JP3179098U - 画像表示装置支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置を様々な姿勢で利用する際、画像表示装置を最適な位置に保持し、且つ、画像表示装置を保持でき、手で支える必要がなく両手が自由になり操作がしやすくなる画像表示装置支持具を提供する。
【解決手段】画像表示装置を支持する画像表示装置支持具であって、前記画像表示装置支持具は枠体(上部縦枠1、上部横枠2、全長縦枠3、下部横枠4及び下部縦枠5が、つながってC字型となったもの)と、上部縦枠1と全長縦枠3との間を上部横枠2と並行するように渡された画像表示装置を固定するための保持ベルト18と、下部横枠4に取り付けられたシート状クッション15と、を備えて画像表示装置支持具を形成する。
【選択図】図5

Description

本考案は、パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置を様々な姿勢で操作する際に使用する画像表示装置支持具に関するものである。
近年、パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置の小型化と軽量化が進み、コンパクトなサイズの画像表示装置を様々なシーンで手軽に利用できるようになった。これら小型化と軽量化が進んだ画像表示装置は、従来の机やテレビ台等に設置して利用するだけでなく、携帯して場所を問わずに利用できる利点を備えており、寝ころんで使用したり、車の中で使用したり、画像表示装置を設置する机等がない場所で画像表示装置等を使用する機会も多い。
かかる場合、画像表示装置等は手で持って支えなければならず、画像表示装置の重量によって手に負荷がかかり長時間の使用時には疲労が蓄積する。また、画像表示装置を操作する際に、画像表示装置を支えている手は使えないため、他方の手のみで操作しなければならず、操作しにくい。さらに、画像表示装置等は座ったり寝ころんだり、様々な姿勢で使用することが可能であるが、その際に手で支えているとどうしても眼から画像表示装置等までの距離が短くなるため、長時間の使用時は眼精疲労が蓄積する。
特許文献1は、ベット上で寝ころんで情報機器の観賞をする場合に利用する、ベッド用の書物または情報機器用載置台であり、ベッド両側の構成部材に半円弧状のアームを固着し情報機器を載置する考案である。
特開2005−287883号公報
しかしながら、上記特許文献1の情報機器用載置台では、情報機器を載置する台をベッド構成部材に取り付ける必要があるため、ベッドがない場所で寝ころんで情報機器を操作する際には利用することができない。また、ベッド上で利用する際も、寝返りを打ったり、姿勢を変える際は、その都度、アームを動かして最適な位置を調整しなおさなければならず、長時間の使用の際には使いにくく、また、眼精疲労を伴うという問題が発生する。
すなわち、寝ころんだ姿勢で画像表示装置等を操作する場合には、画像表示装置を固定するためのベッドの枠部が近くにないと、画像表示装置と利用者との距離が遠くなるため、画面が見づらく、画像表示装置の操作がしにくい。さらに、画像表示装置等を操作するためには一方の手のみしか使えず不便である。また、ベッド上で画像表示装置等を操作する場合において、ベッドの枠部に画像表示装置等を固定できたとしても、様々な姿勢に柔軟に対応することができないので、姿勢を変えるたびに情報機器用載置台の位置を調節し直さねばならず、ベッドから身体を起して座った状態では画像表示装置等を最適な場所に固定することは難しい。この考案は、これらの課題を解決するためになされたものであり、画像表示装置その他を様々な姿勢で利用する際に、画像表示装置その他を手で保持することなく最適な位置に調整し身体及び眼精疲労を少なくなくするとともに、画像表示操作をしやすくするための考案である。
この考案にかかる画像表示装置支持具は、画像表示装置を保持する保持具と、前記保持具を支持する画像表示装置保持用支持部材と、前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体と、
前記画像表示装置保持用支持部材に対向する前記枠体側に前記保持具により保持された画像表示装置の左右方向と略平行な軸を中心にして前記枠体に対して所定角度を保持可能な支持部材とを備えたことを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置等を画像表示装置等固定部材に固定することができるので、画像表示装置等を手に持って支持する必要がなく、画像表示装置等の加重が手にかかることがないので、画像表示装置等の使用時の疲労を軽減する。さらに、画像表示装置等の操作において、両手が使えるので、操作性が向上する。
また、この考案の画像表示装置支持具は、前記支持部材と前記枠体とを互いに回動可能に軸支する軸支手段をさらに有することを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置等の使用時は、前記支持部材は背もたれ又は背当てとして、最適な角度に調整可能であり、さらに、画像表示装置を使用しない時は、前記支持部材は画像表示装置等支持具の外枠内に収まり、全体が一枚の板状形状となるため、場所をとらずコンパクトに収納及び持ち運び可能である。
また、この考案の画像表示装置支持具は前記支持部材を棒形状または板形状に形成したことを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置等の使用時は、前記棒状または板状支持部材は背もたれ又は背当てとして、最適な角度に調整可能であり、さらに、画像表示装置を使用しない時は、前記棒状または板状の支持部材は画像表示装置等支持具の外枠内に収まり、全体が一枚の板状形状となるため、場所をとらずコンパクトに収納及び持ち運び可能である。
また、この考案に画像表示装置支持具は前記支持部材の幅を前記枠体の幅よりも狭く形成し、前記軸支手段の少なくとも一方側を前記枠体の内側に
設けたことを特徴とする。
この考案によれば、前記枠体の長手方向の枠にクッション材を取り付けることができ、画像表示装置操作時に前記長手方向の枠に取り付けられたクッションを肘置きまたは枕として使用できる。すなわち、画像表示装置を座って操作する際には、長手方向クッションは肘置きとして使用でき、画像表示装置を横向けに寝ころんで使用する際には、長手方向クッションは枕として使用できる。
また、この考案の画像表示装置支持具の前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体は、利用者の前方、後方及び右側方または左側方の三方を囲む枠体であることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置等を画像表示装置等固定部材に固定することができるので、画像表示装置等を手に持って支持する必要がなく、画像表示装置等の加重が手にかかることがないので、画像表示装置等の使用時の疲労を軽減する。さらに、画像表示装置等の位置を最適な場所に調整して使用することができるので、両手を使って快適に画像表示装置等を操作できるとともに、操作時の眼精疲労も軽減することができる。
