JP3179119U - カメラ用スピーチ用兼用プロンプター - Google Patents

カメラ用スピーチ用兼用プロンプター Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、スピーチ用プロンプターとして利用可能なカメラ用スピーチ用兼用プロンプターを提供する。
【解決手段】カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、カメラ用に利用する場合、台座10の上面となる一面にスリット形成部を介してハーフミラー20を取り付け、一方スピーチ用に利用する場合、台座10を裏返して演台70に載置して、台座10の上面となる他面に伸縮棒60を介してハーフミラー20を取り付け、それぞれ台座10に載置したタブレット30に表示された内容を反転表示して用いる。
【選択図】図2

Description

本考案は、カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、スピーチ用プロンプターとして利用可能に構成されたカメラ用スピーチ用兼用プロンプターに関する。
プロンプターにはカメラ用(スタジオ撮影用)プロンプターとスピーチ用(演説用)プロンプターの2種類があることが知られている。
従来のカメラ用プロンプターは、ビデオカメラのレンズの前にハーフミラーが組み込まれ、液晶ディスプレイに文字を表示し、その文字をハーフミラーに映し出す時に、ビデオカメラからは、ハーフミラーは透明の板として原稿内容は見えない装置であり、テレビ番組のニュースキャスターなどが利用している。
一方、従来のスピーチ用プロンプターは、スピーチする人の演台のそばにハーフミラーがセットされ、ハーフミラーに映った原稿を読み上げる時に、聴衆からは、ハーフミラーは透明の板として原稿内容は見えない装置であり、国家元首のなどが利用している。
関連技術として、演者の自然な目線を維持した状態で、装置を小型化にでき、かつ、撮影カメラのレンズに入射する光を減じることがないカメラ用プロンプターを提供する技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、演壇で原稿を撮影してメモリに記憶すると共にメモリから原稿を読み出して演壇の表示板に表示するスピーチ用プロンプターを提供する技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開2011−172083号公報 特開平8−18831号公報
しかしながら、上記の各関連技術は、それぞれカメラ用プロンプターとして利用可能であったり、スピーチ用プロンプターとして利用可能であったりするが、カメラ用スピーチ用兼用として用いることは困難である。
カメラ用プロンプターとして利用する場合、ハーフミラーを所定の角度で保持する機構や三脚等を取り付ける機構等が必要であり、一方、スピーチ用プロンプターとして利用する場合、ハーフミラーを所定の高さ位置で保持する機構や演台に載置可能な形状であること等が必要である。このように両者に必要な機構等が異なるため、カメラ用スピーチ用兼用のプロンプターは従来存在しなかった。
本考案の目的は、カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、スピーチ用プロンプターとして利用可能なカメラ用スピーチ用兼用プロンプターを提供することにある。
本考案のカメラ用スピーチ用兼用プロンプターは、台座の一面側を上面として用い、一面側に所定の角度により第1の取付部を介してハーフミラーを取り付け、台座の一面側に表示装置が載置可能であり、ハーフミラーは表示装置に表示された内容を反転表示することにより、カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、台座の他面側を上面として用い、他面側に第2の取付部を介して所定の高さ位置にハーフミラーを取り付け、台座の他面側に表示装置が載置可能であり、ハーフミラーは表示装置に表示された内容を反転表示することにより、スピーチ用プロンプターとして利用可能であることを特徴とする。
カメラ用プロンプターとして利用する場合において、台座の一面側と対向する下面側に第3の取付部を介して脚部を取り付けることであってもよい。
スピーチ用プロンプターとして利用する場合において、台座の他面側と対向する下面側は、台座を演台に載置可能に形成されることであってもよい。
カメラ用プロンプターとして利用する場合において、台座の一面側の利用者側端縁部に表示装置の位置移動を抑止する壁部が形成されることであってもよい。
