタ群2に、光線で活性化する光触媒フィルタ23を有し、当該光触媒フィルタ23の上流側で光線を照射する照射部4を風洞1に設けるステイ421を備え、当該ステイ421は差込部45を有し、当該差込部45を前記風洞1近傍の前記ハウジング80に設けた差込口83aに差込み、前記風洞1の外部に固定するものである。
このように構成することで、照射部4がステイ421によって風洞1の外部に固定されるので、照射部4を手で支えることなく、照射部4の下流側にあるフィルタ群2の交換を容易に行うことができる。
なお、第一及び第二実施形態のフィルタ群2・2Bの交換においては、前扉81を取り外すと図7に示すように、放出管33・33の下端部は、風洞1側において支持部32・32に固定され、放出管33・33の上端部は、放出管支持部34・34に固定されている。したがって、放出管33・33を上方へと移動させて放出管33・33の下端部を支持部32・32から抜き取る。さらに、放出管33の下端部を前方へと移動させながら下方へと移動させることで、放出管支持部34・34から放出管33・33を抜き取る。この放出管33・33がステイ42から取り外された状態で、ステイ421と同様に、ステイ42の差込部45を差込口83aへと挿入することで、図3に示すように差込部45の上面が、風洞1の内側面に接触することで、ステイ42は、水平状態を保持しながら、ハウジング80に固定することができる。
1 風洞
1a 吸気口
1b 放出口
2 フィルタ群(第一実施形態)
2A フィルタ群(第二実施形態)
2B フィルタ群(第三実施形態)
3 第一オゾン発生器
4 照射部
6 第二オゾン発生器
22 第二HEPAフィルタ
23 光触媒フィルタ
24 オゾン分解フィルタ
26 第一HEPAフィルタ
27 フィルタボックス
42 ステイ
45 差込部
62 吸込管
63 第二ポンプ
64 接続管
80 ハウジング
83a 差込口
100 空気清浄装置

Claims (3)

  1. 空気を導入する吸気口と空気を放出する放出口を備えたハウジングと、前記吸気口と前記放出口を繋ぐ風洞と、前記風洞に導入するオゾンを発生させる第一オゾン発生器と、前記風洞に内蔵されて、オゾンを酸素に分解するオゾン分解フィルタと、当該オゾン分解フィルタの下流側にあり小さな粉塵を除去する第一HEPAフィルタと、を有するフィルタ群を備え、
    前記吸気口から前記風洞に導入した空気を前記第一オゾン発生器が発生させたオゾンと混合し、前記オゾン分解フィルタ、前記第一HEPAフィルタの順に通過させて、前記放出口から放出する空気清浄装置であって、
    発生させたオゾンを前記ハウジングの外部へと放出する第二オゾン発生器を備え、
    当該第二オゾン発生器は、前記フィルタ群を通過した空気を用いてオゾンを発生させることを特徴とする空気清浄装置。
  2. 請求項1に記載の空気清浄装置であって、
    前記フィルタ群は、前記風洞内へと導入するオゾンよりも下流で、前記オゾン分解フィルタよりも上流に設ける第二HEPAフィルタを備えることを特徴とする空気清浄装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の空気清浄装置であって、
    前記フィルタ群には、光線で活性化する光触媒フィルタを有し、
    当該光触媒フィルタの上流側で光線を照射する照射部を前記風洞に設けるステイを備え、
    当該ステイは差込部を有し、当該差込部を前記風洞の近傍の前記ハウジングに設けた差込口に差込み、前記風洞の外部に固定することを特徴とする空気清浄装置。
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