また、この考案の画像表示装置支持具は、前記枠体側に前記保持具により保持された画像表示装置の左右方向と略平行な軸を中心にして前記枠体に対して所定角度を保持可能な支持部材にはシート状クッションが取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置等の位置を最適な場所に調整して使用することができるので、両手を使って快適に画像表示装置等を操作できるとともに、操作時の眼精疲労も軽減することができる。また、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置等の操作及び鑑賞ができる。
また、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置等の操作及び鑑賞ができる座った状態での使用時は短手方向の一辺に取り付けられたクッションを背当てとして長手方向の一辺に取り付けられたクッションを肘置きとして使用でき、また、横向けに寝ころんだ状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当てとして、長手方向のシート状クッションを枕として使用でき、さらに、仰向けに寝転んだ状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当て及び枕として使用することができ、身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置等を操作でき、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記画像表示装置保持用支持部材の両端は、前記画像表示装置保持用支持部材が取り付けられた枠体に沿ってスライド可能であることを特徴と
する。
この考案によれば、画像表示装置の操作時に姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置等の操作及び鑑賞ができ、身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置等を操作でき、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体の短手方向の一辺にはクッションが取り付けられており、且つ、長手方向の側枠の一方にもクッションが取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置操作に際に、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置等の操作及び鑑賞ができる座った状態での使用時は短手方向の一辺に取り付けられたクッションを背当てとして長手方向の一辺に取り付けられたクッションを肘置きとして使用でき、また、横向けに寝ころんだ状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当てとして、長手方向のシート状クッションを枕として使用でき、さらに、仰向けに寝転んだ状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当て及び枕として使用することができ、身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置等を操作でき、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体の長手方向の枠の一部には、前記画像表示装置を固定するための画像表示装置保持用支持部材が取り付けられた枠体が開閉可能になる軸支手段が取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置支持具を装着する際に、画像表示装置が取り付けられた枠体を開いて、体を枠体内側に入れやすくすることができ、画像表示装置支持具の装着を容易に行うことができる。
本考案の実施形態の名称を説明する外観図であり(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図、(D)は左側図を示す 図1に示したものの骨組み図を示し(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図(ただしシート取付用枠を可動させた状態)を示す。 図1(B)を示す透視図。 図1(C)を示す透視図。 本考案の実施形態の名称を説明する透視図の斜視図 未使用時の状態における骨組みの斜視図。 使用時の状態における骨組みの斜視図。 支持部材が回動可能であることを示す骨組みの斜視図。 長手方向クッションの断面図 画像表示装置取付図を説明する分解図 座った状態での使用状態を示す斜視図 横向けに寝ころんだ状態での使用状態を示す斜視図 仰向けに寝ころんだ状態での使用状態を示す斜視図
以下、本考案の実施例の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例に係る画像表示装置支持具の実施形態の名称を説明する外観図であり(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図を示し、図2は図1の骨組み図であり(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図を示す。この画像表示装置支持具の骨組みは棒状の枠体を曲げ又は接合して形成されている。すなわち、図2の(A)に示す枠体の正面図において、上部縦枠1、上部横枠2、全長縦枠3、下部横枠4及び下部縦枠5は1本の棒状の枠材を曲げて成形されており、上部縦枠1と上部横枠2の間の角度は略90度であり、上部横枠2と全長縦枠3の間、全長縦枠3と下部横枠4の間及び下部横枠4と下部縦枠5の間の角度も、それぞれ略90度である。ここでは1本の棒状の枠体を曲げることによって成形しているが、もちろん1本以上の枠材をつなげたり接合したりして成形しても良く、また、棒状ではなくパイプ状の枠材や棒またはパイプを2本以上束ねて枠材としても良い。
下部縦枠5の先端にはギア9がついており、シート取付用縦枠6が接続されている。シート取付用縦枠6、シート取付用横枠7及びシート取付用縦枠8は1本の棒状の枠材を曲げて成形されており、シート取付用縦枠6とシート取付用横枠7の間及びシート取付用横枠7とシート取付用縦枠8の間は略90度の角度となっている。ここでは1本の棒状の枠体を曲げることによって成形しているが、もちろん1本以上の枠材をつなげたり接合したりして成形しても良く、また、棒状ではなくパイプ状の枠材や棒またはパイプを2本以上束ねて枠材としても良い。
シート取付用縦枠8の先端にはギア10がついており、ギア10の先端は接合部11によって下部横枠4に接合されている。接合される場所は、全長縦枠3に長手方向クッション17が巻かれることを考慮して下部横枠4上かつ全長縦枠3から所定の距離を持った場所となっている。
上部横枠2と下部横枠4の長さは略同じであり、かつ、全長縦枠3に比して短くなっている(換言すると全長縦枠3が長手方向、上部横枠2と下部横枠4は短手方向となっている)。シート取付用縦枠6とシート取付用縦枠8は、ギア9とギア10の間をつないだ線を固定軸として、下部横枠4に垂直方向に回動することができ、ギア9とギア10はシート取付用縦枠6とシート取付用縦枠8を自由な角度に調節できる軸支手段としての機能を有している。