表示装置は表示部を備える携帯可能な情報処理端末であってもよい。
本考案によれば、カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、スピーチ用プロンプターとして利用可能なカメラ用スピーチ用兼用プロンプターを提供することができる。
本考案の実施の形態に係るカメラ用スピーチ用兼用プロンプターのカメラ用プロンプターとして利用する状態を示す図である。 本考案の実施の形態に係るカメラ用スピーチ用兼用プロンプターのスピーチ用プロンプターとして利用する状態を示す図である。 本考案の実施の形態に係るカメラ用スピーチ用兼用プロンプターの台座の構成を示す図である。 本考案の実施の形態に係るカメラ用スピーチ用兼用プロンプターのカメラ用プロンプターとして利用する場合の組み立て手順を説明する図である。 本考案の実施の形態に係るカメラ用スピーチ用兼用プロンプターのスピーチ用プロンプターとして利用する場合の組み立て手順を説明する図である。 表示装置の画面表示例を示す図である。
以下、本考案の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態のカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPを、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態のカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、台座10の両面を使用することで、各面をカメラ用とスピーチ用に使い分けることでカメラ用とスピーチ用の両方に使用できるように設計されている。
図1に、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをカメラ用プロンプターとして利用する状態を示す。例えば、ビデオ撮影などスタジオでの活用が想定される。
図1を参照すると、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、台座10と、ハーフミラー20とを備えている。
台座10の上面側となる面に設けられたスリット形成部11にハーフミラー20が角度45度で差し込まれて取り付けられる。
台座10は、上面側となる面に(公序良俗違反につき、不掲載)30が載置される。なお、上面側となる面に設けられた壁部12により(公序良俗違反につき、不掲載)30の位置ずれによる落下等が防止されることであってもよい。また、台座10は、下面側となる面に設けられた三脚用ネジ穴13(不図示)を介して三脚40が取り付けられる。
なお、台座10は、ここではW260×H50×D240で重さ990gである。台座10の詳細な構造は後述する。
上記のようなカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、(公序良俗違反につき、不掲載)30の表示部に表示された原稿等の内容である反転された文字をハーフミラー20に反転表示する。利用者は、ハーフミラー20に表示された文字を視覚により認識して読むことができる。この時、利用者の視線は、台座10に載置された(公序良俗違反につき、不掲載)30でなく、ハーフミラー20の背後に設置されたカメラ50に向けられるので、カメラ50により撮像された映像の視聴者は、自分の方を向いて話されているように感じ、好適である。カメラ撮影が行われるあらゆる場面で活用可能であり、例えば、時間が限られた状況でのナレーション撮りや、急な原稿の差し替えや、企業VP・CM・施設紹介・社員教育・販売促進など法人企業向けの映像制作や、ECサイトの商品撮影、Web動画、外国語ナレーションなど、プライベートでもビジネスユースでも、あらゆる場面での活用が可能である。
ハーフミラー20は、アクリル素材に熱を加えて特殊溶液を蒸着させてコーティングしたものである。軽くて取り扱いが楽で、割れることはほとんどないので安全を確保することができる。ハーフミラー20は、ここではW220×H220×D3で重さ180gである。
ハーフミラー20の透過率は例えば約65%である。ハーフミラーの透明感を求めるため、透過率が高くなり、逆に見えづらくなってしまう場合には、カメラ専用ハーフミラー(例えば、透過率約30%)を用いてもよい。なお、裏表上下の判別のために所定の丸等のマークが付されていてもよい。
