JP3179137U - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調装置を十分に動作させることができるとともに、バッテリーの電力を使い果たした場合でも走行させることが可能な車両を提供する。
【解決手段】バッテリー2に接続され、駆動輪を駆動するモーター10と、コンプレッサー6の作動により車室内を冷暖房する空調装置とを備えた車両において、コンプレッサー6に接続され、該コンプレッサー6を作動させるエンジン4と、エンジン4の出力軸をコンプレッサー6から切り離し、駆動輪に接続する接続切換手段とを備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、バッテリーに接続され、駆動輪を駆動するモーターと、コンプレッサーの作動により車室内を冷暖房する空調装置とを備えた車両に関する。
図4は、従来の車両の一例としての電気自動車100Aの構成を示す図で、同図において、1は車体フレーム、2はバッテリー、3はコントロールボックス、4はエンジン、5は交流発電機、6は図示しない空調装置のコンプレッサー、7はコンプレッサー駆動用モーター、8aはコンプレッサー駆動用プーリー、8bはコンプレッサー側プーリー、9はコンプレッサー駆動ベルト、10は走行用モーター、11は減速機、12は駆動輪、13は駆動軸、14はサスペンションタワー、15はサスペンションアームである。
従来の電気自動車100Aでは、単一のバッテリー2により走行用モーター10を駆動し、走行用モーター10と減速機11を介して接続された駆動軸13の回転により駆動輪12を回転させるとともに、コンプレッサー駆動用モーター7を駆動してコンプレッサー6を作動させる。コンプレッサー駆動用モーター7の駆動力は、コンプレッサー駆動用プーリー8a、コンプレッサー駆動ベルト9、及び、コンプレッサー側プーリー8bを介して、コンプレッサー6に伝達される。また、エンジン4は、交流発電機5を稼働してバッテリー2に電力を供給する。
このように、従来の電気自動車100Aでは、バッテリー2により駆動輪12と空調装置の両方を動かすため、空調装置を作動させると走行距離が30%程度低下する。
そこで、バッテリー2の残容量を検出する手段を設け、バッテリー2の残容量によって決まる空調装置の消費電力が許容値を上回った時に、コンプレッサー6の回転数を低下させて空調装置の出力を制限することで、目的地に着くまでに車両が走行不能になることを防止する方法が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開平8−205302号公報
しかしながら、空調装置は電力消費量が大きいため、出力を制限してもバッテリーの電力は消費され続け、走行距離が減少してしまうといった問題点があった。また、バッテリーの電力を使い果たしてしまうと車両は走行不能になってしまう。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、空調装置を十分に動作させることができるとともに、バッテリーの電力を使い果たした場合でも走行させることが可能な車両を提供することを目的とする。
本考案は、バッテリーに接続され、駆動輪を駆動するモーターと、コンプレッサーの作動により車室内を冷暖房する空調装置とを備えた車両であって、コンプレッサーに接続され、該コンプレッサーを作動させるエンジンと、エンジンの出力軸をコンプレッサーから切り離し、駆動輪に接続する接続切換手段とを備えた構成とした。
本構成によれば、バッテリーで空調装置を作動させる必要がなく、バッテリーによる走行距離を長くすることができるとともに、接続切換手段の動作により、空調装置を動作させていたエンジンを車両を走行させるための動力として使用することができるので、バッテリーの電力を使い果たした場合やモーター系が故障した場合でも、車両を目的地まで走行させることができる。
また、接続切換手段が、エンジンの出力軸に連結される遠心クラッチと、遠心クラッチと同軸に設けられ、遠心クラッチの非作動時にコンプレッサーに連結されるコンプレッサー駆動用プーリーと、遠心クラッチと同軸に設けられ、遠心クラッチの作動時に駆動輪に連結される駆動輪駆動用プーリーとを備えた構成とした。
本構成によれば、簡易な構成で、コンプレッサーに接続されているエンジンの出力軸をコンプレッサーから切り離して駆動輪に接続することが可能となる。