シート取付用縦枠6とシート取付用横枠7とシート取付用縦枠8を覆うようにシート状クッション15が設けられている。シート状クッション15は表面を布等の素材で覆われており、シート状クッション15の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。シート状クッション15の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。シート状クッション15の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良いし、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
下部横枠4を覆うように短手方向クッション16が設けられており、短手方向クッション16はシート状クッション15と一体化している。短手方向クッション16はシート状クッション15と同じく表面を布等の素材で覆われており、短手方向クッション16の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。短手方向クッション16の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。短手方向クッション16の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良いし、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
全長縦枠3の略下半分を覆うように長手方向クッション17が設けられている。長手方向クッション17は表面を布等の素材で覆われており、長手方向クッション17の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。長手方向クッション17の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。長手方向クッション17の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良いし、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
全長縦枠3の略上半分と上部横枠2の全長縦枠3側から略3分の1までの部分及び上部横枠2の上部縦枠1側略3分の1の部分から上部縦枠1にかけて、それぞれ、くの字クッション20及びくの字クッション21が枠を覆うように設けられている。くの字クッション20及びくの字クッション21の表面は塩化ビニール等の素材で覆われており、くの字クッション20及びくの字クッション21の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。短手方向クッション16の表面を覆う素材は塩化ビニールに制限されるものではなく例えば、皮革、布等でも良く、リング部13及びリング部14を滑りやすくするため凹凸の少ない素材がより適している。くの字クッション20及びくの字クッション21の中身に関しても上記素材に制限されるものではなく他の素材でも良い。くの字クッションの中身については、画像表示装置を衝撃から保護するために、ある程度の衝撃吸収性を備えつつ、リング部13及びリング部14を上部横枠2及び全長縦枠3に沿わせてスライドさせる必要が生じるため、スライドさせやすいように、ある程度の堅さを持ったものが良い。
画像表示装置19は画像表示装置保持ベルト18の略中央に固定できるようになっている。固定方法は、例えば、画像表示装置保持ベルト18の略中央に画像表示装置収納ケース37が、画像表示装置収納ケース留め具36によって固定されている。前記画像表示装置収納ケース留め具36は、画像表示装置収納ケース37の開口部31を貫通し、画像表示装置スライド開口部を通して、画像表示装置保持ベルト18の裏側から画像表示装置留め具によって固定されている。前記画像表示装置収納ケース37には、額縁状クッション29が設けられており、また、前記画像表示装置収納ケース37の前面は解放され又は透明なシートで覆われている。前記画像表示装置19は、画像表示装置収納ケース37に収納したうえで、画像表示装置収納ケース留め具36を留めて前記画像表示装置保持ベルト状に保持される。画像表示装置19の画像表示装置保持ベルト18上への固定方法は上記に限定されるものではなく、画像表示装置19を嵌め込んで固定できる額縁状の保持枠を画像表示装置保持ベルト上に設けても良いし、画像表示装置を直接画像表示装置保持ベルト18上に固定しても良い。
上部横枠2の真ん中部分にはクッションがない持ち手部22があり、この部分は画像表示装置支持具を運搬する際に握るための持ち手として使用できる。
すなわち、画像表示装置支持具の枠体は、未使用時はa字型となるように形成されており、画像表示装置支持具の枠体が平らになることにより収納スペースを取らず、また、持ち手22を持って容易に運べるようになっている。
そして画像表示装置支持具の使用時は、ギア9とギア10を回動させることにより、枠体から垂直方向にシート状クッション15を起して最適な角度にして、使用時の姿勢に合わせ背当てにしたり背もたれにしたりして使用する。すなわち、座った状態で使用するときは、シート状クッションは背もたれとして、横向けに寝ころんで使用するときはシート状クッションは背当てとして、さらに仰向けに寝転んで使用するときはシート状クッションを背当て及び枕として使用できることにより、画像表示装置操作時の身体にかかる疲労を和らげ、快適に画像表示装置の操作ができる。
図5は、本考案に係る画像表示装置支持具を座った状態で利用している状態を表す斜視図である。
ソファー等に座った状態で使用する場合は、まず、画像表示装置支持具の枠体が床面に対し水平になるよう載置したうえで、画像表示装置支持具の画像表示装置取付ベルト18に画像表示装置19を保持させる。それから、シート状クッション15を下部横枠4に対し上側に、垂直にシート状クッション11を起しておき、上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、上部横枠2が前方に下部横枠4が後方に来るように画像表示装置支持具をソファー等の座面に載置する。
次に、前方の画像表示装置取付ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かし画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。画像表示装置が保持できたら、右利きの人が使用する場合は、右手で画像表示装置の操作をしつつ、左手は長手方向クッション17の上に置く。左利きの人が使用する場合は、左手で画像表示装置の操作をしつつ、補助クッション23を肘置きとして右肘の下に置いて使用する。長手方向クッション17または補助クッション23を肘置きとして使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ、操作性が向上する。