(公序良俗違反につき、不掲載)30は、文字等を表示する公知の携帯端末の一例であり詳細な説明は省略するが、文字等を表示することができればどのような情報処理装置が用いられてもよい。Android(登録商標)端末等であってももちろんよい。
三脚40は、台座10及びハーフミラー20の高さ位置を利用者の目線の高さに調整するために用いられる機材の一例であり詳細な説明は省略するが、高さ位置を調整することができればどのような機材が用いられてもよい。
図2に、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをスピーチ用プロンプターとして利用する状態を示す。例えば、プレゼンテーションや講演等での活用が想定される。
図2を参照すると、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、台座10と、ハーフミラー20とを備えている。なお、図2では図1と台座10の上面側と下面側が、利用者に対して左右方向を軸として回転してひっくり返され逆にして用いられている。
台座10の上面側となる面に設けられた伸縮棒用ネジ穴14を介して伸縮棒60が取り付けられる。伸縮棒60の先端部に設けられたプレート61にハーフミラー20が挟み込まれて取り付けられる。伸縮棒60は、ここでは長さ200mmm(最小)/490mm(最大)で重さ80gである。また、プレート61は、ここではW60×H20×D6である。
台座10は、上面側となる面に(公序良俗違反につき、不掲載)30が載置される。また、台座10は、下面側となる面は水平な演台70に安定して載置可能な形状に形成されている。
なお、台座10は、ここではW260×H50×D240で重さ990gである。台座10の詳細な構造は後述する。
上記のようなカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、(公序良俗違反につき、不掲載)30の表示部に表示された原稿等の内容である反転された文字をハーフミラー20に反転表示する。利用者は、ハーフミラー20に表示された文字を視覚により認識して読むことができる。この時、利用者の視線は、台座10に載置された(公序良俗違反につき、不掲載)30でなく、ハーフミラー20の背後の聴衆に向けられるので、聴衆は、自分の方を向いて話されているように感じ、好適である。目線を落とすことなく、会場の雰囲気を見ながら、スマートなスピーチが可能になり、聴衆側からはハーフミラー20が透明なパネルのため違和感がない。例えば、公共演説、会見、株主総会、授賞式、講演や論文発表など、また、結婚式場、ホテル、コンベンションホールや研修施設、学校、一般企業など、スピーチに関わる全ての状況で活用することができる。
ハーフミラー20は、アクリル素材に熱を加えて特殊溶液を蒸着させてコーティングしたものである。軽くて取り扱いが楽で、割れることはほとんどないので安全を確保することができる。ハーフミラー20は、ここではW220×H220×D3で重さ180gである。
ハーフミラー20の透過率は例えば約65%である。なお、裏表上下の判別のために所定の丸等のマークが付されていてもよい。
(公序良俗違反につき、不掲載)30は、文字等を表示する公知の携帯端末の一例であり詳細な説明は省略するが、文字等を表示することができればどのような情報処理装置が用いられてもよい。Android(登録商標)端末等であってももちろんよい。
演台70は、台座10を所定の高さ位置に載置するために用いられる機材の一例であり詳細な説明は省略するが、高さ位置を調整することができれば形状等を問わずにどのような機材が用いられてもよい。
次に、図3を参照して、台座10の詳細な構造を説明する。
図3(a)は、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをカメラ用プロンプターとして利用する状態における台座10を下面側(図1の下面側)から見た図である。カメラ用では同図の右側に利用者が居ることとなる。
台座10は、上記の寸法であり、厚さ約10mmの樹脂製のアクリル板から形成される。色は任意であるがここでは黒色である。
台座10の左右上下の中央部には三脚用ネジ穴13が穿設されている。
台座10の図中右端の上下中央部には伸縮棒用ネジ穴14が穿設されている。
図3(b)は、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをカメラ用プロンプターとして利用する状態における台座10の図3(a)のA−A断面図である。カメラ用では同図の右側に利用者が居ることとなる。
