JP3179612U - レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 - Google Patents
レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3179612U JP3179612U JP2012005277U JP2012005277U JP3179612U JP 3179612 U JP3179612 U JP 3179612U JP 2012005277 U JP2012005277 U JP 2012005277U JP 2012005277 U JP2012005277 U JP 2012005277U JP 3179612 U JP3179612 U JP 3179612U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- electric wire
- terminal member
- bond
- end side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Abstract
【解決手段】レールボンド4は、電線6と、電線6の端部側に設けられた内外の端子部材5a,5bとを有する。内端子部材5aは、電線6と、レールとを電気的に接続する。外端子部材5bは、電線6の同軸上で内端子部材5aの近傍に設けられており、レールにおける内端子部材5aとは異なる位置で、電線6と、レールとを電気的に接続する。
【選択図】図3
Description
レールにレールボンドを取り付ける方法としては、特許文献1に開示されているように、レールの側部に貫通孔を設けておき、この貫通孔に固着部材(ボルトおよびロックナット)を挿通することによってレールボンドを固定する方法や、レールの側部にレールボンドを溶接によって固定する方法が知られている。
この安全対策の一つとして、複数本のレールボンドを並列に取り付けるといったレールボンドの多重化が知られている。レールボンドを多重化することによって、あるレールボンドに異常が生じた場合でも、別のレールボンドが正常である限り、レール同士の電気的な接続を有効に維持できる。
また、複数の端子部材は、電線の同軸上において互いに近接しているので、いずれかが脱落した場合でも、電線の抵抗長が大きく変化しない。したがって、レールボンドの電気抵抗の変動を有効に抑制できる。
レールボンド4は、レール1,2間の電気的接続を良好にするためレール継目に取付けられる部材である。レールの継目には継ぎ目板3がボルト締めされているが電気抵抗が大きいため、軟銅線等をより合わせた良導体を接続して、電流の流れをよくする。レールボンド4を取付方法としては、レールにボンド4を溶接する溶接ボンドと、レール1,2の側面に穴をあけ、その穴にボンド端子を打ち込む圧端ボンドとが知られている。
また、他方のレール2に対するレールボンド4の電気的な接続は、レールボンド4の同軸上に並び、かつ、互いに近接した2つの異なる接続部位、すなわち、内端子部材5cおよび外端子部材5dを介して行われている。
なお、同図において、レールボンド4は、レール1,2の腹部に取り付けられているが、図2に示すように、レールボンド4の取付位置は、頭側部A、腹部Bおよび底部上面Cのいずれでもよい。
内外の端子部材5a,5bは、それぞれ、筒状に形成されており、電線6を挿通させることができる内部空間を有する。内端子部材5aは、電線6の途中に取り付けられたており、内端子部材5aに挿通された電線6は、軸方向の外側に向かって延在している。これに対して、外端子部材5bは、電線6の先端に取り付けられており、外端子部材5b自体がレールボンド4の実質的な先端となっている。
それぞれの端子部材5a,5bは、筒状内部に挿通された電線6に圧着される筒状部7と、この筒状部7の外周面に設けられ、レール1に低温溶接にて固着される端子部8とを有する。
レール1に対するレールボンド4の低温溶接は、端子部8の陥没した内部空間に低温ロウを貯留することによって行われる。なお、電線6は、内端子部材5aを貫通して外端子部材5bに至る一体化された電線であってもよいが、内端子部材5aにおける軸方向の内外で別体化されていてもよい。
また、複数の端子部材5a,5bは、電線6の同軸上において互いに「近接」しているので、いずれかが脱落した場合でも、電線6の抵抗長が大きく変化することはない。これにより、脱落が発生した際に、レールボンド4の電気抵抗の変動を有効に抑制できる。
なお、本明細書において、「近接」とは、内外の端子部材5a,5bが直接接触することなく離れており、かつ、いずれかが脱落しても、レールボンド4の抵抗値(抵抗長に起因)に有意な変動が生じるほど離れすぎていないことを意味する。
3 継ぎ目板
4 レールボンド
5a〜5d 端子部材
6 電線
7 筒状部
8 端子部
Claims (3)
- レールの継ぎ目に取り付けられ、レール間を電気的に接続するレールボンドにおいて、
電線と、
前記電線の端部側に設けられており、前記電線と、前記レールとを電気的に接続する第1の端子部材と、
前記電線の端部側において、前記電線の同軸上で前記第1の端子部材の近傍に設けられており、前記レールにおける前記第1の端子部材とは異なる位置で、前記電線と、前記レールとを電気的に接続する第2の端子部材と、
を有することを特徴とするレールボンド。 - 前記第1の端子部材および前記第2の端子部材のそれぞれは、
筒状内部に挿通された前記電線に圧着される筒状部と、
前記筒状部の外周面に設けられ、前記レールに低温溶接にて固着される端子部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載されたレールボンド。 - レールの継ぎ目の接続構造において、
一方のレールと、
他方のレールと、
前記一方のレールと、前記他方のレールとの継ぎ目に設けられ、当該レール間を電気的に接続するレールボンドとを有し、
前記レールボンドは、
電線と、
前記電線の一端側に設けられており、前記電線と、前記一方のレールとを電気的に接続する第1の外端子部材と、