図6は、本考案に係る画像表示装置支持具を横向けに寝転んだ状態で利用している状態を表す斜視図である。
横向けに寝転んだ状態で使用する場合は、まず、画像表示装置取付ベルト18に画像表示装置19を保持させておき、画像表示装置支持具の枠体を床面に対し垂直に、かつ、長手方向の枠体である全長縦枠3が床面に対し水平になるように画像表示装置支持具を床に載置させたうえで、シート状クッション11を下部横枠4に対し垂直方向にかつ床面に垂直方向に回動させておく。
そのうえで、シート状クッションが背中に当たるように上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、長手方向クッション17を枕として、シート状クッション15を背当てとして横向きに寝ころぶ。
次に、前方の画像表示装置取付ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かして画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。長手方向クッション17を枕として使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ快適に画像表示装置の操作を行うことができる。
図7は、本考案に係る画像表示装置支持具を仰向けに寝転んだ状態で利用している状態を表す斜視図である。
仰向けに寝転んだ状態で使用する場合は、まず、画像表示装置取付ベルト18に画像表示装置19を保持させ、画像表示装置支持具の枠体を床面に対し垂直に、かつ短手方向の枠体である下部横枠4が床面に対し水平になるように画像表示装置支持具を床に載置させたうえで、シート状クッション11を下部横枠4に対し垂直方向にかつ床面に水平に載置するように置く。
そのうえで、シート状クッションが背中に当たるように上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、短手方向クッション17を枕として、シート状クッション15を背当てとして、仰向けに寝ころぶ。
次に、前方の画像表示装置取付ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かして画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。短手方向クッション17を枕として、シート状クッション15を背当てとして使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ、快適に画像表示装置の操作ができる。
本実施例では画像表示装置19を保持する場合について言及したが、画像表示装置支持具で保持するものは画像表示装置19に制限されるものではなく、テレビ、パソコン、スマートフォン等の携帯端末でも良いし、また、雑誌や書籍等の書物等でも良い。
1 上部縦枠
2 上部横枠
3 全長縦枠
4 下部横枠
5 下部縦枠
6 シート取付用縦枠
7 シート取付用横枠
8 シート取付用縦枠
9 ギア
10 ギア
11 接合部
12 上部横枠先端ストッパー
13 リング部
14 リング部
15 シート状クッション
16 短手方向クッション
17 長手方向クッション
18 画像表示装置保持ベルト
19 画像表示装置
20 くの字クッション
21 くの字クッション
22 持ち手部
23 シート状クッション支持ベルト
24 シート状クッション支持ベルト
25 支持棒屈折ギア
26 支持棒伸長部
27 ストッパー
28 シート状クッション支持ベルト
29 額縁状クッション
30 画像表示装置固定具
31 開口部
32 画像表示装置スライド開口部
33 画像表示装置固定具
34 リング部留め具
35 リング部留め具用開口部
36 画像表示装置収納ケース留め具
37 画像表示装置収納ケース
H ヒト




本考案は、パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置を様々な姿勢で操作する際に使用する画像表示装置支持具に関するものである。
近年、パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置の小型化と軽量化が進み、コンパクトなサイズの画像表示装置を様々なシーンで手軽に利用できるようになった。これら小型化と軽量化が進んだ画像表示装置は、従来の机やテレビ台等に設置して利用するだけでなく、携帯して場所を問わずに利用できる利点を備えており、寝ている状態で使用したり、車の中で使用したり、画像表示装置を設置する机等がない場所で画像表示装置を使用する機会も多い。
かかる場合、画像表示装置は手で持って支えなければならず、画像表示装置の重量によって手に負荷がかかり長時間の使用時には疲労が蓄積する。また、画像表示装置を操作する際に、画像表示装置を支えている手は使えないため、他方の手のみで操作しなければならず、操作しにくい。さらに、画像表示装置は座ったり寝ながら使ったり、様々な姿勢で使用することが可能であるが、その際に手で支えているとどうしても眼から画像表示装置までの距離が短くなるため、長時間の使用時は眼精疲労が蓄積する。
特許文献1は、ベッド上で寝ている状態で情報機器の観賞をする場合に利用する、ベッド用の書物又は情報機器用載置台であり、ベッド両側の構成部材に半円弧状のアームを固着し情報機器を載置する考案である。
特開2005−287883号公報
しかしながら、上記特許文献1の情報機器用載置台では、情報機器を載置する台をベッド構成部材に取り付ける必要があるため、ベッドがない場所で寝ている状態で情報機器を操作する際には利用することができない。また、ベッド上で利用する際も、寝返りを打ったり、姿勢を変える際は、その都度、アームを動かして最適な位置を調整しなおさなければならず、長時間の使用の際には使いにくく、また、眼精疲労を伴うという問題が発生する。
すなわち、寝ている状態で画像表示装置を操作する場合には、画像表示装置を固定するためのベッドの枠部が近くにないと、画像表示装置と利用者との距離が遠くなるため、画面が見づらく、画像表示装置の操作がしにくい。さらに、画像表示装置を操作するためには一方の手のみしか使えず不便である。また、ベッド上で画像表示装置を操作する場合において、ベッドの枠部に画像表示装置を固定できたとしても、様々な姿勢に柔軟に対応することができないので、姿勢を変えるたびに情報機器用載置台の位置を調節し直さねばならず、ベッドから身体を起して座った状態では画像表示装置を最適な場所に固定することは難しい。この考案は、これらの課題を解決するためになされたものであり、画像表示装置その他を様々な姿勢で利用する際に、画像表示装置その他を手で保持することなく最適な位置に調整し身体及び眼精疲労を少なくするとともに、画像表示操作をしやすくするための考案である。