台座10の上面側となる面に設けられたスリット形成部11には、約5mm幅で深さ約15mmのスリットが形成されて、ハーフミラー20が角度45度で差し込み可能となっている。
台座10は、約10mmの高さの壁部12が形成されている。この壁部12は、載置された(公序良俗違反につき、不掲載)30が位置ずれにより落下等することを防止するために用いられてもよい。
台座10は、下面側となる面に三脚用ネジ穴13が穿設され、三脚40が取り付け可能となっている。
図3(c)は、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをスピーチ用プロンプターとして利用する状態における台座10の図3(a)のA−A断面図である。スピーチ用では同図の左側に利用者が居ることとなる。なお、図3(c)では図3(b)と台座10の上面側と下面側がひっくり返され逆にして用いられている。
台座10の上面側となる面に伸縮棒用ネジ穴14が穿設され、伸縮棒60が取り付け可能となっている。
台座10は、水平な演台70にがたつきなく載置可能に脚部となる部材が形成されている。
次に、図4を参照して、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPのカメラ用プロンプターとして利用する場合の組み立て手順を説明する。
まず、図4(1)では、台座10のスリット形成部11が設けられている面を上向きにして使用する。スリット形成部11を利用者から見て奥側にして、台座10の下面側の中央部の三脚用ネジ穴13に三脚40をセットする。
次に、図4(2)で、ハーフミラー20の所定の丸いマークを利用者から見て手前側、下方向に向け、ハーフミラー20が台座10の中央になるようにスリット形成部11のスリットに45度の角度で差し込む。
次に、図4(3)で、ハーフミラー20の背後にカメラ50を配置する。65/35ハーフミラーには、ND(減光)フィルターのようにカメラの露出を約1目盛り変えたような効果があるため、カメラ50の設定やホワイト・バランスを調整する。
次に、図4(4)で、プロンプターフード(布製)の中央にある滑り止めの部分をハーフミラー20の上部にはさみ、布を垂らす。前方の下部にあるマジックテープ(登録商標)で止め、カメラレンズに映る映り込みや反射を防止する。
次に、図5を参照して、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPのスピーチ用プロンプターとして利用する場合の組み立て手順を説明する。
まず、図5(1)では、台座10の中央部に伸縮棒用ネジ穴14がある方を上向き(上面側)にする。したがって、利用者から見て手前が高くなり、伸縮棒用ネジ穴14が奥側となるようにセットする。
次に、図5(2)で、伸縮棒60を伸縮棒用ネジ穴14に沿って両手で回してしっかり固定する。ハーフミラー20の止め金となるプレート61は、二つの透明なネジがある方を手前に向け、プレート61にハーフミラー20を挟むためネジが取れない程度に緩めておく。
次に、図5(3)で、ハーフミラー20の丸いマークを利用者から見て手前側、下方向に向け、ハーフミラー20を持ち、慎重にプレート61がハーフミラー20の中央に位置するように挟む。
次に、図5(4)で、二つの透明なネジを回してハーフミラー20を固定する。最後に、高さ、向きを調整する。ハーフミラー20の高さ位置の調整は、伸縮棒60の下部を片手で押さえて、伸縮棒60の上部を押し上げれば自由に調整できる。また、角度は、周りの状況に応じて、見やすい角度に調整できる。
上記のとおり、セッティングはとても簡単で、専用ケース等から取り出して1分とかからずに作業は終了する。セッティングが簡単で誰でも使用できるため、専門的な知識は必要とならない。
図6は、表示装置としての(公序良俗違反につき、不掲載)30の画面表示例を示す図である。
(公序良俗違反につき、不掲載)30には、(公序良俗違反につき、不掲載)から所定のアプリケーションソフトウェアをダウンロードする。
設定項目としては、カウントダウン機能(ON/OFF、秒数)、表示方向(自動、縦、横)、文字の反転表示(ハーフミラーを使用するには、この設定をONにする)、連続再生(ON/OFF)、自動スタート(ON/OFF)、スクロール速度(ロケーター表示でリアルタイムで調整可能/15段階)、マーカー表示(ON/OFF)、文字の種類、文字の大きさ、文字の色(10色)、背景色(10色)、表示画面編集(エディターモード/表示画面モード)、可読範囲(文字の大きさにより可変)等がある。