また、モーターと駆動輪とが、内部に電磁クラッチを備えた減速機を介して接続され、エンジンと駆動輪との接続時に、電磁クラッチの動作によりモーターと減速機との接続を切り離す構成とした。
本構成によれば、エンジンと駆動輪との接続時に、モーターが空転しなくなるため、必要最小限の出力で車両を走行させること可能となる。
また、エンジンの回転領域を中速領域と高速領域のいずれかの回転領域に制御するエンジン回転領域制御手段を備え、該エンジン回転領域制御手段は、エンジンとコンプレッサーとを接続する場合に、エンジンの回転領域を中速領域とし、エンジンと駆動輪とを接続する場合にエンジンの回転領域を高速領域とする構成とした。
本構成によれば、エンジンの回転数の制御によって、エンジンの出力軸の接続状態を容易に切換えることが可能となる。
本考案に係る車両の概略構成を示す斜視図である。 モーター及びエンジンと駆動輪との接続状態を説明するための図である。 本考案に係る車両の機能ブロック図である。 従来の車両の概略構成を示す斜視図である。
以下、考案の実施形態を通じて本考案を詳説するが、以下の実施形態は実用新案請求の範囲に係る考案を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが考案の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は本実施の形態に係る車両の一例としての電気自動車100の概略構成を示す斜視図で、同図において、1は車体フレーム、2はバッテリー、3はコントロールボックス、4はエンジン、6は図示しない空調装置のコンプレッサー、8aはコンプレッサー駆動用プーリー、8bはコンプレッサー側プーリー、9はコンプレッサー駆動ベルト、10は走行用モーター、11は減速機、12L,12Rは左,右の駆動輪、13L,13Rは左,右の駆動軸、14;14はサスペンションタワー、15;15はサスペンションアーム、16l,162は、車輪駆動用プーリー,163,164,165,166,167,168は駆動力伝達プーリー、181乃至184は駆動用ベルト、19L,19Rは左,右の遠心クラッチである。
バッテリー2は、図1の矢印で示す車体フレーム1の車両進行方向前側に搭載され、コントロールボックス3を介して、走行用モーター10に電力を供給して走行用モーター10を回転させる。
サスペンションタワー14:14は、左,右の駆動輪12L,12Rと車体との間に設けられたサスペンションアーム15;15に取付けられて路面からの入力である振動を吸収する。
図2に示すように、走行用モーター10の出力軸10jは、電磁クラッチ20、電磁クラッチ20と一体に構成された電磁クラッチシャフト21、及び、複数のギヤを組み合わせて成る減速機11を介して左,右の駆動軸13L,13Rに接続されている。電磁クラッチ20はソレノイド22により駆動される。
電磁クラッチ20、電磁クラッチシャフト21、及び、ソレノイド22は、バッテリー2により車両を走行させる通常走行時に走行用モーター10の出力軸10jと減速機11とを連結し、エンジン4により車両を走行させる非常走行時に前記出力軸10jを減速機11から切り離す第1の切換手段を構成する。
即ち、ソレノイド22に電流が流れていない時には、走行用モーター10の出力軸10jと電磁クラッチ20及び電磁クラッチシャフト21とが連結され、出力軸10jの回転トルクは、減速機11のギヤ11a,11b,11c、中間シャフト11j、及び、クラウンギヤ11Gを介して、ディファレンシャルギヤ11Dに伝達されるので、ディファレンシャルギヤ11Dに接続されている左,右の駆動軸13L,13Rがそれぞれ回転し、これに連動して左,右の駆動輪12L,12Rが回転する。
したがって、走行用モーター10の回転トルクを左,右の駆動輪12L,12Rに確実に伝達することができるとともに、車両旋回時の内輪差を吸収することができる。
一方、ソレノイド22に電流を流すと、電磁クラッチ20と一体に構成された電磁クラッチシャフト21が、図2の矢印で示す走行用モーター10の出力軸10jとは反対の方向に移動するので、走行用モーター10の出力軸10jと減速機11との接続が切り離される。