この考案にかかる画像表示装置支持具は、上部縦枠、前記上部縦枠に直列に連なる上部横枠、当該上部横枠に直列に連なると共に前記上部縦枠に対向する全長縦枠及び前記全長縦枠に直列に連なると共に前記上部横枠に対向する下部横枠を含んで形成される枠体と、前記上部縦枠と前記全長縦枠との間を橋渡すように設けられた画像表示装置を固定するための画像表示装置固定部材と、前記下部横枠近傍の軸を中心として前記枠体に対して所定角度を保持可能に突出した支持部材と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、この考案にかかる画像表示装置支持具は、利用者の前方、後方及び右側方又は左側方の三方を囲む枠体となっている。この考案によれば、画像表示装置を画像表示装置固定部材に固定することができるので、画像表示装置を手に持って支持する必要がなく、画像表示装置の加重が手にかかることがないので、画像表示装置の使用時の疲労を軽減する。さらに、画像表示装置の操作において、両手が使えるので、操作性が向上する。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記支持部材にはシート状クッションが取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置操作の際に、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置の操作及び鑑賞ができる。すなわち座った状態で使用する際はシート状クッションは背もたれとして使用でき、また、横向けに寝ている状態で使用する際には、シート状クッションを背当てとして使用でき、さらに、仰向けに寝ている状態で使用する際には、シート状クッションは背当て及び枕として使用することができる。身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置を操作できるので、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案の画像表示装置支持具は、前記支持部材と前記枠体とを互いに回動可能に軸支する軸支手段をさらに有することを特徴とする
この考案によれば、画像表示装置の使用時は、前記支持部材は背もたれ又は背当てとして、最適な角度に調整可能である。さらに、画像表示装置を使用しない時は、前記支持部材と画像表示装置支持具の枠体とが同一平面上になるように、前記枠体の内側に前記支持部材が収納できるため、場所をとらずコンパクトに収納でき、持ち運びの際も容易である。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記支持部材は前記下部横枠から直線状に2本突出していて、それぞれの先端は前記支持部材に対し略90度の角度をつけて直線状の枠によってつなげられ、前記2本の支持部材と前記直線状の枠とが略コの字型に成形されていることを特徴とする。
この考案によれば、略コの字形状に成形された枠を背当て又は背もたれとして使用できるので、画像表示装置の操作時に姿勢を自由に変えながら、快適に画像表示装置の操作及び鑑賞ができる。身体に負担をかけず、両手を使って快適に画像表示装置を操作できるので操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案の画像表示装置支持具は2本の支持部材と前記直線状の枠とで成形した略コの字型の幅を前記枠体の幅よりも狭く形成し、前記軸支手段の少なくとも一方側を前記枠体の内側に
設けたことを特徴とする。
この考案によれば、前記枠体の全長縦枠にクッション材を設けた長手方向クッションを取り付けることができるので、画像表示装置操作時に前記長手方向クッションを肘置き又は枕として使用できる。すなわち、画像表示装置を座って操作する際には、長手方向クッションは肘置きとして使用でき、画像表示装置を横向けに寝ている状態で使用する際には、長手方向クッションは枕として使用できる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記固定部材の両端は、前記画像表示装置固定部材が取り付けられた枠体に沿ってスライド可能であることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置の操作時に姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置の操作及び鑑賞ができ、身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置を操作でき、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案にかかる前記画像表示装置固定部材を取り付ける枠体の短手方向の一辺にはクッションが取り付けられており、且つ、長手方向の側枠の一方にもクッションが取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置操作に際に、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置の操作及び鑑賞ができる。座った状態での使用時は短手方向の一辺に取り付けられたクッションを背当てとして長手方向の一辺に取り付けられたクッションを肘置きとして使用でき、また、横向けに寝ている状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当てとして、長手方向クッションを枕として使用でき、さらに、仰向けに寝ている状態での使用時には、短手方向の一辺に取り付けられたクッションは背当て及び枕として使用することができる。身体に負担がかからず両手を使って快適に画像表示装置を操作でき、操作時の身体疲労及び眼精疲労を軽減することができる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持具の前記画像表示装置固定部材を取り付ける枠体の長手方向の枠の一部には、前記画像表示装置を固定するための画像表示装置保持用支持部材が取り付けられた枠体が開閉可能になる軸支手段が取り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、画像表示装置支持具を装着する際に、画像表示装置が取り付けられた枠体を開いて、体を枠体内側に入れやすくすることができ、画像表示装置支持具の装着を容易に行うことができる。
また、この考案にかかる画像表示装置支持部は、画像表示装置を保持する保持具と、前記保持具を支持する画像表示装置保持用支持部材と、前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体と、
前記画像表示装置保持用支持部材に対向する前記枠体側に前記保持具により保持された画像表示装置の左右方向と略平行な軸を中心にして前記枠体に対して所定角度を保持可能な支持部材とを備えたことを特徴とする
この考案によれば、画像表示装置の位置を最適な場所に調整して使用することができるので、両手を使って快適に画像表示装置を操作できるとともに、操作時の眼精疲労も軽減することができる。また、姿勢を自由に変えながら、そのつど最適な場所に画像表示装置を手間無く設置して快適に画像表示装置の操作及び鑑賞ができる。
本考案の実施形態を説明する外観図であり(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は左側図を示す。 図1に示したものの骨組みの説明図を示し(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図(矢印はシート部取付用枠が可動する方向)を示す。 図1(B)を示す透視図である。 図1(C)を示す透視図である。 本考案の実施形態を説明する透視図の斜視図である。 未使用時の状態における骨組みの説明図である 使用時の状態における骨組みの説明図である 支持部材が回動可能であることを示す骨組みの斜視図である。(矢印は回動する方向を示す。) 長手方向クッションの要部を示した断面図である。 画像表示装置取付方法を説明する分解図である。 座った状態での使用状態を示す斜視図である。 横向けに寝ている状態での使用状態を示す斜視図である。 仰向けに寝ている状態での使用状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態を実施形態毎に詳細に説明する。
図1は本考案の一実施形態にかかる画像表示装置支持具の未使用時の状態を説明する外観図である。図1の(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は左側面図を示す。
図1の(B)に示すように、正面から見ると、この画像表示装置支持具の「く」の字クッション20と持ち手部22と「く」の字クッション21は直列的に連なっており、「く」の字クッション20と「く」の字クッション21との間には、画像表示装置を固定するための保持ベルト18が橋渡されている。「く」の字クッション20の下には長手方向クッション17が設けられている。略コの字型の枠体の底辺である短手方向クッション16からはシート状クッション15が取り付けられている。
図1の(A)に示すように、平面視では未使用時はシート状クッション15は枠体とほぼ同一平面上にあり、図1(C)及び(D)に示すように、右側及び左側から見てもシート状クッション15は枠体とほぼ同一平面上にある。すなわち、未使用時は、シート状クッション15を枠体の内側に収めることができる。
この画像表示装置支持具の骨組みは棒状の枠体を曲げ又は接合して形成されている。すなわち、図2の(B)に示す枠体の正面図において、上部縦枠1、上部横枠2、全長縦枠3、下部横枠4及び下部縦枠5は1本の棒状の枠材を曲げて成形されており、上部縦枠1と上部横枠2の間の角度は略90度であり、上部横枠2と全長縦枠3の間、全長縦枠3と下部横枠4の間及び下部横枠4と下部縦枠5の間の角度も、それぞれ略90度である。
つまり、上部横枠2、全長縦枠3及び下部横枠4は、つながって略コの字型となっており、それぞれの先端に上部縦枠1と下部縦枠5が設けられている。
ここでは1本の棒状の枠体を曲げることによって成形しているが、もちろん1本以上の枠材をつなげたり接合したりして成形しても良く、また、棒状ではなくパイプ状の枠材を2本以上束ねて枠体を成形しても良いし、棒状とパイプ状の枠材を組み合わせて2本以上束ねて枠体を成形しても良い。
下部縦枠5の先端にはギア9がついており、シート取付用縦枠6が接続されている。シート取付用縦枠6とシート取付用横枠7及びシート取付用縦枠8は直列的に連なって成形されており、シート取付用縦枠6とシート取付用横枠7の間及びシート取付用横枠7とシート取付用縦枠8の間は略90度の角度となって略コの字を形成している。ここでは1本の棒状の枠体を曲げることによって成形しているが、もちろん1本以上の枠材をつなげたり接合したりして成形しても良く、また、棒状ではなくパイプ状の枠材を2本以上束ねて枠体を成形しても良いし、棒状とパイプ状の枠材を組み合わせて2本以上束ねて枠体を成形しても良い。
シート取付用縦枠8の先端にはギア10がついており、シート取付縦枠8の先端は接合部11によって下部横枠4に接合されている。シート取付用縦枠8の先端が接合される場所は、全長縦枠3に長手方向クッション17が設けられることを考慮して下部横枠4上の全長縦枠3から所定の距離を持った場所となっている。
上部横枠2と下部横枠4の長さは略同じであり、かつ、全長縦枠3に比して短くなっている(換言すると全長縦枠3が長手方向、上部横枠2と下部横枠4は短手方向となっている)。
図3、図4及び図5は、本考案の一実施形態にかかる画像表示装置支持具の透視図であり、図3は正面図、図4は右側面図、図5は斜視図のそれぞれ透視図を示す。本考案の画像表示装置支持具は、骨組みとなる枠体のまわりにクッション材を設けて作られており、本図において、枠体、ギヤなどの内蔵物は実線で記載されている。
図3及び図5において、上部横枠2の真ん中部分には持ち手部22があり、この部分は画像表示装置支持具を運搬する際に握るための持ち手として使用できる。
すなわち、画像表示装置支持具は未使用時はシート状クッション15を倒して枠内側に収めることにより、コンパクトな板状の形状とすることができるので、持ち手部22を持つことにより運搬が容易となる。
そして画像表示装置支持具の使用時は、ギア9を介して下部縦枠5とシート取付用縦枠6が回動し、ギア10を介して下部横枠4とシート取付用縦枠8が回動する。つまり、ギア9とギア10はシート取付用縦枠6とシート取付用縦枠8を自由な角度に調節できる軸支手段としての機能を有していることにより、枠体から垂直方向にシート状クッション15を起して最適な角度にして、使用時の姿勢に合わせ背当てにしたり背もたれにしたりして使用する。すなわち、座った状態で使用するときは、シート状クッション15は背もたれとして、横向けに寝ている状態で使用するときはシート状クッション15は背当てとして、さらに仰向けに寝ている状態で使用するときはシート状クッション15を背当て及び枕として使用することにより、画像表示装置操作時の身体にかかる疲労を和らげ、快適に画像表示装置の操作ができる。
シート取付用縦枠6とシート取付用横枠7とシート取付用縦枠8を覆うようにシート状クッション15が設けられている。シート状クッション15は表面を布等の素材で覆われており、シート状クッション15の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。シート状クッション15の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。シート状クッション15の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良く、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
下部横枠4を覆うように短手方向クッション16が設けられており、短手方向クッション16はシート状クッション15と一体化している。短手方向クッション16はシート状クッション15と同じく表面を布等の素材で覆われており、短手方向クッション16の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。短手方向クッション16の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。短手方向クッション16の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良いし、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
全長縦枠3の略下半分を覆うように長手方向クッション17が設けられている。長手方向クッション17は表面を布等の素材で覆われており、長手方向クッション17の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。長手方向クッション17の表面を覆う素材は布に制限されるものではなく例えば、皮革、塩化ビニール等でも良い。長手方向クッション17の中身に関しても上記に制限されず他の素材でも良いし、また、何も入れず空気を充満させたものでも良い。
全長縦枠3の略上半分と上部横枠2の全長縦枠3側から略3分の1までの部分及び上部横枠2の上部縦枠1側略3分の1の部分から上部縦枠1にかけて、それぞれ、「く」の字クッション20及び「く」の字クッション21が枠を覆うように設けられている。「く」の字クッション20及び「く」の字クッション21の表面は塩化ビニール等の素材で覆われており、「く」の字クッション20及び「く」の字クッション21の中身はウレタン、綿等、衝撃を緩和できる素材が入れてある。
「く」の字クッション20及び「く」の字クッション22の表面を覆う素材は塩化ビニールに制限されるものではなく例えば、皮革、布等でも良い。「く」の字クッション20及び「く」の字クッション21の中身に関しても上記素材に制限されるものではなく他の素材でも良い。「く」の字クッションの中身については、画像表示装置を衝撃から保護するために、ある程度の衝撃吸収性を備えつつ、リング部13及びリング部14を上部横枠2及び全長縦枠3に沿わせてスライドさせる必要が生じるため、スライドさせやすいように、ある程度の堅さを持ったものが良い。
図6は、本考案の一実施形態にかかる画像表示装置支持具の骨組みの説明図であり、図6は未使用時の状態を示し、図7は使用時にシート状クッション15を倒した状態での骨組みの説明図を示す。
シート取付用縦枠6と下部縦枠5はギア9を介して回動し、シート取付用縦枠8と下部横枠4ギア10を介して回動する。つまり、ギア9とギア10はシート取付用縦枠6とシート取付用縦枠8を自由な角度に調節できる軸支手段としての機能を有している。
図8に示すように、ギア9及びギア10の回転軸は同一線上にある。また、シート取付用縦枠6とシート取付用縦枠8は、ギア9及びギア10により、図中矢印左右方向のいずれにも回動するようにしてもよい。
図9は長手方向クッション17の要部を示す断面図であり、(A)、(B)及び(C)は長手方向クッション17を示し、(D)は(A)に対する平面図を示し(E)は(C)に対する平面図を示し、(F)は長手方向クッション17を縦に切断した状態におけるα-α線断面図を示し、(G)は長手方向クッション17を縦に切断した状態におけるβ-β線断面図を示す。図9に示すように、全長縦枠3の周りに長手方向クッション17の部材が配置された構造となっている。
図10に示すように、画像表示装置19は保持ベルト18の略中央に固定できるようになっており、保持ベルト18は上部縦枠1と全長縦枠3に橋渡されて設けられている。
すなわち、保持ベルト18の両端は、角度を持って折れ曲がっている保持ベルト折り曲げ片36が設けられており、保持ベルト折り曲げ片36にはリング部留め具用穴35が設けられている。リング部13とリング部14は、ベルト形状の部材に面ファスナー等の着脱機構37を介して大きさの調整を可能としたリング形状である。リング部13及びリング部14は、それぞれ上部縦枠1と全長縦枠3に通されたのち、保持ベルト折り曲げ片36とリング部13及びリング部14に設けられたリング部留め具用穴35にリング部留め具34を挿通させて固定されている。リング部13及びリング部14は、それぞれ上部縦枠1と全長縦枠3に沿ってスライドできるようになっている。
前記画像表示装置19は、画像表示装置収納ケース26に差し入れるようになっており、画像表示装置収納ケース26に収納したうえで、画像表示装置収納ケース留め具25を留めて前記保持ベルト18上に保持される。
画像表示装置収納ケース26は背面に開口部31が設けられ、画像表示装置固定具33は開口部31に挿通され画像表示装置スライド開口部32も挿通されたのち保持ベルト18の裏側から画像表示装置固定具33と嵌合され留められる。画像表示装置スライド開口部32は横長の長孔であり画像表示装置固定具30の固定具の軸がスライド可能な大きさ形状となっている。
前記画像表示装置収納ケース26には、額縁状クッション29が設けられている。額縁状クッション29は衝撃を吸収できる素材で成形され画像表示装置を衝撃から保護する。また、前記画像表示装置収納ケース26の前面は解放され又は透明なシートで覆われている。
画像表示装置19の保持ベルト18上への固定方法は上記に限定されるものではなく、画像表示装置19を嵌め込んで固定できる額縁状の保持枠を保持ベルト18上に設けても良いし、画像表示装置を直接保持ベルト18上に固定しても良い。
上述した構造をもつ画像表示装置支持具の使用例を以下に説明する。
図11は、本考案にかかる画像表示装置支持具を座った状態で利用している状態を表す斜視図である。図11に示すように、シート状クッション15は、人Hの背中と背もたれの間で支えられ、人Hに対する画像表示装置19の高さが保持される。
ソファー等に座った状態で使用する場合は、まず、画像表示装置支持具の下部下枠4がソファー座面に対し水平になるように載置したうえで、画像表示装置支持具の保持ベルト18に画像表示装置19を保持させる。それから、シート状クッション15を下部横枠4に対し上側に、垂直にシート状クッション15を起しておき、上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、上部横枠2が前方に下部横枠4が後方に来るように画像表示装置支持具をソファー等の座面に載置する。
次に、前方の保持ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かし画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。画像表示装置が保持できたら、右利きの人が使用する場合は、右手で画像表示装置の操作をしつつ、左手は長手方向クッション17の上に置く。左利きの人が使用する場合は、左手で画像表示装置の操作をしつつ、補助クッション23を肘置きとして右肘の下に置いて使用する。長手方向クッション17又は補助クッション23を肘置きとして使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ、操作性が向上する。
図12は、本考案にかかる画像表示装置支持具を横向けに寝ている状態で利用している状態を表す斜視図である。図12に示すように、シート状クッション15は、人Hの背中と背もたれの間で支えられ、人Hに対する画像表示装置19の高さが保持される
横向けに寝ている状態で使用する場合は、まず、保持ベルト18に画像表示装置19を保持させておき、画像表示装置支持具の下部下枠4を床面に対し垂直に、かつ、長手方向の枠体である全長縦枠3が床面に対し水平になるように画像表示装置支持具を床に載置させたうえで、シート状クッション15を下部横枠4に対し垂直方向にかつ床面に垂直方向に回動させておく。
そのうえで、シート状クッション15が背中に当たるように上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、長手方向クッション17を枕として、シート状クッション15を背当てとして横向きに寝る。
次に、前方の保持ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かして画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。長手方向クッション17を枕として使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ快適に画像表示装置の操作を行うことができる。
図13は、本考案にかかる画像表示装置支持具を仰向けに寝ている状態で利用している状態を表す斜視図である。図13に示すように、人Hが寝て用いる時には、シート状クッション15が背中、短手方向クッション16が頭になるようにして用いられ、画像表示装置19の人Hに対する角度が保持されている。
仰向けに寝ている状態で使用する場合は、まず、保持ベルト18に画像表示装置19を保持させ、画像表示装置支持具の下部横枠4を床面に対し垂直に、かつ短手方向の枠体である下部横枠4が床面に対し水平になるように画像表示装置支持具を床に載置させたうえで、シート状クッション15を下部横枠4に対し垂直方向にかつ床面に水平に載置するように置く。
そのうえで、シート状クッション15が背中に当たるように上部縦枠1と下部縦枠5の間の隙間から上体を枠体内部に入れ、短手方向クッション16を枕として、シート状クッション15を背当てとして、仰向けに寝る。
次に、前方の保持ベルト18のリング部13を持ち、リング部13を上部縦枠1と全長縦枠3に沿って動かして画像表示装置19の位置を操作しやすい最適な場所に調整する。短手方向クッション16を枕として、シート状クッション15を背当てとして使用することにより、画像表示装置操作時の身体疲労を軽減させ、快適に画像表示装置の操作ができる。
なお、各使用例において、画像表示装置19を最適な位置に調整するには、保持ベルト18の両端に設けられたリング部13及びリング部14を枠体に沿ってスライドさせることにより、画像表示装置19の前後位置を調整する。また、画像表示装置19を最適な角度に調整するには、リング部留め具34とリング部留め具用穴35により保持ベルト18の角度を調整したり、画像表示装置固定具30を介して画像表示装置収納ケース26を回動させて画像表示装置19を最適な角度に調整する。
本実施形態では画像表示装置19を保持する場合について言及したが、画像表示装置支持具で保持するものは画像表示装置19に制限されるものではなく、テレビ、パソコン、スマートフォン等の携帯端末でも良いし、また、雑誌や書籍等の書物等でも良い。
1 上部縦枠
2 上部横枠
3 全長縦枠
4 下部横枠
5 下部縦枠
6 シート取付用縦枠
7 シート取付用横枠
8 シート取付用縦枠
9 ギア
10 ギア
11 接合部
12 上部横枠先端ストッパー
13 リング部
14 リング部
15 シート状クッション
16 短手方向クッション
17 長手方向クッション
18 保持ベルト
19 画像表示装置
20 「く」の字クッション
21 「く」の字クッション
22 持ち手部
23 シート状クッション支持ベルト
24 シート状クッション支持ベルト
25 画像表示装置収納ケース留め具
26 画像表示装置収納ケース
27 ストッパー
28 シート状クッション支持ベルト
29 額縁状クッション
30 画像表示装置固定具
31 開口部
32 画像表示装置スライド開口部
33 画像表示装置固定具
34 リング部留め具
35 リング部留め具用穴
36 保持ベルト折り曲げ片
37 着脱機構
H ヒト

Claims (10)

  1. 画像表示装置等の操作の際に使用する画像表示装置等支持具であって、前記画像表示装置等支持具はa字型の骨組みを備えていて、a字型の骨組みの先端近傍部分と対向する部分との間を、a字型の枠組みの上側の辺と並行するように画像表示装置等を固定するための画像表示装置等固定部材(バンド、枠組み等)が渡されていて、前記底辺から垂直方向に直線状の支持棒が2本突出し、2本の支持棒のそれぞれの先端は前記支持棒に対し90度の角度をつけて直線状の枠によってコの字型に成形されており、2本の支持棒と直線状の枠とでコの字型になった枠組みの間にはシート状クッションが取り付けられていること、を特徴とする画像表示装置等支持具。
  2. 前記支持部材と前記枠体とを互いに回動可能に軸支する軸支手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置支持具。
  3. 前記前記支持部材を棒形状または板形状に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置支持具。
  4. 前記支持部材の幅を前記枠体の幅よりも狭く形成し、前記軸支手段の少なくとも一方側を前記枠体の内側に 設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像表示装置支持具。
  5. 前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体は、利用者の前方、後方及び右側方または左側方の三方を囲む枠体であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置支持具。
  6. 前記枠体側に前記保持具により保持された画像表示装置の左右方向と略平行な軸を中心にして前記枠体に対して所定角度を保持可能な支持部材にはシート状クッションが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像表示装置支持具。
  7. 前記画像表示装置保持用支持部材の両端は、前記画像表示装置保持用支持部材が取り付けられた枠体に沿ってスライド可能であることを特徴とした請求項1から請求項6のいずれか
    に記載の画像表示装置支持具。
  8. 前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体の短手方向の一辺にはクッションが取り付けられており、且つ、長手方向の側枠の一方にもクッションが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像表示装置等支持具。
  9. 前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体の長手方向の枠の一部には、前記画像表示装置を固定するための画像表示装置保持用支持部材が取り付けられた枠体が開閉可能になる軸支手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の画像表示装置支持具。
  10. 画像表示装置を保持する保持具と、前記保持具を支持する画像表示装置保持用支持部材と、前記画像表示装置保持用支持部材を取り付ける枠体と、
    前記画像表示装置保持用支持部材に対向する前記枠体側に前記保持具により保持された画像表示装置の左右方向と略平行な軸を中心にして前記枠体に対して所定角度を保持可能な支持部材とを備えたことを特徴とする画像表示装置支持具。
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