プロンプターを使用する際の主な機能としては、スクロールのスタート・停止、オート・スタートの切り替えON/OFF、カウントダウンのON/OFF、スクロールスピードの調整(ロケーター表示時)、キューポイントジャンプ機能(ロケーター表示時)、表示文字の反転(ミラーリング)表示機能、キューポイントの設定(スワイプによるキューポイントジャンプが可能)、ドキュメント画面から、ヘッダの左にある[編集]ボタンをタップし、新しいテキスト原稿を表示させ、直接入力していくもの等がある。なお、原稿の入力・編集には、テキストエディターモードと表示画面モードがあり、修正作業やレイアウト作業が効率良く進められる。その他、電子メールでのコピー&ペーストが可能であったり、ユニバーサル仕様で、充実したヘルプ・メニュー(日本語・英語)を装備している。
また、アプリケーションソフトウェアは(公序良俗違反につき、不掲載)30専用のため、電源確保なども必要なく、どんなところでも使用が可能であり、準備しておいた原稿やキューシートをワンタップで簡単にスクロールさせ、快適なスピーチを実現でき、また、原稿の作成作業もいつでも、どこでも可能となり、いつでも本番環境でスピーチの練習ができ、リハーサル時間を自由にコントロールできる。
その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、各構成部分の大きさや形状を含む種々の変更が加えられて実施されてよい。
P カメラ用スピーチ用兼用プロンプター
10 台座
11 スリット形成部
12 壁部
13 三脚用ネジ穴
14 伸縮棒用ネジ穴
20 ハーフミラー
30 (公序良俗違反につき、不掲載)
40 三脚
50 カメラ
60 伸縮棒
61 プレート
70 演台
台座10の上面側となる面に設けられたスリット形成部11にハーフミラー20が角度45度で差し込まれて取り付けられる。
台座10は、上面側となる面にタブレット30が載置される。なお、上面側となる面に設けられた壁部12によりタブレット30の位置ずれによる落下等が防止されることであってもよい。また、台座10は、下面側となる面に設けられた三脚用ネジ穴13(不図示)を介して三脚40が取り付けられる。
なお、台座10は、ここではW260×H50×D240で重さ990gである。台座10の詳細な構造は後述する。
上記のようなカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、タブレット30の表示部に表示された原稿等の内容である反転された文字をハーフミラー20に反転表示する。利用者は、ハーフミラー20に表示された文字を視覚により認識して読むことができる。この時、利用者の視線は、台座10に載置されたタブレット30でなく、ハーフミラー20の背後に設置されたカメラ50に向けられるので、カメラ50により撮像された映像の視聴者は、自分の方を向いて話されているように感じ、好適である。カメラ撮影が行われるあらゆる場面で活用可能であり、例えば、時間が限られた状況でのナレーション撮りや、急な原稿の差し替えや、企業VP・CM・施設紹介・社員教育・販売促進など法人企業向けの映像制作や、ECサイトの商品撮影、Web動画、外国語ナレーションなど、プライベートでもビジネスユースでも、あらゆる場面での活用が可能である。
タブレット30は、文字等を表示する公知の携帯端末の一例であり詳細な説明は省略するが、文字等を表示することができればどのような情報処理装置が用いられてもよい
台座10の上面側となる面に設けられた伸縮棒用ネジ穴14を介して伸縮棒60が取り付けられる。伸縮棒60の先端部に設けられたプレート61にハーフミラー20が挟み込まれて取り付けられる。伸縮棒60は、ここでは長さ200mmm(最小)/490mm(最大)で重さ80gである。また、プレート61は、ここではW60×H20×D6である。
台座10は、上面側となる面にタブレット30が載置される。また、台座10は、下面側となる面は水平な演台70に安定して載置可能な形状に形成されている。
なお、台座10は、ここではW260×H50×D240で重さ990gである。台座10の詳細な構造は後述する。
上記のようなカメラ用スピーチ用兼用プロンプターPは、タブレット30の表示部に表示された原稿等の内容である反転された文字をハーフミラー20に反転表示する。利用者は、ハーフミラー20に表示された文字を視覚により認識して読むことができる。この時、利用者の視線は、台座10に載置されたタブレット30でなく、ハーフミラー20の背後の聴衆に向けられるので、聴衆は、自分の方を向いて話されているように感じ、好適である。目線を落とすことなく、会場の雰囲気を見ながら、スマートなスピーチが可能になり、聴衆側からはハーフミラー20が透明なパネルのため違和感がない。例えば、公共演説、会見、株主総会、授賞式、講演や論文発表など、また、結婚式場、ホテル、コンベンションホールや研修施設、学校、一般企業など、スピーチに関わる全ての状況で活用することができる。
タブレット30は、文字等を表示する公知の携帯端末の一例であり詳細な説明は省略するが、文字等を表示することができればどのような情報処理装置が用いられてもよい
図3(b)は、カメラ用スピーチ用兼用プロンプターPをカメラ用プロンプターとして利用する状態における台座10の図3(a)のA−A断面図である。カメラ用では同図の右側に利用者が居ることとなる。
台座10の上面側となる面に設けられたスリット形成部11には、約5mm幅で深さ約15mmのスリットが形成されて、ハーフミラー20が角度45度で差し込み可能となっている。
台座10は、約10mmの高さの壁部12が形成されている。この壁部12は、載置されたタブレット30が位置ずれにより落下等することを防止するために用いられてもよい。
台座10は、下面側となる面に三脚用ネジ穴13が穿設され、三脚40が取り付け可能となっている。
図6は、表示装置としてのタブレット30の画面表示例を示す図である。
タブレット30には、所定のWebサイト等から所定のアプリケーションソフトウェアをダウンロードする。
設定項目としては、カウントダウン機能(ON/OFF、秒数)、表示方向(自動、縦、横)、文字の反転表示(ハーフミラーを使用するには、この設定をONにする)、連続再生(ON/OFF)、自動スタート(ON/OFF)、スクロール速度(ロケーター表示でリアルタイムで調整可能/15段階)、マーカー表示(ON/OFF)、文字の種類、文字の大きさ、文字の色(10色)、背景色(10色)、表示画面編集(エディターモード/表示画面モード)、可読範囲(文字の大きさにより可変)等がある。
また、アプリケーションソフトウェアはタブレット30専用のため、電源確保なども必要なく、どんなところでも使用が可能であり、準備しておいた原稿やキューシートをワンタップで簡単にスクロールさせ、快適なスピーチを実現でき、また、原稿の作成作業もいつでも、どこでも可能となり、いつでも本番環境でスピーチの練習ができ、リハーサル時間を自由にコントロールできる。
P カメラ用スピーチ用兼用プロンプター
10 台座
11 スリット形成部
12 壁部
13 三脚用ネジ穴
14 伸縮棒用ネジ穴
20 ハーフミラー
30 タブレット
40 三脚
50 カメラ
60 伸縮棒
61 プレート
70 演台

Claims (5)

  1. 台座の一面側を上面として用い、前記一面側に所定の角度により第1の取付部を介してハーフミラーを取り付け、前記台座の一面側に表示装置が載置可能であり、前記ハーフミラーは前記表示装置に表示された内容を反転表示することにより、カメラ用プロンプターとして利用可能であるとともに、
    前記台座の他面側を上面として用い、前記他面側に第2の取付部を介して所定の高さ位置にハーフミラーを取り付け、前記台座の他面側に前記表示装置が載置可能であり、前記ハーフミラーは前記表示装置に表示された内容を反転表示することにより、スピーチ用プロンプターとして利用可能であることを特徴とするカメラ用スピーチ用兼用プロンプター。
  2. 前記カメラ用プロンプターとして利用する場合において、前記台座の一面側と対向する下面側に第3の取付部を介して脚部を取り付けることを特徴とする請求項1記載のカメラ用スピーチ用兼用プロンプター。
  3. 前記スピーチ用プロンプターとして利用する場合において、前記台座の他面側と対向する下面側は、前記台座を演台に載置可能に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用スピーチ用兼用プロンプター。
  4. 前記カメラ用プロンプターとして利用する場合において、前記台座の一面側の利用者側端縁部に前記表示装置の位置移動を抑止する壁部が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラ用スピーチ用兼用プロンプター。
  5. 前記表示装置は表示部を備える携帯可能な情報処理端末であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカメラ用スピーチ用兼用プロンプター。
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