図1に戻り、エンジン4の出力軸(図示せず)は、左側の遠心クラッチ19Lを介して、当該遠心クラッチ19Lと同軸上に設けられたコンプレッサー駆動用プーリー8aに接続されている。コンプレッサー駆動用プーリー8aとコンプレッサー側プーリー8bとの間には、コンプレッサー駆動ベルト9が架け渡されており、当該コンプレッサー駆動ベルト9によって互いに連結される。
左,右の遠心クラッチ19L,19Rは、エンジン4の回転数が所定回転数(例えば、3000rpm)以下である中速領域にある場合には作動しないように設定されている。
そして、遠心クラッチ19Lが非作動時の場合において、エンジン4の出力軸の回転トルクは、コンプレッサー駆動用プーリー8a及びコンプレッサー駆動ベルト9を介して、コンプレッサー側プーリー8bに伝達されてコンプレッサー6を駆動させ、車室内の空調に必要な冷媒を流動させる。
左,右の遠心クラッチ19L,19Rは、エンジン4の回転数が所定回転数(例えば、3200rpm)以上である高速領域にある場合に作動して、エンジン4の出力軸とコンプレッサー駆動用プーリー8aとの連結を解除するとともに、エンジン4の出力軸と後述する車輪駆動用プーリー161;162とを連結する。
車輪駆動用プーリー161,162は、左,右の遠心クラッチ19L,19Rと同軸上において回転可能に設けられている。
車体左側に位置する車輪駆動用プーリー161は、該車輪駆動用プーリー161よりも前方において回転可能に配設された駆動力伝達プーリー163と駆動用ベルト18lを介して連結されている。
同様に、車体右側に位置する車輪駆動用プーリー162は、該車輪駆動用プーリー162よりも前方において回転可能に配設された駆動力伝達プーリー164と駆動用ベルト182を介して連結されている。
車輪駆動用プーリー163;164の車体左右方向外側の面には、それぞれ駆動力伝達プーリー165;166が左右方向外側に向かって突設される。
駆動力伝達プーリー165は、該駆動力伝達プーリー165よりも車体後方において回転可能に配設された駆動力伝達プーリー167と駆動用ベルト183を介して連結されている。同様に、駆動力伝達プーリー166は、該駆力伝達プーリー166よりも車体後方において回転可能に配設された駆動力伝達プーリー168と駆動用ベルト184を介して連結されている。
駆動力伝達プーリー167;168はそれぞれ、ユニバーサルジョイント等の動力伝達手段23を介して左,右の駆動軸13L,13Rに連結されている。
前述したように、エンジン4の回転数が高速領域にある場合には、遠心クラッチ19L,19Rの動作により、エンジン4の出力軸とコンプレッサー駆動用プーリー8aとの連結が解除され、エンジン4の出力軸は、車輪駆動用プーリー161;162と連結される。
そして、エンジン4の出力軸の回転トルクは、車体左側にそれぞれ配設された車輪駆動用プーリー161、駆動用ベルト181、駆動力伝達プーリー163,165、駆動用ベルト183及び駆動力伝達プーリー167を伝わって車体左側の駆動軸13Lに伝達される。
同様に、エンジン4の出力軸の回転トルクは、車体右側にそれぞれ配設された車輪駆動用プーリー162、駆動用ベルト182、駆動力伝達プーリー164,166、駆動用ベルト184及び駆動力伝達プーリー168を伝わって車体右側の駆動軸13Rに伝達される。即ち、左,右の遠心クラッチ19L,19Rは、バッテリー2により車両を走行させる通常走行時にエンジン4とコンプレッサー6とを接続し、エンジン4により車両を走行させる非常走行時にエンジン4をコンプレッサー6から切り離して左,右の駆動輪12L,12Rに接続させる第2の切換手段を構成する。
図3は、電気自動車100の機能ブロック図である。
コントロールボックス3には、電子制御ユニット(Electric Control Unit;ECU)3aと、モーター制御手段3bと、エンジン制御手段3cとが収容され、電気自動車100の走行状態と空調装置(以下、ACユニットという)30の駆動状態とを制御する。
ECU3aとモーター制御手段3b及びエンジン制御手段3cとは、車両の情報システムであるCAN(Controller Area Network)のラインにより接続され、情報の相互通信を行う。
モーター制御手段3bは、通常走行時には、ECU3aからの駆動信号によりインバータを作動させ、バッテリー2から供給される直流電圧を3相電力に変換して走行用モーター10を駆動して左,右の駆動輪12L,12Rを回転させるとともに、図示しない回転数検出手段及び温度センサーで計測した走行用モーター10の回転速度や動作温度に基づいて、走行用モーター10の回転数が目標回転数になるよう制御する。
また、バッテリー2の残容量が所定量まで低下した場合や、走行用モーター10が故障した場合には、ECU3aからのモーター軸切換信号により、ソレノイド22に電流を流して電磁クラッチ20を作動させ、走行用モーター10と減速機11とを切り離す制御を行う。モーター軸切換信号は、図示しないバッテリー残容量検出手段がバッテリー2の残容量が所定量まで低下した時にECU3aからモーター制御手段3bに送られる。
エンジン制御手段3cは、通常走行時には、ECU3aからの空調駆動信号によりACユニット30を作動させる。具体的には、コンプレッサー6に連結されるコンプレッサー側プーリー8bに装着されたACクラッチ6cを作動させてエンジン4とコンプレッサー6とを連結するとともに、エンジン4の回転数を中速領域に設定する。
一方、バッテリー2の電力が所定量まで低下した場合や走行用モーター10が故障した場合には、ECU3aからのエンジン出力切換信号によりACクラッチ6cを戻してACユニット30の駆動を停止させるとともに、エンジン4の回転数を高速領域に設定して、左,右の遠心クラッチ19L,19Rを作動させ、エンジン4の出力軸と車輪駆動用プーリー161,162を連結させることで、左,右の駆動輪12L,12Rを回転させる。
なお、図3において、符号4pは、エンジン4を始動させるためのセルモータで、符号4qはスロットルバルブを開くためのアクセル調整モーターで、エンジン4の始動時にはセルモータ4pを駆動させるとともに、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じてアクセル調整モーター4qを作動させてスロットルバルブを開閉する。
また、エンジン制御手段3cは、エンジン4により左,右の駆動輪12L,12Rを回転させる場合に、エンジン4の回転数を検出し、エンジン4の回転数が目標回転数になるよう制御する。
次に、上記構成を備えた電気自動車100の動作について説明する。
通常走行時には、走行用モーター10の出力軸10jと減速機11とは電磁クラッチ20及び電磁クラッチシャフト21とを介して連結されている。したがって、バッテリー2からコントロールボックス3を介して、走行用モーター10に電力が供給されると、走行用モーター10の回転力は減速機11を経由して介して左,右の駆動軸13L,13Rに伝達され、左,右の駆動軸12L,12Rが回転する。これにより、車両が図1の矢印で示す前方方向に進行する。なお、車両を後退させる時には、走行用モーター10を逆転させればよい。
次に、通常走行時においてACユニット30を駆動させる場合について説明する。
通常走行時には、エンジン4を始動するとともに、ACクラッチ6cを作動させ、エンジン4の回転数を左,右の遠心クラッチ19L,19Rが作動しない(動力を伝達しない)回転数である中速領域に設定する。
これにより、エンジン4の回転力は、コンプレッサー駆動用プーリー8a及びコンプレッサー駆動ベルト9を介してコンプレッサー側プーリー8bに伝達され、コンプレッサー6の駆動により、車室内の空調に必要な冷媒を流動させることができる。ACユニット30を駆動しない場合には、エンジン4を停止させるとともに、ACクラッチ6cを非作動の状態とする。
一方、バッテリー2の残容量が所定量よりも低下した場合や、モーター系の故障により走行用モーター10による走行ができなくなった場合には、エンジン4により車両を走行させる。具体的には、エンジン4を始動するとともに、エンジン4の回転数を左,右の遠心クラッチ19L,19Rが作動する回転数である高速領域に設定する。
これにより、エンジン4の出力軸とコンプレッサー駆動用プーリー8aとの接続が解除され、ACユニット30が停止する一方、エンジン4の回転力が、左,右の遠心クラッチ19L,19Rと同軸に設けられた車輪駆動用プーリー161,162から駆動用ベルト181,182、駆動力伝達プーリー165,166、駆動用ベルト183,184、駆動力伝達プーリー167,168、及び、駆動軸13L,13Rを介して駆動輪12L,12Rに伝達される。これにより、エンジン4を動力として車両を図1の矢印で示す前方方向に進行させることができる。なお、走行速度の加減速は、運転席に設けられた図示しないアクセルペダル及びブレーキペダルにて行う。
さらに、エンジン4により車両を走行させる際には、走行用モーター10と減速機11とを切り離しておくことが好ましい。具体的には、ソレノイド22に電流を流して電磁クラッチシャフト21を図2の矢印の方向に移動させ、走行用モーター10の出力軸10jと減速機11とを切り離す。これにより、エンジン走行時に出力の高い(抵抗の大きい)走行用モーター10が空転することがなくなるため、必要最小限の出力で車両を走行させることができる。
以上の実施形態に係る電気自動車によれば、通常走行時には、走行用モーター10を動力として左,右の駆動輪12L,12Rを回転させることができるとともに、バッテリー2の残容量が所定量よりも低下した場合や、モーター系の故障により走行用モーター10による走行ができなくなった場合には、ACユニット30の動力原として用いられていたエンジン4を車両を走行させるための動力として使用することができるので、車両を目的地まで走行させることができる。
なお、本考案に係る電気自動車は、上記実施形態に係る構成を適宜変更することも可能である。
上記実施形態では、ACユニット30を駆動しない場合には、エンジン4を停止させるようにしたが、図3に示すように、バッテリー2の電圧を検出するとともに、オルタネータ31を設け、バッテリー2の残容量が低下している場合に、ACユニット30を停止して、エンジン4によりオルタネータ31を駆動してバッテリー2を充電する構成としてもよい。あるいは、ACユニット30を駆動しない場合のみ、バッテリー2を充電するようにしてもよい。
1 車体フレーム、2 バッテリー、3 コントロールボックス、
3a ECU、3b モーター制御手段、3c エンジン制御手段、4 エンジン、
6 コンプレッサー、8a コンプレッサー駆動用プーリー、
8b コンプレッサー側プーリー、9 コンプレッサー駆動ベルト、
10 走行用モーター、10j 出力軸、11 減速機、12L,12R 駆動輪、
13L,13R 駆動軸、14 サスペンションタワー、
15 サスペンションアーム、161,162 車輪駆動用プーリー、
163,164,165,166,167,168 駆動力伝達プーリー、
181乃至184 駆動用ベルト、19L,19R 遠心クラッチ、
20 電磁クラッチ、21 電磁クラッチシャフト、22 ソレノイド、
30 ACユニット、100 電気自動車。

Claims (4)

  1. バッテリーに接続され、駆動輪を駆動するモーターと、
    コンプレッサーの作動により車室内を冷暖房する空調装置と、
    を備えた車両であって、
    前記コンプレッサーに接続され、該コンプレッサーを作動させるエンジンと、
    前記エンジンの出力軸を前記コンプレッサーから切り離し、前記駆動輪に接続する接続切換手段と、
    を備えたことを特徴とする車両。
  2. 前記接続切換手段は、
    前記エンジンの出力軸に連結される遠心クラッチと、
    前記遠心クラッチと同軸に設けられ、前記遠心クラッチの非作動時に前記コンプレッサーに連結されるコンプレッサー駆動用プーリーと、
    前記遠心クラッチと同軸に設けられ、前記遠心クラッチの作動時に前記駆動輪に連結される駆動輪駆動用プーリーと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記モーターと前記駆動輪とが、内部に電磁クラッチを備えた減速機を介して接続され、
    前記エンジンと前記駆動輪との接続時に、前記電磁クラッチの動作により前記モーターと前記減速機との接続を切り離すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両。
  4. 前記エンジンの回転領域を中速領域と高速領域のいずれかの回転領域に制御するエンジン回転領域制御手段を備え、
    前記エンジン回転領域制御手段は、前記エンジンと前記コンプレッサーとを接続する場合に、前記エンジンの回転領域を中速領域とし、
    前記エンジンと駆動輪とを接続する場合に、前記エンジンの回転領域を高速領域とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の車両。
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