前記電線の一端側において、前記電線の同軸上で前記第1の外端子部材の近傍に設けられており、前記一方のレールにおける前記第1の外端子部材とは異なる位置で、前記電線と、前記一方のレールとを電気的に接続する第1の内端子部材と、
前記電線の他端側に設けられており、前記電線と、前記他方のレールとを電気的に接続する第2の外端子部材と、
前記電線の他端側において、前記電線の同軸上で前記第2の外端子部材の近傍に設けられており、前記他方のレールにおける前記第2の外端子部材とは異なる位置で、前記電線と、前記他方のレールとを電気的に接続する第2の内端子部材と、
を有することを特徴とするレールの継ぎ目の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005277U JP3179612U (ja) | 2012-08-29 | 2012-08-29 | レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005277U JP3179612U (ja) | 2012-08-29 | 2012-08-29 | レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3179612U true JP3179612U (ja) | 2012-11-08 |
Family
ID=48006243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005277U Expired - Lifetime JP3179612U (ja) | 2012-08-29 | 2012-08-29 | レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3179612U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2993735A4 (en) * | 2013-09-13 | 2017-03-08 | Showa Tecs Co. Ltd. | Rail bond |
-
2012
- 2012-08-29 JP JP2012005277U patent/JP3179612U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2993735A4 (en) * | 2013-09-13 | 2017-03-08 | Showa Tecs Co. Ltd. | Rail bond |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9442166B2 (en) | Battery monitoring assembly having battery monitor module and cable for connection to a shunt of the module | |
US9379465B2 (en) | Connection terminal having a press-fitting part inserted into a hollow part of a holding member | |
JP6656202B2 (ja) | 配索材の接続構造 | |
CA2755836C (en) | Welding head and welding head assembly for an arc-welding system | |
WO2010057578A3 (de) | Modul für einem thermoelektrischen generator und ein thermoelektrischer generator | |
US7671506B2 (en) | Brush apparatus | |
WO2008093544A1 (ja) | バスバー接続構造およびインバータ一体型電動圧縮機 | |
JP4908042B2 (ja) | 回路遮断装置 | |
JP5209594B2 (ja) | 温度センサ | |
JP2013068610A (ja) | センサ及びその製造方法 | |
JP6234755B2 (ja) | 温度センサ | |
JP5306513B1 (ja) | 継電器 | |
US8237065B2 (en) | Twin-chip-mounting type diode | |
JP3179612U (ja) | レールボンドおよびレールの継ぎ目の接続構造 | |
US9054435B2 (en) | Conversion terminal device and method for coupling dissimilar metal electrical components | |
US20160172134A1 (en) | Power Semiconductor Module | |
JP3179663U (ja) | ヒータの給電構造 | |
CN201994430U (zh) | 一种高压接线端子与引线的接头 | |
CN204961082U (zh) | 穿缸控制线 | |
CN203118695U (zh) | 一种螺纹制动电阻的装配结构 | |
CN208738461U (zh) | 一种连接器 | |
WO2014203946A1 (ja) | 端子と電線の接合構造 | |
WO2008078015A8 (fr) | Dispositif de connexion et de mesure entre une borne de batterie et un cable de liaison electrique | |
CN202918107U (zh) | 一种电机和一种电机三相引出线和接线端子组合件 | |
CN203562549U (zh) | 一种导线引线端子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3179612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151017 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |